JPH0726431Y2 - グレーチング蓋用ロック装置 - Google Patents
グレーチング蓋用ロック装置Info
- Publication number
- JPH0726431Y2 JPH0726431Y2 JP2134191U JP2134191U JPH0726431Y2 JP H0726431 Y2 JPH0726431 Y2 JP H0726431Y2 JP 2134191 U JP2134191 U JP 2134191U JP 2134191 U JP2134191 U JP 2134191U JP H0726431 Y2 JPH0726431 Y2 JP H0726431Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- slide plate
- fixed
- guide groove
- groove
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、地下埋設の共同溝の出
入り口に設置したグレーチング蓋に使用されるロック装
置に関するものである。
入り口に設置したグレーチング蓋に使用されるロック装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】共同溝に外部の者が無断侵入するのを防
止するために、出入り口のグレーチング蓋は施錠されて
いる。このグレーチング蓋用ロック装置としては既に各
種形式のものが提案されているが、一般に施錠箇所が一
つ側辺部に限定されているため、止め金板の押し動かし
によって不正解錠され易いという難点がある。
止するために、出入り口のグレーチング蓋は施錠されて
いる。このグレーチング蓋用ロック装置としては既に各
種形式のものが提案されているが、一般に施錠箇所が一
つ側辺部に限定されているため、止め金板の押し動かし
によって不正解錠され易いという難点がある。
【0003】また、グレーチグ蓋を閉鎖するに当たって
は、止め金板が受け枠と衝突して歪曲変形しないように
退避位置に一旦戻す必要があり、グレーチング蓋の閉鎖
後に止め金板を手動操作で錠止位置に突出させなければ
ならないため、操作上煩雑であるという難点もある。
は、止め金板が受け枠と衝突して歪曲変形しないように
退避位置に一旦戻す必要があり、グレーチング蓋の閉鎖
後に止め金板を手動操作で錠止位置に突出させなければ
ならないため、操作上煩雑であるという難点もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って本考案の目的
は、施錠箇所がグレーチング蓋の相離れた三つの側辺部
に配置されているため、不正解錠に対して強いと共に、
内側ハンドルの回転操作によって三箇所の施錠が同時に
解除され、また、グレーチング蓋の閉鎖過程で施錠動作
が自動的に行われるため、操作上の簡便性に優れている
グレーチング蓋用ロック装置を提供することである。
は、施錠箇所がグレーチング蓋の相離れた三つの側辺部
に配置されているため、不正解錠に対して強いと共に、
内側ハンドルの回転操作によって三箇所の施錠が同時に
解除され、また、グレーチング蓋の閉鎖過程で施錠動作
が自動的に行われるため、操作上の簡便性に優れている
グレーチング蓋用ロック装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本考案のグレーチング蓋用ロ
ック装置では、グレーチング蓋1に水平基板2を固着
し、水平基板2に取付台3を固着し、奥行き方向の第1
案内溝6を中心より偏位させて下面に設けた上位ガイド
板5と、横幅方向の第2案内溝8と第3案内溝9を中心
より偏位させて上面に対称に設けた下位ガイド板7を、
両者間に操作円盤10を回転可能に挟んで取付台3の下
部の水平座板4に固着し、水平基板2の下面側に錠前ユ
ニット11を固着する。
符号を用いて説明すると、本考案のグレーチング蓋用ロ
ック装置では、グレーチング蓋1に水平基板2を固着
し、水平基板2に取付台3を固着し、奥行き方向の第1
案内溝6を中心より偏位させて下面に設けた上位ガイド
板5と、横幅方向の第2案内溝8と第3案内溝9を中心
より偏位させて上面に対称に設けた下位ガイド板7を、
両者間に操作円盤10を回転可能に挟んで取付台3の下
部の水平座板4に固着し、水平基板2の下面側に錠前ユ
ニット11を固着する。
【0006】操作円盤10に固設した上位軸棒12を上
位ガイド板5の中央透孔13と水平座板4の中央透孔1
