JP3073973B1 - 混練装置 - Google Patents
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- JP3073973B1 JP3073973B1 JP11023894A JP2389499A JP3073973B1 JP 3073973 B1 JP3073973 B1 JP 3073973B1 JP 11023894 A JP11023894 A JP 11023894A JP 2389499 A JP2389499 A JP 2389499A JP 3073973 B1 JP3073973 B1 JP 3073973B1
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
する。 【解決手段】 混練装置11は、掘削機1のアーム5の
先端部に取り付けれる取付けベース12と、回転ドラム
17と、供給口35と、回転伝達機構16を介して回転
ドラム17を回転させる油圧モータとを備えていて、回
転ドラム17には、内部に撹拌羽根28を、開口部17
a側の端部に掬い部30を設けている。例えば軟弱土4
5を埋め戻しに適した土に改良する場合、軟弱土45を
掬い部30を利用して回転ドラム17内に掬い取り、供
給口35から回転ドラム17内に生石灰と土質改良剤と
を供給して回転ドラム17を回転させ、それらを撹拌羽
根28により撹拌して混合する。混練装置11は、掘削
機1のアーム5に取り付けて使用できるので、大掛かり
にならず、混練装置の専用機がない場所でも混練作業を
簡易的に行うことができる。
Description
先端部に取り付けて使用できる混練装置に関する。
伴って発生する建設発生土、なかでも特に水分の多い泥
土や軟弱土(以下、軟弱土)は、そのままでは扱いにく
いと共に、埋め戻しには適さない。そこで、このような
軟弱土と、生石灰や高分子の土質改良剤とを混練装置の
容器内で掻き混ぜて混合させることにより、取り扱いや
すく、埋め戻しに適した土に改良することが行われてい
る。
は、混練装置の専用機を使用して行うのが一般的であっ
た。しかしながら、混練装置の専用機を使用する場合に
は、大掛かりになり、また、混練装置の専用機は高価で
あるという問題点がある。
のであり、その目的は、混練作業を簡易的に行うことが
でき、また、安価な混練装置を提供するにある。
めに、請求項1の発明の混練装置は、掘削機のアームの
先端部に取り付けられる取付けベースと、一端部に開口
部を有した容器状をなし、前記開口部とは反対側の端部
が前記取付けベースに対して回転可能に取り付けられた
回転ドラムと、この回転ドラムの内部に設けられた撹拌
羽根と、前記取付けベースに前記回転ドラムを回転させ
るように設けられた回転駆動手段とを備えたことを特徴
とするものである。
回転ドラム内に混練する対象の被混練物を投入し、回転
ドラムを回転させる。すると、回転ドラム内の被混練物
は撹拌羽根により撹拌されて混合される。
り付けて使用できるので、混練装置の専用機を使用する
場合とは違い、大掛かりにならず、混練装置の専用機が
ない場所でも混練作業を簡易的に行うことができ、ま
た、混練装置の専用機に比べて安価にできる。
掬い部を備えた構成とすることが好ましい(請求項2の
発明)。これによれば、掬い部を利用して被混練物を回
転ドラム内に掬い取ることができるようになるため、一
層使いやすい。
ラムとの間に、回転駆動手段の回転を回転ドラムに伝達
する回転伝達機構を備え、この回転伝達機構は、前記取
付けベースに固定されたリング状をなすアウタリング
と、このアウタリングの内周部に回転可能に配設される
と共に、前記回転ドラムが連結され、内周部に多数個の
歯部を有したリング状をなすインターナルギヤと、この
インターナルギヤの内側にあって当該インターナルギヤ
の回転中心から偏心した部位に配置されると共に、外周
部の歯部が前記インターナルギヤの歯部に歯合するよう
に設けられ、前記回転駆動手段により回転されることに
基づき前記インターナルギヤを介して前記回転ドラムを
回転させるピニオンとを備えた構成としたところに特徴
を有している。
転中心から偏心した部位に配置したピニオンを回転駆動
手段により回転させることに基づき、インターナルギヤ
を介して回転ドラムを回転させる構成としているので、
回転ドラムをこれの回転中心で回転駆動手段により直接
回転させる場合とは違い、回転ドラムを比較的小さな駆
動力で回転させることができる。また、ピニオンはイン
