JPH0246931A - 薄板鋼板のプレス方法及びプレス金型装置 - Google Patents

薄板鋼板のプレス方法及びプレス金型装置

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JPH0246931A
JPH0246931A JP63197764A JP19776488A JPH0246931A JP H0246931 A JPH0246931 A JP H0246931A JP 63197764 A JP63197764 A JP 63197764A JP 19776488 A JP19776488 A JP 19776488A JP H0246931 A JPH0246931 A JP H0246931A
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JP
Japan
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blank
upper die
protrusion
plastic deformation
shallow
Prior art date
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Pending
Application number
JP63197764A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Tawarayama
俵山 隆一
Kiyoshi Takishima
滝島 清
Norihisa Nakagawa
中川 典久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0246931A publication Critical patent/JPH0246931A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、ポンチとダイによる薄板鋼板の絞り成形に関
し、特に、絞り面に浅絞り部を形成するためのプレス方
法及びプレス金型装置に関する。
(2)従来の技術 従来、自動車のアウターパネル等の加工工程において薄
板鋼板に浅絞り部を形成するには、先ずブランクを外形
形状に絞り成形した後、複動金型によって上記ブランク
に浅絞り部を形成していた(例えば、実開昭62−56
226号公報、実開昭57−31417号公報参照)。
このことは、一般に薄板鋼板が伸び率が2%以下の領域
では充分に塑性変形をしない性質を有し、浅絞りの場合
には材料の伸び率が上記2%の臨界値に達しないことに
起因している。このような理由から従来は、先ず製品の
外形形状を絞り成形することによって材料を塑性変形域
まで展伸せしめ、続いて、この塑性変形域において浅絞
りを行っていたものである。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のような2段階の絞り成形を行うた
めの複動金型は構造が複雑で製作が困難であるだけでな
く、金型の分割面においてブランクに段差が発生し易く
、デザイン的にも制約を受けるという問題点を有してい
た。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、構造の
複雑な複動金型を用いることなく、容易に浅絞り部を形
成することができる薄板鋼板のプレス方法及びプレス金
型装置を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (1)  課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明の薄板鋼板のプレス
方法は、薄板鋼板からなるブランクの外周をブランクホ
ルダーで規制する工程と、上記ブランクのスクラップ部
分に下型ポンチと上型ダイによって突出部を絞り成形し
、このブランクを塑性変形域まで展伸せしめる工程と、
上記塑性変形域に展伸したブランクを下型ポンチと上型
ダイで挟圧して所定の浅絞り部を形成する工程とより成
ることを特徴とする。
また、本発明の薄板鋼板のプレス金型装置は、薄板鋼板
からなるブランクの外周をブランクホルダーで規制し、
このブランクを下型ポンチと上型ダイで挟圧して浅絞り
部を成形するプレス金型において; 上記ブランクのスクラップ部分に対応する下型ポンチと
上型ダイの一方に突起を形成するとともに、他方に該突
起に嵌合する溝部を形成し、この突起と溝部によってブ
ランクの浅絞り部を予め塑性変形域まで展伸せしめるこ
とを特徴とする。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明によれば、外周をブランクホ
ルダーで規制したブランクを下型ポンチと上型ダイで挟
圧して浅絞り部を形成する際に、先ず下型ポンチと上型
ダイの突起と溝部によってブランクのスクラップ部に突
出部が絞り成形される。すると、ブランクは上記突出部
の方向に引張られて塑性変形域まで展伸され、この塑性
変形域においてブランクは下型ポンチと上型ダイに挟圧
されて浅絞りが行われる。そして、上記突起と溝部によ
ってブランクに形成された不要の突出部はスクラップ部
分を切除する際に取り除かれ、製品の表面に現われるこ
とはない。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はそのプレス金型装置の断面図、第2図は第1図の■
−■線矢視平面図、第3図は絞り成形時におけるブラン
クの状態を示す図である。
第1図及び第2図に示すように、このプレス金型装置は
自動車のアウターパネルを絞り成形するためのものであ
って、固定された下型ポンチ1と、その上部に上下動自
在に設けられた上型ダイ2を備えており、上記下型ポン
チ1の外周には複数のクツションピン3に支持されたブ
ランクホルダー4が摺動自在に嵌合している。
上記ブランクホルダー4の上面には、絞り成形時にブラ
ンクBの外周を規制して皺の発生を防止するための絞り
と一ド4aが突設されており、この絞リピート4aに対
応する上型ダイ2の下面にはビード溝2aが形成されて
いる。また、このブランクホルダー4の一側面の直線部
には位置決め部材4bが固着されており、下型ポンチ1
上に載置したブランクBの位置決めを行うようになって
いる。
下型ポンチ1の一側にはホイールハウスを形成するため
の半円状の凹部1aが設けられており、この凹部1aに
はく字状の溝部1bが形成されている。そして、上型ダ
イ2には上記下型ポンチlの凹部1aに対応する凸部2
bが設けられており、その表面には上記凹部1aに嵌合
するく字状の突起2cが形成されている。また、ホイー
ルハウスに対応する上記凹部1aと凸部2b近傍にはそ
れぞれ僅かな富みと膨らみを有する浅絞り面1c、2d