4から突出させて、錠前ユニット11のロータ15に連
結する。操作円盤10に固設した下位軸棒16を下位ガ
イド板7の中央透孔17から突出させて、内側ハンドル
18に連結し、上位ガイド板5の第1案内溝6に第1ス
ライド板19を嵌め入れ、下位ガイド板7の第2案内溝
8に第2スライド板20を嵌め入れ、第3案内溝9に第
3スライド板21を嵌め入れる。
位ガイド板5の中央透孔13と水平座板4の中央透孔1
4から突出させて、錠前ユニット11のロータ15に連
結する。操作円盤10に固設した下位軸棒16を下位ガ
イド板7の中央透孔17から突出させて、内側ハンドル
18に連結し、上位ガイド板5の第1案内溝6に第1ス
ライド板19を嵌め入れ、下位ガイド板7の第2案内溝
8に第2スライド板20を嵌め入れ、第3案内溝9に第
3スライド板21を嵌め入れる。
【0007】操作円盤10の上面に偏心して設けた第1
カム突起22を第1スライド板19の内端部の従動溝2
3に嵌め入れ、操作円盤10の下面に第1カム突起22
との間に90度の間隔を置いて設けた第2カム突起24
を第2スライド板20の内端部の従動溝25に嵌め入
れ、操作円盤10の下面に第2カム突起24との間に1
80度の間隔を置いて設けた第3カム突起26を第3ス
ライド板21の内端部の従動溝27に嵌め入れ、第1ス
ライド板19、第2スライド板20、第3スライド板2
1の各外端部に枢軸ピン28によって連動板29の内端
部を連結する。
カム突起22を第1スライド板19の内端部の従動溝2
3に嵌め入れ、操作円盤10の下面に第1カム突起22
との間に90度の間隔を置いて設けた第2カム突起24
を第2スライド板20の内端部の従動溝25に嵌め入
れ、操作円盤10の下面に第2カム突起24との間に1
80度の間隔を置いて設けた第3カム突起26を第3ス
ライド板21の内端部の従動溝27に嵌め入れ、第1ス
ライド板19、第2スライド板20、第3スライド板2
1の各外端部に枢軸ピン28によって連動板29の内端
部を連結する。
【0008】グレーチング蓋1の三つの側辺部の下面に
各一個のラッチユニット30を配置し、下向きの傾斜カ
ム面32を備え、出入り口33の内壁面の受け部34と
係脱するラッチ31をバネ35によって錠止方向に摺動
付勢し、各ラッチ31と対応する連動板29をラッチ3
1の摺動方向に長いスロット36に挿入した枢軸ピン3
7で連結する。
各一個のラッチユニット30を配置し、下向きの傾斜カ
ム面32を備え、出入り口33の内壁面の受け部34と
係脱するラッチ31をバネ35によって錠止方向に摺動
付勢し、各ラッチ31と対応する連動板29をラッチ3
1の摺動方向に長いスロット36に挿入した枢軸ピン3
7で連結する。
【0009】
【作用】グレーチング蓋1が受け枠38に嵌め込まれて
完全に閉鎖されている時には、三箇所の各ラッチユニッ
ト30では、図6に示したようにラッチ31が出入り口
33の内壁面の受け部34に所定長さ係合しており、こ
の錠止状態はバネ35の摺動付勢によって保持されてい
る。第1スライド板19、第2スライド板20及び第3
スライド板21はそれぞれ第1案内溝6、第1案内溝8
及び第1案内溝9より一部長さが押し出され、枢軸ピン
37はスロット36の内端部に係合している。
完全に閉鎖されている時には、三箇所の各ラッチユニッ
ト30では、図6に示したようにラッチ31が出入り口
33の内壁面の受け部34に所定長さ係合しており、こ
の錠止状態はバネ35の摺動付勢によって保持されてい
る。第1スライド板19、第2スライド板20及び第3
スライド板21はそれぞれ第1案内溝6、第1案内溝8
及び第1案内溝9より一部長さが押し出され、枢軸ピン
37はスロット36の内端部に係合している。
【0010】錠前ユニット11に所定の鍵ハンドルを挿
入してロータ15を回転操作し、図3において操作円盤
10を時計回り方向に回すと、カム突起22と従動溝2
3、カム突起24と従動溝25、カム突起26と従動溝
27の働きによって、第1スライド板19、第2スライ
ド板20、第3スライド板21がそれぞれ第1案内溝
6、第1案内溝8、第1案内溝9に引き込まれる。この
引き込み過程で各連動板29が牽引され、枢軸ピン37
がスロット36の内壁面を押すため、各ラッチユニット
30のラッチ31が受け部34から脱出する。このよう
に解錠されたグレーチング蓋1は一端部の水平枢軸39
を中心に開放回転させられる。
入してロータ15を回転操作し、図3において操作円盤
10を時計回り方向に回すと、カム突起22と従動溝2
3、カム突起24と従動溝25、カム突起26と従動溝
