JP4342285B2 - シールド掘進機 - Google Patents

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Description

本発明は、断面が略正方形状のトンネルを掘削し得るシールド掘進機に関するものである。
シールド掘進機の中には、ルーロの三角形の動作原理を利用したものがあり、このシールド掘進機は、回転軸部の前端部に、3本のアーム状カッタ部が等角度おきで放射状に突設されてなるカッタヘッドを回転させることにより、断面が略正方形状のトンネルを掘削するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このシールド掘進機は、図9に示すように、シールド本体51内の前部に配置された隔壁52に設けられた円筒支持体53に、軸受54を介して、その回転軸心cから所定距離eだけ偏心した位置dで貫通穴55aが形成された大径の筒状回転体55を回転自在に支持するとともに、この筒状回転体55の貫通穴55a内にカッタヘッド56の回転軸部56aを挿通させて支持したもので、しかも上記筒状回転体55を、カッタヘッド56の回転方向(自転)と逆方向に3/4倍の速度でもって回転(公転)させるようにしたものである。
以下、カッタヘッド56の回転駆動機構について簡単に説明する。
上記筒状回転体55の後端部外周にはリング状外歯車61が設けられるとともに、カッタヘッド56の回転軸部56aの後端部には歯車体62が設けられ、さらにシールド本体51側には上記リング状外歯車61を駆動用歯車63を介して回転させる第1電動機64が設けられるとともに、筒状回転体55側には歯車体62を駆動用歯車65を介して回転させる第2電動機66が設けられている。簡単に言えば、カッタヘッド56の自転用と公転用の駆動装置が別個に設けられていた。
そして、上記公転用と自転用の各電動機64,66を駆動して、筒状回転体55を回転軸部56aとは逆方向に3/4倍の速度でもって回転させることにより、アーム状カッタ部56bにより略正方形状のトンネルが掘削される。
しかし、上記シールド掘進機の構成によると、カッタヘッド56の公転用と自転用の駆動装置が別個に設けられているため、シールド本体51の中央部に、掘削地山の土質改良などを行うための作業用スペースを確保することができないという問題がある。例えば、作業用スペースを無理に確保しようとすると、シールド本体51の中央部以外の場所、すなわち大径の円筒支持体53の外周側に配置することが考えられるが、スペース的には無理であり、たとえ、配置できたとしても、作業が地山の土質改良を目的とする場合には、カッタヘッド56の周辺部分しか改良することができず、十分な作業を行うことができない。
そこで、本発明は、ルーロの三角形の動作原理を用いて断面が略正方形状のトンネルを掘削する際に、シールド本体前方での作業を十分に行い得るシールド掘進機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るシールド掘進機は、シールド本体の前部に回転自在に設けられた円形板体に、その回転軸心に対して偏心した位置で、回転軸部の前端部に3本のアーム状カッタ部が等角度おきで突設されてなるカッタヘッドを回転自在に支持するとともに、上記円形板体を、その後面の外周近傍に取り付けられたリング状外歯車を介して回転駆動機により所定方向に回転させた際に、連動機構を介して、上記カッタヘッドを逆方向に4/3倍の速度でもって回転させてアーム状カッタ部により略正方形状のトンネルを掘削するシールド掘進機であって、
上記連動機構を、上記リング状外歯車の内方に且つ当該リング状外歯車と同一軸心を有するようにシールド本体側に支持されたリング状内歯車と、上記カッタヘッドの回転軸部の後部に取り付けられるとともに上記リング状内歯車に噛合する歯車体とから構成し、
且つ上記円形板体の回転軸心に対して偏心した位置で回転自在に設けられた歯車体と、上記円形板体の回転軸心と同一軸心を有するように配置された上記リング状内歯車との間に形成される円形板体の三日月形状部分に、薬液注入用の開口部を設けたものである。
また、本発明の請求項2に係るシールド掘進機は、シールド本体の前部に回転自在に設けられた円形板体に、その回転軸心に対して偏心した位置で、回転軸部の前端部に3本のアーム状カッタ部が等角度おきで突設されてなるカッタヘッドを回転自在に支持するとともに、上記円形板体を、その後面の外周近傍に取り付けられたリング状外歯車を介して回転駆動機により所定方向に回転させた際に、連動機構を介して、上記カッタヘッドを逆方向に4/3倍の速度でもって回転させてアーム状カッタ部により略正方形状のトンネルを掘削するシールド掘進機であって、
上記連動機構を、上記リング状外歯車の内方に且つ当該リング状外歯車と同一軸心を有するようにシールド本体側に支持されたリング状内歯車と、上記カッタヘッドの回転軸部の後部に取り付けられるとともに上記リング状内歯車に噛合する歯車体とから構成し、
且つ上記円形板体の回転軸心に対して偏心した位置で回転自在に設けられた歯車体と、上記円形板体の回転軸心と同一軸心を有するように配置された上記リング状内歯車との間に形成される円形板体の三日月形状部分に、作業員出入用の開口部を設けたものである。
上記の各構成によると、円形板体と、この円形板体に偏心した位置で回転自在に設けられるカッタヘッドの回転軸部とを、円形板体の外周寄りに設けられたリング状外歯車に対向する位置でシールド本体側に支持されたリング状内歯車およびこのリング状内歯車に噛合する歯車体を介して、連動させるようにしたので、従来のように、円形板体自体を回転させる駆動装置のほかに、円形板体側にカッタヘッドを回転させる駆動装置を別途設ける必要がないため、リング状内歯車と当該リング状内歯車に対して偏心された歯車体との間の三日月状部分に薬液注入用または作業員出入用の開口部を設けることができ、したがって例えばシールド本体の前方地山に薬液を注入する場合、またはカッタヘッドの保守点検を行う場合でも、容易且つ十分に各作業を行うことができる。
以下、ルーロの三角形の動作原理を用いて断面が略正方形状のトンネルを掘削する際に、シールド本体の前方での作業を十分に行い得るシールド掘進機の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
以下、実施の形態1に係るシールド掘進機を、図1〜図5に基づき説明する。
このシールド掘進機は、図1〜図3に示すように、断面が略正方形状に形成されてなるシールド本体1と、このシールド本体1の前部内周面に設けられた隔壁2に軸受3を介して当該シールド本体1の中心軸a回りで回転自在に支持された大径の円形板体4と、この円形板体4の中心軸(回転軸心ともいう)aとは所定距離eだけ偏心した位置bで当該円形板体4を挿通するように取り付けられるとともに中心部に貫通穴5aが形成された筒状部材5と、この筒状部材5の貫通穴5a内に回転自在に挿通(支持)された回転軸部6aおよび当該回転軸部6aの前端部に等角度おきで且つ放射状に突設された3本のアーム状カッタ6bからなるカッタヘッド6と、上記円形板体4を回転させる回転駆動装置7とを有するとともに、上記円形板体4が所定方向に回転された際に、カッタヘッド6を当該円形板体4とは逆方向にシールド本体1に対する円形板体4の回転速度の4/3倍の速度で回転させるための連動機構8が具備されている。
上記回転駆動装置7は、円形板体4の外周近傍で且つ後方に突出して設けられた第1リング状外歯車(外周面に歯部が設けられたもの)11と、この第1リング状外歯車11を駆動用歯車12を介して回転させる回転駆動機(例えば、電動機が用いられる)13とから構成されている。
また、上記連動機構8は、上記第1リング状外歯車11の内方位置(対向する位置)で且つ当該第1リング状外歯車11の回転軸心aと同一軸心を有するように取付ブラケット14を介してシールド本体1側に取り付けられたリング状内歯車(内周面に歯部が設けられたもの)15と、上記カッタヘッド6の回転軸部6aの後端部に取付ブラケット16を介して支持されるとともに上記リング状内歯車15に噛合する第2リング状外歯車(外周面に歯部が設けられたもので、歯車体の一例である)17とから構成され、しかもリング状内歯車15と第2リング状外歯車17との歯数の比は、円形板体4が所定方向に1回転する間に、言い換えれば、筒状部材5に支持されたカッタヘッド6が1回転でもって公転する間に、カッタヘッド6がその軸心回りで逆方向に4/3回(相対角度)でもって自転するように構成されている。すなわち、シールド本体1に対してカッタヘッド6が所定方向に1回転(自転)する間に、同じくシールド本体1に対して円形板体4が逆方向に3回転(公転)して、各アーム状カッタ6bの先端が正方形状に移動するため、断面が略正方形状のトンネルが掘削されることになる。なお、上記第1リング状外歯車11は、シールド本体1側に支持されたリング状内歯車15側に旋回台軸受9を介して支持されている。この旋回台軸受9は、リング状内歯車15の外面に突設された環状突条部15aの前後面および内周面の3面に配置される円筒ころ9aにより構成されている。
ところで、図1および図4に示すように、リング状内歯車15は、円形板体4の回転軸心aと同一軸心上に配置されるとともに、第2リング状外歯車17は、円形板体4の回転軸心aと所定距離eだけ偏心した位置bで且つ上記リング状内歯車15に係合して(接触して)回転自在に設けられているため、両者の間には三日月状のスペース(以下、三日月状部分と称する)Sが形成されることになる。
そして、この三日月状部分Sにおける円形板体4側には、例えば円周方向の3箇所にて、薬液注入用の開口部21が形成されるとともに、この開口部21には、ボールジョイント22を介して薬液注入用穴を掘削するためのボーリング機24を接続するための接続用密封装置23が取り付けられている。このボーリング機24は、上記接続用密封装置23および薬液注入用の開口部21を介して、掘削管25を地山側に押し込むようにしたものであり、この掘削管25から薬液(土質改良剤ともいう)が地山に注入される。ところで、掘削時においては、薬液は注入されないため、ボーリング機24は接続用密封装置23から取り外されており、このとき、接続用密封装置23の接続フランジ部には蓋板が取り付けられる。
なお、シールド本体1内には、隔壁2の下部に接続されてカッタヘッド4により掘削された掘削土砂を外部に排出するためのスクリュウ式排土装置31が配置され、またシールドジャッキ32および掘削されたトンネル内壁面にセグメント33を設置するためののセグメント組立装置34が配置されており、またカッタヘッド6のアーム状カッタ6bにはコピーカッタ35が配置されている。
上記シールド掘進機において、回転駆動機13を作動させて円形板体4を所定方向に回転させると、円形板体4の偏心位置に設けられた筒状部材5が偏心距離eに相当する半径でもってシールド本体1の中心軸a回りで公転する。
筒状部材5が公転すると、リング状内歯車15に噛合している第2リング状外歯車17が、逆方向に4/3倍の速度でもって自転し、これら両者の回転により、カッタヘッド6の先端部が正方形状に移動して略正方形状のトンネルが掘削される。
ところで、トンネルを掘削している最中に、地山土質を改良する必要が生じた場合、薬液が注入される。
この場合、薬液を注入すべき箇所に対応する位置に、薬液注入用の開口部21が来るように円形板体4を停止させる。
次に、図5に示すように、ボーリング機24を接続用密封装置23に接続し、そして掘削管25を接続用密封装置23および薬液注入用の開口部21を介して、地山側に押し込んだ後、この掘削管25から薬液を地山に注入する。
勿論、この薬液注入作業は、土質を改良すべき範囲で行われ、例えば三日月状部分Sに3箇所で設けられた各薬液注入用の開口部21にて行われる。
この3箇所からの薬液注入作業だけでは、土質改良が十分に行われない場合には、一旦、ボーリング機24を取り外し、三日月状部分Sがさらに土質の改良をすべき位置に来るように円形板体4を回転させて、再び、ボーリング機24を取り付けて薬液を注入すればよい。この作業による薬液注入可能範囲は、図2の仮想線Dにて示すような範囲となる。
このように、ルーロの三角形の動作原理を用いて、断面が略正方形状のトンネルを掘削するシールド掘進機において、大径の円形板体4と、この円形板体4に偏心した位置で回転自在に設けられるカッタヘッド6を支持する筒状部材5とを、円形板体4の外周寄り位置に設けられた第1リング状外歯車11に対向する位置でシールド本体1側から支持されたリング状内歯車15およびこのリング状内歯車15に噛合する第2リング状外歯車17からなる連動機構8を介して連動させるように構成したので、従来のように、円形板体自体を回転させる回転駆動機のほかに、円形板体側にカッタヘッドを回転させる回転駆動機を別途設ける必要がないため、リング状内歯車15と当該リング状内歯車15に対して偏心された小径の第2リング状外歯車17との間の三日月状部分Sに、薬液注入用の開口部21を設けることができ、したがってこの開口部21から前方地山に薬液を注入して容易且つ十分に(確実に)土質の改良を行うことができる。
[実施の形態2]
次に、実施の形態2に係るシールド掘進機を、図6〜図8に基づき説明する。
上記実施の形態1においては、リング状内歯車15と当該リング状内歯車15に対して偏心位置で設けられ第2リング状外歯車17との間の三日月状部分Sに、薬液注入用の開口部21を設けたが、本実施の形態2においては、作業用の開口部を設けたものである。
本実施の形態2と上述した実施の形態1と異なる箇所は、三日月状部分Sであるため、本実施の形態2においては、この部分に着目して説明するとともに、上述した実施の形態1と同一の構成部材については、同一番号を付して、その説明を省略する。
すなわち、図6〜図8に示すように、リング状内歯車15と当該リング状内歯車15に対して偏心した位置で設けられた第2リング状外歯車17との間の三日月状部分Sにおける円形板体4に、そのカッタヘッド6側(地山側)にて所定の作業を行い得るように、作業員出入用のマンホール(開口部)41が設けられたものである。勿論、このマンホール41には蓋板42が設けられている。なお、シールド本体1の隔壁2にも、外周部分での作業用マンホール43が設けられている。
