JPH0248614B2 - Netsukankakoseinisugurerukotaishokuseioosutenaitosutenresukotosonoseizohoho - Google Patents
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Classifications
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は、熱間加工性に優れる高耐食性オース
テナイトステンレス鋼とその製造方法に関し、
種々の化学プラント用材料や給湯器用熱交換器、
一般耐久消費用材料のうち、特に耐孔食性、耐す
きま腐食性、耐応力腐食割れ性、耐酸性が要求さ
れる部位に用いると好適で量産可能なオーステナ
イトステンレス鋼とその製造方法に関するもので
ある。 (従来の技術) SUS 304やSUS 316に代表されるオーステナ
イトステンレス鋼は、その優れた耐食性、加工
性、溶接性によつて、化学プラント材料や一般耐
久消費材として広く使用されている。ところが、
最近では該オーステナイトステンレス鋼について
の用途の拡大や使用方法の新たな開発などによ
り、材料に対する要求が一層高くなり、特に、安
価でより優れた耐食性を示すものが要求されるに
至つている。 こうした要請に応えられるものとして、従来、
特開昭58−77555号公報に開示されているが、極
低S化を実現して耐孔食性を改善すると共に、
Mo、Nの添加効果を著しく高めることにより、
安価でより高い耐食性のオーステナイトステンレ
ス鋼がある。しかし、この従来鋼の場合、使用環
境によつては耐食性がなお問題となることがあつ
た。この点、耐応力腐食割れ性の不足を克服する
だけなら、高純度フエライトステンレス鋼や高
Niステンレス鋼、Ni基合金などでもよいが、前
記フエライトステンレス鋼は加工性が悪く、また
高Niステンレス鋼や高Ni合金はコストが高くな
るなどの問題点があつた。 一方、耐食性を改善する他の従来例としては、
SUS 304やSUS 316の優れた特性を生かすと共
に、不足する耐すきま腐食性、耐応力腐食割れ
性、耐酸性を向上させる方法として、Cu元素の
添加がある。例えば、特開昭56−47551号公報、
特開昭57−158359号公報、特開昭52−4418号公
報、特開昭60−194016号公報、特開昭60−204870
号公報に開示された技術がある。これらの従来技
術は、耐食性改善のために2%Cu近傍の成分組
成を提案しているが、Cu含有量が2%を超える
と熱間加工性が急に劣化する。この現象はCuの
偏析が原因とされている。 さらに、別の従来技術として、特開昭52−4418
号公報では、上述した問題点克服のために熱間加
工性改善を目的としてBを添加した不銹鋼を提案
しているが、この鋼ではSiが4.1〜12%と高く、
そのためにすきま腐食に対する耐食性が不十分で
あつた。 (発明が解決しようとする問題点) 上記特開昭58−77555号公報に開示の鋼のよう
に、耐食性向上のためにMoやNiなどの含有量を
増大させることは、有効な1つの手段ではある
が、所期の耐食性を確保するためには含有量を著
しく高くしなければならず、コスト高となる。よ
り望ましいことは、高価なMo、Niの含有量を増
やさないで、耐食性を向上させると共に量産を可
能にすべく良好な熱間加工性を付与することにあ
る。 一方、特開昭56−47551号公報に見られるよう
に、Mo、Niの代替作用のある安価なCuを多量添
加する方法もある。しかし、このCuの場合、凝
固時に偏析し易いことの他に不純物の影響に対し
て敏感となりやすく、熱間加工性が劣化するため
量産化が不可能となり、却つてコストアツプにつ
ながるという矛盾があり、解決が必要であつた。 さらに、特開昭52−4418号公報に開示されてい
るようなB添加量の場合、熱間加工性改善のため
に他にCaやREMの添加を不可欠の要素としてい
る上、Si含有量が高いこともあつて耐食性が今一
つ不十分であり、性質およびコストの両面からの
改善が必要であつた。 本発明の目的は、かかる従来技術が抱えている
問題点をことごとく解決出来るオーステナイトス
テンレス鋼を提案するところにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らの研究によると、Sを0.0010wt%