27の働きによって、第1スライド板19、第2スライ
ド板20、第3スライド板21がそれぞれ第1案内溝
6、第1案内溝8、第1案内溝9に引き込まれる。この
引き込み過程で各連動板29が牽引され、枢軸ピン37
がスロット36の内壁面を押すため、各ラッチユニット
30のラッチ31が受け部34から脱出する。このよう
に解錠されたグレーチング蓋1は一端部の水平枢軸39
を中心に開放回転させられる。
【0011】グレーチング蓋1の開放後、錠前ユニット
11から鍵ハンドルを元の位置に逆回転させると、それ
ぞれ操作円盤10の第1カム突起22、第2カム突起2
4、第3カム突起26によって駆動された第1スライド
板19、第2スライド板20、第3スライド板21が第
1案内溝6、第1案内溝8、第1案内溝9より一部長さ
が押し出される。そのため、各ラッチユニット30のラ
ッチ31はバネ35の付勢によって錠止位置に突出す
る。
11から鍵ハンドルを元の位置に逆回転させると、それ
ぞれ操作円盤10の第1カム突起22、第2カム突起2
4、第3カム突起26によって駆動された第1スライド
板19、第2スライド板20、第3スライド板21が第
1案内溝6、第1案内溝8、第1案内溝9より一部長さ
が押し出される。そのため、各ラッチユニット30のラ
ッチ31はバネ35の付勢によって錠止位置に突出す
る。
【0012】所要の点検作業や工事の終了後、グレーチ
ング蓋1を閉鎖回転させると、回転終端でラッチ31の
カム斜面32が受け枠38の内端に当接することによっ
て、一旦解錠位置に押し戻される。出入り口33の内壁
面に摺接しながら下方移動したラッチ31は、受け部3
4に対面した瞬間にバネ35の付勢によって受け部34
に係合し、施錠が自動的に成立する。
ング蓋1を閉鎖回転させると、回転終端でラッチ31の
カム斜面32が受け枠38の内端に当接することによっ
て、一旦解錠位置に押し戻される。出入り口33の内壁
面に摺接しながら下方移動したラッチ31は、受け部3
4に対面した瞬間にバネ35の付勢によって受け部34
に係合し、施錠が自動的に成立する。
【0013】作業員が共同溝の内側から解錠するときに
は、内側ハンドル18を所定方向に回せばよい。この回
転操作によって操作円盤10の第1カム突起22、第2
カム突起24、第3カム突起26が前記と同様によって
従動溝23、25、27の溝壁面を押すため、第1スラ
イド板19、第2スライド板20、第3スライド板21
の一部長さが第1案内溝6、第1案内溝8、第1案内溝
9に引き込まれ、各ラッチユニット30のラッチ31が
バネ35の付勢に抗して解錠位置へと後退作動する。
は、内側ハンドル18を所定方向に回せばよい。この回
転操作によって操作円盤10の第1カム突起22、第2
カム突起24、第3カム突起26が前記と同様によって
従動溝23、25、27の溝壁面を押すため、第1スラ
イド板19、第2スライド板20、第3スライド板21
の一部長さが第1案内溝6、第1案内溝8、第1案内溝
9に引き込まれ、各ラッチユニット30のラッチ31が
バネ35の付勢に抗して解錠位置へと後退作動する。
【0014】
【実施例】図示の実施例では、水平基板2はグレーチン
グ蓋1の下面に溶接で固着され、グレーチング蓋1の反
転回転時にロック装置が路面に衝突して歪曲変形するこ
とがないように水平基板2の外周部に保護板40を垂直
に固着してある。保護板40の固着は、水平基板2に固
設したスタッドボルト41と、保護板40の内面ブラケ
ット42と締め付けナット43によって行われている。
水平基板2の上面側には化粧板44が設けられ、水平基
板2と化粧板44の中央開口部には蓋板45が蝶番46
で取付けられ、グラーチング蓋1の閉鎖時には、錠前ユ
ニット11の頭部は蓋板45に隠蔽されている。
グ蓋1の下面に溶接で固着され、グレーチング蓋1の反
転回転時にロック装置が路面に衝突して歪曲変形するこ
とがないように水平基板2の外周部に保護板40を垂直
に固着してある。保護板40の固着は、水平基板2に固
設したスタッドボルト41と、保護板40の内面ブラケ
ット42と締め付けナット43によって行われている。
水平基板2の上面側には化粧板44が設けられ、水平基
板2と化粧板44の中央開口部には蓋板45が蝶番46
で取付けられ、グラーチング蓋1の閉鎖時には、錠前ユ
ニット11の頭部は蓋板45に隠蔽されている。
【0015】錠前ユニット11のロータ15の下端部に
はクラッチ板47が固着され、クラッチ47に係合する
受動板48は、下端筒部を連結ピン49によって操作円
