JP2824187B2 - 矩形シールド掘削機 - Google Patents

矩形シールド掘削機

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JP2824187B2
JP2824187B2 JP5077928A JP7792893A JP2824187B2 JP 2824187 B2 JP2824187 B2 JP 2824187B2 JP 5077928 A JP5077928 A JP 5077928A JP 7792893 A JP7792893 A JP 7792893A JP 2824187 B2 JP2824187 B2 JP 2824187B2
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shell
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equilateral triangle
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利則 朝日
弘美 佐藤
洋 和田
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株式会社 奥村組
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、断面が正方形の穴を
掘進するための矩形シールド掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールド掘削機としては次のよう
なものがある(特開昭63−247497号公報)。この
シールド掘削機は、円筒形状のシェルの前端に漏斗形状
のフードを固定し、上記シェルにフードの後方に位置す
るように隔壁を固定して、上記フードの後端と隔壁との
間にチャンバーを形成している。この隔壁の中心には回
転軸を回転自在に挿通している。したがって、この回転
軸は円筒形のシェルの中心に位置している。この回転軸
の先端にはカッタヘッドを固定している。このカッタヘ
ッドは回転軸の先端に固定したコーンとこのコーンの先
端に固定したカッタアーム等の掘削部とからなってお
り、上記コーンとフードとの間に破砕室を形成してい
る。そして、この破砕室には送泥管により泥水を供給
し、掘削部により地盤を掘削し、掘削された礫を破砕室
で破砕し、破砕された礫,土砂等を破砕室からチャンバ
ーに導き、さらに、チャンバーに連通する排泥管により
外部に排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、断面
が正方形の管路のための穴を掘る際には、その管路の形
状に合わせて断面が正方形の穴を掘削したいという要請
がある。
【0004】ところが、上記従来のシールド掘削機は円
筒形のシェルに固定した隔壁の中心、つまり円筒形のシ
ェルの中心に回転軸を配置し、この回転軸に固定したカ
ッタヘッドの回転によって掘削を行うため、掘削された
穴は必然的に円形になり、断面が正方形の穴を掘ること
ができないという問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、断面が正方形
の穴を掘進することができる矩形シールド掘削機を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の矩形シールド掘削機は、断面正方形状の
シェルと、上記シェルの中心を回転中心として上記シェ
ルの内側に回転自在に支持された回転隔壁と、略正三角
形を構成する掘削部を有するカッタヘッドを先端に固定
すると共に、上記シェルの中心に対して偏心した位置で
上記回転隔壁に支持された回転軸と、上記回転軸の他端
に固定された外歯ギヤと、上記外歯ギヤと互いに噛合す
ると共に、ピッチ円の直径が上記外歯ギヤのピッチ円の
直径の4/3倍であり、かつ、中心が上記シェルの中心
と一致する内歯ギヤと、一端が上記外歯ギヤの中心に回
転自在に嵌合され、他端が上記シェルに回転自在に支持
され、上記外歯ギヤを上記内歯ギヤに噛合させて自転さ
せながら公転させて遊星運動をさせるクランク軸と、上
