JPH0246951Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0246951Y2
JPH0246951Y2 JP15668184U JP15668184U JPH0246951Y2 JP H0246951 Y2 JPH0246951 Y2 JP H0246951Y2 JP 15668184 U JP15668184 U JP 15668184U JP 15668184 U JP15668184 U JP 15668184U JP H0246951 Y2 JPH0246951 Y2 JP H0246951Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
frame
slide member
locking
locking mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15668184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6171181U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15668184U priority Critical patent/JPH0246951Y2/ja
Publication of JPS6171181U publication Critical patent/JPS6171181U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0246951Y2 publication Critical patent/JPH0246951Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパチンコ機の前面金枠におけるガラス
扉用中枠(以下、単に中枠という。)の施錠装置
に関し、該中枠を取付け用外枠に施錠して使用に
供するものである。
(従来の問題点) 従来のパチンコ機においては、第14図に示す
ような外枠1の上枠辺部1aと中枠2の上枠辺部
2aとの間隙に硬貨等を差し込んで中枠2の上枠
辺部2aを変形させ不正行為をする者もみられ
た。これは中枠2の上枠辺部2aが容易にわん曲
するためであり、これに対して従来では該上枠辺
部2aを補強していたが、ガラス板を上から差し
込む構成のため補強も限度があつてその問題を解
決できなかつたのである。
(考案の目的) そこで本考案は前記欠点を解決するため、中枠
の上枠辺部を外枠の上枠辺部に係合固定できるよ
うにした施錠装置を提供するものである。
(実施例) 以下、本考案の詳細を図示実施例について説明
する。第1図に示す本例において、Sは中枠2の
施錠機構であつて中枠2の開放側の側枠辺部2b
を施錠するものである。施錠機構Sは特公昭56−
45637号等で公知の構成であり、中枠2を閉じる
ことによりその側枠辺部2bが回動片Saを後方
に押圧回動させるためそのストツパSbが係合溝
から外れ、このため摺動片ScがバネSdの付勢方
向に上動してロツク片Seが入り込んだ該側枠辺
部2bの突片2cの抜けを防止するよう係合する
のである。また、解錠に際しては、パチンコ機前
面からの鍵の差し込み回動によりレバーSnが下
動するため、それと一体の摺動片Sc及びロツク
片Seも下動し、これにより突片2cとの係合状
態が解消されて中枠2が外れるのである。
本例で特徴ある構成は、第2図のようなスライ
ド材3を外枠1の防犯溝1bに沿つてスライドで
きるようその長孔3aを防犯溝板1cに突設した
ピン1dに係合して装着すると共に該ピン1dと
スライド材3に突設したピン3eとにバネ3bを
張設してスライド材3を施錠機構側(第1図左方
向)に付勢している。なお、3cは上向きのロツ
ク片、3dはスライド材3の端部に形成した押圧
受部であり上端部を傾斜させている。また、中枠
2の上端片部2dには下向きの突片2eが突設し
てある。そして施錠機構Sの摺動片Scの上端部
に傾斜状態の押圧片Smを突設すると共に該押圧
片Smの下にスライド材3の押圧受部3dを配置
している。
次に、このように構成した本例の作用について
述べる。まず第1図の中枠2が開いている状態か
ら中枠2を閉じると前記したように摺動片Scが
上動してロツク片Seが突片2cをロツクすると
共に押圧片Smも上動するため押圧片Smでその付
勢移動を停止されていたスライド材3が付勢方向
に移動するのである(第3図参照)。これにより
ロツク片Seも移動するため防犯溝1bに入り込
んだ突片2eの前に重なつて突片2eの抜けを防
止した係合状態となるのである(第4図参照)。
即ち、この中枠2の施錠状態は側枠辺部2bと上
枠辺部2aとがロツク状態となるのである。一
方、解錠に際しては鍵を回動してレバーSnを下
