JPH061839Y2 - マグネット型製図装置 - Google Patents
マグネット型製図装置Info
- Publication number
- JPH061839Y2 JPH061839Y2 JP1988125374U JP12537488U JPH061839Y2 JP H061839 Y2 JPH061839 Y2 JP H061839Y2 JP 1988125374 U JP1988125374 U JP 1988125374U JP 12537488 U JP12537488 U JP 12537488U JP H061839 Y2 JPH061839 Y2 JP H061839Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnets
- plate
- magnet
- pole
- attraction
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は磁気力を利用して操作器の向きを規制するよう
にした製図装置に関する。
にした製図装置に関する。
第２図に示すように、図板２０上面の一定方向に、略同
一幅を有したＳ極とＮ極の帯状のマグネット２２を多数
交互に平面的に配列固定する一方、操作器２４の基板２
６に固定された吸着板２８下面に、前記マグネット２２
と同一幅を有するマグネット３０を、複数個一定方向に
取り付け、該吸着板２８と図板２０間に磁気吸引力が作
用して前記吸着板２８が常に一定方向を向くように成
し、該吸着板２８に基板２６を介して直定規３２を連結
した製図装置が特公昭４８−１３６１６号公報に開示さ
れている。
一幅を有したＳ極とＮ極の帯状のマグネット２２を多数
交互に平面的に配列固定する一方、操作器２４の基板２
６に固定された吸着板２８下面に、前記マグネット２２
と同一幅を有するマグネット３０を、複数個一定方向に
取り付け、該吸着板２８と図板２０間に磁気吸引力が作
用して前記吸着板２８が常に一定方向を向くように成
し、該吸着板２８に基板２６を介して直定規３２を連結
した製図装置が特公昭４８−１３６１６号公報に開示さ
れている。
上記製図装置は、図板２０側のマグネットに対して、吸
着板２８側のマグネット３０が第２図のように、異極が
対向している場合には、両者間に吸引力が作用するが、
操作器２４を第２図上、左右方向にずらした場合、マグ
ネット３０と２２の同極同しが対向することがあり、こ
の場合、操作器２４は、図板２０面から反発力を受け、
操作器２４が図板２０上で不安定な状態となり、操作器
２４に図板２０側のマグネット２２から方向規制力が及
ばなくなるという欠陥が存した。本考案は上記欠陥を除
去することを目的とするものである。
着板２８側のマグネット３０が第２図のように、異極が
対向している場合には、両者間に吸引力が作用するが、
操作器２４を第２図上、左右方向にずらした場合、マグ
ネット３０と２２の同極同しが対向することがあり、こ
の場合、操作器２４は、図板２０面から反発力を受け、
操作器２４が図板２０上で不安定な状態となり、操作器
２４に図板２０側のマグネット２２から方向規制力が及
ばなくなるという欠陥が存した。本考案は上記欠陥を除
去することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、図板２上面の一定
方向に略同一幅を有したＳ極とＮ極の帯状のマグネット
４を多数交互に平面的に互いに平行に配列固定する一
方、直定規が連結する吸着板１２に前記帯状マグネット
４と略同一幅を有するＳ極とＮ極の帯状のマグネット１
４を複数交互に互いに平行に前記図板２面に近接して配
設し、該吸着板１２の各マグネット１４の配列間隔を前
記図板２側の各マグネット４の配列間隔に対して所定量
ずらし、前記吸着板１２側のマグネット１４と図板２側
のマグネット４間に働く吸引力と反発力とをバランスさ
せたものである。
方向に略同一幅を有したＳ極とＮ極の帯状のマグネット
４を多数交互に平面的に互いに平行に配列固定する一
方、直定規が連結する吸着板１２に前記帯状マグネット
４と略同一幅を有するＳ極とＮ極の帯状のマグネット１
４を複数交互に互いに平行に前記図板２面に近接して配
設し、該吸着板１２の各マグネット１４の配列間隔を前
記図板２側の各マグネット４の配列間隔に対して所定量
ずらし、前記吸着板１２側のマグネット１４と図板２側
のマグネット４間に働く吸引力と反発力とをバランスさ
せたものである。
上記した構成において、操作器６を図板２に沿ってスラ
イドさせると、吸着板１２は、図板２側のマグネット４
から方向規制力を受け、この規制力によって、操作器６
