JPH0248963Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0248963Y2 JPH0248963Y2 JP15063283U JP15063283U JPH0248963Y2 JP H0248963 Y2 JPH0248963 Y2 JP H0248963Y2 JP 15063283 U JP15063283 U JP 15063283U JP 15063283 U JP15063283 U JP 15063283U JP H0248963 Y2 JPH0248963 Y2 JP H0248963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- tape
- tape deck
- core
- core width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、第1のテープ走行装置と、そのテー
プに対して録音あるいは再生をするための録音あ
るいは再生ヘツドを備えた第1のテープデツキ、
第2のテープ走行装置と、そのテープに録音ある
いは再生するための録音あるいは再生ヘツドを備
えた第2のテープデツキで構成され、一方のデツ
キ、例えば第1のテープデツキで再生した音を、
他方のデツキ、例えば第2のテープデツキで録音
する所謂ダビングが行なえるダブルデツキの改良
に関するものである。
プに対して録音あるいは再生をするための録音あ
るいは再生ヘツドを備えた第1のテープデツキ、
第2のテープ走行装置と、そのテープに録音ある
いは再生するための録音あるいは再生ヘツドを備
えた第2のテープデツキで構成され、一方のデツ
キ、例えば第1のテープデツキで再生した音を、
他方のデツキ、例えば第2のテープデツキで録音
する所謂ダビングが行なえるダブルデツキの改良
に関するものである。
従来からこの種テープデツキに使用されるヘツ
ドとしては、第1図乃至第3図に示すようなもの
が使用されていた。
ドとしては、第1図乃至第3図に示すようなもの
が使用されていた。
即ち、コイルを捲回したステレオ用の2個のコ
ア1の間にシールド板2を介在させて両者の間を
磁気シールドし、これをシールドケース3で囲撓
したもので、各コア1はDなるコア巾を有し、且
つテープ接触面に対しθなる傾斜角を有してい
る。
ア1の間にシールド板2を介在させて両者の間を
磁気シールドし、これをシールドケース3で囲撓
したもので、各コア1はDなるコア巾を有し、且
つテープ接触面に対しθなる傾斜角を有してい
る。
そしてこのヘツドは、第3図のaに示すように
記録波長がコア巾に近づくにつれ、形状効果と呼
ばれる再生出力の波打ち現象が生ずるため、低い
周波数における再生レスポンスは波打ちを生ず
る。
記録波長がコア巾に近づくにつれ、形状効果と呼
ばれる再生出力の波打ち現象が生ずるため、低い
周波数における再生レスポンスは波打ちを生ず
る。
この現象を抑制するために、コア巾Dや、傾斜
角θ、及びシールドケース3の形状に工夫をして
平坦な周波数特性を得るように努力はされている
が、完全に平坦化することはできなかつた。
角θ、及びシールドケース3の形状に工夫をして
平坦な周波数特性を得るように努力はされている
が、完全に平坦化することはできなかつた。
ダブルデツキに於ては、同一のヘツドを第1の
テープデツキと第2のテープデツキに使用するた
め、コア巾Dや、傾斜角θ、及びシールドケース
3などの形状効果に及ぼす影響も同一となり、一
方のテープデツキから他方のテープデツキにダビ
ングを行つた場合には、双方の形状効果が強調さ
れて、第3図のbのような一層ひどい波打ち現象
となつてしまう欠点があつた。
テープデツキと第2のテープデツキに使用するた
め、コア巾Dや、傾斜角θ、及びシールドケース
3などの形状効果に及ぼす影響も同一となり、一
方のテープデツキから他方のテープデツキにダビ
ングを行つた場合には、双方の形状効果が強調さ
れて、第3図のbのような一層ひどい波打ち現象
となつてしまう欠点があつた。
本考案は、第1のテープデツキのヘツドのコア
巾と、第2のテープデツキのコア巾を異ならさせ
て、ダビング時の低域の周波数特性を改善し、従
来の欠点を除去したダブルデツキを提供すること
を目的とするものである。
巾と、第2のテープデツキのコア巾を異ならさせ
て、ダビング時の低域の周波数特性を改善し、従
来の欠点を除去したダブルデツキを提供すること
を目的とするものである。
以下、第4図乃至第6図に示す実施例について
本考案を説明する。
本考案を説明する。
第4図に示すように、各テープデツキに備えら
れるそれぞれのヘツドA,Bはコイルを捲回した
ステレオ用の2つのコア1間にシールド板2を介
在させて磁気シールドし、シールドケース3で囲
撓することは従来と変りはないが、第1のテープ
デツキのヘツドAのコア巾D1と、第2のテープ
デツキのヘツドBのコア巾D2とではコア巾が異
なつている。
れるそれぞれのヘツドA,Bはコイルを捲回した
ステレオ用の2つのコア1間にシールド板2を介
在させて磁気シールドし、シールドケース3で囲
撓することは従来と変りはないが、第1のテープ