げればよく、これにより前記したように摺動片
Scが下動して突片2cとの係合状態を解除する
ことにより中枠2の側枠辺部2bを開放すると同
時に押圧片Smが押圧受部3dを押圧するためス
ライド材3は第1図で右方向に移動させられるの
である。このためロツク片3cも移動して突片2
eとの係合状態を解除することになり、中枠2の
上枠辺部2aも開放されて中枠2が開状態となる
のである。
このように本例によると、中枠2が側枠辺部2
bの他、上枠辺部2aでも防犯溝内でロツクされ
るためその施錠状態が安定し、この上枠辺部2a
も固定状態となることから上枠辺部を変形して行
う不正行為を防止できるのである。また、スライ
ド材3がその押圧受部3dと施錠機構Sの押圧片
Smを介して連動しているため施錠機構Sの施錠
作動及び解錠作動によつて中枠2の上枠辺部2a
も係合状態及びその解錠状態となるのであり操作
が容易である。なお、押圧受部3dに第5図のよ
うにローラRを設けて押圧片Smに当接させれば
スライド材3の移動がスムースにできる。
(考案の構成) 本例は上記のように構成したが本考案において
はこれに限定されない。例えば、中枠の上枠辺部
の係合構成は問わず、第6図のように構成し或は
第7図のようなスライド材4を用いてそのロツク
片4aを外枠の防犯溝1b内に突出配置させ、中
枠の突片2eによるロツク片4aの押圧でスライ
ド材4を押圧移動させた後、突片2eが入り込む
と同時にスライド材4が付勢方向に移動してロツ
ク片4aが突片2eと重なつて突片2eをロツク
する構成でもよい。この場合、スライド材4が中
枠側枠辺部の施錠機構の解錠作動と連動して反付
勢方向に移動することにより突片2eの係合状態
が解除できるのである。(第8図参照)。また、施
錠機構と外枠に装着したスライド材との連動構成
も限定されず、第9図のように施錠機構の上下動
する摺動片5に設けた回動片5aの屈曲端部を係
合機構のスライド材6の端部に当接して回動片5
aの回動作動でスライド材6を押圧移動させる構
成でもよい。或は第10図のようにローラ7aに
掛けたワイヤー7bの両端に上枠辺部のスライド
材と施錠機構の摺動片を連結して連動させてもよ
い。或は第11図、第12図のように長孔機構で
上枠辺部のスライド材と施錠機構の摺動片とを連
結すれば該スライド材に付勢用バネを使用する必
要がない。しかしながら施錠機構の摺動片と外枠
上枠辺部のスライド材との連動は、施錠機構の解
錠作動に連動してスライド材のロツク片による係
合が解除できる構成であればよく、施錠機構の施
錠作動とスライド材による係合作動は連動しない
構成でもよい。即ち、側枠辺部と上枠辺部とは
夫々別途に施錠、係合できるものでもよい。さら
に施錠機構の構成も摺動片を有していれば適宜で
あり、第13図のように中枠の突片8でロツク片
9を押圧して施錠を行う従来の構成でもよい。な
お、中枠の突片とスライド材のロツク片との係合
位置は任意であつて防犯溝内の他、第6図のよう
に防犯溝の外で係合させる構成でもよい。
要するに本考案は、ガラス扉用中枠の開放側の
側枠辺部を対応する外枠の側枠辺部に係合させる
ための摺動片を有する施錠機構を有するものにお
いて、外枠の防犯溝内に入り込む突片を該中枠の
上枠辺部に形成し、該突片と対向する位置にロツ
ク片を突設したスライド材を外枠の防犯溝に沿つ
て横移動できるように外枠に取付けると共に該ス
ライド材と前記施錠機構の摺動片とを連繋させて
成り、該施錠機構の解除作動における摺動片の移
動によつてスライド材が横方向に連動移動して前
記突片の係合状態を解除することを特徴とするパ
チンコ機の前面金枠におけるガラス扉用中枠の施
錠装置である。
(考案の効果) したがつて本考案によると、中枠の施錠が従来
の側枠辺部の他、上枠辺部でもロツクできるため
中枠の閉状態が極めて安定し、従来多く行われて
きた中枠上枠辺部のこじあけ等による不正行為を
防止することができるのである。また、上枠辺部
を係合作動するスライド材が側枠辺部の施錠機構
の摺動片と連動しているため該摺動片の解錠作動
によつて該スライド材の横移動による係合解除が
同時に出きてその操作が容易であり優れた考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の背面か
らの斜視図、第2図はそのスライド材の斜視図、
第3図はその連動部の背面図、第4図は中枠の上
枠辺部の係合状態を示す要部縦断面図、第5図は
その連動部の別例の背面図、第6図は別例のスラ
イド材による係合状態の要部縦断面図、第7図は
さらに別例のスライド材の斜視図、第8図は第7
図のスライド材による係合状態を示す要部横断面
図、第9図乃至第12図は夫々施錠機構の摺動片
とスライド材との連動構成の別例を示す要部背面
図、第13図は施錠機構の別例の要部背面図、第
14図はパチンコ機の正面図である。 S……施錠機構、1……外枠、1a……外枠の
