JPH05154569A - ビード付きパイプのバルジ加工方法 - Google Patents
ビード付きパイプのバルジ加工方法Info
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- JPH05154569A JPH05154569A JP3323366A JP32336691A JPH05154569A JP H05154569 A JPH05154569 A JP H05154569A JP 3323366 A JP3323366 A JP 3323366A JP 32336691 A JP32336691 A JP 32336691A JP H05154569 A JPH05154569 A JP H05154569A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ダイとゴムパンチにより3山のビードをもつ
パイプを成形加工する。 【構成】 第1工程で中央に深いビード成形面2a、両
側に浅い成形面2b,2cをもつ第1ダイ2とゴムパン
チ7とによりバルジ成形し、第2工程で同一深さの3個
の深い成形面10a〜10cをもつ第2ダイ10とゴム
パンチ7とによりバルジ成形する。
パイプを成形加工する。 【構成】 第1工程で中央に深いビード成形面2a、両
側に浅い成形面2b,2cをもつ第1ダイ2とゴムパン
チ7とによりバルジ成形し、第2工程で同一深さの3個
の深い成形面10a〜10cをもつ第2ダイ10とゴム
パンチ7とによりバルジ成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄肉の管状のワークか
ら3山のビードをもつベローズ状のパイプをゴムパンチ
を用いて成形する方法に関する。
ら3山のビードをもつベローズ状のパイプをゴムパンチ
を用いて成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムパンチを用いてビード付きパイプを
バルジ成形する場合に、ビード数を3個にすると、中間
位置のビードに流入しようとするゴムの流れが、途中の
ビードの小径部即ち谷で阻まれて該中間位置のビードに
成形圧力を及ぼすことができず、2山のビードを成形す
ることが限度である(中村正信「パイプ加工法」日刊工
業新聞社P.95〜96)とされていた。このため、3
山以上のビードをもつパイプを成形するときは、芯金と
2分割された多数の押型を用いて谷部を絞るようにした
機械的成形(例えば特開昭64−2733号公報)を行
うか、油圧で管素材をダイの型面に膨出させる油圧成形
が行われている。
バルジ成形する場合に、ビード数を3個にすると、中間
位置のビードに流入しようとするゴムの流れが、途中の
ビードの小径部即ち谷で阻まれて該中間位置のビードに
成形圧力を及ぼすことができず、2山のビードを成形す
ることが限度である(中村正信「パイプ加工法」日刊工
業新聞社P.95〜96)とされていた。このため、3
山以上のビードをもつパイプを成形するときは、芯金と
2分割された多数の押型を用いて谷部を絞るようにした
機械的成形(例えば特開昭64−2733号公報)を行
うか、油圧で管素材をダイの型面に膨出させる油圧成形
が行われている。
【0003】しかし、前記の機械的成形は、絞り加工で
あるためしわが生じ易く、他方油圧成形では、プレス機
を使用せず特殊の油圧装置を用いるため、設備全体が複
雑高価になる上、非能率である不都合がある。
あるためしわが生じ易く、他方油圧成形では、プレス機
を使用せず特殊の油圧装置を用いるため、設備全体が複
雑高価になる上、非能率である不都合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、通常のプレ
ス機を用いて3山のビードをもつパイプを成形すること
を課題とする。
ス機を用いて3山のビードをもつパイプを成形すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前記課題の解決
手段は、内周面にビード成形面をもち、直径線で分離可
能のダイに管状ワークを挿入し、該管状ワークに内圧を
かけてビードを形成するビード付きパイプのバルジ加工
方法において、中央部に深いビード成形面をもちその両
側に一対の浅いビード成形面をもつ第1ダイとゴムパン
チとによりバルジ加工する第1工程と、中央部及び両側
に深いビード成形面をもち、隣り合うビード成形面相互
間及び各ビード成形面の中間で分割してなるダイ部片を
備える第2ダイとゴムパンチを用い、各ダイ部片を相互
に接近させながらゴムパンチを加圧してバルジ加工する
第2工程とからなることを特徴とする。
手段は、内周面にビード成形面をもち、直径線で分離可
