JPH0439915Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439915Y2 JPH0439915Y2 JP5249990U JP5249990U JPH0439915Y2 JP H0439915 Y2 JPH0439915 Y2 JP H0439915Y2 JP 5249990 U JP5249990 U JP 5249990U JP 5249990 U JP5249990 U JP 5249990U JP H0439915 Y2 JPH0439915 Y2 JP H0439915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- receiver
- grating lid
- rotor
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 13
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、歩道下などに構築された共同溝の路
面開口部を開閉するグレーチング蓋の施錠装置に
関するものである。
面開口部を開閉するグレーチング蓋の施錠装置に
関するものである。
［従来の技術］
グレーチング蓋施錠装置は既に種々提案されて
いるが、ロツク棒が解錠位置にあるかどうかを目
視確認できる手段を備えていないため、ロツク部
材が施錠位置に突出した状態で誤つてグレーチン
グ蓋を閉鎖し、ロツク棒の先端部を固定枠体に固
着した受金に衝突させてしまうことがある。
いるが、ロツク棒が解錠位置にあるかどうかを目
視確認できる手段を備えていないため、ロツク部
材が施錠位置に突出した状態で誤つてグレーチン
グ蓋を閉鎖し、ロツク棒の先端部を固定枠体に固
着した受金に衝突させてしまうことがある。
最近のグレーチング蓋は大型重量化しているた
め、上記衝突時に受金とロツク棒に過大な荷重が
作用し、これらの歪曲変形や損傷を招くことにな
つた。
め、上記衝突時に受金とロツク棒に過大な荷重が
作用し、これらの歪曲変形や損傷を招くことにな
つた。
［考案が解決しようとする課題］
従つて本考案の目的は、グレーチング蓋の上方
からロツク棒が解錠位置にあることを簡単に目視
確認できるため、グレーチング蓋の過誤閉鎖によ
るロツク棒と受金の歪曲変形や損傷を未然に防止
できるグレーチング蓋用施錠装置に関するもので
ある。
からロツク棒が解錠位置にあることを簡単に目視
確認できるため、グレーチング蓋の過誤閉鎖によ
るロツク棒と受金の歪曲変形や損傷を未然に防止
できるグレーチング蓋用施錠装置に関するもので
ある。
［課題を解決するための手段］
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と、本考案のグレーチング蓋用施錠装置は、グレ
ーチング蓋１に組込み固着された錠前ユニツト２
と、路面開口部３の固定枠体４に固着された受金
５と、錠前ユニツト２のロータ６に連動装備さ
れ、先端部７ａが受金５に係脱するロツク棒７
と、ロータ６に固着され、ロツク棒７が受金５か
ら離脱した解錠位置にあるとき、錠前ユニツト２
の外側空間に突出する鎖錠確認板８とから成る。
と、本考案のグレーチング蓋用施錠装置は、グレ
ーチング蓋１に組込み固着された錠前ユニツト２
と、路面開口部３の固定枠体４に固着された受金
５と、錠前ユニツト２のロータ６に連動装備さ
れ、先端部７ａが受金５に係脱するロツク棒７
と、ロータ６に固着され、ロツク棒７が受金５か
ら離脱した解錠位置にあるとき、錠前ユニツト２
の外側空間に突出する鎖錠確認板８とから成る。
［作用］
ロツク棒７の先端部７ａが受金５に係合した施
錠状態では、鎖錠確認板８の先端部は錠前ユニツ
ト２の下面側に隠蔽されている。錠前ユニツト２
のロータ６の鍵孔９に所定の鍵を挿入してロータ
６を一方向に回転させると、ロータ６に連動して
後退摺動したロツク棒７の先端部７ａが受金５か
ら離脱し、固定枠体４に対するグレーチング蓋１
の錠止が解除される。
錠状態では、鎖錠確認板８の先端部は錠前ユニツ
ト２の下面側に隠蔽されている。錠前ユニツト２
のロータ６の鍵孔９に所定の鍵を挿入してロータ
６を一方向に回転させると、ロータ６に連動して
後退摺動したロツク棒７の先端部７ａが受金５か
ら離脱し、固定枠体４に対するグレーチング蓋１
の錠止が解除される。
そのため、グレーチング蓋１はクレーンなどの
作業機械を使用して引上げ開放される。ロツク棒
７が解錠位置まで駆動したときには、ロータ６と
一体に回動した鎖錠確認板８が錠前ユニツト２の
外側に先端部を突出しており、これはグレーチン
グ蓋１の上面側から目視確認される。
作業機械を使用して引上げ開放される。ロツク棒
７が解錠位置まで駆動したときには、ロータ６と
一体に回動した鎖錠確認板８が錠前ユニツト２の
外側に先端部を突出しており、これはグレーチン
グ蓋１の上面側から目視確認される。
［実施例］
図示の実施例では、錠前ユニツト２の上面板１