記クランク軸を回転駆動する駆動装置とを備えて、上記
カッタヘッドの掘削部により構成された略正三角形の中
心を上記回転軸の中心に一致させ、上記カッタヘッドの
掘削部により構成された略正三角形の各頂点を直線で結
ぶ各辺の長さと上記シェルの一辺の長さを略等しくする
と共に、上記カッタヘッドの掘削部により構成された略
正三角形の2つの頂点を直線で結ぶ一辺が上記シェルの
一辺と平行であるとき、上記シェルのその一辺の対辺中
央に上記カッタヘッドの掘削部の略正三角形の他の頂点
が位置するようにし、上記外歯ギヤの遊星運動と共に上
記回転軸が遊星運動をして、上記カッタヘッドで上記シ
ェルの断面形状に略一致する矩形の穴を掘ると共に、上
記回転隔壁がその回転隔壁の中心から偏心した位置で支
持された上記回転軸によって回転させられながら上記シ
ェル内を前後に仕切ることを特徴としている。また、請
求項2の矩形シールド掘削機は、請求項1の矩形シール
ド掘削機において、上記カッタヘッドの略正三角形を構
成する掘削部の各辺は、夫々対向する頂点を中心とする
円弧形状であることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記駆動装置を駆動すると、クランク軸が回転
して、外歯ギヤは、ピッチ円の直径がその外歯ギヤのピ
ッチ円の直径の4/3倍である内歯ギヤに噛合して自転
しながら公転する。このため外歯ギヤに固定された回転
軸も自転しながら公転する。このとき、回転隔壁は、断
面正方形のシェルに回転自在に支持され、かつ、回転軸
をその回転隔壁の中心から偏心した位置で支持している
ため、自転をおこなう。つまり、上記回転軸は、自転す
る回転隔壁を介してシェルに偏心して支持された状態
で、自転しながら公転する遊星運動を行うのである。こ
のため、回転軸の先端に固定されたカッタヘッドの略正
三角形を構成する掘削部は、地盤の土砂や礫を掘削す
る。このとき、上記カッタヘッドの掘削部は、クランク
軸の偏心量に従って、遊星運動し、この掘削部の軌跡の
包絡線は略正方形となる。
【0008】したがって、上記シェルが正方形断面を持
っていることと相俟って、正方形の穴を掘削することが
できる。
【0009】また、掘削時に、遊星運動する回転軸に作
用する大きな曲げモーメントは、上記回転軸を偏心した
位置で回転自在に支持しながら回転する回転隔壁により
支持されるから、この回転軸は曲がることなくスムーズ
に回転できる。
【0010】上記回転軸が遊星運動しているため、この
箇所でシェル内をカッタヘッド側と駆動装置側とに仕切
ることは、通常困難と考えられている。しかし、この発
明では、上記回転軸は回転隔壁の偏心した位置に回転自
在に支持され、かつ上記回転隔壁はシェルに回転自在に
支持されているから、上記回転軸の遊星運動を許容しつ
つ、上記シェル内のカッタヘッド側と駆動装置側とを密
に仕切ることができるのである。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0012】図1において、1は断面が正方形状のシェ
ルであり、このシェル1の前端には内周が漏斗形状で外
周が正方形のフード2を固定している。このフード2の
内周面には、図2に示すように放射状の突起3を設けて
いる。一方、上記シェル1の内側には、フード2の後端
から所定の間隔をあけて支持板5を固定している。この
支持板5にはベアリング6を介して回転隔壁7を回転自
在に取り付けて、上記回転隔壁7の前面とフード2の後
端面との間にはチャンバー13を形成している。上記回
転隔壁7は外周の円筒部と内周の円筒部とフランジ部と
放射状のリブとからなり、内周の円筒部は偏心した位置
にあって、回転軸15を回転隔壁7の中心に対して偏心
した内周部にブッシュ16を介して回転自在に支持して
いる。したがって、この回転軸15は正方形断面のシェ
ル1の中心に対しても偏心した位置にあることになる。
また、上記ベアリング6は回転隔壁7に作用するラジア
ル荷重とスラスト荷重の両方を支持することができる。
上記回転隔壁7の外周の円筒部と、シェル1の内周に固
定した外周が正方形で内周が円筒形のスペーサ板11と
の間はシール部材12によりシールしている。
【0013】一方、上記回転軸15の先端にはカッタヘ
ッド20を固定している。このカッタヘッド20は図
1、2に示すように、回転軸15の先端に固定したコー
ン21とそのコーン21の先端に円周方向に等間隔に固
定され、半径方向に延びる3本のカッタアーム22と、
このカッタアーム22のほぼ先端部をつなぐ小さな曲率
のカッタリング23と、カッタアーム22とコーン21
とをつなぐ送りブレード24とからなる。図2に示すよ
うに、このカッタアーム22の頂点Aは正方形のフード
2のほぼ内側に位置し、このカッタアーム22の頂点A
を結ぶと正三角形を構成するようにしている。
【0014】なお、図2において、25はカッタアーム
22の前面に設けたカッタツース、26はカッタリング
23の前面に設けた外周ビット、27はコーン21の外
周に設けた突起である。
【0015】また、上記回転軸15には、フード2の内
周面かつ後端とコーン21の外周面かつ後端との間を塞
ぐスリットプレート30を固定している。このスリット
プレート30は、コーン21の外周後端とフード2の内
周後端が最大限離れても、それらの間に面するような寸
法になっている。このスリットプレート30には、後に
述べる配泥管によって搬送可能な礫のみを通過させる大
きさの開口31を設けている。したがって、フード2の
内周とコーン21の外周との間の破砕室Bにおいて、こ
の開口31よりも小さく破砕された礫や土砂のみがチャ
ンバー13内に入ることができる。また、上記回転軸1
5にはチャンバー13内に位置するように掻き上げ板3
2を固定している。この掻き上げ板32はチャンバー1
3内において礫や土砂などを泥水と攪拌する働きをす
る。
【0016】一方、上記支持板5の後方には偏心リング
ギヤ装置40を設けている。この偏心リングギヤ装置4
0はシェル1の内周に固定した内歯ギヤ41とこの内歯
ギヤ4に噛合する外歯ギヤ42からなる。この内歯ギヤ
41のピッチ円と外歯ギヤ42のピッチ円の比は4対3
になっている。この外歯ギヤ42は回転軸15に固定し
ている。この内歯ギヤ41の中心はシェル1の中心に位
置している。したがって、内歯ギヤ41のピッチ円の半
径R1=4、外歯ギヤ42のピッチ円の半径R2=3とす
ると、上記回転軸15および外歯ギヤ42はシェル1の
中心から偏心量e=1だけ偏心していることになる。さ
らに、この偏心量e=1、半径R1=4、R2=3のとき
に、図2に示すように、シェル1およびフード2の一辺
の長さS=14およびカッタアーム22の頂点Aを結ぶ
正三角形の一辺の長さS=14の関係になっている。
【0017】一方、上記シェル1に固定した支持フレー
ム50にクランク軸52の一端部をベアリング53,5
4を介して回転自在に支持している。このクランク軸5
2の他端部は外歯ギヤ42の後端部にブッシュ55を介
して回転自在に嵌合している。したがって、このクラン
ク軸52の回転によって外歯ギヤ42を内歯ギヤ41に
噛合させて、外歯ギヤ42を内歯ギヤ41に沿って自転
させながら公転させることができる。上記クランク軸5
2は、シェル1内に設けた駆動装置としての電動機60
によって、減速装置61、互いに噛合する伝達歯車6
2,63を介して回転させるようにしている。
【0018】なお、図1において、71はこの矩形シー
ルド掘削機の掘進方向を修正するための方向修正ジャッ
キ、72は上記フード2に設けた開口73を通して泥水
を破砕室Bに導びく送泥管、75は上記スペーサ板11
のシェル1のコーナ部近傍の広い箇所に開口して、チャ
ンバー13内の土砂を外部に排出するための排泥管であ
る。
【0019】上記構成の矩形シールド掘削機は次のよう
に動作する。この矩形シールド掘削機は、縦穴の底部に
設けた図示しないジャッキによって埋設管を介して前方
に推進される。
【0020】この矩形シールド掘削機を前方に推進しな
がら、電動機60によって減速機61、伝達歯車62,
63を介してクランク軸52を回転させると、偏心リン
グギヤ装置40の外歯ギヤ42はクランク軸52の3回
転によって自転を4回しながらそれと逆方向の公転を3
回行う。この外歯ギヤ42の遊星運動によって回転軸1
5およびカッタヘッド20も同じくクランク軸52の3
回転によって自転を4回行ってそれと逆方向の公転を3
回行う遊星運動を行う。これによってカッタヘッド20
のカッタアーム22の先端Aの軌跡は、前述の如く偏心
リングギヤ装置40の内歯ギヤ41のピッチ内の半径R
1=4、外歯ギヤ42のピッチ円の半径R2=3、クラン
ク軸52の偏心量e=1、カッタアーム22の頂点Aを
結ぶ三角形の一辺の長さS=14、およびシェル1およ
びフード2の一辺の長さS=14の関係を有するため、
上記正三角形が描く軌跡は図3に示すようになり、カッ
タアーム22等の掘削部はシェル1の外形に適合した正
方形の穴を掘削する。
【0021】この礫を破砕する際に、遊星運動する回転
軸15に作用する大きな曲げモーメントは、上記回転軸
15に偏心した位置で回転自在に支持しながら回転する
回転隔壁7によって支持されるから、この回転軸15は
曲がることなくスムーズに回転することができる。
【0022】また、上記回転軸15は回転隔壁7の偏心
した位置に回転自在に支持され、かつ上記回転隔壁7は
シェル1に回転自在に支持されているから、上記回転軸
15の遊星運動を許容しつつ、上記シェル1内のチャン
バー13側と偏心リングギヤ装置40側とを密に仕切る
ことができる。したがって、上記チャンバー13内の泥
水と攪拌された礫,土砂が、上記シェル1内の偏心リン
グギヤ装置40側に侵入するのを防止することができ
る。
【0023】また、上記クランク軸52の回転により、
偏心リングギヤ装置40の外歯ギヤ42が遊星運動を行
うため、カッタヘッド20のコーン21も遊星運動を行
う。このためフード2の内周とコーン21の外周との間
の破砕室Bの半径方向の寸法が拡縮し、破砕室Bに掘削
されて導びかれてきた礫などは、このフード2に対する
コーン21の接離する遊星運動によって粉砕される。し
たがって、礫の破砕を効率よく行うことができる。
【0024】破砕室Bで破砕された礫のうち、スリット
プレート30の開口31を通過することができる礫のみ
が、送泥管72の出口73より破砕室Bに導びかれた泥
水によってチャンバー13に導びかれる。上記開口31
を通過できない礫は、破砕室Bにおいてより小さく砕か
れた後、開口31を通ってチャンバー13に導びかれ
る。このようにして、チャンバー13に導びかれた礫や
土砂は、攪拌羽根32によって攪拌されて、図示しない
出口から排泥管75を通して外部に排出される。このチ
ャンバー13内にある礫はスリットプレート30の開口
31を通った礫であるので、排泥管35に詰まることは
なく確実に外部に排出される。
【0025】上記実施例ではクランク軸52の偏心量e
=1、内歯ギヤ41のピッチ円の半径R1=4、外歯ギ
ヤ42のピッチ円の半径R2=3とし、さらにカッタア
ーム22の頂点Aを結ぶ三角形の一辺の長さS=14と
したが、この一辺の長さSの長さを変えることによって
各一辺が内側あるいは外側に湾曲した多少変形した形の
正方形断面の穴を掘削することができる。
【0026】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の矩
形シールド掘削機によれば、シェルを断面正方形にし、
駆動装置によってクランク軸を回転駆動し、このクラン
ク軸の回転によって、ピッチ円の直径が外歯ギヤのピッ
チ円の直径の4/3倍である内歯ギヤに外歯ギヤを噛合
しながら自転をさせ、それと逆方向の公転をさせ、この
外歯ギヤに固定した回転軸およびカッタヘッドを自転さ
せながら公転させて、カッタヘッドの略正三角形を構成
する掘削部に遊星運動させるので、この略正三角形の掘
削部の軌跡が略正方形となり、シェルが正方形断面を有
することと相俟って、正方形の穴を掘削することができ
る。
【0027】また、掘削時に、遊星運動する回転軸に作
用する大きな曲げモーメントは、上記回転軸を偏心した
位置で回転自在に支持しながら回転する回転隔壁により
支持されるから、この回転軸は曲がることなくスムーズ
に回転することができる。
【0028】また、上記回転軸は回転隔壁の偏心した位
置に回転自在に支持され、かつ上記回転隔壁はシェルに
回転自在に支持されているから、上記回転軸の遊星運動
を許容しつつ、上記シェル内のカッタヘッド側と駆動装
置側とを密に仕切ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の矩形シールド掘削機の
断面図である。
【図2】 上記実施例の矩形シールド掘削機を前方から
見た図である。
【図3】 正三角形を構成する掘削部が遊星運動を行う
ことによって正方形の穴を掘削することを示すための説
明図である。
【符号の説明】
1…シェル、2…フード、7…回転隔壁、13…チャン
バー、15…回転軸、20…カッタヘッド、21…コー
ン、22…カッタアーム、30…スリットプレート、4
0…偏心リングギヤ装置、41…内歯ギヤ、42…外歯
ギヤ、52…クランク軸、60…電動機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 洋 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番 2号 株式会社奥村組内 (56)参考文献 特開 昭63−189596(JP,A) 特開 平1−158196(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面正方形状のシェルと、 上記シェルの中心を回転中心として上記シェルの内側に
    回転自在に支持された回転隔壁と、 略正三角形を構成する掘削部を有するカッタヘッドを先
    端に固定すると共に、上記シェルの中心に対して偏心し
    た位置で上記回転隔壁に支持された回転軸と、 上記回転軸の他端に固定された外歯ギヤと、 上記外歯ギヤと互いに噛合すると共に、ピッチ円の直径
    が上記外歯ギヤのピッチ円の直径の4/3倍であり、か
    つ、中心が上記シェルの中心と一致する内歯ギヤと、 一端が上記外歯ギヤの中心に回転自在に嵌合され、他端
    が上記シェルに回転自在に支持され、上記外歯ギヤを上
    記内歯ギヤに噛合させて自転させながら公転させて遊星
    運動をさせるクランク軸と、 上記クランク軸を回転駆動する駆動装置とを備えて、 上記カッタヘッドの掘削部により構成された略正三角形
    の中心を上記回転軸の中心に一致させ、 上記カッタヘッドの掘削部により構成された略正三角形
    の各頂点を直線で結ぶ各辺の長さと上記シェルの一辺の
    長さを略等しくすると共に、 上記カッタヘッドの掘削部により構成された略正三角形
    の2つの頂点を直線で結ぶ一辺が上記シェルの一辺と平
    行であるとき、上記シェルのその一辺の対辺中央に上記
    カッタヘッドの掘削部の略正三角形の他の頂点が位置す
    るようにし、 上記外歯ギヤの遊星運動と共に上記回転軸が遊星運動を
    して、上記カッタヘッドで上記シェルの断面形状に略一
    致する矩形の穴を掘ると共に、上記回転隔壁がその回転
    隔壁の中心から偏心した位置で支持された上記回転軸に
    よって回転させられながら上記シェル内を前後に仕切る
    ことを特徴とする矩形シールド掘削機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の矩形シールド掘削機に
    おいて、 上記カッタヘッドの略正三角形を構成する掘削部の各辺
    は、夫々対向する頂点を略中心とする円弧形状であるこ
    とを特徴とする矩形シールド掘削機。
JP5077928A 1993-04-05 1993-04-05 矩形シールド掘削機 Expired - Lifetime JP2824187B2 (ja)

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JPS604697U (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 株式会社小松製作所 管埋設用掘進装置
JPS63189596A (ja) * 1987-01-29 1988-08-05 株式会社 イセキ開発工機 シ−ルド型トンネル掘削機
JPH01158196A (ja) * 1987-12-14 1989-06-21 Kubota Ltd 掘削機

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