能のダイに管状ワークを挿入し、該管状ワークに内圧を
かけてビードを形成するビード付きパイプのバルジ加工
方法において、中央部に深いビード成形面をもちその両
側に一対の浅いビード成形面をもつ第1ダイとゴムパン
チとによりバルジ加工する第1工程と、中央部及び両側
に深いビード成形面をもち、隣り合うビード成形面相互
間及び各ビード成形面の中間で分割してなるダイ部片を
備える第2ダイとゴムパンチを用い、各ダイ部片を相互
に接近させながらゴムパンチを加圧してバルジ加工する
第2工程とからなることを特徴とする。
【0006】
【作用】前記の工程において、第1工程では、ダイの両
側のビード成形面は浅いため、ワークはこの部分では浅
く成形されるが、パンチのゴムはこの浅い被成形面に沿
って中央の深い被成形面に流れ込むことができ、両側と
中央を同時に成形加工する。第2工程では、パンチのゴ
ムはまず第1工程で成形された中央の深い被成形面内及
び両側の浅い被成形面に流入して充満したのち、引続く
加圧によって圧力を増大し、ダイ部片の間隔を縮小しな
がら両側の被成形面を深いビード成形面に膨出させて成
形する。
側のビード成形面は浅いため、ワークはこの部分では浅
く成形されるが、パンチのゴムはこの浅い被成形面に沿
って中央の深い被成形面に流れ込むことができ、両側と
中央を同時に成形加工する。第2工程では、パンチのゴ
ムはまず第1工程で成形された中央の深い被成形面内及
び両側の浅い被成形面に流入して充満したのち、引続く
加圧によって圧力を増大し、ダイ部片の間隔を縮小しな
がら両側の被成形面を深いビード成形面に膨出させて成
形する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1(a)(b)(c)は3山のビードを有するビ
ード付きパイプの加工工程を示すもので、(a)に示す
薄肉管よりなるワーク1aを、(b)に示す第1工程に
おいて中央のビードを主とする中間加工を行い、その中
間ワーク1bを(c)に示す第2工程で両側のビードを
仕上げ加工して完成品1cとするものである。
る。図1(a)(b)(c)は3山のビードを有するビ
ード付きパイプの加工工程を示すもので、(a)に示す
薄肉管よりなるワーク1aを、(b)に示す第1工程に
おいて中央のビードを主とする中間加工を行い、その中
間ワーク1bを(c)に示す第2工程で両側のビードを
仕上げ加工して完成品1cとするものである。
【0008】図1(b)において2は第1ダイで、ビー
ド頂部で分割された半円状のダイ部片3a,3b,4
a,4b,5a,5b,6a,6bを図外のダイスホル
ダ内に保持されてなるものであり、中央に深いビード成
形面2aを有し、両形に浅いビード成形面2b,2cを
備える。
ド頂部で分割された半円状のダイ部片3a,3b,4
a,4b,5a,5b,6a,6bを図外のダイスホル
ダ内に保持されてなるものであり、中央に深いビード成
形面2aを有し、両形に浅いビード成形面2b,2cを
備える。
【0009】ワーク1aの内部に圧入するゴムパンチ7
は、下パンチ8に一体に固定されているが、上パンチ9
はゴムパンチ7に固定されていない。ゴムパンチ7をワ
ーク1a内に入れて上下のパンチ8,9の双方を圧入す
ると、ゴムパンチ7はワーク1aの内面を成形面2a,
2b,2cに向けて加圧し、中央に深いビード1A、両
側に浅いビード1B,1Cを成形する。
は、下パンチ8に一体に固定されているが、上パンチ9
はゴムパンチ7に固定されていない。ゴムパンチ7をワ
ーク1a内に入れて上下のパンチ8,9の双方を圧入す
ると、ゴムパンチ7はワーク1aの内面を成形面2a,
2b,2cに向けて加圧し、中央に深いビード1A、両
側に浅いビード1B,1Cを成形する。
【0010】このとき、ゴムパンチ7のゴムは軸方向と
直径方向に移動するが、両側の成形面2b,2cは浅い
ため、浅いビード1B,1Cに沿って移動することが容
易にでき、該ビード1B,1Cを成形しながら深いビー
ド1Aに集中し、該ビード1Aを1次成形して半製品1
bを得る。
直径方向に移動するが、両側の成形面2b,2cは浅い
ため、浅いビード1B,1Cに沿って移動することが容
易にでき、該ビード1B,1Cを成形しながら深いビー
ド1Aに集中し、該ビード1Aを1次成形して半製品1
bを得る。
【0011】次に、ゴムパンチを脱出させて半円体3a
〜6aと3b〜6bを分離し、半製品1bを図1(c)
の第2ダイ10で加工する。該第2ダイ10も半円状の
ダイ部片11a〜14aと11b〜14bを合わせたも
ので、同一の深さをもつ深い成形面10a,10b,1
0cを備える。これらの成形面は、第1ダイ2の深い成
形面2aに近い形状をもち、これによって深いビード2