(以下は単に「%」と略記する)以下と極低下し、
Oを0.0060%以下と低く抑えた場合、熱間加工性
に効果のあるBの作用をより一層顕著なものにす
ることができることを知見した。そして、上記問
題点は、これらS、O、B各元素の含有量を調整
することを伴う相乗的な作用によりBの添加効果
を高めることによつて達成できることが判つた。 すなわち、かかる問題点を克服するオーステナ
イトステンレス鋼として本発明は、 C0.06wt%、Si3.0wt%、Mn2.0wt%、
Cr:16〜25wt%、Ni:6〜25wt%、Mo3.0wt
%、Cu:2wt%超〜5wt%、B0.010wt%、N
0.4wt%、O0.0060wt%、P0.040wt%およ
びS0.001wt%を含み、残部がFeおよび不可避
的不純物からなるオーステナイトステンレス鋼、
および さらに上記成分組成に加えて、W2.5wt%お
よびV1.5wt%のうち1種または2種を含むオ
ーステナイトステンレス鋼を提案する。 また、高Cu含有鋼の場合、熱間加工性の劣化
は凝固時のCuの偏析に起因することから、本発
明鋼の製造に当たつては、上記成分組成の鋼1200
℃〜1300℃の範囲で、次式; t・exp(−11616/T+273)7.0 ただし、t:均熱時間(sec)、T:均熱時間
(℃)を満足する条件の均熱処理をすることも提
案する。このような処理を経ると、熱間加工性を
改善することができ、また耐食性に優れた安価な
オーステナイトステンレス鋼を得ることができる
のである。 (作 用) 次に、本発明を着想するに至つた背景について
述べる。まず、本発明者らが先に提案した特開昭
58−77555号公報に示された鋼をベースとして、
この鋼の耐食性をより一層改善するために、該鋼
の範囲を超える多量のCuを添加し、それによつ
て耐孔食性の他、耐すきま腐食性、耐応力腐食割
れ性、耐酸性を改善することとした。 一方、Cu多量添加に伴つて熱間加工性が害さ
れ、その結果として量産化が阻害されるが、その
ために本発明は、該熱間加工性改善にBの添加が
有効であることを背景としてこのBの所定量を添
加するととした。ただ、かかるB添加の効果は他
の不純物に対する影響も大きく、それらとの相互
補完的な合金設計が必要となることが判つた。 すなわち、SとOを低く抑えると、Bの熱間加
工性改善効果を予期した以上に著しく高めること
ができたのである。要するに、Bは高温において
粒界に析出し、その粒界を強化するが、鋼中のO
量が多いとこのOによつてBが固定され、有効B
が減少してしまう。また、Sについてもその含有
量が多いと、Bの粒界析出を妨害する。しかも、
もともとSの場合、高温での粒界脆化の主因とな
る元素であり、従つて、Sは熱間加工性に対して
着目すると、低いほど良い。 第1図および第2図は、熱間加工性に及ぼす
B、S、O各元素の影響を示すが、Sは0.0010%
以下、Oは0.0060%以下において優れた熱間加工
性を示すことがわかる。 また、第3図は、均熱(ソーキング)の有無が
絞りに及ぼす影響を示す図であり、ソーキングを
施すと高Cu含有鋼の場合にみられる加工性劣化
の原因であるCuの偏析が少なくなり、高い絞り
値が得られることが判る。従つて、本発明鋼の場
合、熱間加工性の改善が確実に果たされることが
わかる。 以上説明したところから明かなように、極抵S
化、低O化及び所定量のBの添加というこれらの
相互補完的な相乗効果によつて、本発明オーステ
ナイトステンレス鋼は優れた耐食性を量産性を可
能にする良好な熱間加工性を併せ有するものであ
る。 次に、本発明鋼における各成分元素限定の理由
について説明する。 C:0.06%を超えると溶接熱影響部の耐食性が劣
化するので、0.06%以下とする。 Si:耐孔食性、耐応力腐食割れ性に有効である
が、3.0%を超えるとその効果は小さくなるの
で、3.0%以下とする。 Mn:2.0%を超えると耐食性に悪影響をおよぼす
ので、2.0%以下とする。 Cr:耐食性の点から不可欠の元素であり、16%
以上必要である。このCrは多いほどよいが、
25%までで十分な耐食性が得られるので上限は
25%以下とする。 Ni:オーステナイトフオーマーとして6%以上
必要である。また他の添加元素とのバランスか
ら、最大含有量は25%以下とする。 Mo:耐食性に有効な元素であり、多いほどよ
い。しかし、Moが3.0%を超えるとσ相が析出
し易くなること、およびMoは高価な元素であ