を図板２面上の任意の位置に並進移動させることができ
る。マグネツト４と１４間の吸引力と反発力はバランス
し、操作器６は自重により、図板２上の任意の位置にお
いて安定的に載置される。
イドさせると、吸着板１２は、図板２側のマグネット４
から方向規制力を受け、この規制力によって、操作器６
を図板２面上の任意の位置に並進移動させることができ
る。マグネツト４と１４間の吸引力と反発力はバランス
し、操作器６は自重により、図板２上の任意の位置にお
いて安定的に載置される。
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
２は磁極図板であり、該図板２上面には、適宜な幅を有
する互いに同一寸法幅のＳ極とＮ極の帯状マグネット４
が交互に直線状に配列固定され、該図板２上面にマグネ
ット４帯群によるマグネット平面を形成している。
する互いに同一寸法幅のＳ極とＮ極の帯状マグネット４
が交互に直線状に配列固定され、該図板２上面にマグネ
ット４帯群によるマグネット平面を形成している。
前記帯状マグネット４群の長手方向は図板２のＹ軸に平
行に設定されることが望ましい。６は操作器であり、こ
れの基板８に支軸１０が回転調整可能に固定され、前記
基板８に直定規が脱着可能に固定されている。前記支軸
１０の下端には吸着板１２が固定され、該吸着板１２に
は前記マグネット４と略同じ幅で適宜な長さを有し、且
つ、Ｓ極と、Ｎ極が交互に配列されて、前記図板２のマ
グネット平面に平行に対向すべく、帯状マグネット１４
が固設されている。前記吸着板１２側の各マグネット１
４間の配列間隔は、前記図板２側のマグネット１４の幅
の1/2に設定され、これにより吸着板１２側のマグネッ
ト１４の配列位相を前記図板２側のマグネット４の配列
位相に対してずらし、マグネット４と１４との間に働く
吸引力と反発力の磁力が丁度バランスするように設定さ
れている。
行に設定されることが望ましい。６は操作器であり、こ
れの基板８に支軸１０が回転調整可能に固定され、前記
基板８に直定規が脱着可能に固定されている。前記支軸
１０の下端には吸着板１２が固定され、該吸着板１２に
は前記マグネット４と略同じ幅で適宜な長さを有し、且
つ、Ｓ極と、Ｎ極が交互に配列されて、前記図板２のマ
グネット平面に平行に対向すべく、帯状マグネット１４
が固設されている。前記吸着板１２側の各マグネット１
４間の配列間隔は、前記図板２側のマグネット１４の幅
の1/2に設定され、これにより吸着板１２側のマグネッ
ト１４の配列位相を前記図板２側のマグネット４の配列
位相に対してずらし、マグネット４と１４との間に働く
吸引力と反発力の磁力が丁度バランスするように設定さ
れている。
次に本実施例の作用について説明する。
操作器６を図板２上に載置し、操作器６を図板２で手操
作により回転させると、吸着板１２のマグネット１４が
図板２側のマグネット４と平行に対向したところで、吸
着板１２のマグネット１４は、図板２のマグネット４の
吸引磁気力によりこれと平行な方向に方向規制力を強く
受ける。本実施例ではこの方向規制力を受ける間隔が従
来装置に比し1/2となり、従って、製図装置の分解能が
２倍になる。この状態で操作器６への外部操作力を解除
すると、吸着板１２は、図板２マグネツト４の長手方向
に対して一定の角度となる。このとき、直定規が図板２
上のＸ座標軸あるいは、Ｙ座標軸と平行となるように、
予め、吸着板１２の、操作器６基板８に対する角度を調
整しておく。操作器６を、手操作によって、これに対し
て、回転力を与えないようにして、図板２上をスライド
移動させると、吸着板１２は、図板２側のマグネット４
から短い間隔で方向規制力を受けて一定の角度を保持
し、基板８に固定した直定規を図板２に沿って並進移動
させることができる。図板２側のマグネット４の配列に
対する吸着板１２側のマグネット１４の配列の位相のず
れにより、吸着板１２側の全てのマグネット１４が図板
２側のマグネット４に対して同極で対向することがな
く、両者間に働く吸引と反発の磁力はバランスし、操作
器６は、自重によつて、図板２に密着する。
作により回転させると、吸着板１２のマグネット１４が
図板２側のマグネット４と平行に対向したところで、吸
着板１２のマグネット１４は、図板２のマグネット４の
吸引磁気力によりこれと平行な方向に方向規制力を強く
受ける。本実施例ではこの方向規制力を受ける間隔が従
来装置に比し1/2となり、従って、製図装置の分解能が
２倍になる。この状態で操作器６への外部操作力を解除
すると、吸着板１２は、図板２マグネツト４の長手方向
に対して一定の角度となる。このとき、直定規が図板２