A、2B、2Cを成形してワーク1cを得る。
〜6aと3b〜6bを分離し、半製品1bを図1(c)
の第2ダイ10で加工する。該第2ダイ10も半円状の
ダイ部片11a〜14aと11b〜14bを合わせたも
ので、同一の深さをもつ深い成形面10a,10b,1
0cを備える。これらの成形面は、第1ダイ2の深い成
形面2aに近い形状をもち、これによって深いビード2
A、2B、2Cを成形してワーク1cを得る。
【0012】この第2工程には、例えば図2に示すプレ
ス機20が使用される。該プレス機20は左右対称形を
なすものであり、図2の左半部は加圧前、右半部は加圧
後を示す。下部の台板21の中心にはゴムパンチ7を保
持した下パンチ8が固定され、台板21上に設けた摺動
板22、23上にはダイホルダ24、25が半径方向に
摺動自在に載置され、該ダイホルダ24、25の外端か
ら下方に伸びる受板26、27と台板21の段部28、
29の間にスプリング30、31が介設されて、ダイホ
ルダ24、25を開放方向に加圧している。
ス機20が使用される。該プレス機20は左右対称形を
なすものであり、図2の左半部は加圧前、右半部は加圧
後を示す。下部の台板21の中心にはゴムパンチ7を保
持した下パンチ8が固定され、台板21上に設けた摺動
板22、23上にはダイホルダ24、25が半径方向に
摺動自在に載置され、該ダイホルダ24、25の外端か
ら下方に伸びる受板26、27と台板21の段部28、
29の間にスプリング30、31が介設されて、ダイホ
ルダ24、25を開放方向に加圧している。
【0013】加圧板32は、中心に上パンチ9が固定さ
れ、両側に加圧カム33、34が下向きに固定され、こ
れに外開き状に傾斜したカム面35、36と垂直の保持
面37、38が形成されている。そして、ダイホルダ2
4、25には、前記カム面35、36と協同するカム面
39、40が形成され、台板21の両端には、加圧カム
33、34をバックアップするためのストッパ41、4
2が立設されている。ダイホルダ24、25の凹部4
3、44内には、前記第2ダイ10が設置され、最上位
のダイ部片11a、11bは加圧板32に固定され、最
下位のダイ部片14a、14bはダイホルダ24、25
に固定されている。そして、各ダイ部片を作動的に連絡
するために、ダイ部片11a、11bには逃げ凹部4
5、46が設けられ、その下のダイ部片12a、12b
には穴47、48、49、50が穿設され、ダイ部片1
3a、13bには穴51、52、53、54が穿設され
ている。
れ、両側に加圧カム33、34が下向きに固定され、こ
れに外開き状に傾斜したカム面35、36と垂直の保持
面37、38が形成されている。そして、ダイホルダ2
4、25には、前記カム面35、36と協同するカム面
39、40が形成され、台板21の両端には、加圧カム
33、34をバックアップするためのストッパ41、4
2が立設されている。ダイホルダ24、25の凹部4
3、44内には、前記第2ダイ10が設置され、最上位
のダイ部片11a、11bは加圧板32に固定され、最
下位のダイ部片14a、14bはダイホルダ24、25
に固定されている。そして、各ダイ部片を作動的に連絡
するために、ダイ部片11a、11bには逃げ凹部4
5、46が設けられ、その下のダイ部片12a、12b
には穴47、48、49、50が穿設され、ダイ部片1
3a、13bには穴51、52、53、54が穿設され
ている。
【0014】更に、ダイ部片13a、13bには、穴4
7、48を通り上位のダイ部片12a、12bに係止さ
れる頭付きピン55、56が固定され、最下位のダイ部
片14a、14bにも、ダイ部片13a、13bに係止
される頭付きピン57、58が植設されている。そして
ダイ部片12aと14aの間、及び12bと14bの間
には、穴53、54を通るスプリング59、60が介設
されている。また、下パンチ48の上部には上向きの段
部61が形成され、ダイ部片11a、11bには下向き
の段部62が形成されている。
7、48を通り上位のダイ部片12a、12bに係止さ
れる頭付きピン55、56が固定され、最下位のダイ部
片14a、14bにも、ダイ部片13a、13bに係止
される頭付きピン57、58が植設されている。そして
ダイ部片12aと14aの間、及び12bと14bの間
には、穴53、54を通るスプリング59、60が介設
されている。また、下パンチ48の上部には上向きの段
部61が形成され、ダイ部片11a、11bには下向き
の段部62が形成されている。
【0015】加圧板32が上昇中は、図2の左半部に示
すように、ダイ部片12aは、スプリング59で押上げ
られ、これにより頭付きピン55によって下のダイ部片
13aが引上げられ、その引上げ量は頭付きピン57に