盤10の上位軸棒12に固着されている。連結ピン49
の先端部には抜け止め用割りピン50を挿入してある。
上位ガイド板5と下位ガイド板7の間には操作円盤10
を包囲するスペーサ板51が挟まれており、スペーサ板
51は操作円盤10より若干厚く設定されている。上位
ガイド板5と下位ガイド板7及びスペーサ板51は4本
のロケーションピン52を介して積層され、4組の締付
ボルト53及びナット54によって取付台3の水平座板
4に固着されている。
はクラッチ板47が固着され、クラッチ47に係合する
受動板48は、下端筒部を連結ピン49によって操作円
盤10の上位軸棒12に固着されている。連結ピン49
の先端部には抜け止め用割りピン50を挿入してある。
上位ガイド板5と下位ガイド板7の間には操作円盤10
を包囲するスペーサ板51が挟まれており、スペーサ板
51は操作円盤10より若干厚く設定されている。上位
ガイド板5と下位ガイド板7及びスペーサ板51は4本
のロケーションピン52を介して積層され、4組の締付
ボルト53及びナット54によって取付台3の水平座板
4に固着されている。
【0016】内側ハンドル18は、上端筒部55が操作
円盤10の下位軸棒16に嵌められ、連結ピン56によ
って下位軸棒16に固着されている。連結ピン56の先
端部には抜け止め用割りピン57を挿入してある。第1
スライド板19の枢軸ピン28はL字状に屈曲した先端
部に下向きに固着され、第2スライド板20と第3スラ
イド板21の各枢軸ピン28はL字状に屈曲した先端部
に上向きに固着され、各枢軸ピン28の先端部には抜け
止め用割りピン58を挿入してある。
円盤10の下位軸棒16に嵌められ、連結ピン56によ
って下位軸棒16に固着されている。連結ピン56の先
端部には抜け止め用割りピン57を挿入してある。第1
スライド板19の枢軸ピン28はL字状に屈曲した先端
部に下向きに固着され、第2スライド板20と第3スラ
イド板21の各枢軸ピン28はL字状に屈曲した先端部
に上向きに固着され、各枢軸ピン28の先端部には抜け
止め用割りピン58を挿入してある。
【0017】ラッチユニット30の取付基板59はボル
ト62とナット63によってグレーチング蓋1の下面に
固着されている。固定ケース60に摺動可能に嵌め入れ
たホルダ60の外端部には、ラッチ31を溶接で固着し
てある。ホルダ60に嵌め込まれたバネ受け板63は、
横断ピン64によって固定ケース60に固着され、横断
ピン64の先端部には抜け止め用割りピン65を挿入し
てある。バネ受け板63の中央丸棒62には、圧縮コイ
ルバネで構成した付勢用バネ35を嵌めてある。連動用
スロット36は、ホルダ60の内端部に溶接した水平連
結板66に設けられている。枢軸ピン37の先端部には
抜け止め用割りピン67を挿入してある。ラッチ31が
係脱する受け部34は、共同溝の出入り口33のコンク
リート製内壁面に設けられている。
ト62とナット63によってグレーチング蓋1の下面に
固着されている。固定ケース60に摺動可能に嵌め入れ
たホルダ60の外端部には、ラッチ31を溶接で固着し
てある。ホルダ60に嵌め込まれたバネ受け板63は、
横断ピン64によって固定ケース60に固着され、横断
ピン64の先端部には抜け止め用割りピン65を挿入し
てある。バネ受け板63の中央丸棒62には、圧縮コイ
ルバネで構成した付勢用バネ35を嵌めてある。連動用
スロット36は、ホルダ60の内端部に溶接した水平連
結板66に設けられている。枢軸ピン37の先端部には
抜け止め用割りピン67を挿入してある。ラッチ31が
係脱する受け部34は、共同溝の出入り口33のコンク
リート製内壁面に設けられている。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案のグレーチング蓋用
ロック装置では、上位ガイド板5の奥行き方向の第1案
内溝6に第1スライド板19を嵌め入れ、下位ガイド板
7の横幅方向の第2案内溝8に第2スライド板20を嵌
め入れ、第2案内溝8と対称配置の第3案内溝9に第3
スライド板21を嵌め入れ、上位ガイド板5と下位ガイ
ド板7の間に操作円盤10を回転可能に挟み込んで、上
位ガイド板5と下位ガイド板7を取付台3に固着し、水
平基板2に固着した錠前ユニット11のロータ15を操
作円盤10の上位軸棒12に連結し、操作円盤10の下
位軸棒16に内側ハンドル18を連結し、操作円盤10
の偏心した第1カム突起22を第1案内溝6に嵌め込ん
だ第1スライド板19の従動溝23に嵌め入れ、第1カ