ターナルギヤの内側に配置されているので、そのピニオ
ンやこれを駆動する回転駆動手段が径方向の外部に突出
しないようにできる。
回転ドラムの回転中心に対応する部位に位置させて、回
転ドラムの内部に薬剤などを供給するための供給口を備
えた構成としたところに特徴を有している。このものに
よれば、土質改良剤などの薬剤を供給口から回転ドラム
の内部に供給することができる。また、供給口は、回転
ドラムの回転中心に対応する部位に位置させているの
で、回転ドラムの回転に支障はない。
坦部を備える構成とすることが好ましい(請求項5の発
明)。これによれば、被混練物を一層掬いやすくなる。
また、回転駆動手段は油圧モータとすることが好ましい
(請求項6の発明)。一般に掘削機のアームやバケット
の駆動方式は油圧式が多く、油圧モータを使用した場
合、配管などが容易にできる。しかも、油圧モータは、
正転及び逆転も容易に切り替えることができる。
て、図1ないし図4を参照して説明する。まず、図2に
おいて、掘削機1は、油圧式のバックホーであり、旋回
台2の上に運転室3及びブーム4が設けられている。ブ
ーム4の先端部にはアーム5が回動可能に設けられてお
り、ブーム4及びアーム5はそれぞれ油圧式のブームシ
リンダ6、アームシリンダ7により回動操作される。こ
の掘削機1は、バックホーとして使用される場合には、
アーム5の先端部に図示しないバケットが取り付けら
れ、そのバケットは油圧式のバケットシリンダ8によ
り、バケットリンク9を介して取付部10を中心に回動
されるようになっている。
ーム5の先端部に、前記バケットに代えて本発明の混練
装置11が装着されており、以下、この混練装置11に
ついて詳述する。
状をなす鉄製のベース板12aと、このベース板12a
の背面に設けられた2個の鉄製の取付板12b,12b
とを有していて、取付板12b,12bが上記取付部1
0を介してアーム5の先端部に回動可能に取り付けられ
ていると共に、取付部13を介してバケットリンク9の
先端部に回動可能に取り付けられている。
寄りの部位には、回転駆動手段を構成する油圧モータ1
4が取り付けられている。この油圧モータ14には、油
圧用の3本のホース15の一端部が接続されており、こ
れら各ホース15の他端部は運転室3側の油圧源に接続
されている。
いて右側の面)には、図1及び図4にも示すように、回
転伝達機構16を介して回転ドラム17が回転可能に設
けられている。回転伝達機構16は、ベース板12aよ
りも小さなリング状をなすアウタリング18と、このア
ウタリング18の内周部に多数個のボール19(図3参
照)を介して回転可能に配設され、内周部に多数個の歯
部20aが形成されたリング状をなすインターナルギヤ
20と、このインターナルギヤ20の内側にあって当該
インターナルギヤ20の回転中心O(図4参照)から偏
心した部位に配置されると共に、外周部の歯部21aが
インターナルギヤ20の歯部20aに歯合するように設
けられたピニオン21とから構成されていて、ピニオン
21が前記油圧モータ14の回転軸14aに取着されて
いる。
ース12のベース板12aにねじ22により固定され、
また、上記回転ドラム17の開口部17aとは反対側の
端部を構成する鉄製の取付板23が、インターナルギヤ
20にねじ24により固定されている。なお、アウタリ
ング18及びインターナルギヤ20には、図3に示すよ
うに、それらの間の隙間を覆うようにシール部材25が
設けられている。
よりピニオン21が回転されると、インターナルギヤ2
0が回転され、このインターナルギヤ20と一体に回転
ドラム17が回転中心Oを中心に回転される。油圧モー
タ14は、運転室3での操作により制御されるようにな
っている。なお、上記した回転伝達機構16は、バック
ホーなどの掘削機1において、旋回台2を回転可能に支
持する旋回座軸受と同様な構成のもので、強度や振動に
強く、耐久性に優れている。
と、周壁部を構成するほぼ円筒状の鉄製の筒部26と、
この筒部26の1箇所に軸方向に延びるように設けられ
た鉄製の平坦部27とから、一端部に開口部17aを有
したほぼ円筒容器状に形成されている。前記平坦部27
は、回転ドラム17の周壁部の一部(約60度分)を平
坦に形成している(図4参照)。平坦部27の外面側に
は、複数本のリブ27aが設けられている。筒部26の
内周部には撹拌羽根28が複数個設けられ、また、筒部
26の外周部の2箇所には補強板29が設けられてい
る。
は、前記平坦部27の先端部と連なるように平板状の掬
い部30が固定状態に設けられている。平坦部27の後