つて多量の添加はコストが上昇するので、3.0
%以下とする。 Cu:Cuは、中性塩化物中の耐応力腐食割れ性、
酸に対する耐食性、塩化物による耐すきま腐食
などに有効であり、高価なMoやNiの効果を代
用して十分である。このCuは厳しい腐食環境
に耐える合金として本発明鋼の重要成分であ
り、所期の耐食性を得るには2%を超える量の
添加が必要である。しかし、5%を超えると凝
固時の偏析でCuが析出し、均熱処理を施して
も拡散しきれず充分な熱間加工性が得られない
ので、Cuの含有量は5%以下とする。 B:Bは、Cu含有量の場合に、その熱間加工性
改善のために必須の成分である。ただし、その
含有量が0.010%を超えると耐食性を劣化させ
るので、上限を0.010%とする。なお、このB
添加による熱間加工性改善効果は、第1図およ
び第2図に示すところから明らかなように、
S、Oの低減と相俟つてそれらの相乗作用によ
つてはじめて現われるものである。 N:耐孔食性、強度に有効な元素であり、またオ
ーステナイトフオーマーとしても効果が大き
い。しかし、0.4%を超えると溶接部にブロー
ホールを生じたり硬度が高すぎたりして施工上
トラブルの原因になるので、0.4以下とする。 O:熱間加工性に寄与するBの効果を上げるた
め、Oは少ないほど良く、第2図に示すように
0.0060%以下にする必要がある。 P:0.040%を超えると溶接性が劣化するので、
0.040%以下とする。 S:耐食性、熱間加工性の点から低いほどよく、
本発明においては特に熱間加工性の観点から第
2図に示すように0.001%以下に極低下する必
要がある。 W、V:これらは本発明において選択的成分であ
り、いずれも耐食性に有効な同効の元素である
が、多量の添加はコストアツプにつながるの
で、Wの上限を2.5%、Vの上限を1.5%とす
る。 以上説明したように本発明のオーステナイトス
テンレス鋼は、Cuを2%を超える量を添加する
ことで耐食性を改善する一方、Cu量増大に伴う
熱間加工性の低下をB、S、Oの含有量を規制す
ることにより克服することとした。しかも、そう
した合金設計の観点のみならず、Cu添加による
熱間加工性への悪影響が主として凝固時の偏析に
起因していることに着目し、その偏析を阻止する
手段として、本発明は、鋳造材を均熱処理する方
法に想到した。 いわゆる均熱(ソーキング)処理の目的は、熱
拡散により、凝固時のCu偏析を低減させること
である。その拡散速度は、鋼の構成する元素の活
性化エネルギーと絶対温度に関係し、遷移元素の
活性化エネルギーをQ=23000cal mol-1とする
と、 t・exp(−11616/T+273)7.0 ただし、t:均熱時間(sec)、T:均熱温度
(℃)を満足する必要がある。均熱温度が1200℃
により低いと長時間を要し、1300℃を超えると酸
化が著しくなるので、均熱温度は1200〜1300℃と
する。 実施例 1 第1表に示す成分組成の鋼を、実験室規模で溶
製し、10Kg鋼塊とし、一部は鋳込み状態で超高温
引張り試験を行つて液体絞り値から熱間加工性を
評価した。その他のものは確性試験用として熱間
鍜造、冷間圧延して(1.5t×100w×l)mmの大き
さとして、1050℃×10分水冷の熱処理を施して供
試材とした。試験片は、いずれも#400エメリー
研摩仕上げとした。 第1表に、成分組成と確性試験結果を示した。
第1表から判るように、本発明鋼1〜5は、熱間
加工性、耐応力腐食割れ性(沸騰25%、30%
MgCl2)、耐すきま腐食性はいずれも優れ、耐孔
食性はSUS316並以上と示した。これに対し比較
鋼1、2は熱間加工性は良好であるが、耐応力腐
食割れ性および耐すきま腐食性は特に悪い。ま
た、比較鋼3は耐応力腐食割れ性および耐すきま
腐食性は良いが、耐孔食性が若干劣り、熱間加工
性も悪いという結果が得られた。 実施例 2 本発明製造方法の効果を確かめるため、第1表
の本発明鋼1の成分組成のオーステナイトステン
レス鋼について、鋳造したままの材料と1250℃×
4hrの均熱処理をした材料の高温引張試験による
絞りを比較した。その結果を第3図に示す。この
図から判るように、絞り値は、均熱処理により明
白に上昇しており、本発明の製造方法の採用によ
り、熱間加工性が確実に改善されることが確かめ
られた。
テナイトステンレス鋼とその製造方法に関し、
種々の化学プラント用材料や給湯器用熱交換器、
一般耐久消費用材料のうち、特に耐孔食性、耐す
きま腐食性、耐応力腐食割れ性、耐酸性が要求さ
れる部位に用いると好適で量産可能なオーステナ
イトステンレス鋼とその製造方法に関するもので
ある。 (従来の技術) SUS 304やSUS 316に代表されるオーステナ
イトステンレス鋼は、その優れた耐食性、加工
性、溶接性によつて、化学プラント材料や一般耐
久消費材として広く使用されている。ところが、
最近では該オーステナイトステンレス鋼について
の用途の拡大や使用方法の新たな開発などによ
り、材料に対する要求が一層高くなり、特に、安
価でより優れた耐食性を示すものが要求されるに
至つている。 こうした要請に応えられるものとして、従来、
特開昭58−77555号公報に開示されているが、極
低S化を実現して耐孔食性を改善すると共に、
Mo、Nの添加効果を著しく高めることにより、
安価でより高い耐食性のオーステナイトステンレ
ス鋼がある。しかし、この従来鋼の場合、使用環
境によつては耐食性がなお問題となることがあつ
た。この点、耐応力腐食割れ性の不足を克服する
だけなら、高純度フエライトステンレス鋼や高
Niステンレス鋼、Ni基合金などでもよいが、前
記フエライトステンレス鋼は加工性が悪く、また
高Niステンレス鋼や高Ni合金はコストが高くな
るなどの問題点があつた。 一方、耐食性を改善する他の従来例としては、
SUS 304やSUS 316の優れた特性を生かすと共
に、不足する耐すきま腐食性、耐応力腐食割れ
性、耐酸性を向上させる方法として、Cu元素の
添加がある。例えば、特開昭56−47551号公報、
特開昭57−158359号公報、特開昭52−4418号公
報、特開昭60−194016号公報、特開昭60−204870
号公報に開示された技術がある。これらの従来技
術は、耐食性改善のために2%Cu近傍の成分組
成を提案しているが、Cu含有量が2%を超える
と熱間加工性が急に劣化する。この現象はCuの
偏析が原因とされている。 さらに、別の従来技術として、特開昭52−4418
号公報では、上述した問題点克服のために熱間加
工性改善を目的としてBを添加した不銹鋼を提案
しているが、この鋼ではSiが4.1〜12%と高く、
そのためにすきま腐食に対する耐食性が不十分で
あつた。 (発明が解決しようとする問題点) 上記特開昭58−77555号公報に開示の鋼のよう
に、耐食性向上のためにMoやNiなどの含有量を
増大させることは、有効な1つの手段ではある
が、所期の耐食性を確保するためには含有量を著
しく高くしなければならず、コスト高となる。よ
り望ましいことは、高価なMo、Niの含有量を増
やさないで、耐食性を向上させると共に量産を可
能にすべく良好な熱間加工性を付与することにあ
る。 一方、特開昭56−47551号公報に見られるよう
に、Mo、Niの代替作用のある安価なCuを多量添
加する方法もある。しかし、このCuの場合、凝
固時に偏析し易いことの他に不純物の影響に対し
て敏感となりやすく、熱間加工性が劣化するため
量産化が不可能となり、却つてコストアツプにつ
ながるという矛盾があり、解決が必要であつた。 さらに、特開昭52−4418号公報に開示されてい
るようなB添加量の場合、熱間加工性改善のため
に他にCaやREMの添加を不可欠の要素としてい
る上、Si含有量が高いこともあつて耐食性が今一
つ不十分であり、性質およびコストの両面からの
改善が必要であつた。 本発明の目的は、かかる従来技術が抱えている
問題点をことごとく解決出来るオーステナイトス
テンレス鋼を提案するところにある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らの研究によると、Sを0.0010wt%
(以下は単に「%」と略記する)以下と極低下し、
Oを0.0060%以下と低く抑えた場合、熱間加工性
に効果のあるBの作用をより一層顕著なものにす
ることができることを知見した。そして、上記問
題点は、これらS、O、B各元素の含有量を調整
することを伴う相乗的な作用によりBの添加効果
を高めることによつて達成できることが判つた。 すなわち、かかる問題点を克服するオーステナ
イトステンレス鋼として本発明は、 C0.06wt%、Si3.0wt%、Mn2.0wt%、
Cr:16〜25wt%、Ni:6〜25wt%、Mo3.0wt
%、Cu:2wt%超〜5wt%、B0.010wt%、N
0.4wt%、O0.0060wt%、P0.040wt%およ
びS0.001wt%を含み、残部がFeおよび不可避
的不純物からなるオーステナイトステンレス鋼、
および さらに上記成分組成に加えて、W2.5wt%お
よびV1.5wt%のうち1種または2種を含むオ
ーステナイトステンレス鋼を提案する。 また、高Cu含有鋼の場合、熱間加工性の劣化
は凝固時のCuの偏析に起因することから、本発
明鋼の製造に当たつては、上記成分組成の鋼1200
℃〜1300℃の範囲で、次式; t・exp(−11616/T+273)7.0 ただし、t:均熱時間(sec)、T:均熱時間
(℃)を満足する条件の均熱処理をすることも提
案する。このような処理を経ると、熱間加工性を
改善することができ、また耐食性に優れた安価な
オーステナイトステンレス鋼を得ることができる
のである。 (作 用) 次に、本発明を着想するに至つた背景について
述べる。まず、本発明者らが先に提案した特開昭
58−77555号公報に示された鋼をベースとして、
この鋼の耐食性をより一層改善するために、該鋼
の範囲を超える多量のCuを添加し、それによつ
て耐孔食性の他、耐すきま腐食性、耐応力腐食割
れ性、耐酸性を改善することとした。 一方、Cu多量添加に伴つて熱間加工性が害さ
れ、その結果として量産化が阻害されるが、その
ために本発明は、該熱間加工性改善にBの添加が
有効であることを背景としてこのBの所定量を添
加するととした。ただ、かかるB添加の効果は他
の不純物に対する影響も大きく、それらとの相互
補完的な合金設計が必要となることが判つた。 すなわち、SとOを低く抑えると、Bの熱間加
工性改善効果を予期した以上に著しく高めること
ができたのである。要するに、Bは高温において
粒界に析出し、その粒界を強化するが、鋼中のO
量が多いとこのOによつてBが固定され、有効B
が減少してしまう。また、Sについてもその含有
量が多いと、Bの粒界析出を妨害する。しかも、
もともとSの場合、高温での粒界脆化の主因とな
る元素であり、従つて、Sは熱間加工性に対して
着目すると、低いほど良い。 第1図および第2図は、熱間加工性に及ぼす
B、S、O各元素の影響を示すが、Sは0.0010%
以下、Oは0.0060%以下において優れた熱間加工
性を示すことがわかる。 また、第3図は、均熱(ソーキング)の有無が
絞りに及ぼす影響を示す図であり、ソーキングを
施すと高Cu含有鋼の場合にみられる加工性劣化
の原因であるCuの偏析が少なくなり、高い絞り
値が得られることが判る。従つて、本発明鋼の場
合、熱間加工性の改善が確実に果たされることが
わかる。 以上説明したところから明かなように、極抵S
化、低O化及び所定量のBの添加というこれらの
相互補完的な相乗効果によつて、本発明オーステ
ナイトステンレス鋼は優れた耐食性を量産性を可
能にする良好な熱間加工性を併せ有するものであ
る。 次に、本発明鋼における各成分元素限定の理由
について説明する。 C:0.06%を超えると溶接熱影響部の耐食性が劣
化するので、0.06%以下とする。 Si:耐孔食性、耐応力腐食割れ性に有効である
が、3.0%を超えるとその効果は小さくなるの
で、3.0%以下とする。 Mn:2.0%を超えると耐食性に悪影響をおよぼす
ので、2.0%以下とする。 Cr:耐食性の点から不可欠の元素であり、16%
以上必要である。このCrは多いほどよいが、
25%までで十分な耐食性が得られるので上限は
25%以下とする。 Ni:オーステナイトフオーマーとして6%以上
必要である。また他の添加元素とのバランスか
ら、最大含有量は25%以下とする。 Mo:耐食性に有効な元素であり、多いほどよ
い。しかし、Moが3.0%を超えるとσ相が析出
し易くなること、およびMoは高価な元素であ
つて多量の添加はコストが上昇するので、3.0
%以下とする。 Cu:Cuは、中性塩化物中の耐応力腐食割れ性、
酸に対する耐食性、塩化物による耐すきま腐食
などに有効であり、高価なMoやNiの効果を代
用して十分である。このCuは厳しい腐食環境
に耐える合金として本発明鋼の重要成分であ
り、所期の耐食性を得るには2%を超える量の
添加が必要である。しかし、5%を超えると凝
固時の偏析でCuが析出し、均熱処理を施して
も拡散しきれず充分な熱間加工性が得られない
ので、Cuの含有量は5%以下とする。 B:Bは、Cu含有量の場合に、その熱間加工性
改善のために必須の成分である。ただし、その
含有量が0.010%を超えると耐食性を劣化させ
るので、上限を0.010%とする。なお、このB
添加による熱間加工性改善効果は、第1図およ
び第2図に示すところから明らかなように、
S、Oの低減と相俟つてそれらの相乗作用によ
つてはじめて現われるものである。 N:耐孔食性、強度に有効な元素であり、またオ
ーステナイトフオーマーとしても効果が大き
い。しかし、0.4%を超えると溶接部にブロー
ホールを生じたり硬度が高すぎたりして施工上
トラブルの原因になるので、0.4以下とする。 O:熱間加工性に寄与するBの効果を上げるた
め、Oは少ないほど良く、第2図に示すように
0.0060%以下にする必要がある。 P:0.040%を超えると溶接性が劣化するので、
0.040%以下とする。 S:耐食性、熱間加工性の点から低いほどよく、
本発明においては特に熱間加工性の観点から第
2図に示すように0.001%以下に極低下する必
要がある。 W、V:これらは本発明において選択的成分であ
り、いずれも耐食性に有効な同効の元素である
が、多量の添加はコストアツプにつながるの
で、Wの上限を2.5%、Vの上限を1.5%とす
る。 以上説明したように本発明のオーステナイトス
テンレス鋼は、Cuを2%を超える量を添加する
ことで耐食性を改善する一方、Cu量増大に伴う
熱間加工性の低下をB、S、Oの含有量を規制す
ることにより克服することとした。しかも、そう
した合金設計の観点のみならず、Cu添加による
熱間加工性への悪影響が主として凝固時の偏析に
起因していることに着目し、その偏析を阻止する
手段として、本発明は、鋳造材を均熱処理する方
法に想到した。 いわゆる均熱(ソーキング)処理の目的は、熱
拡散により、凝固時のCu偏析を低減させること
である。その拡散速度は、鋼の構成する元素の活
性化エネルギーと絶対温度に関係し、遷移元素の
活性化エネルギーをQ=23000cal mol-1とする
と、 t・exp(−11616/T+273)7.0 ただし、t:均熱時間(sec)、T:均熱温度
(℃)を満足する必要がある。均熱温度が1200℃
により低いと長時間を要し、1300℃を超えると酸
化が著しくなるので、均熱温度は1200〜1300℃と
する。 実施例 1 第1表に示す成分組成の鋼を、実験室規模で溶
製し、10Kg鋼塊とし、一部は鋳込み状態で超高温
引張り試験を行つて液体絞り値から熱間加工性を
評価した。その他のものは確性試験用として熱間
鍜造、冷間圧延して(1.5t×100w×l)mmの大き
さとして、1050℃×10分水冷の熱処理を施して供
試材とした。試験片は、いずれも#400エメリー
研摩仕上げとした。 第1表に、成分組成と確性試験結果を示した。
第1表から判るように、本発明鋼1〜5は、熱間
加工性、耐応力腐食割れ性(沸騰25%、30%
MgCl2)、耐すきま腐食性はいずれも優れ、耐孔
食性はSUS316並以上と示した。これに対し比較
鋼1、2は熱間加工性は良好であるが、耐応力腐
食割れ性および耐すきま腐食性は特に悪い。ま
た、比較鋼3は耐応力腐食割れ性および耐すきま
腐食性は良いが、耐孔食性が若干劣り、熱間加工
性も悪いという結果が得られた。 実施例 2 本発明製造方法の効果を確かめるため、第1表
の本発明鋼1の成分組成のオーステナイトステン
レス鋼について、鋳造したままの材料と1250℃×
4hrの均熱処理をした材料の高温引張試験による
絞りを比較した。その結果を第3図に示す。この
図から判るように、絞り値は、均熱処理により明
白に上昇しており、本発明の製造方法の採用によ
り、熱間加工性が確実に改善されることが確かめ
られた。
【表】
【表】
(発明の効果)
以上説明したように、本発明鋼およびその製造
方法によれば、高価なMo、Niを多量に添加する
ことなく、生産性の良い高耐食オーステナイトス
テンレス鋼の板、帯などを安価に提供できる。特
に本発明によつて得られる材料は、腐食性のより
厳しい環境条件の下でも長期に亘つて安定して使
用できる。
方法によれば、高価なMo、Niを多量に添加する
ことなく、生産性の良い高耐食オーステナイトス
テンレス鋼の板、帯などを安価に提供できる。特
に本発明によつて得られる材料は、腐食性のより
厳しい環境条件の下でも長期に亘つて安定して使
用できる。
第1図は、O含有量0.0060%以下の鋼について
の熱間加工性に及ぼすB、S各含有量の影響を示
すグラフ(図中〇印の添数字は第1表の鋼試料No.
を示す)、第2図は、S含有量0.001%以下の鋼に
ついての熱間加工性に及ぼすB、O各含有量の影
響を示すグラフ(図中〇印の添数字は第1表の鋼
試料No.を示す)、第3図は、熱間加工性に及ぼす
均熱処理の影響を示すグラフである。
の熱間加工性に及ぼすB、S各含有量の影響を示
すグラフ(図中〇印の添数字は第1表の鋼試料No.
を示す)、第2図は、S含有量0.001%以下の鋼に
ついての熱間加工性に及ぼすB、O各含有量の影
響を示すグラフ(図中〇印の添数字は第1表の鋼
試料No.を示す)、第3図は、熱間加工性に及ぼす
均熱処理の影響を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C0.06wt%、Si3.0wt%、 Mn2.0wt%、Cr:16〜25wt%、 Ni:6〜25wt%、Mo3.0wt%、 Cu:2wt%超〜5wt%、B0.010wt%、 N0.4wt%、O0.0060wt%、 P0.040wt%およびS0.001wt% を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる
熱間加工性に優れる高耐食性オーステナイトステ
ンレス鋼。 2 C0.06wt%、Si3.0wt%、 Mn2.0wt%、Cr:16〜25wt%、 Ni:6〜25wt%、Mo3.0wt%、 Cu:2wt%超〜5wt%、B0.010wt%、 N0.4wt%、O0.0060wt%、 P0.040wt%およびS0.001wt% を含み、他に選択的成分としてW2.5wt%、V
1.5wt%の1種または2種を含み、残部Feおよ
び不可避的不純物からなる熱間加工性に優れる高
耐食性オーステナイトステンレス鋼。 3 C0.06wt%、Si3.0wt%、 Mn2.0wt%、Cr:16〜25wt%、 Ni:6〜25wt%、Mo3.0wt%、 Cu:2wt%超〜5wt%、B0.010wt%、 N0.4wt%、O0.0060wt%、 P0.040wt%およびS0.001wt% を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる
鋼を、1200〜1300℃の範囲で次式; t・exp(−11616/T+273)7.0 ただし、 t:均熱時間(sec) T:均熱温度(℃) を満足する均熱処理を施すことを特徴とする熱間
加工性に優れる高耐食性オーステナイトステンレ
ス鋼の製造方法。
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GB08725810A GB2206893A (en) | 1987-07-15 | 1987-11-04 | High corrosion-resistant austenite stainless steels having excellent hot workability and method of producing the same |
DE19873737836 DE3737836A1 (de) | 1987-07-15 | 1987-11-06 | Hochkorrosionsbestaendiger austenitischer nichtrostender stahl und verfahren zu seiner herstellung |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17481687A JPH0248614B2 (ja) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | Netsukankakoseinisugurerukotaishokuseioosutenaitosutenresukotosonoseizohoho |
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Family
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GB1158614A (en) * | 1967-03-16 | 1969-07-16 | Langley Alloys Ltd | Improvement in Stainless Steels |
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- 1987-07-15 JP JP17481687A patent/JPH0248614B2/ja not_active Expired - Lifetime
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GB2206893A (en) | 1989-01-18 |
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