よって制限され、ダイ部片12a、13a、14aは略
等間隔に保持される。右半部においても同様に分離状態
になる。
すように、ダイ部片12aは、スプリング59で押上げ
られ、これにより頭付きピン55によって下のダイ部片
13aが引上げられ、その引上げ量は頭付きピン57に
よって制限され、ダイ部片12a、13a、14aは略
等間隔に保持される。右半部においても同様に分離状態
になる。
【0016】ここで、加圧板32を図示位置より更に上
昇させ、第1工程で成形したワーク1bをゴムパンチ7
に外嵌し、加圧板32を下降させると、ダイホルダ2
4、25は、加圧カム33、34のカム面35、36で
押されてスプリング30、31を圧縮して最内位置に至
り、各ダイ部片11a〜14a、11b〜14bの最小
径部分がワーク1bの谷部に接し、段部61、62がワ
ーク1bの上下端に接する。
昇させ、第1工程で成形したワーク1bをゴムパンチ7
に外嵌し、加圧板32を下降させると、ダイホルダ2
4、25は、加圧カム33、34のカム面35、36で
押されてスプリング30、31を圧縮して最内位置に至
り、各ダイ部片11a〜14a、11b〜14bの最小
径部分がワーク1bの谷部に接し、段部61、62がワ
ーク1bの上下端に接する。
【0017】更に加圧板32を押下げると、ゴムパンチ
7の拡径と段部61、62による加圧により、ワーク1
bも各ダイ部片間の非接触部で拡径するが、第1工程で
成形されたビード1A、1B、1Cが存在するために、
各ダイ部片の自由な下降は制限され、その間隔は略一定
の比率で保持されながら互いに接近し、最終的に右半部
に示すように上下の各ダイ部片は密着し、継続的なゴム
パンチ7の膨径により第2ダイ10の成形面にワーク1
bが圧着されてバルジ加工が行なわれ、ワーク1cが成
形される。
7の拡径と段部61、62による加圧により、ワーク1
bも各ダイ部片間の非接触部で拡径するが、第1工程で
成形されたビード1A、1B、1Cが存在するために、
各ダイ部片の自由な下降は制限され、その間隔は略一定
の比率で保持されながら互いに接近し、最終的に右半部
に示すように上下の各ダイ部片は密着し、継続的なゴム
パンチ7の膨径により第2ダイ10の成形面にワーク1
bが圧着されてバルジ加工が行なわれ、ワーク1cが成
形される。
【0018】この際、ゴムパンチ7は、第1工程で成形
されたビード1A、1B、1C内に充満したのち、ビー
ド2A、2B、2Cを成形すべく膨径するが、深いビー
ド1Aの部分では成形抵抗が高く、低いビード1B、1
C部分では成形抵抗が低いため主としてビード1B、1
C付近のゴムが膨径し、該ビード1B、1Cを成形し、
ビード1A内のゴムが加圧方向に移動することはない。
したがって、ビード1A内でゴムパンチ7の山部と谷部
の間で加圧方向の剪断力が生じることがない。次に加圧
板32を上昇させれば、各ダイ部片はダイホルダ24、
25と共に後退し、かつ相互の上下間隔を開きワーク1
cの取出しができる。
されたビード1A、1B、1C内に充満したのち、ビー
ド2A、2B、2Cを成形すべく膨径するが、深いビー
ド1Aの部分では成形抵抗が高く、低いビード1B、1
C部分では成形抵抗が低いため主としてビード1B、1
C付近のゴムが膨径し、該ビード1B、1Cを成形し、
ビード1A内のゴムが加圧方向に移動することはない。
したがって、ビード1A内でゴムパンチ7の山部と谷部
の間で加圧方向の剪断力が生じることがない。次に加圧
板32を上昇させれば、各ダイ部片はダイホルダ24、
25と共に後退し、かつ相互の上下間隔を開きワーク1
cの取出しができる。
【0019】以上、第2工程で第2ダイ10を普通のプ
レス機を用いて加圧する例を説明したが、ダイホルダ2
4、25を定位置に保持して上下のパンチ8、9を共に
接近させる手段を用いてもよい。
レス機を用いて加圧する例を説明したが、ダイホルダ2
4、25を定位置に保持して上下のパンチ8、9を共に
接近させる手段を用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1工程では中
央に設けた深いビードを主として成形するから、この深
いビードを越えてゴムを移動させる必要がなく、ゴムの
損傷が防止される。そして、第2工程においては、中央
の深いビード内にゴムを充満させたのち、ダイ部片を相
互に接近させながら両側に深いビードを成形するから、
この工程でもゴムが深いビードを越えて移動することが
なく、ゴムに剪断力が生せず損傷が防止される効果を有
する。
央に設けた深いビードを主として成形するから、この深
いビードを越えてゴムを移動させる必要がなく、ゴムの
損傷が防止される。そして、第2工程においては、中央
の深いビード内にゴムを充満させたのち、ダイ部片を相