デツキのヘツドAのコア巾D1と、第2のテープ
デツキのヘツドBのコア巾D2とではコア巾が異
なつている。
従つてヘツドAとヘツドBとではコア巾が異な
るために形状効果も異なり、再生レスポンスに山
谷が現われる周波数が第1のヘツドAと第2のヘ
ツドBとでは異なつて来る。
るために形状効果も異なり、再生レスポンスに山
谷が現われる周波数が第1のヘツドAと第2のヘ
ツドBとでは異なつて来る。
そして、例えば第2のテープデツキから第1の
テープデツキにダビングした後に第1のテープデ
ツキで再生する場合には、第2のヘツドBによる
形状効果と第1のヘツドAによる形状効果を合成
したものとなるが、これ等のヘツドA,Bの再生
レスポンスの山谷の位置がずれているために、山
谷の位置が重複することに起因する形状効果の強
め合いが見られない。
テープデツキにダビングした後に第1のテープデ
ツキで再生する場合には、第2のヘツドBによる
形状効果と第1のヘツドAによる形状効果を合成
したものとなるが、これ等のヘツドA,Bの再生
レスポンスの山谷の位置がずれているために、山
谷の位置が重複することに起因する形状効果の強
め合いが見られない。
第5図は傾斜角θを持たないコアであるが、こ
の傾斜角のないコアの形状効果の理論値は、コア
巾D1が1.7ミリ、0.6ミリの場合が第6図a,bで
示されており、その合成の再生レスポンスは同図
cのようになる。
の傾斜角のないコアの形状効果の理論値は、コア
巾D1が1.7ミリ、0.6ミリの場合が第6図a,bで
示されており、その合成の再生レスポンスは同図
cのようになる。
このように本考案は、2つのテープデツキのヘ
ツドのコア巾を異ならさせたので、ダビングした
後の低周波の再生レスポンスは、同一のコア巾の
ヘツドを使用したものよりも遥かに平坦化するこ
とができ、低域での良好な周波数特性を得ること
ができる。
ツドのコア巾を異ならさせたので、ダビングした
後の低周波の再生レスポンスは、同一のコア巾の
ヘツドを使用したものよりも遥かに平坦化するこ
とができ、低域での良好な周波数特性を得ること
ができる。
第1図〜第3図は従来のダブルデツキに使用さ
れるヘツドの正面図、第2図はそのコアの形状
図、第3図は低域の周波数特性図、第4図〜第6
図は本考案の実施例で第4図はそのヘツドの正面
図、第5図はそのコアの形状図、第6図は低域の
周波数特性図である。 1…コア、2…シールド板、3…シールドケー
ス、A…第1のテープデツキのヘツド、B…第2
のテープデツキのヘツド、D,D1,D2…コア巾。
れるヘツドの正面図、第2図はそのコアの形状
図、第3図は低域の周波数特性図、第4図〜第6
図は本考案の実施例で第4図はそのヘツドの正面
図、第5図はそのコアの形状図、第6図は低域の
周波数特性図である。 1…コア、2…シールド板、3…シールドケー
ス、A…第1のテープデツキのヘツド、B…第2
のテープデツキのヘツド、D,D1,D2…コア巾。
Claims (1)
- 2組のテープ走行装置と、該テープ走行装置の
各々に磁気ヘツドを備えたダブルデツキにおい
て、第1のテープ走行装置に備えた録音あるいは
再生ヘツドのコア巾と、第2のテープ走行装置に
備えた録音あるいは再生ヘツドのコア巾とを異な
らしめたことを特徴とするダブルデツキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15063283U JPS6060017U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | ダブルデツキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15063283U JPS6060017U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | ダブルデツキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6060017U JPS6060017U (ja) | 1985-04-26 |
JPH0248963Y2 true JPH0248963Y2 (ja) | 1990-12-21 |
Family
ID=30334034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15063283U Granted JPS6060017U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | ダブルデツキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6060017U (ja) |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP15063283U patent/JPS6060017U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6060017U (ja) | 1985-04-26 |
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