JPS6346889Y2 - - Google Patents

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JPS6346889Y2
JPS6346889Y2 JP15335180U JP15335180U JPS6346889Y2 JP S6346889 Y2 JPS6346889 Y2 JP S6346889Y2 JP 15335180 U JP15335180 U JP 15335180U JP 15335180 U JP15335180 U JP 15335180U JP S6346889 Y2 JPS6346889 Y2 JP S6346889Y2
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JP
Japan
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pin
magnetic head
pins
karage
terminal
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JP15335180U
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JPS5775626U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビデオテープレコーダの録音再生等に
用いられる磁気ヘツドであつて、ケース内にコイ
ル、フロントコア、バツクコア等から組立てられ
たヘツド本体2組を収納して成る磁気ヘツドに係
り、更に詳細には互いに対向して設置されている
からげピンの位置を上下方向(端子ピンの突出方
向)にずらし、両者の中心線またはその延長線を
所定寸法だけ離すことによつて、相対向するから
げピン部の接触を防ぎ、その品質性能を確保した
磁気ヘツドに関する。
ビデオテープレコーダの音録再生等に用いる磁
気ヘツドの一例は第1図(バツクモールドを行な
う前の平面図)および第2図(第1図における
−断面を矢印方向に視た図でバツクモールドを
行つた後のものを示した図)に示されるような構
造を有している。すなわち、両図において、磁気
ヘツド1はケース2内に、2組のヘツド本体11
Aおよび11Cを挿入後、接着剤等3によつて、
本体11Aおよび11Cとケース2とが接着さ
れ、さらに、バツクモールド4が施こされてい
る。本体11Aおよび11Cはフロントコア1
2、バツクコア13、コイル21Aおよび21C
等から成つている。
第3図はコイル21の詳細を示す図である。同
図において、1組のヘツド本体11Aまたは11
Cは2個の中心線21−1,21−2を組合わせ
て用いている。各コイル21は巻線部22、巻線
部22と一体的に成形された端子台23、端子台
23に取付けられ、かつ互いに導通しており、相
互に直角方向に端子台23から突出している端子
ピン24、からげピン25を具えており、また巻
線部22の外側には巻線26が巻回されており、
巻線26の端部はからげピン25にからげられて
いる。端子台の側面にはコイル21−1の場合に
は嵌合孔28が、コイル21−2の場合には嵌合
ピン27が設けられており、この嵌合ピン27を
嵌合孔28に挿入嵌合せしめると第4図に示すよ
うなダブルコイル21Aまたは21Cが組立てら
れる。このダブルコイル21Aおよび21Cにそ
れぞれフロントコア12、バツクコア13を組付
ければ本体11A,11Cが組み立てられ、これ
がケース2に収納されている(第1図、第2図参
照)。
ビデオテープレコーダのテープにおいてはオー
デイオAとコントロールCとのトラツク間の距離
は規格によつて一定に統一されているので、磁気
ヘツドのオーデイオ用ヘツド本体11Aとコント
ロール用ヘツド本体11Cとは所定の距離をへだ
てて組付けることが必要である。
第5図は従来の磁気ヘツドの組立状況をコイル
の関係位置で示したものである。すなわち巻線部
22の中心軸の相互間の距離aは規格によつて定
められた所定寸法にしなければならない。またこ
の巻線部22の肉厚も熱硬化性樹脂を用いれば最
小0.3mmは必要であり、端子台23の巾bも端子
ピン24の強度を確保するためにはある程度の大
きさが必要である。したがつて、端子台23のか
らげピン突出面間の距離cはかなり小さな値とな
ることは避けられない。従来からげピン25は端
子台23のからげピン突出面のほぼ中心部から突
出するようになつていた。またこのからげピン2
5は巻線26の端部をからげるため、ある程度の
長さdが必要であり、距離cが小さいときはダブ
ルコイル21Aおよび21Cのからげピン25は
第5図に示すようにきわめて近接して組立てら
れ、場合によつては相互に接触し、あるいは巻線
26をからげた後半田あげをすれば、その半田あ
げの際に生ずるツノが互いに接触し、磁気ヘツド
の性能不良の原因となる欠点があつた。
本考案は以上述べた従来の磁気ヘツドの欠点を
改善し、からげピン等の接触による性能不良を無
くした磁気ヘツドを提供することを目的としてい
る。
本考案はからげピンをからげピン突出面の中心
から端子ピンの突出方向(第3図ないし第8図に
おける上下方向、以下単に「上下方向」という。)
にずらし、磁気ヘツドに組立てられたコイルの互
いに相対向するからげピンの中心線またはその延
長線間の距離を所定寸法だけ離すことによつて前
記目的を達成している。
以下図面に基いて本考案の実施例について説明
する。第6図は本考案に係る第1の実施例の磁気
ヘツドに使用するダブルコイルを示す図である。
同図において、ダブルコイル21Aまたは21C
の2つのからげピン25はからげピン突出面の中
心から上下方向にそれぞれ所定寸法だけずれてお
り、両者の中心線は寸法eだけ離れている。この
ダブルコイル21A,21Cを相互に対向するか
らげピン25が上下にずれるように組立てれば第
8図に示すようになり、この場合にも対向するか
らげピンの中心線間の距離は寸法eになる。この
寸法eは両からげピンの接触または半田あげの際
に生ずるツノを防ぐためには最小限0.2+2t(mm)
は必要である。ただしここで2tはからげピン25
の太さ(mm)である。
本考案に係る磁気ヘツドの他の部分の構成は前
記した従来例と異るところはないので説明は省略
する。本例にあつてはからげピン突出面間の距離
fは従来の寸法c(第5図参照)よりも遥かに小
さくすることができ、したがつて巻線部22の肉
厚も、端子台23の巾bも、またからげピン25
の長さdも充分に大きくとることができ、コイル
の構造が堅牢なものとなり、しかもからげピンま
たは半田のツノの接触による性能不良のおそれは
ない。
第7図は本考案に係る第2の実施例の磁気ヘツ
ドに使用するダブルコイルを示す図である。同図
において、ダブルコイル21Aまたは21Cの2
つのからげピン25はからげピンの突出面の中心
線から下方向に所定寸法だけずれている。このダ
ブルコイル21Aまたは21Cを所定寸法だけ上
方向にずれて突出したからげピン25を有するダ
ブルコイルと相対向して組合わせれば、その状況
は丁度第8図に示すようになる。本例にあつても
中心線の構造が堅牢なものとなり、またからげピ
ンまたは半田の接触による性能不良を招く恐れが
ない点は第1の実施例と全く同様である。なおオ
ーデイオ用のヘツド本体とコントロール用のヘツ
ド本体とを識別する必要がある場合に、からげピ
ンのずらせ方をオーデイオ用とコントロール用と
で一定にするように定めれば、他の識別を付する
必要がなくなる。
本考案は以上述べたように、ビデオテープレコ
ーダの録音再生等に用いる磁気ヘツドの性能不良
を無くし、ビデオテープレコーダの性能向上、原
価低減等、きわめて優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオテープレコーダの音録、再生等
に用いる磁気ヘツドの一例を示す平面図(バツク
モールドを行なう前を示している。)、第2図は第
1図における−断面を矢印方向に視た図(バ
ツクモールドを行つた後に示している。)、第3図
はそのコイルの詳細を示した図、第4図は2つの
コイルを組合わせたダブルコイルの図、第5図は
従来の磁気ヘツドの組立状況をコイルの関係位置
で示した図、第6図、第7図はそれぞれ本考案の
第1、および第2の実施例のダブルコイルを示す
図、第8図は本考案に係る磁気ヘツドの組立状況
をコイルの関係位置で示した図である。 1……磁気ヘツド、2……ケース、3……接着
剤、4……バツクモールド、11A,11C……
ヘツド本体、12……フロントコア、13……バ
ツクコア、21……コイル、21A,21C……
ダブルコイル、22……巻線部、23……端子
台、24……端子ピン、25……からげピン、2
6……巻線、27……嵌合ピン、28……嵌合
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外側に巻線を巻回した巻線部と、互いに導通
    しかつ直角方向に突出する端子ピンおよびから
    げピンを具えた端子台とより構成されるコイル
    2個と、フロントコア、バツクコアとを組付け
    た磁気ヘツド本体の2組を、相互の端子台のか
    らげピンの突出面を相対向するごとく配置しケ
    ース内に収納して成る磁気ヘツドにおいて、前
    記からげピンの突出部をからげピン突出面の中
    心点から端子ピンの突出方向にずらすことによ
    つて、相互に対向するからげピンの中心線また
    はその延長線が所定寸法だけ離れていることを
    特徴とする磁気ヘツド。 (2) からげピンの太さを2t(mm)としたとき前記
    所定寸法は、0.2+2t(mm)以上である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の磁気ヘツド。
JP15335180U 1980-10-27 1980-10-27 Expired JPS6346889Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15335180U JPS6346889Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15335180U JPS6346889Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5775626U JPS5775626U (ja) 1982-05-10
JPS6346889Y2 true JPS6346889Y2 (ja) 1988-12-05

Family

ID=29512607

Family Applications (1)

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JP15335180U Expired JPS6346889Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

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