上枠辺部、1b……防犯溝、2……中枠、2a…
…中枠の上枠辺部、2b……中枠の側枠辺部、2
c,2e……突片、3,4,6……スライド材、
3c,4a……ロツク片、3d……押圧受部、
Sc,5……施錠機構の摺動片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ガラス扉用中枠の開放側の側枠辺部を対応す
    る外枠の側枠辺部に係合させるための摺動片を
    有する施錠機構を有するものにおいて、外枠の
    防犯溝内に入り込む突片を該中枠の上枠辺部に
    形成し、該突片と対向する位置にロツク片を突
    設したスライド材を外枠の防犯溝に沿つて横移
    動できるよう外枠に取付けると共に該スライド
    材と前記施錠機構の摺動片とを連繋させて成
    り、該施錠機構の解除作動における摺動片の移
    動によつてスライド材が横方向に連動移動して
    前記突片の係合状態を解除することを特徴とす
    るパチンコ機の前面金枠におけるガラス扉用中
    枠の施錠装置。 (2) ロツク片を防犯溝前部に位置させて防犯溝内
    で中枠の突片と係合させる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の施錠装置。
JP15668184U 1984-10-17 1984-10-17 Expired JPH0246951Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15668184U JPH0246951Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15668184U JPH0246951Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6171181U JPS6171181U (ja) 1986-05-15
JPH0246951Y2 true JPH0246951Y2 (ja) 1990-12-11

Family

ID=30714686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15668184U Expired JPH0246951Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0246951Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138462A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Takigen Mfg Co Ltd 扉締め込み構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009138462A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Takigen Mfg Co Ltd 扉締め込み構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6171181U (ja) 1986-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100186498B1 (ko) 다중점 체결장치
JPH0246951Y2 (ja)
JPH0726496B2 (ja) 安全装置の内設されたドア・ロック
JPH0337670Y2 (ja)
JPH0311792B2 (ja)
US2669857A (en) Locking device for bags, trunks, and the like
JP3040775U (ja) スーツケースの施錠機構
JP3199683B2 (ja) 自動販売機の扉施錠装置
JPH0240696Y2 (ja)
JP2001006035A (ja) 自動販売機の扉ロック装置
JPH0723494Y2 (ja) 錠 前
JPS6142639Y2 (ja)
JP4097366B2 (ja) ロッカー用施錠装置
JPS624988Y2 (ja)
JPH083625Y2 (ja) 扉用錠
JP2513413Y2 (ja) 錠装置
JPH0632643U (ja) 錠 前
JPS5834209Y2 (ja) 落し錠
JPH0643391Y2 (ja) 門扉錠におけるラツチ構造
JP2531936Y2 (ja) 用心錠
JPH0726431Y2 (ja) グレーチング蓋用ロック装置
JPH079831Y2 (ja) 航空貨物用コンテナのコンテナドアーの施錠装置
JPH0355719Y2 (ja)
JPH0122861Y2 (ja)
JPS6239486Y2 (ja)