JPS6025694Y2 - 多素子磁気ヘツド - Google Patents
多素子磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS6025694Y2 JPS6025694Y2 JP1977079681U JP7968177U JPS6025694Y2 JP S6025694 Y2 JPS6025694 Y2 JP S6025694Y2 JP 1977079681 U JP1977079681 U JP 1977079681U JP 7968177 U JP7968177 U JP 7968177U JP S6025694 Y2 JPS6025694 Y2 JP S6025694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic core
- magnetic head
- winding end
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気ヘッドの磁気回路に係るものであり、さら
に具体的には巻線されたコイルの引出し構造に関するも
のである。
に具体的には巻線されたコイルの引出し構造に関するも
のである。
また本考案は特にフェライトあるいはセンダスト、アル
パームを材料として使用する場合に有効である。
パームを材料として使用する場合に有効である。
一般に多素子磁気ヘッドの巻線端部引出し構造は、特に
その為の溝を持たない場合と、第１図のようにＩ形磁心
１と突き合わせたコ形磁心２の底部の突き合わせ部分の
反対側中央に巻線端部３を引出す為の巻線端部引出し溝
４を設けて固着剤で固定したり、第２図のように■形磁
心６と突き合わせたコ形磁心７の底部の突き合わせ部分
の反対側両端に巻線端部８を引出す為の巻線端部引出し
溝９を設けて固着剤で固定するなどしている。
その為の溝を持たない場合と、第１図のようにＩ形磁心
１と突き合わせたコ形磁心２の底部の突き合わせ部分の
反対側中央に巻線端部３を引出す為の巻線端部引出し溝
４を設けて固着剤で固定したり、第２図のように■形磁
心６と突き合わせたコ形磁心７の底部の突き合わせ部分
の反対側両端に巻線端部８を引出す為の巻線端部引出し
溝９を設けて固着剤で固定するなどしている。
ここで第１図と第２図の５，１０はどちらもトラック間
シールドである。
シールドである。
巻線端部引出し溝を設ける理由は、一般に多素子磁気ヘ
ッドでは複数の巻線端部を間違いなく所定の端子に配線
接続する為の整理をすることと配線時巻線端部が自由に
なっていて角部等に当たって断線や絶縁性の低下等の問
題が生じないように固定すること等による。
ッドでは複数の巻線端部を間違いなく所定の端子に配線
接続する為の整理をすることと配線時巻線端部が自由に
なっていて角部等に当たって断線や絶縁性の低下等の問
題が生じないように固定すること等による。
しかし従来の第１図や第２図の構造では巻線端部引出し
溝が磁心の一部に切っであることから巻線端部が磁心の
一部に非常に接近してしまい、例えばＭ。
溝が磁心の一部に切っであることから巻線端部が磁心の
一部に非常に接近してしまい、例えばＭ。
−２ｎフエライトやセンダスト等比抵抗の小さな磁性体
を用いる場合は電気絶縁性が大きな問題になる。
を用いる場合は電気絶縁性が大きな問題になる。
又この部分で絶縁フィルムなどをその間に持たせること
は磁心が小さいものでは困難であり、巻線と磁心間の電
気的絶縁性の低下が問題であった。
は磁心が小さいものでは困難であり、巻線と磁心間の電
気的絶縁性の低下が問題であった。
本考案の目的は、以上の欠点を改良することができるよ
うな多素子磁気ヘッドを提供することである。
うな多素子磁気ヘッドを提供することである。
第３図、第４図および第５図を用いて、本考案について
説明する。
説明する。
第３図において後部磁心１１とＬ形をした非磁性ブロッ
ク１３を接着して、磁気空隙を構成する頭部磁心１２と
の突き合わせ面側を平滑平面に研摩した後、トラック分
割溝１５及び巻線端部引出し溝１４を切り、巻線された
対向する頭部磁心１２と突き合わせて固着し、巻線端部
１６をその引出し溝１４を通し、その部分で固着する。
ク１３を接着して、磁気空隙を構成する頭部磁心１２と
の突き合わせ面側を平滑平面に研摩した後、トラック分
割溝１５及び巻線端部引出し溝１４を切り、巻線された
対向する頭部磁心１２と突き合わせて固着し、巻線端部
１６をその引出し溝１４を通し、その部分で固着する。
第４図は本考案の他の実施例であり、Ｉ形磁心１７に非
磁性ブロック１９を接着した例であり、巻線端部引出し
溝１８はＩ形磁１７と接着する前に切っておくとよい。
磁性ブロック１９を接着した例であり、巻線端部引出し
溝１８はＩ形磁１７と接着する前に切っておくとよい。
更に他の実施例として、第５図は底部に巻線したコ形磁
心２０に非磁性ブロック２１を接着した例であり巻線端
部引出し溝２２はコ形磁心２０と非磁性ブロツク２１を
接着する前に切っておくとよい。
心２０に非磁性ブロック２１を接着した例であり巻線端
部引出し溝２２はコ形磁心２０と非磁性ブロツク２１を
接着する前に切っておくとよい。
尚、トラック分割溝２３はコ形磁心２０となる磁性体ブ
陥ツクとブロック２１を接着抜切られる。
陥ツクとブロック２１を接着抜切られる。
以上の説明の如く本考案によれば、巻線端部引出し溝に
よる長所である巻線端部の整理と固定が行なわれ、短所
である電気的絶縁性の低下に対する問題も非磁性ブロッ
クの絶縁性のためなくなり品質の高い多素子磁気ヘッド
が得られる。
よる長所である巻線端部の整理と固定が行なわれ、短所
である電気的絶縁性の低下に対する問題も非磁性ブロッ
クの絶縁性のためなくなり品質の高い多素子磁気ヘッド
が得られる。
尚、巻線端部引出し溝は巻線１個に対して１つとは限ら
ず、複数を有してもよい。
ず、複数を有してもよい。
第１図及び第２図は従来ヘッドの巻線端部処理を説明す
るための斜視図、第３図は本考案の磁気ヘッド巻線端部
近傍を示す斜視図、第４図及び第５図は本考案の他の実
施例を示す斜視図である。 １１・・・・・・後部磁心、１２・・・・・・頭部磁心
、１３゜１９．２１・・・・・・非磁性ブロック、１４