上のＸ座標軸あるいは、Ｙ座標軸と平行となるように、
予め、吸着板１２の、操作器６基板８に対する角度を調
整しておく。操作器６を、手操作によって、これに対し
て、回転力を与えないようにして、図板２上をスライド
移動させると、吸着板１２は、図板２側のマグネット４
から短い間隔で方向規制力を受けて一定の角度を保持
し、基板８に固定した直定規を図板２に沿って並進移動
させることができる。図板２側のマグネット４の配列に
対する吸着板１２側のマグネット１４の配列の位相のず
れにより、吸着板１２側の全てのマグネット１４が図板
２側のマグネット４に対して同極で対向することがな
く、両者間に働く吸引と反発の磁力はバランスし、操作
器６は、自重によつて、図板２に密着する。
本考案は上述の如く、図板側のマグネットの配列間隔に
対して操作器の吸着板側のマグネットの配列間隔を所定
量ずらし、両マグネット間に作用する磁力をバランスさ
せたので、操作器を図板上の任意の位置に一定の方向を
保持させて、安定的に載置させることができる効果が存
する。
対して操作器の吸着板側のマグネットの配列間隔を所定
量ずらし、両マグネット間に作用する磁力をバランスさ
せたので、操作器を図板上の任意の位置に一定の方向を
保持させて、安定的に載置させることができる効果が存
する。
第１図は正面図、第２図は従来技術の説明図である。 ２…図板、４…マグネット、６…操作器、８…基板、１
０…支軸、１２…吸着板、１４…マグネット
０…支軸、１２…吸着板、１４…マグネット
Claims (1)
- 【請求項１】図板２上面の一定方向に略同一幅を有した
Ｓ極とＮ極の帯状のマグネット４を多数交互に平面的に
互いに平行に配列固定する一方、直定規を備えた操作器
６の吸着板１２に前記帯状マグネット４と略同一幅を有
するＳ極とＮ極の帯状のマグネット１４を複数交互に互
いに平行に前記図板２面に近接して配設し、該吸着板１
２の各マグネット１４の配列間隔を前記図板２側の各マ
グネット４の幅の略１／２と成し、前記吸着板１２側の
マグネット１４と図板２側のマグネット４間に働く吸引
力と反発力とをバランスさせたことを特徴とするマグネ
ット型製図装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125374U JPH061839Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | マグネット型製図装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125374U JPH061839Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | マグネット型製図装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246693U JPH0246693U (ja) | 1990-03-30 |
| JPH061839Y2 true JPH061839Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31375929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988125374U Expired - Lifetime JPH061839Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | マグネット型製図装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061839Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2540238Y2 (ja) * | 1993-10-22 | 1997-07-02 | 株式会社マグエックス | ブックエンド |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5214162B2 (ja) * | 1974-09-14 | 1977-04-20 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP1988125374U patent/JPH061839Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0246693U (ja) | 1990-03-30 |
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