ム突起22から90度離れた第2カム突起24を第2案
内溝8に嵌め込んだ第2スライド板20の従動溝25に
嵌め入れ、第2カム突起24から180度離れた第3カ
ム突起26を第3案内溝9に嵌め込んだ第3スライド板
21の従動溝27に嵌め入れ、第1スライド板19、第
2スライド板20、第3スライド板21に連動板29を
連結し、グレーチング蓋1の三つの側辺部にラッチユニ
ット30を配置し、傾斜カム面32付のラッチ31を出
入り口33の内壁面の受け部34と係合する方向にバネ
35で摺動付勢し、ラッチの摺動方向に長いスロット3
6と枢軸ピン37を介して各ラッチ31を対応する連動
板29に連結したので、内側ハンドル18の回転操作に
よって三箇所の施錠を同時に解除してグレーチング蓋1
を共同溝の内側から簡単に開放できると共に、グレーチ
ング蓋1を閉鎖回転した時には回転終端で三箇所のラッ
チユニット30による施錠が自動的に成立するため、操
作の簡便性にも優れている。
ロック装置では、上位ガイド板5の奥行き方向の第1案
内溝6に第1スライド板19を嵌め入れ、下位ガイド板
7の横幅方向の第2案内溝8に第2スライド板20を嵌
め入れ、第2案内溝8と対称配置の第3案内溝9に第3
スライド板21を嵌め入れ、上位ガイド板5と下位ガイ
ド板7の間に操作円盤10を回転可能に挟み込んで、上
位ガイド板5と下位ガイド板7を取付台3に固着し、水
平基板2に固着した錠前ユニット11のロータ15を操
作円盤10の上位軸棒12に連結し、操作円盤10の下
位軸棒16に内側ハンドル18を連結し、操作円盤10
の偏心した第1カム突起22を第1案内溝6に嵌め込ん
だ第1スライド板19の従動溝23に嵌め入れ、第1カ
ム突起22から90度離れた第2カム突起24を第2案
内溝8に嵌め込んだ第2スライド板20の従動溝25に
嵌め入れ、第2カム突起24から180度離れた第3カ
ム突起26を第3案内溝9に嵌め込んだ第3スライド板
21の従動溝27に嵌め入れ、第1スライド板19、第
2スライド板20、第3スライド板21に連動板29を
連結し、グレーチング蓋1の三つの側辺部にラッチユニ
ット30を配置し、傾斜カム面32付のラッチ31を出
入り口33の内壁面の受け部34と係合する方向にバネ
35で摺動付勢し、ラッチの摺動方向に長いスロット3
6と枢軸ピン37を介して各ラッチ31を対応する連動
板29に連結したので、内側ハンドル18の回転操作に
よって三箇所の施錠を同時に解除してグレーチング蓋1
を共同溝の内側から簡単に開放できると共に、グレーチ
ング蓋1を閉鎖回転した時には回転終端で三箇所のラッ
チユニット30による施錠が自動的に成立するため、操
作の簡便性にも優れている。
【0019】また、錠前ユニット11に適合した鍵ハン
ドルを所持しない者が共同溝の外側からグレーチング蓋
1を開放するには、グレーチング蓋1の相離れた三つの
側辺部に配置された3個のラッチユニット30を同時に
抉じ開け操作し、残り1個のラッチ31を解錠位置に移
動させるまで、2個のラッチ31を解錠位置に保持しな
ければならないため、不正解錠に対して比較的強いロッ
ク装置が得られる。
ドルを所持しない者が共同溝の外側からグレーチング蓋
1を開放するには、グレーチング蓋1の相離れた三つの
側辺部に配置された3個のラッチユニット30を同時に
抉じ開け操作し、残り1個のラッチ31を解錠位置に移
動させるまで、2個のラッチ31を解錠位置に保持しな
ければならないため、不正解錠に対して比較的強いロッ
ク装置が得られる。
【図1】本考案の一実施例に係るグレーチング蓋用ロッ
ク装置の全体を示す概略的な平面図である。
ク装置の全体を示す概略的な平面図である。
【図2】該グレーチング蓋用ロック装置の施錠状態の縦
断面図である。
断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図1のC−C線断面図である。
【図6】前記グレーチング蓋用ロック装置のラッチユニ
ットの施錠状態の縦断面図である。
ットの施錠状態の縦断面図である。
【図7】該ラッチユニットの横断面図である。
1 グレーチング蓋 2 水平基板 3 取付台 4 水平座板 5 上位ガイド板 6 第1案内溝 7 下位ガイド板 8 第2案内溝 9 第3案内溝 10 操作円盤 11 錠前ユニット 12 上位軸棒 13 中央透孔 14 中央透孔 15 ロータ 16 下位軸棒 17 中央透孔 18 内側ハンドル 19 第1スライド板 20 第2スライド板 21 第3スライド板 22 第1カム突起 23 従動溝 24 第2カム突起 25 従動溝 26 第3カム突起 27 従動溝 28 枢軸ピン 29 連動板 30 ラッチユニット 31 ラッチ 32 傾斜カム面 33 出入り口 34 受け部 35 付勢用バネ 36 スロット 37 枢軸ピン 38 受け枠 39 水平枢軸 40 保護板 47 クラッチ板 48 受動板