端部は前記取付板23に連結されており、この平坦部2
7は、回転ドラム17の周壁部において取付板23と掬
い部30との間を連結している。掬い部30は平坦部2
7に対して斜めに設けられていて、この掬い部30の掬
い角度α(図1参照)は約36度に設定している。ま
た、掬い部30は平坦部27よりも幅広に形成されてい
て、両端部が筒部26から外方へ突出している。掬い部
30の両端部には、補強板31が設けられている。掬い
部30には、カッチングエッジ32がねじ33により取
換え可能に取り付けられている。
ス板12aの径方向の中央部には、供給口35がねじ3
5aにより取り付けられている。この供給口35には、
ほぼ円筒状をなす外筒36の内部に第1及び第2のパイ
プ37,38(図4参照)が設けられていて、外筒36
の先端部が、回転伝達機構16及び回転ドラム17の取
付板23の中央部を貫通して回転ドラム17の内部に突
出している。従って、供給口35は、取付けベース12
のベース板12aに、回転ドラム17の回転中心Oに対
応する部位に位置させて設けられている。
る先端部には、第1及び第2のパイプ37,38の先端
部を上方から覆うように庇部36aが設けられている。
取付板23の回転ドラム17内部側には、外筒36の周
囲に位置させてシール部材39が取り付けられている。
シール部材39は、外筒36に対して回転可能となって
いる。
側(図1において左側)には、それぞれ内部にスクリュ
ーが配設されたフレキシブルな第1及び第2の薬剤用ホ
ース40,41と、エアーホース42、43の一端部が
それぞれ接続されている。第1の薬剤用ホース40の他
端部は、運転席3側に設けられた図示しない生石灰供給
部に接続され、第2の薬剤用ホース41の他端部は、運
転席3側に設けられた図示しない土質改良剤供給部に接
続され、両エアーホース42,43の他端部は、運転席
3側に設けられた図示しないコンプレッサに接続されて
いる。この場合、土質改良剤としては、高分子系のもの
を用いる。
40を通して第1のパイプ37に送られ、エアーホース
42を通して供給された高圧空気の吐出圧により第1の
パイプ37から回転ドラム17内に供給され、また、土
質改良剤は、同様に、第2の薬剤用ホース41を通して
第2のパイプ38に送られ、エアーホース43を通して
供給された高圧空気の吐出圧により第2のパイプ38か
ら回転ドラム17内に供給されるようになっている。こ
れら生石灰及び土質改良剤の回転ドラム17内への供給
は、運転室3での操作に基づいて制御されるようになっ
ている。
木建設工事に伴って発生した軟弱土を、埋め戻しに適す
るような土に改良する場合には、まず、回転ドラム17
の掬い部30を下にした状態で、軟弱土45(図1参
照)を掬い部30を利用して回転ドラム17内に掬い取
る。このとき、掬い部30及び回転ドラム17の平坦部
27は平坦状で、かつ幅広であり、しかも掬い部30に
は掬い角度αが設定されているので、軟弱土45を容易
に、しかも効率良く掬うことができる。
くは、水平状態よりも開口部17aが斜め上向きとなる
状態にし、この状態で、運転室3において生石灰及び土
質改良剤を供給するための操作を行う。これに基づき、
供給口35における第1のパイプ37から生石灰が、ま
た、第2のパイプ38から高分子系の土質改良剤が回転
ドラム17内に供給される。
ータ14を回転させ、回転伝達機構16を介して回転ド
ラム17を回転させる。この回転ドラム17の回転に基
づき、回転ドラム17内の軟弱土45と、生石灰と、土
質改良剤とが撹拌羽根28により撹拌されて混合され
る。これにより、軟弱土45は取り扱いやすく、埋め戻
しに適した土に改良されるようになり、改良された土
は、回転ドラム17から所定の場所にあけて貯留する。
以上の操作を繰り返すことにより、多くの軟弱土45を
改良できるようになる。この場合、回転ドラム17を回
転させながら、生石灰と土質改良剤とを回転ドラム17
内に供給するようにしても良い。このようにして改良さ
れた土は、水が掛かっても再び泥状とはならず、取り扱
いやすいものとなる。
を得ることができる。まず、上記した混練装置11は、
掘削機1のアーム5の先端部に取り付けて使用できるの
で、混練装置の専用機を使用する場合とは違い、大掛か
りにならず、混練装置の専用機がない場所でも混練作業
を簡易的に行うことができ、また、混練装置の専用機に
比べて安価にできる。
り、その掬い部30を利用して軟弱土45を回転ドラム
17内に掬い取ることができるため、一層使いやすい。
また、回転ドラム17の周壁部に掬い部30と連なる平
