JPS5816529B2 - 複合形磁気ヘツド - Google Patents
複合形磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS5816529B2 JPS5816529B2 JP52027259A JP2725977A JPS5816529B2 JP S5816529 B2 JPS5816529 B2 JP S5816529B2 JP 52027259 A JP52027259 A JP 52027259A JP 2725977 A JP2725977 A JP 2725977A JP S5816529 B2 JPS5816529 B2 JP S5816529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- composite magnetic
- head
- tape
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複合形磁気ヘッド、とくにカセットテープの
録音(記録)および再生(読出し)に使用する複合形磁
気ヘッドに関するものである。
録音(記録)および再生(読出し)に使用する複合形磁
気ヘッドに関するものである。
複合形磁気ヘッドは音響用またはデータ用カセット磁気
テープレコーダに使用され、録音(記録)用磁気ヘッド
と再生(読出し)用磁気ヘッドとを組み合わせたもので
ある。
テープレコーダに使用され、録音(記録)用磁気ヘッド
と再生(読出し)用磁気ヘッドとを組み合わせたもので
ある。
従来の複合形磁気ヘッドは、テープ面をヘッドギャップ
に密着させるために、ヘッドのテープとの接触面を面一
成形としたり、または同一の曲率をもった曲面で形成し
ていた。
に密着させるために、ヘッドのテープとの接触面を面一
成形としたり、または同一の曲率をもった曲面で形成し
ていた。
しかしこのような複合形磁気ヘッドは、その構造上十分
なラツプアングlしがとれないためテープとの良好な接
触が得られない欠点がある。
なラツプアングlしがとれないためテープとの良好な接
触が得られない欠点がある。
このような型の磁気ヘッドは、テープの接触がテープパ
ッドの動き、遊びおよび大きさなどの影響を受けやすく
、ヘッドの設計においてヘッドギャップの位置にも制約
を与える。
ッドの動き、遊びおよび大きさなどの影響を受けやすく
、ヘッドの設計においてヘッドギャップの位置にも制約
を与える。
このため磁気回路設計上の条件と両立させることが困難
で、充分に良好な録音再生特性を得ることは難しい。
で、充分に良好な録音再生特性を得ることは難しい。
本発明は、このような従来の欠点を有さない複合形磁気
ヘッドを提供することを目的とする。
ヘッドを提供することを目的とする。
すなわち本発明によれば、ヘッド面とテープが良好な接
触を保ち、その接触がパッドの動きや大きさによって影
響されないような改良された複合形磁気ヘッドが提供さ
れる。
触を保ち、その接触がパッドの動きや大きさによって影
響されないような改良された複合形磁気ヘッドが提供さ
れる。
本発明による複合形磁気ヘッドは、独立に成形され結合
された複数の磁気ヘッドを有し、これらの複数の磁気ヘ
ッドの相互の間にヘッドギャップの先端に対して所定の
深さの凹部を設けたものであって、ヘッドギャップの間
隔を好ましくは4ないし7mmとしかつ凹部の深さを好
ましくは0.01ないし0.3 mmの深さとして磁気
テープがこの凹部を経て走行できるようにしたものであ
る。
された複数の磁気ヘッドを有し、これらの複数の磁気ヘ
ッドの相互の間にヘッドギャップの先端に対して所定の
深さの凹部を設けたものであって、ヘッドギャップの間
隔を好ましくは4ないし7mmとしかつ凹部の深さを好
ましくは0.01ないし0.3 mmの深さとして磁気
テープがこの凹部を経て走行できるようにしたものであ
る。
次に添付の図面を参照して本発明の構成と利点を詳細に
説明する。
説明する。
第1図および第2図は従来の複合形磁気ヘッドを示す。
第1図はテープ接触面12が一定の曲率を有する複合形
磁気ヘッド10を示す。
磁気ヘッド10を示す。
磁気テープ14はパッド16によってヘッドギャップ1
8と接触する。
8と接触する。
図かられかるように十分に大きなラップアングルを得る
ことは困難である。
ことは困難である。
また第2図はテープ接触面22が平面状である複合形磁
気ヘッド20を示す。
気ヘッド20を示す。
テープ14が接触面22に平面内に接触するために良好
な接触が得られない欠点がある。
な接触が得られない欠点がある。
本発明による複合形磁気ヘッド30を第3図に示す。
複合形磁気ヘッド30は、独立に成形した2個の単体ヘ
ッド34を相互に結合し、テープ14を曲面状の接触面
32に曲面的に接触させる。
ッド34を相互に結合し、テープ14を曲面状の接触面
32に曲面的に接触させる。
このために両ヘッド34の中間に平板状のチップ36を
設け、ヘッドギャップの先端とチップ上面との距離、す
なわち凹みの深さ38を適切な値に設定し、動作時にこ
の凹みにパッド16が落ち込むことにより十分なラップ
アングルが確保され、テープ14が両ヘッド34の接触
面32と十分に良好な接触を保つようにする。
設け、ヘッドギャップの先端とチップ上面との距離、す
なわち凹みの深さ38を適切な値に設定し、動作時にこ
の凹みにパッド16が落ち込むことにより十分なラップ
アングルが確保され、テープ14が両ヘッド34の接触
面32と十分に良好な接触を保つようにする。
レギュラーカセットの場合、パッド16の長手方向の寸
法が2ないし4朋の範囲のものが多く、この凹みの深さ
3Bの値は両ヘッドギャップ18の先端に接する平面か
ら0.01ないし0.3mmの間の深さに設定するのが
有利である。
法が2ないし4朋の範囲のものが多く、この凹みの深さ
3Bの値は両ヘッドギャップ18の先端に接する平面か
ら0.01ないし0.3mmの間の深さに設定するのが
有利である。
この値が0.3mm以上であると、クロスフィードが悪
化し、パッドの大きさがラップアングルに影響を与える
ため、好ましくない。
化し、パッドの大きさがラップアングルに影響を与える
ため、好ましくない。
なお本実施例では、両ギャップ18の間隔は4ないし7
龍(最適値は5.0ないし5.5 mm )とした。
龍(最適値は5.0ないし5.5 mm )とした。
なお本発明による複合形磁気ヘッドでは、チップ36の
つくる凹部にパッド16が落ち込んでいるため、パッド
16の遊びが減少し、テープ走行方向に討する動きが軽
減される。
つくる凹部にパッド16が落ち込んでいるため、パッド
16の遊びが減少し、テープ走行方向に討する動きが軽
減される。
以上のような構成の本発明による複合形磁気ヘッドは、
十分なラップアングルがとれ、パッドが与える影響が軽
減されるので、十分に良好なテープ接触を得ることがで
きる。
十分なラップアングルがとれ、パッドが与える影響が軽
減されるので、十分に良好なテープ接触を得ることがで
きる。
また磁気回路設計上の制約がなくなり、構造も簡単であ
るので、磁気ヘッドの製造も容易で、良好な特性の複合
形磁気ヘッドを安価に提供できる効果がある。
るので、磁気ヘッドの製造も容易で、良好な特性の複合
形磁気ヘッドを安価に提供できる効果がある。
なお本発明は、カセット用録音再生複合形磁気ヘッドの
実施例について説明したが、これに限定されるものでは
なく、データレコーダ、他のサイズのカセットを使用し
たテープレコーダ、オープンリーIし型テープレコーダ
などにも適用できることは言うまでもない。
実施例について説明したが、これに限定されるものでは
なく、データレコーダ、他のサイズのカセットを使用し
たテープレコーダ、オープンリーIし型テープレコーダ
などにも適用できることは言うまでもない。
第1図および第2図は従来の複合形磁気ヘッドを図式的
に示した平面図、第3図は本発明による複合形磁気ヘッ
ドを図式的に示した部分拡大平面図である。 主な符号の説明18・・・・・・ヘッドギャップ、30
・・・・・・複合形磁気ヘッド、34・・・・・・磁気
ヘッド、38・・・・・・凹部の深さ。
に示した平面図、第3図は本発明による複合形磁気ヘッ
ドを図式的に示した部分拡大平面図である。 主な符号の説明18・・・・・・ヘッドギャップ、30
・・・・・・複合形磁気ヘッド、34・・・・・・磁気
ヘッド、38・・・・・・凹部の深さ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 独立成形され結合された複数の磁気ヘッドを有し、
該複数の磁気ヘッドの相互の間にヘッドギャップの先端
に接する平面から所定の深さの凹部を設け、該凹部に磁
気テープ抑圧用パッドが落ち込むようにしたことを特徴
とする複合形磁気ヘッド。 2 前記ヘッドギャップの間隔は4ないし7冨翼てあり
かつ前記所定の深さは0.01ないし0,3闘の深さで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合
形磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52027259A JPS5816529B2 (ja) | 1977-03-11 | 1977-03-11 | 複合形磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52027259A JPS5816529B2 (ja) | 1977-03-11 | 1977-03-11 | 複合形磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53111710A JPS53111710A (en) | 1978-09-29 |
JPS5816529B2 true JPS5816529B2 (ja) | 1983-03-31 |
Family
ID=12216069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52027259A Expired JPS5816529B2 (ja) | 1977-03-11 | 1977-03-11 | 複合形磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816529B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5877020A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-10 | Canon Electronics Inc | 複合型磁気ヘツド |
JPS58183662U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-07 | 松下電器産業株式会社 | 往復走行型テ−プレコ−ダ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4974918A (ja) * | 1972-11-17 | 1974-07-19 | ||
JPS50124610A (ja) * | 1974-03-18 | 1975-09-30 | ||
JPS5184209A (ja) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Canon Kk | Fuirumujojikikirokubaitaioatsusochi |
-
1977
- 1977-03-11 JP JP52027259A patent/JPS5816529B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4974918A (ja) * | 1972-11-17 | 1974-07-19 | ||
JPS50124610A (ja) * | 1974-03-18 | 1975-09-30 | ||
JPS5184209A (ja) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Canon Kk | Fuirumujojikikirokubaitaioatsusochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53111710A (en) | 1978-09-29 |
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