．１８．２２・・・・・・巻線端部引出し溝、１５，２
３・・・・・・トラック分割溝、１６・・・・・・巻線
端部、１７・・・・・・Ｉ形磁心、２０・・・・・・コ
形磁心。
るための斜視図、第３図は本考案の磁気ヘッド巻線端部
近傍を示す斜視図、第４図及び第５図は本考案の他の実
施例を示す斜視図である。 １１・・・・・・後部磁心、１２・・・・・・頭部磁心
、１３゜１９．２１・・・・・・非磁性ブロック、１４
．１８．２２・・・・・・巻線端部引出し溝、１５，２
３・・・・・・トラック分割溝、１６・・・・・・巻線
端部、１７・・・・・・Ｉ形磁心、２０・・・・・・コ
形磁心。
Claims (1)
- 電気的絶縁性の高い非磁性体ブロックに磁気回路を構成
する第１および第２の磁性体の接合体が接着され、該接
合体は所用数の磁気ヘッド素子に分割され、個々の磁気
ヘッド素子にはコイルが巻かれ、前記非磁性体ブ陥ツク
の前記各磁気ヘッド素子のコイル端部引出し位置には溝
が形成されていることを特徴とする多素子磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977079681U JPS6025694Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 多素子磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977079681U JPS6025694Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 多素子磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS547626U JPS547626U (ja) | 1979-01-18 |
| JPS6025694Y2 true JPS6025694Y2 (ja) | 1985-08-02 |
Family
ID=28997869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977079681U Expired JPS6025694Y2 (ja) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | 多素子磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025694Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506347U (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-23 | ||
| JPS5143779U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-03-31 |
-
1977
- 1977-06-20 JP JP1977079681U patent/JPS6025694Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506347U (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-23 | ||
| JPS5143779U (ja) * | 1974-09-30 | 1976-03-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS547626U (ja) | 1979-01-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6025694Y2 (ja) | 多素子磁気ヘツド | |
| US4811146A (en) | Composite magnetic head | |
| JPS58162015A (ja) | 小型トランス | |
| JPH0445126Y2 (ja) | ||
| JP2618860B2 (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法 | |
| JPS58212618A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
| JPH0248963Y2 (ja) | ||
| JPS5912757Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
| JP2942156B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH03296906A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH042412Y2 (ja) | ||
| JPH0734486Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS5834582Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH034969Y2 (ja) | ||
| JPS6213215Y2 (ja) | ||
| JPS6341610Y2 (ja) | ||
| JPS6232338Y2 (ja) | ||
| JPH0337127Y2 (ja) | ||
| JP2543880Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH0316091Y2 (ja) | ||
| JPS6346889Y2 (ja) | ||
| JP2942164B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| KR100200853B1 (ko) | 자기기록 재생용 자기헤드 및 그 제조방법 | |
| JPH079203Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH0229521Y2 (ja) |