０は、取付孔１１を通るフツクボルトやビスとい
つた固着具によつてグレーチング蓋１に直接固着
されるか、グレーチング蓋１に固定した目隠し座
板に固着される。上面板１０の裏側に固着したケ
ーシング１２には、ロータ６の基端部の操作円盤
１３と、基端部を操作円盤１３に垂直枢軸１４で
枢着された第１連動リンク１５と、基端部を第１
連動リンク１５の先端部に垂直枢軸１６で枢着さ
れた第２連動リンク１７が収容されている。
０は、取付孔１１を通るフツクボルトやビスとい
つた固着具によつてグレーチング蓋１に直接固着
されるか、グレーチング蓋１に固定した目隠し座
板に固着される。上面板１０の裏側に固着したケ
ーシング１２には、ロータ６の基端部の操作円盤
１３と、基端部を操作円盤１３に垂直枢軸１４で
枢着された第１連動リンク１５と、基端部を第１
連動リンク１５の先端部に垂直枢軸１６で枢着さ
れた第２連動リンク１７が収容されている。
一対のロツク棒７の基端部は、ケーシング１２
の側面窓孔１８より突出した第２連動リンク１７
の先端部に垂直枢軸１８で枢着されている。ロツ
ク棒７はグレーチング蓋１に固着したガイド板２
０の案内孔２１に挿通されている。受金５の本体
２２は、基板２３の取付孔２４を通るボルト２５
によつて固定枠体４に固着されている。本体２２
には、ロツク棒７の先端部７ａが入り込む受溝２
６を上面に開口させて設けてある。受溝２６の一
側の溝壁面からは圧縮コイルバネ２８で突出付勢
したロツクピン２７が斜めに突出している。
の側面窓孔１８より突出した第２連動リンク１７
の先端部に垂直枢軸１８で枢着されている。ロツ
ク棒７はグレーチング蓋１に固着したガイド板２
０の案内孔２１に挿通されている。受金５の本体
２２は、基板２３の取付孔２４を通るボルト２５
によつて固定枠体４に固着されている。本体２２
には、ロツク棒７の先端部７ａが入り込む受溝２
６を上面に開口させて設けてある。受溝２６の一
側の溝壁面からは圧縮コイルバネ２８で突出付勢
したロツクピン２７が斜めに突出している。
グレーチング蓋１を基端部の水平枢軸を中心に
閉鎖回転させたとき、閉鎖動作の終端でロツク棒
７の先端部７ａが受金５の受溝２６に入り込むと
き、ロツクピン２７の先端面に摺接してロツクピ
ン２７を本体２２に押込む。ロツク棒７の先端部
７ａが受溝２６内に深く係合したとき、ロツクピ
ン２７が受溝２６内に突出復帰し、ロツク棒７が
受溝２６から上方に脱出するのを阻止する。その
ため、ロツク棒７と受金５の係合を解くには、錠
前ユニツト２のロータ６に回転操作によつてロツ
ク棒７を受金５と直角方向に摺動させることにな
る。
閉鎖回転させたとき、閉鎖動作の終端でロツク棒
７の先端部７ａが受金５の受溝２６に入り込むと
き、ロツクピン２７の先端面に摺接してロツクピ
ン２７を本体２２に押込む。ロツク棒７の先端部
７ａが受溝２６内に深く係合したとき、ロツクピ
ン２７が受溝２６内に突出復帰し、ロツク棒７が
受溝２６から上方に脱出するのを阻止する。その
ため、ロツク棒７と受金５の係合を解くには、錠
前ユニツト２のロータ６に回転操作によつてロツ
ク棒７を受金５と直角方向に摺動させることにな
る。
鎖錠確認板８はロータ６の下端角軸部に嵌合さ
れ、ボルト２９によつてロータ６に固着されてい
る。上面板６が長方形板で構成され、ロータ６が
上面板１０の中央部に配置されているため、ロー
タ６が施錠位置にあるときには、鎖錠確認板８の
先端部は上面板１０の短辺１０ａの内側に隠蔽さ
れる一方、ロータ６が解錠位置にあるときには、
鎖錠確認板８の先端部は上面板１０の長辺１０ｂ
の外側に突出する。鎖錠確認板８の先端部の上面
側には、解錠状態にあることを示す「開」表示が
付されている。
れ、ボルト２９によつてロータ６に固着されてい
る。上面板６が長方形板で構成され、ロータ６が
上面板１０の中央部に配置されているため、ロー
タ６が施錠位置にあるときには、鎖錠確認板８の
先端部は上面板１０の短辺１０ａの内側に隠蔽さ
れる一方、ロータ６が解錠位置にあるときには、
鎖錠確認板８の先端部は上面板１０の長辺１０ｂ
の外側に突出する。鎖錠確認板８の先端部の上面
側には、解錠状態にあることを示す「開」表示が
付されている。
尚、錠前ユニツト２の構造、受金５の構造およ
びロータ６とロツク棒７の連動機構は上記のもの
に限定されず、公知のものを適宜選択使用するこ
とができる。
びロータ６とロツク棒７の連動機構は上記のもの
に限定されず、公知のものを適宜選択使用するこ
とができる。
［考案の効果］
以上のように本考案のグレーチング蓋用施錠装
置では、錠前ユニツト２のロータ６に鎖錠確認板
８を固着してあり、ロツク棒７が受金５から離脱
した解錠位置にあるときには、鎖錠確認板８が錠
前ユニツト２の外側空間に突出しているため、グ
レーチング蓋１を閉鎖するときには、鎖錠確認板
８の占める位置を簡単に目視確認することによつ
て、ロツク棒７の先端部７ａが施錠位置に突出し
たままグレーチング蓋１を過誤閉鎖する事態を未
然に防止することができ、ロツク棒と受金を歪曲