Claims (1)
- 【請求項1】 グレーチング蓋1に水平基板2を固着
し、水平基板2に取付台3を固着し、奥行き方向の第1
案内溝6を中心より偏位させて下面に設けた上位ガイド
板5と、横幅方向の第2案内溝8と第3案内溝9を中心
より偏位させて上面に対称に設けた下位ガイド板7を、
両者間に操作円盤10を回転可能に挟んで取付台3の下
部の水平座板4に固着し、水平基板2の下面側に錠前ユ
ニット11を固着し、操作円盤10に固設した上位軸棒
12を上位ガイド板5の中央透孔13と水平座板4の中
央透孔14から突出させて、錠前ユニット11のロータ
15に連結し、操作円盤10に固設した下位軸棒16を
下位ガイド板7の中央透孔17から突出させて、内側ハ
ンドル18に連結し、上位ガイド板5の第1案内溝6に
第1スライド板19を嵌め入れ、下位ガイド板7の第2
案内溝8に第2スライド板20を嵌め入れ、第3案内溝
9に第3スライド板21を嵌め入れ、操作円盤10の上
面に偏心して設けた第1カム突起22を第1スライド板
19の内端部の従動溝23に嵌め入れ、操作円盤10の
下面に第1カム突起22との間に90度の間隔を置いて
設けた第2カム突起24を第2スライド板20の内端部
の従動溝25に嵌め入れ、操作円盤10の下面に第2カ
ム突起24との間に180度の間隔を置いて設けた第3
カム突起26を第3スライド板21の内端部の従動溝2
7に嵌め入れ、第1スライド板19、第2スライド板2
0、第3スライド板21の各外端部に枢軸ピン28によ
って連動板29の内端部を連結し、グレーチング蓋1の
三つの側辺部の下面に各一個のラッチユニット30を配
置し、下向きの傾斜カム面32を備え、出入り口33の
内壁面の受け部34と係脱するラッチ31をバネ35に
よって錠止方向に摺動付勢し、各ラッチ31と対応する
連動板29をラッチ31の摺動方向に長いスロット36
に挿入した枢軸ピン37で連結したグレーチング蓋用ロ
ック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134191U JPH0726431Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | グレーチング蓋用ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134191U JPH0726431Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | グレーチング蓋用ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112938U JPH04112938U (ja) | 1992-10-01 |
JPH0726431Y2 true JPH0726431Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31907117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2134191U Expired - Lifetime JPH0726431Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | グレーチング蓋用ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726431Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5229660B2 (ja) * | 2007-08-07 | 2013-07-03 | 首都高速道路株式会社 | グレーチング蓋外れ止め装置 |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP2134191U patent/JPH0726431Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04112938U (ja) | 1992-10-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |