JPH04167933A - パネルの切断成形機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はパネルの切断成形機に関し、耐久性が要求され
る車両におけるロアインナパネルの製作に適用して有効
なものである。

〈従来の技術〉 第５図に示したような四輪駆動車１では、車両の耐久性
が要求される。このため、ロアクォータパネル２は側面
から後面に亘って一体となって剛性が保たれている。

第６図にはロアクォータパネル２の斜視、第７図には第
６図の■−■線矢視、第８図には第６図の■−■線矢視
を示しである。

ロアクォータパネル２はロアクォータインナパネル（イ
ンナパネル）３とロアクォータアウタパネル４とで構成
され、インナパネル３にはエアアウトレット穴６及びト
リムを固定するためのトリム穴７が形成されている。

尚、図中の符号で８はバックドアである。

上述したインナパネル３を製作する手順を第９図に基づ
いて説明する。

先ず、第９図（ａｌに示すように、インナパネル３にタ
イヤハウス部５を成形し、次に第９図（ｂｌに示すよう
に、後面部となる側縁部３ａを成形機によって曲げ成形
する。更に第９図（Ｃ１に示すように、インナパネル３
の側縁３ｂを切断機によって切断しインナパネル３を所
定の寸法に仕上げ、最後にエアアウトレット穴６及びト
リム穴７を明ける。

以上のように、耐久性が要求されて複雑な形状となって
いるインナパネル３ば、全４工程で精度良く作製されて
いる。

〈発明が解決しようとする課題〉 従来、インナパネル３は４工程に分けて作製されている
ため、成形機や切断機への着脱等といった実際の加工以
外にも労力と時間を要していた。

く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本発明の構成は、パネルの側
縁部を切断すると同時に該パネルの側縁を曲げ成形する
パネルの切断成形機であって、下型ホルダに対して上下
動自在な上型ホルダと、前記下型ホルダに固定されろ下
刃と、前記上型ホルダに設けられ該上型ホルダの下降に
より前記下刃との間で前記パネルの側縁を切断する上刃
と、前記下型ホルダに設けられろ下型と、前記上刃と一
体状態に前記上型ホルダに設けられ前記パネルの切断時
の該上型ホルダの下降により前記下型との間で側縁が切
断された後の該パネルの側縁部を曲げ成形する上型とを
備えたことを特徴とする。

く作　　　用〉 パネルを上型ホルダと下型ホルダの間の所定位置に配し
た後、上型ホルダを下降させることにより、下刃と上刃
によってパネルの側縁が切断されると同時に、下型と上
型によってパネルの側縁部が曲げ成形加工される。

く実　施　例〉 第１図には本発明の一実施例に係るパネルの切断成形機
の一部破断側面を示しである。

図中１１は下型ホルダであり、下型ホルダ１１には下バ
ッド１２が設けられ、下パッド１２にはパネルとしての
インナパネル３が載置される。下型ホルダ１１の側端に
は下刃としての下トリムダイ１３が固定され、下型ホル
ダ１１の下トリムダイ１３の内側には曲げ成形用の下型
ダイ１４が設けられている。

一方、下型ホルダ１１の上部には上型ホルダ１５が上下
動自在に設けられ、上型ホルダ１５の下面にはガススプ
リング１６を介して上パッド１７が取付けられている。

下トリムダイ１３の上方の上型ホルダ１５には上刃とし
ての切パンチ１８が固定され、下型ダイ１４の上方の上
型ホルダ１５には下型ダイ１４に対応する曲げ成形パン
チ１９が設けられている。

上型ホルダ１５の下降により下トリムダイ１３と切パン
チ１８が接触すると同時に、上バッド１７が下パッド１
２を押圧し、更にガススプリング１６の付勢力に抗して
上パッド１７に対して上型ホルダ１５が下略゛−１下型
ダイ１４と曲げ成形パンチ１９が圧接する。

尚、図中の符号で２０は穴あけ用のピアスパンチ、２１
はピアスダイ、２２は切断片をカットするスクラップカ
ッタ、２３はスクラップストッパビンである。

次に上記構成の切断成形機の作用を第１図乃至第４図に
基づいて説明する。第１図乃至第４図には切断成形機の
一部破断側面を示し、第１図には加工前、第２図には切
断開始時、第３図には曲げ成形中、第４図には加工完了
時の状態を示しである。

第１図に示すように、インナパネル３を下型ホルダ１１
上の所定位置に載置し上型ホルダ１５を下降させると、
第２図に示すように、インナパネル３が上パッド１７と
下パッド１２に挟圧されろと同時に、下トリムダイ１３
と切パンチ１８がインナパネル３の側縁３ｂを挾んで対
向する。

更に上型ホルダ１５を下降させると、第３図に示すよう
に、ガススプリング１６の付勢力に抗して上パッド１７
に対して上型ホルダ１５が下降し、下トリムダイ１３と
切パンチ１８の間でインナパネル３の側縁３ｂが切断さ
れる。上型ホルダ１５が下降端に達すると、第４図に示
すように、下型ダイ１４と曲げ成形パンチ１９にインナ
パネル３が挟圧されて側縁部３ａが曲げ成形される。こ
れと同時に、ピアスパンチ２０により穴あけ（エアアウ
トレット六６、トリム穴７）加工が行なわれ、スクラッ
プカッタ２２により切断片がカットされる。

上述した切断成形機によると、−度の上型ホルダ１５の
下降により、インナパネル３の側縁３ｂの切断と側縁部
３ａの曲げ加工が同時に行な丸る。

〈発明の効果〉 本発明のパネルの切断成形機によると、−度の上型ホル
ダ１５の下降により、パネルの側縁の切断と側縁部の曲
げ加工が同時に行なえ、２工程の加工が一度に可能とな
る。この結果、パネルの加工工程の削減が図れ、労力低
減と加工時間の短縮が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例に係るパネルの切
断成形機の一部破断側面図、第５図は四輪駆動車の側面
図、第６図はロアクォータパネルの斜視図、第７図は第
６図の■−■線矢視図、第８図は第６図の■−■線矢視
図、第９図はインナパネルの製作工程図である。 図　　面　　中、 ３はロアインナクォータパネル（インナパネル）、３ａ
は側縁部、 ３ｂは側縁、 １１は下型ホルダ、 １２は下パッド、 １３は下トリムダイ、 １４は下型ダイ、 １５は上型ホルダ、 １７は上パッド、 １８は切パンチ、 １９は曲げ成形パンチである。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 ノ 第６図 ■ 第７図　　　　　　　第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　パネルの側縁部を切断すると同時に該パネルの側縁を
   曲げ成形するパネルの切断成形機であって、下型ホルダ
   に対して上下動自在な上型ホルダと、前記下型ホルダに
   固定される下刃と、前記上型ホルダに設けられ該上型ホ
   ルダの下降により前記下刃との間で前記パネルの側縁を
   切断する上刃と、前記下型ホルダに設けられる下型と、
   前記上刃と一体状態に前記上型ホルダに設けられ前記パ
   ネルの切断時の該上型ホルダの下降により前記下型との
   間で側縁が切断された後の該パネルの側縁部を曲げ成形
   する上型とを備えたことを特徴とするパネルの切断成形
   機。