坦部27を設けていて、掬い部30及び平坦部27は平
坦状で、かつ幅広であり、しかも掬い部30には掬い角
度αが設定されているので、軟弱土45を容易に、しか
も効率良く掬うことができる。
7の回転中心Oに対応する部位に位置させて供給口35
を設けた構成としているので、その供給口35から生石
灰及び土質改良剤を回転ドラム17内に容易に供給する
ことができ、生石灰及び土質改良剤を回転ドラム17の
開口部17aから人手により投入する場合に比べて、便
利である。また、供給口35は、回転ドラム17の回転
中心Oに対応する部位に位置させているので、回転ドラ
ム17の回転に支障はない。
14と回転ドラム17との間に回転伝達機構16を設け
ていて、この回転伝達機構16におけるインターナルギ
ヤ20の回転中心から偏心した部位に配置したピニオン
21を油圧モータ14により回転させることに基づき、
インターナルギヤ20を介して回転ドラム17を回転さ
せる構成としているので、回転ドラム17をこれの回転
中心で回転駆動手段により直接回転させる場合とは違
い、回転ドラム17を比較的小さな駆動力で回転させる
ことができる。これにより、油圧モータ14にかかる負
担を軽減できる。また、ピニオン21はインターナルギ
ヤ20の内側に配置されているので、そのピニオン21
やこれを駆動する油圧モータ14が径方向の外部に突出
しないようにできる。そして、このような構成の回転伝
達機構16を採用していることにより、上記供給口35
を、回転ドラム17の回転に支障のない、回転ドラム1
7の回転中心Oに対応する部位に位置させることができ
る。
油圧モータ14を用いているので、油圧駆動式の掘削機
1の場合には、その油圧モータ14の配管などが容易に
できる。しかも、油圧モータ14は、正転及び逆転も容
易に切り替えることができるため、使い勝手も良い。
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の点
が異なっている。すなわち、掘削機1のアーム5の先端
部に設けられた混練装置50は、この場合、セメントの
混練用である。この混練装置50の取付けベース12
は、第1実施例の取付けベース12と同様な構成である
が、供給口35は設けられていない。取付けベース12
の前面側に、図示しない回転伝達機構16を介して回転
ドラム51が回転可能に取り付けられている。この回転
ドラム51は、円板状の取付板52と、筒部53とを有
していて、一端部に開口部51aを有した容器状をなし
ている。筒部53は、軸方向の中央部が径大で、その中
央部から両端部にかけて次第に径小となるテーパ状に形
成されている。筒部53の内周部には、図示はしないが
撹拌羽根が設けられている。取付けベース12の背面の
外周寄りの部位には、回転ドラム51の駆動手段を構成
する油圧モータ14が取り付けられている。
用いてセメントを混練する場合には次のようにして行
う。まず、回転ドラム51の開口部51aから、セメン
トの粉と、砂と、砂利と、水とを投入する。そして、油
圧モータ14により回転ドラム51を回転させる。この
回転ドラム51の回転に基づき、回転ドラム51内のセ
メントの粉と砂と砂利と水とが撹拌羽根により撹拌され
て混練される。混練されたセメントは、回転ドラム51
からあけられて使用される。
置50は、掘削機1のアーム5の先端部に取り付けて使
用できるので、セメント混練用の混練装置の専用機を使
用する場合とは違い、大掛かりにならず、混練装置の専
用機がない場所でもセメントの混練作業を簡易的に行う
ことができ、また、混練装置の専用機に比べて安価にで
きる。
ス12に、回転ドラム51の回転中心に対応する部位に
位置させて、水供給用の供給口を設け、この供給口から
回転ドラム51内に水を供給する構成とすることもでき
る。
れるものではなく、例えば回転ドラム17,51の回転
駆動手段としては、油圧モータ14に代えて電動モータ
を用いても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変
形して実施することができる。
によれば次のような効果を得ることができる。請求項1
の混練機によれば、掘削機のアームに取り付けて使用で
きるので、混練装置の専用機を使用する場合とは違い、
大掛かりにならず、混練装置の専用機がない場所でも混
練作業を簡易的に行うことができ、また、混練装置の専
用機に比べて安価にできる。請求項2の混練機によれ
ば、掬い部を利用して被混練物を回転ドラム内に掬い取
ることができるようになるため、一層使いやすくなる。
ギヤの回転中心から偏心した部位に配置したピニオンを
回転駆動手段により回転させることに基づき、インター
ナルギヤを介して回転ドラムを回転させる構成としてい
るので、回転ドラムをこれの回転中心で回転駆動手段に
より直接回転させる場合とは違い、回転ドラムを比較的
小さな駆動力で回転させることができる。また、ピニオ
ンはインターナルギヤの内側に配置されているので、そ
のピニオンやこれを駆動する回転駆動手段が径方向の外
部に突出しないようにできる。
どの薬剤を供給口から回転ドラムの内部に供給すること
ができ、便利である。また、供給口は、回転ドラムの回
転中心に対応する部位に位置させているので、回転ドラ
ムの回転に支障はない。
周壁部に掬い部と連なる平坦部を設けたことにより、被
混練物を一層掬いやすくできる。請求項6の混練機によ
れば、一般に掘削機のアームやバケットの駆動方式は油
圧式が多く、油圧モータを使用した場合、配管などが容
易にできる。しかも、油圧モータは、正転及び逆転も容
易に切り替えることができる。
ベース、14は油圧モータ(回転駆動手段)、16は回
転伝達機構、17は回転ドラム、18はアウタリング、
20はインターナルギヤ、20aは歯部、21はピニオ
ン、21aは歯部、23は取付板、27は平坦部、28
は撹拌羽根、30は掬い部、35は供給口、37は第1
のパイプ、38は第2のパイプ、40は第1の薬剤用ホ
ース、41は第2の薬剤用ホース、42,43はエアー
ホース、45は軟弱土(被混練物)、50は混練装置、
51は回転ドラムを示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 掘削機のアームの先端部に取り付けられ
る取付けベースと、 一端部に開口部を有した容器状をなし、前記開口部とは
反対側の端部が前記取付けベースに対して回転可能に取
り付けられた回転ドラムと、 この回転ドラムの内部に設けられた撹拌羽根と、 前記取付けベースに前記回転ドラムを回転させるように
設けられた回転駆動手段とを備えたことを特徴とする混
練装置。 - 【請求項2】 回転ドラムの開口部側の端部に掬い部を
備えたことを特徴とする請求項1記載の混練装置。 - 【請求項3】 取付けベースと回転ドラムとの間に、回
転駆動手段の回転を回転ドラムに伝達する回転伝達機構
を備え、 この回転伝達機構は、 前記取付けベースに固定されたリング状をなすアウタリ
ングと、 このアウタリングの内周部に回転可能に配設されると共
に、前記回転ドラムが連結され、内周部に多数個の歯部
を有したリング状をなすインターナルギヤと、 このインターナルギヤの内側にあって当該インターナル
ギヤの回転中心から偏心した部位に配置されると共に、
外周部の歯部が前記インターナルギヤの歯部に歯合する
ように設けられ、前記回転駆動手段により回転されるこ
とに基づき前記インターナルギヤを介して前記回転ドラ
ムを回転させるピニオンとを備えていることを特徴とす
る請求項1記載の混練装置。 - 【請求項4】 取付けベースにおいて回転ドラムの回転
中心に対応する部位に位置させて、回転ドラムの内部に
薬剤などを供給するための供給口を備えたことを特徴と
する請求項1または3記載の混練装置。 - 【請求項5】 回転ドラムの周壁部に、掬い部と連なる
平坦部を備えたことを特徴とする請求項2記載の混練装
置。 - 【請求項6】 回転駆動手段は油圧モータであることを
特徴とする請求項1または3記載の混練装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11023894A JP3073973B1 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 混練装置 |
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JP11023894A JP3073973B1 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 混練装置 |
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1999
- 1999-02-01 JP JP11023894A patent/JP3073973B1/ja not_active Expired - Fee Related
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