したがって、正方形状のトンネルを掘削している最中に、アーム状カッタ6bに取り付けられているカッタビットなどの保守・点検作業すなわちシールド本体1前面の中央部分での作業を行う必要が生じた場合には、円形板体4を所定の位置で停止させた後、蓋板42を取り外し、作業員がマンホール41からカッタヘッド6側に入り、保守点検作業を行う。
この構成の場合にも、上述した実施の形態1における場合と同様に、ルーロの三角形の動作原理を用いて、断面が略正方形状のトンネルを掘削するシールド掘進機において、大径の円形板体4と、この円形板体4に偏心した位置で回転自在に設けられるカッタヘッド6を支持する筒状部材5とを、円形板体4の外周寄り位置に設けられた第1リング状外歯車11に対向する位置でシールド本体1側から支持されたリング状内歯車15およびこのリング状内歯車15に噛合する第2リング状外歯車17からなる連動機構8を介して連動させるように構成したので、従来のように、円形板体自体を回転させる回転駆動機のほかに、円形板体側にカッタヘッドを回転させる回転駆動機を別途設ける必要がないため、リング状内歯車15と当該リング状内歯車15に対して偏心された小径の第2リング状外歯車17との間の三日月状部分Sに、作業員出入用のマンホール41を設けることができ、したがってカッタヘッド6などの保守点検作業を容易且つ十分に(確実に)行うことができる。
本発明の実施の形態1に係るシールド掘進機の断面図である。 同シールド掘進機の正面図である。 同シールド掘進機の背面図である。 図1のA−A断面図である。 同シールド掘進機における薬液注入作業を説明する断面図である。 本発明の実施の形態2に係るシールド掘進機の断面図である。 同シールド掘進機の正面図である。 図6のB−B断面図である。 従来例のシールド掘進機の断面図である。
符号の説明
1 シールド本体
2 隔壁
4 円形板体
5 筒状部材
5a 貫通穴
6 カッタヘッド
6a 回転軸部
6b アーム状カッタ部
7 回転駆動装置
8 連動機構
11 第1リング状外歯車
12 駆動用歯車
13 回転駆動機
15 リング状内歯車
17 第2リング状外歯車
21 フランジ部
24 ボーリング機
25 掘削管
41 マンホール
42 蓋板

Claims (2)

  1. シールド本体の前部に回転自在に設けられた円形板体に、その回転軸心に対して偏心した位置で、回転軸部の前端部に3本のアーム状カッタ部が等角度おきで突設されてなるカッタヘッドを回転自在に支持するとともに、上記円形板体を、その後面の外周近傍に取り付けられたリング状外歯車を介して回転駆動機により所定方向に回転させた際に、連動機構を介して、上記カッタヘッドを逆方向に4/3倍の速度でもって回転させてアーム状カッタ部により略正方形状のトンネルを掘削するシールド掘進機であって、
    上記連動機構を、上記リング状外歯車の内方に且つ当該リング状外歯車と同一軸心を有するようにシールド本体側に支持されたリング状内歯車と、上記カッタヘッドの回転軸部の後部に取り付けられるとともに上記リング状内歯車に噛合する歯車体とから構成し、
    且つ上記円形板体の回転軸心に対して偏心した位置で回転自在に設けられた歯車体と、上記円形板体の回転軸心と同一軸心を有するように配置された上記リング状内歯車との間に形成される円形板体の三日月形状部分に、薬液注入用の開口部を設けたことを特徴とするシールド掘進機。
  2. シールド本体の前部に回転自在に設けられた円形板体に、その回転軸心に対して偏心した位置で、回転軸部の前端部に3本のアーム状カッタ部が等角度おきで突設されてなるカッタヘッドを回転自在に支持するとともに、上記円形板体を、その後面の外周近傍に取り付けられたリング状外歯車を介して回転駆動機により所定方向に回転させた際に、連動機構を介して、上記カッタヘッドを逆方向に4/3倍の速度でもって回転させてアーム状カッタ部により略正方形状のトンネルを掘削するシールド掘進機であって、
    上記連動機構を、上記リング状外歯車の内方に且つ当該リング状外歯車と同一軸心を有するようにシールド本体側に支持されたリング状内歯車と、上記カッタヘッドの回転軸部の後部に取り付けられるとともに上記リング状内歯車に噛合する歯車体とから構成し、
    且つ上記円形板体の回転軸心に対して偏心した位置で回転自在に設けられた歯車体と、上記円形板体の回転軸心と同一軸心を有するように配置された上記リング状内歯車との間に形成される円形板体の三日月形状部分に、作業員出入用の開口部を設けたことを特徴とするシールド掘進機。
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