互に接近させながら両側に深いビードを成形するから、
この工程でもゴムが深いビードを越えて移動することが
なく、ゴムに剪断力が生せず損傷が防止される効果を有
する。
【図1】 本発明の工程を示し(a)はワーク、(b)
は第1工程、(c)は第2工程。
は第1工程、(c)は第2工程。
【図2】 第2工程の加工装置の断面図。
1a,1b,1c ワーク 2 第1ダイ 7 ゴムパンチ 10 第2ダイ 2a,2b,2c,10a,10b,10c 成形面
Claims (1)
- 【請求項1】 内周面にビード成形面をもち、直径線で
分離可能のダイに管状ワークを挿入し、該管状ワークに
内圧をかけてビードを形成するビード付きパイプのバル
ジ加工方法において、中央部に深いビード成形面をもち
その両側に一対の浅いビード成形面をもつ第1ダイとゴ
ムパンチとによりバルジ加工する第1工程と、中央部及
び両側に深いビード成形面をもち、隣り合うビード成形
面相互間及び各ビード成形面の中間で分割してなるダイ
部片を備える第2ダイとゴムパンチを用い、各ダイ部片
を相互に接近させながらゴムパンチを加圧してバルジ加
工する第2工程とからなることを特徴とする、ビード付
きパイプのバルジ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3323366A JP2557763B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ビード付きパイプのバルジ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3323366A JP2557763B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ビード付きパイプのバルジ加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154569A true JPH05154569A (ja) | 1993-06-22 |
JP2557763B2 JP2557763B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=18153969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3323366A Expired - Fee Related JP2557763B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | ビード付きパイプのバルジ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557763B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102319804A (zh) * | 2011-09-09 | 2012-01-18 | 天津鹏翎胶管股份有限公司 | 端部多凸台一次成型模具 |
CN102463302A (zh) * | 2010-11-03 | 2012-05-23 | 郭国奇 | 汽车空调加热器水管接口成型装置 |
US9623460B2 (en) * | 2008-05-28 | 2017-04-18 | The Boeing Company | Net-shaped duct forming apparatus |
CN107790566A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-03-13 | 广东骏驰科技股份有限公司 | 一种高精度直管成型保证装置及工艺流程 |
CN112756473A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-05-07 | 重庆虎溪电机工业有限责任公司 | 铜薄壁骨架制作新方法 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CN107649586B (zh) * | 2017-09-22 | 2019-02-15 | 贵州航天新力铸锻有限责任公司 | 一种用于圆锥包壳成形模具及其圆锥包壳的成形方法 |
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1991
- 1991-12-06 JP JP3323366A patent/JP2557763B2/ja not_active Expired - Fee Related
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