変形や損傷から保護することができる。
置では、錠前ユニツト２のロータ６に鎖錠確認板
８を固着してあり、ロツク棒７が受金５から離脱
した解錠位置にあるときには、鎖錠確認板８が錠
前ユニツト２の外側空間に突出しているため、グ
レーチング蓋１を閉鎖するときには、鎖錠確認板
８の占める位置を簡単に目視確認することによつ
て、ロツク棒７の先端部７ａが施錠位置に突出し
たままグレーチング蓋１を過誤閉鎖する事態を未
然に防止することができ、ロツク棒と受金を歪曲
変形や損傷から保護することができる。
第１図は本考案の一実施例に係るグレーチング
蓋用施錠位置の使用状態を示す斜視図であり、第
２図は該施錠装置の要部の下側からの斜視図であ
り、第３図は該施錠装置のロツク棒と受金の係合
状態を示す正面図である。 １……グレーチング蓋、２……錠前ユニツト、
３……路面開口部、４……固定枠体、５……受
金、６……ロータ、７……ロツク棒、８……鎖錠
確認板、９……鍵孔、１０……上面板、１１……
取付孔、１２……ケーシング、１３……操作円
盤、１４……枢軸、１５……第１連動リンク、１
６……枢軸、１７……第２連動リンク、１８……
窓孔、１９……枢軸、２０……ガイド板、２１…
…案内孔、２２……受金本体と、２３……基板、
２４……取付孔、２５……ボルト、２６……受
溝、２７……ロツクピン、２８……付勢用バネ、
２９……ボルト。
蓋用施錠位置の使用状態を示す斜視図であり、第
２図は該施錠装置の要部の下側からの斜視図であ
り、第３図は該施錠装置のロツク棒と受金の係合
状態を示す正面図である。 １……グレーチング蓋、２……錠前ユニツト、
３……路面開口部、４……固定枠体、５……受
金、６……ロータ、７……ロツク棒、８……鎖錠
確認板、９……鍵孔、１０……上面板、１１……
取付孔、１２……ケーシング、１３……操作円
盤、１４……枢軸、１５……第１連動リンク、１
６……枢軸、１７……第２連動リンク、１８……
窓孔、１９……枢軸、２０……ガイド板、２１…
…案内孔、２２……受金本体と、２３……基板、
２４……取付孔、２５……ボルト、２６……受
溝、２７……ロツクピン、２８……付勢用バネ、
２９……ボルト。
Claims (1)
- グレーチング蓋１に組込み固着された錠前ユニ
ツト２と、路面開口部３の固定枠体４に固着され
た受金５と、錠前ユニツト２のロータ６に連動装
備され、先端部７ａが受金５に係脱するロツク棒
７と、ロータ６に固着され、ロツク棒７が受金５
から離脱した解錠位置にあるとき、錠前ユニツト
２の外側空間に突出する鎖錠確認板８とから成る
グレーチング蓋用施錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249990U JPH0439915Y2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249990U JPH0439915Y2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0412581U JPH0412581U (ja) | 1992-01-31 |
| JPH0439915Y2 true JPH0439915Y2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=31572853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5249990U Expired JPH0439915Y2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439915Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016023473A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 三重重工業株式会社 | 跳ね上がり防止機構付きグレーチング |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5229660B2 (ja) * | 2007-08-07 | 2013-07-03 | 首都高速道路株式会社 | グレーチング蓋外れ止め装置 |
-
1990
- 1990-05-19 JP JP5249990U patent/JPH0439915Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016023473A (ja) * | 2014-07-22 | 2016-02-08 | 三重重工業株式会社 | 跳ね上がり防止機構付きグレーチング |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0412581U (ja) | 1992-01-31 |
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