JPH069813B2 - 水硬性資料と急結剤の連続混合装置およびその使用方法 - Google Patents
水硬性資料と急結剤の連続混合装置およびその使用方法Info
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- JPH069813B2 JPH069813B2 JP63213705A JP21370588A JPH069813B2 JP H069813 B2 JPH069813 B2 JP H069813B2 JP 63213705 A JP63213705 A JP 63213705A JP 21370588 A JP21370588 A JP 21370588A JP H069813 B2 JPH069813 B2 JP H069813B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート、モルタル、不定形耐火物などの
水硬性資料と急結剤の連続混合装置およびその使用方法
に関するものである。
水硬性資料と急結剤の連続混合装置およびその使用方法
に関するものである。
トンネル、坑道、ケーブルダクトで代表される筒状閉鎖
断面をライニングする方法として、圧縮空気を搬送媒体
としてコンクリートやモルタルを吹付ける手法と、型枠
を用いて隙間を作り、その隙間にコンクリートやモルタ
ルをポンプ圧送して打設する手法が従来知られており、
ことに最近、工期短縮の要請等から、急結剤を併用して
施工することが多くなっている。
断面をライニングする方法として、圧縮空気を搬送媒体
としてコンクリートやモルタルを吹付ける手法と、型枠
を用いて隙間を作り、その隙間にコンクリートやモルタ
ルをポンプ圧送して打設する手法が従来知られており、
ことに最近、工期短縮の要請等から、急結剤を併用して
施工することが多くなっている。
前者は、圧縮空気で高速気流搬送する関係から秒単位で
硬化する急結剤の添加は比較的容易であり、瞬時にライ
ニング層を固化させることができる。しかしながら、反
面粉塵が多量に発生するため作業環境を悪化させ、ま
た、吐出された資料の1/3程度がリバウンドロスになる
という点に致命的な問題がある。後者の方法はかかる問
題がない点で優れている。しかしながら、反面、資料を
濃密搬送する関係から、急結剤を硬化させることなく水
硬性資料と十分に分散混合することができないのがネッ
クとなっており、打設する前に硬化して攪拌機器や搬送
路に付着し通路を閉塞するトラブルが多発しやすい。そ
のため、現実には急結剤を用いないことが多く、固化す
るまでに長時間を要するという問題があった。
硬化する急結剤の添加は比較的容易であり、瞬時にライ
ニング層を固化させることができる。しかしながら、反
面粉塵が多量に発生するため作業環境を悪化させ、ま
た、吐出された資料の1/3程度がリバウンドロスになる
という点に致命的な問題がある。後者の方法はかかる問
題がない点で優れている。しかしながら、反面、資料を
濃密搬送する関係から、急結剤を硬化させることなく水
硬性資料と十分に分散混合することができないのがネッ
クとなっており、打設する前に硬化して攪拌機器や搬送
路に付着し通路を閉塞するトラブルが多発しやすい。そ
のため、現実には急結剤を用いないことが多く、固化す
るまでに長時間を要するという問題があった。
本発明は前記のような問題点を解消するために創案され
たもので、その目的とするところは、水硬性資料と急結
剤を効率良く連続攪拌混合・吐出させることができるコ
ンパクトな装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、水硬性資料と急結
剤を効率良く連続攪拌混合・吐出させることができるコ
ンパクトな装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、粉塵やリバウンドを発生さ
せることなく初期強度の高いライニング層を容易に形成
できる方法を提供することにある。
せることなく初期強度の高いライニング層を容易に形成
できる方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため本発明は、先端側に吐出口を設
けた筒状ケーシングに、複数の連続羽根を間欠的に設け
ると共に連続羽根間の軸に全連続羽根との配設比率を
(2.5〜3.5):1とした攪拌羽根を設けたスクリ
ューを高速回転自在に内挿し、かつ、筒状ケーシングに
は基端の連続羽根に相当する付近に外部の圧送ポンプと
接続する水硬性資料投入部を設けると共に、該水硬性資
料投入部またはその近傍に外部の急結剤供給手段と接続
する急結剤添加部を設けたものである。
けた筒状ケーシングに、複数の連続羽根を間欠的に設け
ると共に連続羽根間の軸に全連続羽根との配設比率を
(2.5〜3.5):1とした攪拌羽根を設けたスクリ
ューを高速回転自在に内挿し、かつ、筒状ケーシングに
は基端の連続羽根に相当する付近に外部の圧送ポンプと
接続する水硬性資料投入部を設けると共に、該水硬性資
料投入部またはその近傍に外部の急結剤供給手段と接続
する急結剤添加部を設けたものである。
前記吐出口は単なる開口でもよいし、吐出口下流側に回
転インペラを備えていてもよい。
転インペラを備えていてもよい。
また本発明は、水硬性資料を打設するに当たり、先端側
に吐出口を設けた筒状ケーシングに、複数の連続羽根を
間欠的に設けると共に連続羽根間の軸に全連続羽根との
配設比率を(2.5〜3.5):1とした攪拌羽根を設
けたスクリューを高速回転自在に内挿し、かつ、筒状ケ
ーシングには基端の連続羽根に相当する付近に外部の圧
送ポンプと接続する水硬性資料投入部を設けると共に、
該水硬性資料投入部またはその近傍に外部の急結剤供給
手段と接続する急結剤添加部を設けた装置を用い、筒状
ケーシングの吐出口を施工部位に望ませた状態で、スク
リューを100rpm以上で回転させつつ圧送ポンプから
水硬性資料投入部にウエットミックスの水硬性資料を圧
入し、急結剤添加部から粉状または液状の急結剤を注加
することにより連続羽根と攪拌羽根とで交互に送り速度
の変化と攪拌を加えて混合資料を生成しそれを施工部位
に連続吐出するようにしたものである。
に吐出口を設けた筒状ケーシングに、複数の連続羽根を
間欠的に設けると共に連続羽根間の軸に全連続羽根との
配設比率を(2.5〜3.5):1とした攪拌羽根を設
けたスクリューを高速回転自在に内挿し、かつ、筒状ケ
ーシングには基端の連続羽根に相当する付近に外部の圧
送ポンプと接続する水硬性資料投入部を設けると共に、
該水硬性資料投入部またはその近傍に外部の急結剤供給
手段と接続する急結剤添加部を設けた装置を用い、筒状
ケーシングの吐出口を施工部位に望ませた状態で、スク
リューを100rpm以上で回転させつつ圧送ポンプから
水硬性資料投入部にウエットミックスの水硬性資料を圧
入し、急結剤添加部から粉状または液状の急結剤を注加
することにより連続羽根と攪拌羽根とで交互に送り速度
の変化と攪拌を加えて混合資料を生成しそれを施工部位
に連続吐出するようにしたものである。
この場合、施工部材としては一般に型枠が用いられ、そ
の型枠が固定形式の場合には、型枠に設けた打設口に本
発明装置の吐出口部分を接続し、各ゾーンの打設ごとに
順次型枠に対する接続位置を変えるものである。
の型枠が固定形式の場合には、型枠に設けた打設口に本
発明装置の吐出口部分を接続し、各ゾーンの打設ごとに
順次型枠に対する接続位置を変えるものである。
また、型枠が移動式の場合には、本発明装置を型枠に配
置し、型枠移動手段により型枠を移動させながら混合資
料を打設するものである。
置し、型枠移動手段により型枠を移動させながら混合資
料を打設するものである。
さらに、吐出口の先端にインペラを設けた装置の場合に
は、吐出された混合資料をインペラにより加速して圧密
度を高めるものであり、この方法も本発明に含まれる。
は、吐出された混合資料をインペラにより加速して圧密
度を高めるものであり、この方法も本発明に含まれる。
以下本発明を添付図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は本発明による水硬性資料と急結剤
の連続混合装置を示しており、第4図ないし第7図はそ
の使用方法を示している。
の連続混合装置を示しており、第4図ないし第7図はそ
の使用方法を示している。
第1図において、1は筒状ケーシングであり、鋼板など
の金属材料またはゴム等の可撓材料もしくは内面を可撓
性材料で内張りしてなり、この例では前端に吐出口10
が設けられている。
の金属材料またはゴム等の可撓材料もしくは内面を可撓
性材料で内張りしてなり、この例では前端に吐出口10
が設けられている。
2は前記筒状ケーシング1に内挿されたスクリューであ
り、筒状ケーシング1の後端フランジ100に結合した
軸受ブロック20にスクリュー軸2aの後部が片持ち支
持されており、軸受ブロック20には同軸上に高速駆動
モータ3と減速機30が設けられ、減速機30の出力軸
300がカップリング301によりスクリュー軸2aと
結合されている。
り、筒状ケーシング1の後端フランジ100に結合した
軸受ブロック20にスクリュー軸2aの後部が片持ち支
持されており、軸受ブロック20には同軸上に高速駆動
モータ3と減速機30が設けられ、減速機30の出力軸
300がカップリング301によりスクリュー軸2aと
結合されている。
前記スクリュー軸2aは連続羽根2b,2b′,2b″
と攪拌羽根2c,2cを有している。すなわち、スクリ
ュー軸2aの基端側から少なくとも1ピッチ以上の連続
羽根2b,2b′が間欠的に形成され、これと間隔をあ
けて1ピッチ以下の最終連続羽根2b″が形成されてい
る。そして、前記各連続羽根2bと2b′,2b′と2
b″の間には、軸線に対し所要角度の傾きを持った複数
の攪拌羽根2cそれぞれが放射状に設けられている。
と攪拌羽根2c,2cを有している。すなわち、スクリ
ュー軸2aの基端側から少なくとも1ピッチ以上の連続
羽根2b,2b′が間欠的に形成され、これと間隔をあ
けて1ピッチ以下の最終連続羽根2b″が形成されてい
る。そして、前記各連続羽根2bと2b′,2b′と2
b″の間には、軸線に対し所要角度の傾きを持った複数
の攪拌羽根2cそれぞれが放射状に設けられている。
前記連続羽根2b,2b,2b″と攪拌羽根2cの比率
は、連続羽根を全部合計したピッチとの関係において、
(2.5〜3.5):1に設定することが、急結剤を固
化させることなく混練作用と搬送作用をバランスよく実
現する点から重要である。これは本発明者の知見による
もので、2.5:1未満では送りは良好でも十分な攪拌
混合効果がえられず、3.5:1を越える場合には混合
攪拌は良好でも搬送作用が不十分になり、急結剤の反応
が進行して詰まりを生じさせる危険がある。
は、連続羽根を全部合計したピッチとの関係において、
(2.5〜3.5):1に設定することが、急結剤を固
化させることなく混練作用と搬送作用をバランスよく実
現する点から重要である。これは本発明者の知見による
もので、2.5:1未満では送りは良好でも十分な攪拌
混合効果がえられず、3.5:1を越える場合には混合
攪拌は良好でも搬送作用が不十分になり、急結剤の反応
が進行して詰まりを生じさせる危険がある。
5は筒状の水硬性資料投入部であり、前記基端の連続羽
根2b域に相当する筒状ケーシング1に開口され、後端
側は圧送配管(ホースを含む)50に直結され、圧送ポ
ンプ6の吐出側に導かれている。圧送ポンプ6は、ピス
トンポンプ、スネークポンプ、スクイーズ、プランジヤ
ポンプ、ギヤポンプなど形式は任意である。
根2b域に相当する筒状ケーシング1に開口され、後端
側は圧送配管(ホースを含む)50に直結され、圧送ポ
ンプ6の吐出側に導かれている。圧送ポンプ6は、ピス
トンポンプ、スネークポンプ、スクイーズ、プランジヤ
ポンプ、ギヤポンプなど形式は任意である。
7は急結剤添加部であり、前記水硬性資料投入部5の任
意部位に設けられ、供給ホース70を介して急結剤供給
装置8に導かれている。急結剤添加部7は図示するもの
では斜管であるが、リングノズル形式としてもよい。ま
た、場合によっては、直接筒状ケーシング1に接続して
もよい。急結剤供給装置8は急結剤が液体である場合に
は液送ポンプが用いられる。急結剤が粉体である場合に
は加圧注入式一般には空気圧送形式のものが使用される
が、攪拌効果およびエアによる吹き抜けを防止する点か
ら、濃密流圧送形式のものが好適である。
意部位に設けられ、供給ホース70を介して急結剤供給
装置8に導かれている。急結剤添加部7は図示するもの
では斜管であるが、リングノズル形式としてもよい。ま
た、場合によっては、直接筒状ケーシング1に接続して
もよい。急結剤供給装置8は急結剤が液体である場合に
は液送ポンプが用いられる。急結剤が粉体である場合に
は加圧注入式一般には空気圧送形式のものが使用される
が、攪拌効果およびエアによる吹き抜けを防止する点か
ら、濃密流圧送形式のものが好適である。
第4図はその一例を示しており、上部にホッパ80を備
えたケーシング81にユニバーサルジョイント83a,
83bを介してスクリュー82を回転自在に設け、スク
リュー軸82の軸線方向には2条のらせん状溝を有する
ステータ85と吐出ノズル86を直列に設け、ステータ
85中には一端をユニバーサルジョイント83bに偏心
支持させたスネーク状ロータ87を内挿している。そし
て、ケーシング81に数個所にエアレーション用エア添
加部88を接続する一方、吐出ノズル86には圧送用エ
ア添加部89を接続している。
えたケーシング81にユニバーサルジョイント83a,
83bを介してスクリュー82を回転自在に設け、スク
リュー軸82の軸線方向には2条のらせん状溝を有する
ステータ85と吐出ノズル86を直列に設け、ステータ
85中には一端をユニバーサルジョイント83bに偏心
支持させたスネーク状ロータ87を内挿している。そし
て、ケーシング81に数個所にエアレーション用エア添
加部88を接続する一方、吐出ノズル86には圧送用エ
ア添加部89を接続している。
この装置を用いた場合、駆動シャフト84を駆動し、圧
縮エアを供給すれば、ホッパ80からケーシング81内
に装入された急結剤aは、スクリュー82により攪拌さ
れつつエアレーション用エア添加部88から注入された
エアと混合されて高濃度の流動体となり、その前方でス
ネーク状ロータ87がステータ85の内面接触線を移動
しながら回転する。これによる自吸引作用でステータ8
5とスネーク状ロータ87間のポケットに吸い込まれ、
スネーク状ロータ87の運動により吐出ノズル86に高
効率で脈動なく正確に連続吐出される。
縮エアを供給すれば、ホッパ80からケーシング81内
に装入された急結剤aは、スクリュー82により攪拌さ
れつつエアレーション用エア添加部88から注入された
エアと混合されて高濃度の流動体となり、その前方でス
ネーク状ロータ87がステータ85の内面接触線を移動
しながら回転する。これによる自吸引作用でステータ8
5とスネーク状ロータ87間のポケットに吸い込まれ、
スネーク状ロータ87の運動により吐出ノズル86に高
効率で脈動なく正確に連続吐出される。
急結剤aは予めエアレーションにより流動化されている
ため、吐出ノズル86部位で圧送用エア添加部89から
のわずかな量の圧縮エアにより十分な搬送力が創成さ
れ、高い濃度で急結剤添加部7から水硬性資料投入部5
に注加される。
ため、吐出ノズル86部位で圧送用エア添加部89から
のわずかな量の圧縮エアにより十分な搬送力が創成さ
れ、高い濃度で急結剤添加部7から水硬性資料投入部5
に注加される。
なお、筒状ケーシング1の吐出口10は、図示するもの
では筒状ケーシング軸線方向にストレートに開口し、外
側に連結用フランジ101を設けているが、これに限ら
れるものではなく、側方あるいはエルボ状に斜めもしく
は軸線と直角方向に開口していてもよい。
では筒状ケーシング軸線方向にストレートに開口し、外
側に連結用フランジ101を設けているが、これに限ら
れるものではなく、側方あるいはエルボ状に斜めもしく
は軸線と直角方向に開口していてもよい。
また、吐出を自重落下式でなく、加速式としてもよい。
第3図はその好適な例を示しており、筒状ケーシング1
の吐出口10の前方から下側をフード13で覆うと共
に、フード13と対峙するケーシング先端下側にブラケ
ット11を設け、このブラケット11に複数の羽根から
なるインペラ12を先端がフード13に接近するように
支持させ、ブラケットに固定したモータ14により高速
回転させるようにしている。この態様によれば、吐出口
10から吐出された混合資料は、フード13でガイドさ
れて流下する途中でインペラ12間のポケットに落ち込
み、フード13の接線方向に加速、吐出され、混合資料
の圧密度を高めることができる。
第3図はその好適な例を示しており、筒状ケーシング1
の吐出口10の前方から下側をフード13で覆うと共
に、フード13と対峙するケーシング先端下側にブラケ
ット11を設け、このブラケット11に複数の羽根から
なるインペラ12を先端がフード13に接近するように
支持させ、ブラケットに固定したモータ14により高速
回転させるようにしている。この態様によれば、吐出口
10から吐出された混合資料は、フード13でガイドさ
れて流下する途中でインペラ12間のポケットに落ち込
み、フード13の接線方向に加速、吐出され、混合資料
の圧密度を高めることができる。
第5図は本発明による施工法の一例を示している。この
実施例では固定型枠9が用いられており、固定型枠9は
型枠部体9a,9b,9c…により両側部とアーチ部が
画成され、施工すべき掘削面bとの間に所要の空隙cを
形成しており、各型枠部体9a,9b,9c…には空隙
cに通じる打設口90が付設されている。
実施例では固定型枠9が用いられており、固定型枠9は
型枠部体9a,9b,9c…により両側部とアーチ部が
画成され、施工すべき掘削面bとの間に所要の空隙cを
形成しており、各型枠部体9a,9b,9c…には空隙
cに通じる打設口90が付設されている。
施工に当たっては、本発明装置Aをたとえば側壁の型枠
部体9aに連結する。これは第1図の構造であれば、先
端のフランジ101をボルトあるいはクイックジョイン
トで打設口90のフランジと連結すればよく、これで本
発明装置Aはトンネル内に突出するかたちで型枠部体9
aの保持される。施工する型枠部体9aには吸着取付け
式などのバイブレータ91を設置して振動を与える。
部体9aに連結する。これは第1図の構造であれば、先
端のフランジ101をボルトあるいはクイックジョイン
トで打設口90のフランジと連結すればよく、これで本
発明装置Aはトンネル内に突出するかたちで型枠部体9
aの保持される。施工する型枠部体9aには吸着取付け
式などのバイブレータ91を設置して振動を与える。
この状態で高速駆動モータ3によりスクリュー2を少な
くとも100rpmで回転するとともに、圧送ポンプ6お
よび急結剤供給装置8を作動させる。圧送ポンプ6から
吐出されたウエットミックスの水硬性資料Cは圧送ホー
ス50を介して濃密搬送され、そのまま筒状ケーシング
1の軸線と交差する方向に設けられている水硬性資料投
入部5から筒状ケーシング1内に圧入される。
くとも100rpmで回転するとともに、圧送ポンプ6お
よび急結剤供給装置8を作動させる。圧送ポンプ6から
吐出されたウエットミックスの水硬性資料Cは圧送ホー
ス50を介して濃密搬送され、そのまま筒状ケーシング
1の軸線と交差する方向に設けられている水硬性資料投
入部5から筒状ケーシング1内に圧入される。
これにより水硬性資料Cは、筒状ケーシング1に押し込
まれ、一方、このとき急結剤供給装置8からは急結剤a
が圧送されており、該急結剤aは、実施例においては、
細径の供給ホース70を通って水硬性資料投入部5に分
岐接続されている急結剤添加部7に到り、筒状ケーシン
グ1内に圧入される寸前の水硬性資料Cに添加される。
まれ、一方、このとき急結剤供給装置8からは急結剤a
が圧送されており、該急結剤aは、実施例においては、
細径の供給ホース70を通って水硬性資料投入部5に分
岐接続されている急結剤添加部7に到り、筒状ケーシン
グ1内に圧入される寸前の水硬性資料Cに添加される。
このとき、筒状ケーシング1内ではスクリュー2が前記
のように100rpm以上の回転数で高速回転している。
このため、水硬性資料投入部5から圧入された水硬性資
料Cと急結剤aは、第1段の連続羽根2bにより急速に
前送され、次いでこの連続羽根2bが終ったゾーンで速
度を幾分低下されながら攪拌羽根2cの剪断作用により
激しく攪拌され、次いで中間の連続羽根2b′に達した
ところで再び加速前送され、この中間の連続羽根2b′
の終端から再度攪拌羽根2cの剪断作用により激しく攪
拌される。そして混合資料は、最終の連続羽根2bによ
り加速され、吐出口10から打設口90を通して空隙c
に急速充填され、バイブレータ91による流動促進作用
により空隙cを埋め、ライニング層を形成する。
のように100rpm以上の回転数で高速回転している。
このため、水硬性資料投入部5から圧入された水硬性資
料Cと急結剤aは、第1段の連続羽根2bにより急速に
前送され、次いでこの連続羽根2bが終ったゾーンで速
度を幾分低下されながら攪拌羽根2cの剪断作用により
激しく攪拌され、次いで中間の連続羽根2b′に達した
ところで再び加速前送され、この中間の連続羽根2b′
の終端から再度攪拌羽根2cの剪断作用により激しく攪
拌される。そして混合資料は、最終の連続羽根2bによ
り加速され、吐出口10から打設口90を通して空隙c
に急速充填され、バイブレータ91による流動促進作用
により空隙cを埋め、ライニング層を形成する。
本発明は単純にスクリュー羽根により一定速度で水硬性
資料を搬送しつつ攪拌羽根で急結剤を攪拌するのでな
く、(2.5〜3.5):1の配設比率の連続羽根2
b,2b′,2b″と攪拌羽根2c,2cで交互に送り
速度の変化と攪拌作用を加え、しかも全体として高速送