が形成されている。
従って、第3図から明らかなように、下型ポンチlと上
型ダイ2に挟圧されて絞り成形されるブランクBには、
ホイールハウスに対応する半円状のスクラップ部分B1
と、そのスクラップ部分Bの内部に位置する突出部B2
が形成されるとともに、上記スクラップ部分B1近傍に
は浅絞り部B、が形成されるようになっている。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。
下型ポンチl上に載置したブランクBの一側面をブラン
クホルダー4の位置決め部材4bに当接させて上方から
上型ダイ2を下降させると、上型ダイ2の外周がブラン
ク已に係合し、そのビード溝2aとブランクホルダー4
の絞りビード4a間にブランクBを挟持する(第4図(
A)参照)。
上述のようにして、ブランクホルダー4によってブラン
クBの外周部の滑りを規制した状態から更に上型ダイ2
を下降させると、上型ダイ2の凸部2bに形成した突起
2cにより、ブランクBのスクラップ部分B、が下型ポ
ンチ1の凹部1aに形成した溝部1bに押し込まれる。
このとき、ブランクBの浅絞り部B、は矢印P方向に引
かれて展伸し始める(第4図(B)参照)。
この状態から更に上型ダイ2を下降させると、ブランク
Bにホイールハウスの位置に対応するスクラップ部分、
B、が形成され、その内部には突起2cと溝部1bによ
って突出部B2が形成される。
そして、この突出部B、が形成される過程において、ブ
ランクBの浅絞り部B、は更に矢印P方向に引かれて塑
性変形域まで進展される(第4図(C)参照)。
そして、最終的に下型ポンチlと上型ダイ2によってブ
ランクBが挟圧されると、この下型ポンチlと上型ダイ
2の浅絞り面1c、2dによってブランクBに浅絞り部
B、が形成される(第4図(D)参照)。上記挟圧時に
おける浅絞り部B。
の伸び率は僅かなものであるが、この浅絞り部B3は予
め塑性変形域まで進展されているので完全な塑性変形が
行われ、プレス金型から取り外した後の製品にスプリン
グバンクが発生することがない。
上述のようにして絞り成形された製品はホイールハウス
に対応するスクラップ部分B、に不要な突出部B2を備
えているが、この突出部B2はスクラップ部分B、を切
除する際に取り除かれ、最終的な製品上に残留すること
はない(第4図(E)参照)。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を
行うことが可能である。
例えば、下型ボンデ1に溝部1bを設け、上型ダイ2に
突起2cを設ける代わりに、下型ポンチ1に突起を設け
、上型ダイ2の溝部を設けてもよい。また、突起2cと
溝部1bの形状はく字型に限らず、スクラップ部分B、
の形状に合わせて直線状や円形状にすることも可能であ
る。更に、フランクBのスクラップ部分B、は、ホイー
ルハウスのような一方向に向いて開放した部分に限らず
、ウィンドの開口のような閉じた部分であってもよい。
C0発明の効果 前述の本発明の薄板鋼板のプレス方法及びプレス金型装
置によれば、絞り成形した製品から切除されるスクラッ
プ部分を利用し、このスクラップ部分に下型ポンチと上
型ダイに設けた突起と溝部によって突出部を形成してい
るので、ブランクは上記突出部の形成時に予め塑性変形
域まで展伸せしめられ、それに続く下型ポンチと上型ダ
イによる挟圧の際に、材料の伸び率の小さい浅絞り部を
適確に形成することが可能となる。そして、この浅絞り
を行うには単に金型に突起と溝部を形成するだけでよく
、構造の複雑な複動金型を用いる場合と比較して極めて
経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるプレス金型装置の断面
回、第2図は第1図の■−■線平線図面図3図は絞り成
形時におけるブランクの状態を示す図、第4図(A)〜
(E)はブランクの絞りによる成形過程を示す図である
。 B・・・ブランク、B1・・・スクラップ部分、B2・
・・突出ブースタ、B、・・・浅絞り部 1・・・下型ポンチ、■b・・・溝部、2・・・上型ダ
イ、2c・・・突起、4・・・ブランクホルダー第1図 特許出願人  本田技研工業株式会社 代理人 弁理士  落  合     襞間 1)  中   隆   秀 第3図 第4図 /Aノ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄板鋼板からなるブランク(B)の外周をブラン
    クホルダー(4)で規制する工程と、 上記ブランク(B)のスクラップ部分(B_1)に下型
    ポンチ(1)と上型ダイ(2)によって突出部(B_2
    )を絞り成形し、このブランク(B)を塑性変形域まで
    展伸せしめる工程と、 上記塑性変形域に展伸したブランク(B)を下型ポンチ
    (1)と上型ダイ(2)で挟圧して所定の浅絞り部(B
    _3)を形成する工程とより成ることを特徴とする薄板
    鋼板のプレス方法。
  2. (2)薄板鋼板からなるブランク(B)の外周をブラン
    クホルダー(4)で規制し、このブランク(B)を下型
    ポンチ(1)と上型ダイ(2)で挟圧して浅絞り部(B
    _3)を成形するプレス金型において; 上記ブランク(B)のスクラップ部分(B_1)に対応
    する下型ポンチ(1)と上型ダイ(2)の一方に突起(
    2c)を形成するとともに、他方に該突起(2c)に嵌
    合する溝部(1b)を形成し、この突起(2c)と溝部
    (1b)によってブランク(B)の浅絞り部(B_3)
    を予め塑性変形域まで展伸せしめることを特徴とする、
    プレス金型装置。
JP63197764A 1988-08-08 1988-08-08 薄板鋼板のプレス方法及びプレス金型装置 Pending JPH0246931A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011050443A1 (en) * 2009-10-30 2011-05-05 Honda Motor Co., Ltd. Scrap shape retention
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US8690268B2 (en) 2007-03-06 2014-04-08 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus
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JP2016030261A (ja) * 2014-07-25 2016-03-07 ダイハツ工業株式会社 プレス成形装置

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