JPH0247006A

JPH0247006A - コンクリート急結剤の混合攪拌装置

Info

Publication number: JPH0247006A
Application number: JP63197139A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Hosokawa; 細川　芳夫; Shigetoshi Koga; 重利古賀; Hideo Sueki; 末木　英雄; Mikio Okano; 岡野　幹雄; Shinichi Sasajima; 笹島　眞一
Original assignee: Fujita Corp
Current assignee: Fujita Corp
Priority date: 1988-08-09
Filing date: 1988-08-09
Publication date: 1990-02-16
Also published as: JPH0566843B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、トンネル覆工工法の一次覆エコンクリートの
施工における急硬性コンクリートの打込み時に、コンク
リートポンプ圧送管の先端部で急結剤を添加して混合撹
拌を行なうために使用されるコンクリート２結剤の混合
撹拌装置に係るものである。

（従来の技術）ＮＡＴＭ工法における吹付はコンクリートに象粘剤を混
合撹拌する場合、従来第６図及び第７図に示すような方
法が採用されていた。

この方法では急結剤の混合を容易ならしめるため、コン
クリート圧送管に接続されたコンクリート拡散管（ａ）
内に圧縮エアー管（ｔ）ｌを介して圧縮エアーを噴射し
てコンクリートを拡散せしめ、同コンクリートをコンク
リート拡散管（ａ）に接続された急結剤添加管（Ｃ）に
供給するとともに、間管（Ｃ）に接続された泊粘剤噴射
用圧縮エアー管（ｄ）によって、前記添加管（Ｃ）内に
おける拡散されたコンクリートに第６図に示すように霧
状の粉末急結剤、または第７図に示すように霧状の液体
２．活剤を吹込んで、コンクリート中に添加混合せしめ
たものを吹付ノズル（ｅ）より吹付けている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら前記従来の方法によれば、３〜５ｋｇ　／
　ｃｄ程度の圧縮エアーによってコンクリートを吹付け
るため、粉塵の発生による作業環境の悪化や、コンクリ
ートのリバウンドの過多による不経済性等の問題点があ
った。

本発明はこのような従来技術の有する問題点に鑑みて提
案されたもので、その目的とする処は、粉塵、リバウン
ドの発生がなく、コンクリートと急結剤との混合撹拌が
容易に且つ均一に行なわれるコンクリート急結剤の混合
撹拌装置を堤供する点にある。

（課題を解決するための手段）前記の目的を達成するため、本発明に係るコンクリート
急結剤の混合撹拌装置は、コンクリート圧送管の先端部
に接続された象粘剤添加撹拌混合管と、同撹拌混合管に
接続された急結剤エアー混合管と、前記撹拌混合管に内
装された急結剤撹拌混合装置とよりなり、同撹拌混合装
置は前記撹拌混合管に装架された駆動源、及び同駆動源
の駆動軸に片持ち状に、且つエキセントリック回転可能
に接合された回転軸、並に同回転軸の外周に配設された
撹拌翼より構成されている。

前記撹拌混合装置における前記撹拌翼の回転軸をエキセ
ントリック回転できるようにするため、同回転軸は駆動
源の駆動軸に自在グリップジヨイントを介して接合され
る。

また前記駆動源は撹拌翼の回転数を自在に調節できるよ
うに構成され、急結剤の混合撹拌度を調整できるように
するものである。

（作用）本発明は前記したように構成されているので、急結剤添
加撹拌混合管に供給されたコンクリートは、間管に接続
された急結剤エアー混合管から霧状の急結剤が噴射され
ることによって、拡散されるとともに、急結剤が混入さ
れる。

このように急結剤が添加、混入されたコンクリートは、
前記急結剤添加撹拌混合管に内装された急結剤撹拌混合
装置によって撹拌混合される。

而して同急結剤混合装置は、前記急結剤添加撹拌混合管
に装架された駆動源によって駆動される回転軸の外周に
撹拌翼を配設して構成されているので、同撹拌買によっ
て急結剤とコンクリートとは均一に撹拌混合され、この
状態で吹付けられ、粉塵やリバウンドを生起することが
ない。

また前記回転軸は前記駆動源の駆動軸に片持状に、且つ
エキセントリックに回転しうるように接合されているこ
とによって、コンクリート中の骨材や異物の噛込みを生
起することがない。

（実施例）以下本発明を図示の実施例について説明する。

（１）はコンクリートポンプ（図示せず）に接続された
コンクリート圧送管（２）の先端に接合された急結剤添
加撹＋１’ｄｊ合管で、更に間管（１）の先端にノズル
（３）が接続されている。

前記急結剤添加撹拌混合管（１）の外周に設けた環状空
間部（１ａ）に急結剤添加管（４）が接続され、更に間
管（４）には圧縮エアー管（５）が接続され、かくして
急結剤は前記環状空間部の内壁全面に亘って設けられた
噴射孔より第３図の矢印に示すように、急結剤添加混合
管（１）内のコンクリートに噴射されるようになってい
る。

前記急結剤添加混合管（１）に急結剤混合撹拌装置が内
装されている。

同装置は前記管（１）に装架された駆動源を構成する電
動モーター（６）と同モーター（６）の駆動軸（７）に
自在グリップジヨイント（８）を介して片持状に接合さ
れ、且つ外周に螺旋状の撹拌翼（９）が配設された前記
管（１）内の管軸方向に延びる回転軸０■とより構成さ
れている。

図中（１１）は前記駆動軸（７）の軸受である。

第４図及び第５図は前記自在グリップジヨイント（８）
の詳細を示し、駆動軸（７）の先端に設けられた環状体
（７ａ）と、前記回転軸０ｆｆｌの基端に設けられた環
状体（１０ａ）とが、１〜２＋ｎ＋ｓ程度の間隔りを存
するように遊嵌されている。

従って前記回転軸０ωは駆動軸（７）に対して常時は正
常回転するが、撹拌翼（９）とヤ粘剤添加混合管（１）
との間にコンクリート骨材や異物が噛込む場合、上下、
左右に逃げるようにエキセントリックな回転を生起して
、骨材の噛込みを防止する。

なお前記管（＋）内の流れは一定方向であるので、前記
グリップジヨイントには常に引張力のみ働き、また前記
環状体（７ａ＞　（１０ａ）間の間隔も１〜２市程度で
あるので、回転軸００）が上下左右にエキセントノツク
な運動をしても、駆動源からの回転力は支障なく回転軸
００）に伝達される。

図示の実施例は前記したように構成されているので、コ
ンクリート圧送管（１）より圧送された急結剤添加撹拌
混合管（１）内のコンクリートが前記電動モーター（６
）により駆動回転される回転軸０口）の外周の撹（↑翼
（９）によって撹拌されると同時に、急結剤添加管（４
）より圧縮空気とともに急結剤が噴射され、前記管（１
）内においてコンクリートと２拮剤とが均一に混合撹拌
され、ノズル（３）より吹付けられる。

この際、前記したように前記回転軸００）は電動モータ
ー（６）の駆動軸（７）に、自在グリップジヨイント（
８）を介して片持状に接合されているので、普通は正常
な回転をするが、撹！１翼（９）と急結剤添加撹拌混合
管（１）との間にコンクリート中の骨材や異物の噛込み
が生起したとき、前記回転軸θ０）がエキセントリック
な回転を生起して、噛込みを防Ｉトする。

また前記電動モーター（６）を回転数を自在に調節でき
るように構成することによって、前記急結剤添加撹拌混
合管（１）内におけるコンクリートと象粘剤とを均一に
混合できるようにするものである。

なお前記コンクリートｉ粘剤の混合撹拌装置は−Ｃの普
通コンクリートに対する混和剤添加混合撹！雫用にも適
用される。

（発明の効果）本発明に係るコンクリート急結剤の混合撹拌装置は前記
したように、コンクリート圧送管の先端部に接続され、
且つ象、粘剤エアー混合管が接続された象粘剤添加撹拌
混合管に、間管に装架された駆動源と、同駆動源によっ
て駆動回転される外周に撹拌翼が配設された回転軸とよ
りなる象粘剤撹拌混合装置が内装されているので、前記
象粘剤添加撹（Ｔ混合管内においてコンクリートとや粘
剤とが簡単に且つ均一に混合撹拌されたのち吹付けられ
るので、粉塵、リバウンドの発生がなくなり、作業環境
の悪化不経済性が防止される。

而して前記撹（↑混合装置において、回転軸が駆動源の
駆動軸に片持状に、且つエキセントリック回転しうるよ
うに接合されているので、コンクリート中の骨材や異物
の噛込みが防止される。

請求項２の発明は、１１１記ゑ粘剤撹（↑混合装置にお
ける回転軸と駆動源の駆動軸とを自在グリップジヨイン
トを介して接合したことによって、前記回転軸のエキセ
ントリック回転を可能ならしめ、骨材の噛込みを防止す
るものである。

請求項３の発明は前記駆動源を、前記回転軸の回転数を
自在に調節しうるように構成したことによって、コンク
リートと急結剤とを均一に混合撹拌しうるようにしたも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るコンクリート２結剤の混合撹拌装
置の一実施例を示す縦断面図、第２図及び第３図は夫々
第１図の矢視■−■図並国訛視■■図、第４図及び第５
図は夫々撹拌翼の回転軸と駆動源との接合部を示す側面
国訛に平面図、第６図及び第７図は夫々従来のコンクリ
ートヤ粘剤の混合撹（↑装置の継断面図である。（１）−急結剤添加撹拌混合管（２）　　コンクリート圧送管　（３）　　ノズル（４
）−急結剤添加管　　　　（５）−圧縮エアー管（６）
−電動モーター　　　　（７）駆動軸（８）　　自在ク
リップジヨイント（９）撹拌翼　　　　　　　００）−回転軸代理人　弁
理士　岡　本　重　文外２名第１図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）コンクリート圧送管の先端部に接続された急結剤
添加撹拌混合管と、同撹拌混合管に接続された急結剤エ
アー混合管と、前記撹拌混合管に内装された急結剤撹拌
混合装置とよりなり、同撹拌混合装置は前記撹拌混合管
に装架された駆動源、及び同駆動源の駆動軸に片持ち状
に、且つエキセントリック回転可能に接合された回転軸
、並に同回転軸の外周に配設された撹拌翼より構成され
たことを特徴とするコンクリート急結剤の混合撹拌装置
。
（２）前記駆動源の駆動軸と撹拌翼の回転軸とは自在グ
リップジョイントを介して接合された請求項１の記載の
コンクリート急結剤の混合撹拌装置。
（３）前記駆動源は撹拌翼の回転軸の回転数を自在に調
節できるように構成された請求項１記載のコンクリート
急結剤の混合撹拌装置。