りを行うため、送りと混練とがバランスよく実現され、
秒単位で硬化反応が開始する急結剤aを水硬性資料投入
部5ないしその近傍から添加してもケーシングや羽根へ
の付着が生じさせずに、水硬性資料Cと完全な均一混合
状態とすることができる。
資料を搬送しつつ攪拌羽根で急結剤を攪拌するのでな
く、(2.5〜3.5):1の配設比率の連続羽根2
b,2b′,2b″と攪拌羽根2c,2cで交互に送り
速度の変化と攪拌作用を加え、しかも全体として高速送
りを行うため、送りと混練とがバランスよく実現され、
秒単位で硬化反応が開始する急結剤aを水硬性資料投入
部5ないしその近傍から添加してもケーシングや羽根へ
の付着が生じさせずに、水硬性資料Cと完全な均一混合
状態とすることができる。
このようにして型枠部体9aへの打設が完了した後は、
本発明装置Aを固定型枠9aから取外し、次の型枠部体
たとえば9bの打設口90に付け直して、前記と同じ操
作を行うもので、以下順次型枠部体9c…毎に前記操作
を繰り返すことで閉鎖断面全体にライニング層が形成さ
れる。
本発明装置Aを固定型枠9aから取外し、次の型枠部体
たとえば9bの打設口90に付け直して、前記と同じ操
作を行うもので、以下順次型枠部体9c…毎に前記操作
を繰り返すことで閉鎖断面全体にライニング層が形成さ
れる。
第6図と第7図は本発明による施工法の別の態様を示し
ている。この実施例においては、移動型枠9′が用いら
れ、移動装置15により掘削面bと任意の間隔を設定保
持して単位面積のライニングを行い、移動型枠9′を掘
削面周方向に順次移置させることでライニング層を拡大
して行くものである。
ている。この実施例においては、移動型枠9′が用いら
れ、移動装置15により掘削面bと任意の間隔を設定保
持して単位面積のライニングを行い、移動型枠9′を掘
削面周方向に順次移置させることでライニング層を拡大
して行くものである。
移動装置15の形式は任意であり、たとえば主機15a
に対し揺動自在な主ブーム15bの伸縮ロッド150を
移動型枠9′の背面下側に枢着し、主ブーム15bのケ
ーシング側に連結した副ブーム15cの伸縮ロッド15
1を移動型枠9′の背面上側に枢着するような構成をと
ればよい。
に対し揺動自在な主ブーム15bの伸縮ロッド150を
移動型枠9′の背面下側に枢着し、主ブーム15bのケ
ーシング側に連結した副ブーム15cの伸縮ロッド15
1を移動型枠9′の背面上側に枢着するような構成をと
ればよい。
移動型枠9′は第7図のように幅方向端部(トンネル長
手方向)に水硬性資料と剥離性のようい材質からなる幅
板92が設けられており、また、背面上側には支持台9
3が固設され、この支持台93に本発明装置Aが搭載さ
れている。
手方向)に水硬性資料と剥離性のようい材質からなる幅
板92が設けられており、また、背面上側には支持台9
3が固設され、この支持台93に本発明装置Aが搭載さ
れている。
その搭載形式は、第5図の場合と同様に打設口に吐出口
を直結する方式でもよいが、より好ましくは支持台幅方
向に沿って移動自在とする。その方法は任意であるが、
図示するものでは、支持台幅方向にボールねじ等のガイ
ドバー94を横架し、横送りモータ95により回転自在
にするとともに、ガイドバー94にスライドテーブル9
6を係合させ、そのスライドテーブル96に筒状ケーシ
ング1を据付固定しており、充填硬化を高めるため、筒
状ケーシング1の両側のスライドテーブル96先端にア
ームを介して棒状バイブレータ97,97を吊持してい
る。
を直結する方式でもよいが、より好ましくは支持台幅方
向に沿って移動自在とする。その方法は任意であるが、
図示するものでは、支持台幅方向にボールねじ等のガイ
ドバー94を横架し、横送りモータ95により回転自在
にするとともに、ガイドバー94にスライドテーブル9
6を係合させ、そのスライドテーブル96に筒状ケーシ
ング1を据付固定しており、充填硬化を高めるため、筒
状ケーシング1の両側のスライドテーブル96先端にア
ームを介して棒状バイブレータ97,97を吊持してい
る。
この装置構成を用いた場合には、第6図のように移動装
置15により移動型枠9′を掘削面bと所定の間隔を設
定し、その状態で前記にようにスクリュー2を高速回転
し、圧送ポンプ6および急結剤供給装置8を作動させ、
さらに、棒状バイブレータ97,97と横送りモータ9
5を作動させる。水硬性資料Cと急結剤aは前述したよ
うに連続羽根2b,2b′,2b″と攪拌羽根2c,2
cにより急速搬送・急速混合されて吐出口10から移動
型枠9′内に吐出充填され、しかもその吐出位置が型枠
幅方向で変化し、充填された混合資料が棒状バイブレー
タ97,97の振動により流動させられるため、ごく短
時間で空隙cに急速硬化のライニング層が形成される。
そこで、このライニング層の硬化とともに移動装置15
の主ビーム15b等を所定速度で掘削面周方向に移動さ
せるものであり、これによりライニング層を閉鎖断面状
に成長する。
置15により移動型枠9′を掘削面bと所定の間隔を設
定し、その状態で前記にようにスクリュー2を高速回転
し、圧送ポンプ6および急結剤供給装置8を作動させ、
さらに、棒状バイブレータ97,97と横送りモータ9
5を作動させる。水硬性資料Cと急結剤aは前述したよ
うに連続羽根2b,2b′,2b″と攪拌羽根2c,2
cにより急速搬送・急速混合されて吐出口10から移動
型枠9′内に吐出充填され、しかもその吐出位置が型枠
幅方向で変化し、充填された混合資料が棒状バイブレー
タ97,97の振動により流動させられるため、ごく短
時間で空隙cに急速硬化のライニング層が形成される。
そこで、このライニング層の硬化とともに移動装置15
の主ビーム15b等を所定速度で掘削面周方向に移動さ
せるものであり、これによりライニング層を閉鎖断面状
に成長する。
第5図の方法および第6図と第7図の方法のいずれにお
いても、圧縮エアによる吹付けでなく、ポンプ圧送の濃
密資料に急結剤を添加して筒内で急速送りとミキシング
を行って打設する方式であるため、粉塵は発生せず、リ
バウンドロスも生じない。しかも、急結剤aが水硬性資
料Cに効率良く均一に分散混合されるため、少ない急結
剤量で目標初期強度のライニング層を創成することがで
きる。なお、上記方法は、第3図のようなインペラ付設
形式の装置も使用できることはいうまでもなく、インペ
ラ12で混合資料が加速され、掘削面bおよびコンクリ
ート打設面に圧密されるため、より密着性のよいライニ
ング層を得ることができる。
いても、圧縮エアによる吹付けでなく、ポンプ圧送の濃
密資料に急結剤を添加して筒内で急速送りとミキシング
を行って打設する方式であるため、粉塵は発生せず、リ
バウンドロスも生じない。しかも、急結剤aが水硬性資
料Cに効率良く均一に分散混合されるため、少ない急結
剤量で目標初期強度のライニング層を創成することがで
きる。なお、上記方法は、第3図のようなインペラ付設
形式の装置も使用できることはいうまでもなく、インペ
ラ12で混合資料が加速され、掘削面bおよびコンクリ
ート打設面に圧密されるため、より密着性のよいライニ
ング層を得ることができる。
次に本発明の実施例を示す。
筒状ケーシング1を鋼板製、長さ600mm、内径150mm
とし、内部にスクリューを片持ち支持式に内挿した。
スクリューの仕様は、外径40mmの軸に1ピッチの連続
羽根3つを中間に0.5ピッチの途切れを形成するように
設け、各途切れ領域の軸に4枚で一組の攪拌羽根をそれ
ぞれ設けた。
とし、内部にスクリューを片持ち支持式に内挿した。
スクリューの仕様は、外径40mmの軸に1ピッチの連続
羽根3つを中間に0.5ピッチの途切れを形成するように
設け、各途切れ領域の軸に4枚で一組の攪拌羽根をそれ
ぞれ設けた。
第1の連続羽根の中間位置に相当する筒状ケーシングに
100mmの短管を接続して水硬性資料投入部を形成
し、これをホースによりピストン式コンクリートポンプ
の吐出部に接続した。短管の中間に斜めに20mmの管
を接続し、これをホースにより急結剤供給装置の吐出部
と接続した。急結剤供給装置は液体ポンプと第4図の粉
体供給装置(ロータ径30mm)を用いた。
100mmの短管を接続して水硬性資料投入部を形成
し、これをホースによりピストン式コンクリートポンプ
の吐出部に接続した。短管の中間に斜めに20mmの管
を接続し、これをホースにより急結剤供給装置の吐出部
と接続した。急結剤供給装置は液体ポンプと第4図の粉
体供給装置(ロータ径30mm)を用いた。
コンクリートの配合は、セメント360kg/m3、s/a
65%、W/C58%、スランプ10cmとし、これを4
m3/hで圧送し、スクリューを150rpmで回転させた。
急結剤は、粉体、液体ともに前記配合にセメント量の3
%、5%、7%添加し、筒状ケーシングの先端の吐出口
から混合資料として型枠内に吐出させた。粉体の場合に
は、吐出ノズル部位に0.5/min、ケーシングエア
レーション部に0.5/minの圧縮エアを導入した。
65%、W/C58%、スランプ10cmとし、これを4
m3/hで圧送し、スクリューを150rpmで回転させた。
急結剤は、粉体、液体ともに前記配合にセメント量の3
%、5%、7%添加し、筒状ケーシングの先端の吐出口
から混合資料として型枠内に吐出させた。粉体の場合に
は、吐出ノズル部位に0.5/min、ケーシングエア
レーション部に0.5/minの圧縮エアを導入した。
以上の結果、急結剤がいずれの添加量の場合も、また液
体、粉体のいずれの場合も、連続羽根、攪拌羽根に資料
が付着、固化することなく全部打設でき、粉体急結剤の
場合でも粉塵は皆無であった。
体、粉体のいずれの場合も、連続羽根、攪拌羽根に資料
が付着、固化することなく全部打設でき、粉体急結剤の
場合でも粉塵は皆無であった。
得られたライニング層(厚さ150mm)の初期強度と急
結剤の添加量の関係を第8図に示す。また、比較のた
め、従来の湿式吹付け方式による場合を併記する。吹付
け方式の配合は本発明と同じで、圧縮エアは8000
/min、急結剤は吹付けノズルの手前3.5mの位置で
添加した。
結剤の添加量の関係を第8図に示す。また、比較のた
め、従来の湿式吹付け方式による場合を併記する。吹付
け方式の配合は本発明と同じで、圧縮エアは8000
/min、急結剤は吹付けノズルの手前3.5mの位置で
添加した。
この第8図から本発明によれば、吹付け工法に較べて少
ない急結剤量で同等の効果が得られることがわかる。こ
れは、水硬性資料と急結剤を完全に分散混合することが
できたことによるものである。
ない急結剤量で同等の効果が得られることがわかる。こ
れは、水硬性資料と急結剤を完全に分散混合することが
できたことによるものである。
以上発明した本発明の第1項によるときには、先端側に
吐出口10を設けた筒状ケーシング1に、複数の連続羽
根2b,2b′,2b″を間欠的に設けると共に連続羽
根2b,2b′,2b′,2b″間の軸に全連続羽根と
の配設比率を(2.5〜3.5):1とした攪拌羽根2
cを設けたスクリュー2を高速回転自在に内挿し、か
つ、筒状ケーシング1には基端の連続羽根2bに相当す
る付近に外部の圧送ポンプと接続する水硬性資料投入部
5を設けると共に、該水硬性資料投入部5またはその近
傍に外部の急結剤供給手段と接続する急結剤添加部7を
設けたので、間欠配置の連続羽根2b,2b′,2b″
と攪拌羽根2c,2cとで送り速度の変化と攪拌が交互
に加えられかつその送りと攪拌とがバランスよく実現さ
れることになり、したがって秒単位で硬化反応が開始す
る急結剤aを水硬性資料Cとほぼ同時添加してもケーシ
ングや羽根への付着がを生じさせず、高速で効率よく均
一混合して連続吐出することができるという優れた効果
が得られる。
吐出口10を設けた筒状ケーシング1に、複数の連続羽
根2b,2b′,2b″を間欠的に設けると共に連続羽
根2b,2b′,2b′,2b″間の軸に全連続羽根と
の配設比率を(2.5〜3.5):1とした攪拌羽根2
cを設けたスクリュー2を高速回転自在に内挿し、か
つ、筒状ケーシング1には基端の連続羽根2bに相当す
る付近に外部の圧送ポンプと接続する水硬性資料投入部
5を設けると共に、該水硬性資料投入部5またはその近
傍に外部の急結剤供給手段と接続する急結剤添加部7を
設けたので、間欠配置の連続羽根2b,2b′,2b″
と攪拌羽根2c,2cとで送り速度の変化と攪拌が交互
に加えられかつその送りと攪拌とがバランスよく実現さ
れることになり、したがって秒単位で硬化反応が開始す
る急結剤aを水硬性資料Cとほぼ同時添加してもケーシ
ングや羽根への付着がを生じさせず、高速で効率よく均
一混合して連続吐出することができるという優れた効果
が得られる。
また、請求項4によれば、前記構成の連続混合装置を使
用し、筒状ケーシング1の吐出口10を施工部位に望ま
せた状態で、スクリューを100rpm以上で回転させつ
つ圧送ポンプから水硬性資料投入部5にウエットミック
スの水硬性資料を圧入し、急結剤添加部7から粉状また
は液状の急結剤を注加することにより連続羽根2b,2
b′,2b″と攪拌羽根2c,2cとで交互に送り速度
の変化と攪拌を加えて混合資料を生成しそれを施工部位
に連続吐出するようにしたので、上記混練効果により粉
塵やリバウンドを完全に解消し、少ない急結剤使用量で
良好な初期強度ライニング層や充填層を能率よく形成で
きるというすぐれた効果が得られる。
用し、筒状ケーシング1の吐出口10を施工部位に望ま
せた状態で、スクリューを100rpm以上で回転させつ
つ圧送ポンプから水硬性資料投入部5にウエットミック
スの水硬性資料を圧入し、急結剤添加部7から粉状また
は液状の急結剤を注加することにより連続羽根2b,2
b′,2b″と攪拌羽根2c,2cとで交互に送り速度
の変化と攪拌を加えて混合資料を生成しそれを施工部位
に連続吐出するようにしたので、上記混練効果により粉
塵やリバウンドを完全に解消し、少ない急結剤使用量で
良好な初期強度ライニング層や充填層を能率よく形成で
きるというすぐれた効果が得られる。
第1図は本発明による水硬性資料と急結剤の連続混合打
設装置の一実施例を示す部分切欠側面図、第2図は第1
図II−II線に沿う断面図、第3図と第4図は本発明の他
の実施例とその使用状況を示す側面図、第5図と第6図
は本発明による使用方法を例示する側面図、第7図は第
6図の部分的平面図、第8図は本発明による急結剤剤添
加量とコンクリート強度の関係を従来の湿式吹付け工法
と比較して示すグラフである。 1…筒状ケーシング、2…スクリュー、2b,2b′,
2b″…連続羽根、2c…攪拌羽根、3…高速駆動モー
タ、5…水硬性資料投入部、6…圧送ポンプ、7…急結
剤添加部、8…急結剤供給装置、9…固定型枠、9′…
移動型枠、10…吐出口、12…インペラ、16…移動
装置、90…打設口
設装置の一実施例を示す部分切欠側面図、第2図は第1
図II−II線に沿う断面図、第3図と第4図は本発明の他
の実施例とその使用状況を示す側面図、第5図と第6図
は本発明による使用方法を例示する側面図、第7図は第
6図の部分的平面図、第8図は本発明による急結剤剤添
加量とコンクリート強度の関係を従来の湿式吹付け工法
と比較して示すグラフである。 1…筒状ケーシング、2…スクリュー、2b,2b′,
2b″…連続羽根、2c…攪拌羽根、3…高速駆動モー
タ、5…水硬性資料投入部、6…圧送ポンプ、7…急結
剤添加部、8…急結剤供給装置、9…固定型枠、9′…
移動型枠、10…吐出口、12…インペラ、16…移動
装置、90…打設口
Claims (6)
- 【請求項1】先端側に吐出口10を設けた筒状ケーシン
グ1に、複数の連続羽根2b,2b′,2b″を間欠的
に設けると共に連続羽根2b,2b′,2b′2b″間
の軸に全連続羽根との配設比率を(2.5〜3.5):
1とした攪拌羽根2cを設けたスクリュー2を高速回転
自在に内挿し、かつ、筒状ケーシング1には基端の連続
羽根2bに相当する付近に外部の圧送ポンプと接続する
水硬性資料投入部5を設けると共に、該水硬性資料投入
部5またはその近傍に外部の急結剤供給手段と接続する
急結剤添加部7を設けたことを特徴とする水硬性資料と
急結剤の連続混合装置。 - 【請求項2】急結剤供給手段が粉体急結剤を濃密搬送し
得る機能を有しているものを含む特許請求の範囲第1項
記載の水硬性資料と急結剤の連続混合装置。 - 【請求項3】吐出口10の下流側に高速回転自在なイン
ペラ12を備えているものを含む特許請求の範囲第1項
記載の水硬性資料と急結剤の連続混合装置。 - 【請求項4】先端側に吐出口10を設けた筒状ケーシン
グ1に、複数の連続羽根2b,2b′,2b″を間欠的
に設けると共に連続羽根2b,2b′,2b′,2b″
間の軸に全連続羽根との配設比率を(2.5〜3.
5):1とした攪拌羽根2cを設けたスクリュー2を高
速回転自在に内挿し、かつ、筒状ケーシング1には基端
の連続羽根2bに相当する付近に外部の圧送ポンプと接
続する水硬性資料投入部5を設けると共に、該水硬性資
料投入部5またはその近傍に外部の急結剤供給手段と接
続する急結剤添加部7を設た装置を用い、前記筒状ケー
シング1の吐出口10を施工部位に望ませた状態で、ス
クリューを100rpm以上で回転させつつ圧送ポンプか
ら水硬性資料投入部5にウエットミックスの水硬性資料
を圧入し、急結剤添加部7から粉状または液状の急結剤
を注加することにより連続羽根2b,2b′,2b″と
攪拌羽根2c,2cとで交互に送り速度の変化と攪拌を
加えて混合資料を生成しそれを施工部位に連続吐出する
ようにしたことを特徴とする水硬性資料と急結剤の連続
混合装置の使用方法。 - 【請求項5】施工面との間に所要の空隙を有せしめるよ
うに固定型枠9を設け、固定型枠9に設けた打設口90
に吐出口10を接続して行う特許請求の範囲第4項記載
の水硬性資料と急結剤の連続混合装置の使用方法。 - 【請求項6】連続混合装置が移動型枠9′に支持され、
その移動型枠9′を移動手段15により施工面と対峙移
動させ、連続混合装置を作動する過程を繰り返す特許請
求の範囲第4項記載の水硬性資料と急結剤の連続混合装
置の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63213705A JPH069813B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 水硬性資料と急結剤の連続混合装置およびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63213705A JPH069813B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 水硬性資料と急結剤の連続混合装置およびその使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0262205A JPH0262205A (ja) | 1990-03-02 |
JPH069813B2 true JPH069813B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=16643622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63213705A Expired - Fee Related JPH069813B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 水硬性資料と急結剤の連続混合装置およびその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069813B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0755492B2 (ja) * | 1989-10-11 | 1995-06-14 | 株式会社熊谷組 | 混練装置 |
JP4804621B2 (ja) * | 2000-11-14 | 2011-11-02 | 株式会社ケー・エフ・シー | 可塑性モルタル供給装置 |
JP2009096039A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Ube Ind Ltd | 水硬性モルタルの施工方法およびその構造体 |
DK3646943T3 (da) * | 2016-03-01 | 2023-08-14 | Sika Tech Ag | Fremgangsmåde til fremstilling af en struktur af byggemateriale |
EP4082736A1 (de) | 2017-08-09 | 2022-11-02 | Sika Technology AG | Verfahren für den 3d-druck von mineralischen bindemittelzusammensetzungen |
JP7409860B2 (ja) * | 2019-12-18 | 2024-01-09 | 西松建設株式会社 | 混合装置、コンクリート材料の製造方法および打設方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS637906A (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-13 | 株式会社三井三池製作所 | 急結剤添加ノズル |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP63213705A patent/JPH069813B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0262205A (ja) | 1990-03-02 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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