JPH0246088Y2 - - Google Patents

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JPH0246088Y2
JPH0246088Y2 JP1984123835U JP12383584U JPH0246088Y2 JP H0246088 Y2 JPH0246088 Y2 JP H0246088Y2 JP 1984123835 U JP1984123835 U JP 1984123835U JP 12383584 U JP12383584 U JP 12383584U JP H0246088 Y2 JPH0246088 Y2 JP H0246088Y2
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terminal
voltage
capacitor
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oscillator
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はスペクトルアナライザの局部発振器
や信号発生器に用いることができ、制御端子に制
御信号を与えることによつて発振周波数を変化さ
せることができる可変周波数発振器に関する。
「従来技術」 従来のこの種の発振器において例えば第3図に
示すように電圧制御発振器(VCO)11の制御
端子12に与えている制御電圧を変化して発振周
波数を変化させる。VCO11を例えばスペクト
ルアナライザの局部発振器として用い、被測定信
号の周波数を掃引受信する場合は、制御端子12
に例えば鋸歯状波の掃引電圧を印加する。この周
波数掃引を停止してある特定の周波数の信号を受
信測定する場合や、ある狭い範囲の周波数を徐々
に変化させて測定する場合においては、制御信号
(電圧)に重畳している雑音の影響が目立つよう
になる。
この影響を除去するため雑音除去フイルタが用
いられている。即ち制御端子12は抵抗器13を
通じて端子14に接続され、又この制御端子12
はスイツチ15を通じ、更に雑音除去用コンデン
サ16を通じて接地されている。VCO11を周
波数掃引発振器として使用する場合は端子14に
例えば鋸歯状波電圧の制御信号を与えて抵抗器1
3を通じて端子12にその鋸歯状波電圧を与え、
この時スイツチ15をOFFとしている。しかし
VCO11から一定周波数の発振出力を安定度よ
く得る場合はスイツチ15をONとして端子14
に与えられる制御電圧が端子12に与えられると
共に、端子14に入力された雑音をコンデンサ1
6を通じて接地に落して、発振器11の発信周波
数が雑音に影響されないようにしている。
このように雑音除去用コンデンサ16を用いて
いる場合において、発振器11の発振周波数を掃
引する時はスイツチ15をOFFとしてコンデン
サ16を切離し、端子14に与えた制御信号、例
えば鋸歯状波電圧の変化に遅れを伴うことなく、
発振周波数が変化するようにされる。この状態よ
りある特定の周波数に発振器11の発振周波数を
固定し、かつ安定な出力を得たい場合は、スイツ
チ15をONとするが、その場合端子14よりそ
の制御電圧信号によりコンデンサ16に対する充
電が行われ、このため端子12の電圧が、端子1
4に設定した電圧になるまでに時間が掛る欠点が
あつた。又このスイツチ15をONとした状態で
端子14の制御電圧を変化して発振器11の発振
周波数を変化すると、新しい設定制御電圧に端子
12の電圧になるまでに、コンデンサ16に対し
抵抗器13を通じて充放電が行われるため、遅れ
を伴う、つまり応答性が悪かつた。
可変周波数発振器としては第4図に一部を示す
ようにいわゆるYIG同調発振器があり、その主コ
イル17の一端を電源端子18に接続し、他端を
定電流回路19を通じて電源端子の他端、この例
では接地側に接続し、主コイル17と定電流回路
19との接続点を制御端子21とし、これに与え
る制御信号、この例では電流を変化することによ
つて主コイル17よりYIG結晶(図示せず)に与
える直流磁場を変化させてYIG同調発振器の発振
周波数を変化させていた。この場合も、制御端子
21に重畳する雑音電流によつて発振周波数が影
響されるのを除くため、主コイル17の両端間に
スイツチ15を介して雑音除去用コンデンサ16
が接続される。主コイル17に流れる電流を大幅
に変更しないでほぼ一定に保持する場合はスイツ
チ15をONとして制御端子21に重畳する雑音
電流がコンデンサ16を通じて主コイル17に対
して側路するようにしていた。
しかしこの場合もスイツチ15をONにした瞬
間、主コイル17を流れる電流が減少し、そのた
め発振周波数が大幅に変動する問題があつた。特
にこの場合においては磁気回路のヒステリシスが
存在するため、主コイル17へ流れる電流が変動
した後、定常電流、つまり端子21に与えた目的
とする制御電流になつても発振周波数が目的とす
るものからずれている場合が生じる。
この考案の目的は制御端子に重畳した雑音を除
去することができ、しかもその雑音除去用コンデ
ンサを接続したり切離したりしても、これにほと
んど影響されることなく、制御信号の変化に対し
て充分高速度に発振周波数を追従変化させ、また
発振周波数が設定値よりずれた状態になるような
おそれのない可変周波数発振器を提供することに
ある。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば制御端子に制御信号を与えて
発振周波数を変化させることができる可変周波数
発振器において、その制御端子に、入力インピー
ダンスが充分大きく、出力インピーダンスが充分
小さいボルテージホロワの入力側が接続され、そ
のボルテージホロワの出力側と制御端子とが切換
スイツチによつて切換えられて、雑音除去用コン
デンサの一端に接続され、その雑音除去用コンデ
ンサの他端は電源の一端に接続される。
「実施例」 例えば第1図に第3図と対応する部分に同一符
号を付けて示すが、この考案においてはボルテー
ジホロワ23が設けられ、その入力側は制御端子
12に接続され、その出力側と制御端子12とは
スイツチ15により切換えられて雑音除去用コン
デンサ16の一端に接続され、この雑音除去用コ
ンデンサ16の他端は電源の一端、この例では接
地に接続される。
このような構成になつているため、例えば通常
状態においてスイツチ15はボルテージホロワ2
3の出力側に接続されており、ボルテージホロワ
23は入力インピーダンスが充分高く、出力イン
ピーダンスが充分低いものであり、従つて端子1
4に例えば鋸歯状波電圧が与えられると、これは
抵抗器13を通じて端子12に与えられ、その場
合ボルテージホロワ23側にその鋸歯状波電圧に
基づく電流は殆んど流れることはなく、ボルテー
ジホロワ23が接続されていてもこれが接続され
てないものと同様にこれに影響されることなく端
子14の制御電圧が端子12に与えられ、発振器
11の発振周波数は端子14の鋸歯状波電圧に遅
れを伴うことなく変化する。しかもボルテージホ
ロワ23はその入力側の電圧と同一の電圧を出力
側に出力するものであり、かつ出力インピーダン
スが充分小さいため雑音除去用コンデンサ16の
電圧はボルテージホロワ23の出力側の電圧に直
ちになり、端子12の電圧にコンデンサ16の電
圧が高速度で追従する。
この状態より発振器11の発振周波数を特定の
値にしたい場合はその周波数に対応した電圧を端
子14に設定した後、スイツチ15を端子12側
に切換えればよく、その切換えの直前において端
子14の電圧にコンデンサ16の電圧がなつてお
り、スイツチ15を端子14側に切換えてもコン
デンサ16の電圧は変化しない。つまり同じ電圧
点の間を切換えることになる。勿論端子14に掃
引電圧を与えてその途中でスイツチ15を端子1
2側に切換えても、端子12の掃引電圧にコンデ
ンサ16の電圧が高速度に追従しており、コンデ
ンサ16に対する充放電は生じることはない。ス
イツチ15を端子12側に切換えた状態において
は端子14の制御電圧に重畳している雑音がコン
デンサ16を通じて除去され、その雑音によつて
発振器11の発振周波数が変動するおそれはな
い。
第4図に示したYIG同調発振器にこの考案を適
用した例を第2図に示す。第2図において制御端
子21にボルテージホロワ23の入力側が接続さ
れ、ボルテージホロワ23の出力側と制御端子2
1とがスイツチ15で切換えられて雑音除去用コ
ンデンサ16の一端に接続され、コンデンサ16
の他端は電源端子18に接続される。制御端子2
1の制御信号を変化して発振周波数を制御してい
る状態でスイツチ15はボルテージホロワ23の
出力側に接続しておく。この場合先に述べたと同
様にしてボルテージホロワ23は高入力インピー
ダンスであつて端子21を流れる電流はボルテー
ジホロワ23側にどんどん流れることなく主コイ
ル17に流れる。従つて制御電流の変化に高速度
に追従してYIG同調発振器の発振周波数が変化す
る。
しかもその時の制御端子21の電圧にボルテー
ジホロワ23の出力が高速度に同様に追従してコ
ンデンサ16のスイツチ15側は制御端子21と
同一電位となつており、従つてスイツチ15を端
子21側に切換えても発振周波数は影響されな
い。その切換えた状態においては端子21に重畳
された雑音はコンデンサ16を通じて流れ、主コ
イル17に流れず、発振周波数は雑音によつて影
響されない。発振周波数を変化したい場合はスイ
ツチ15をボルテージホロワ23の出力側に接続
し、端子21の制御電流を変化して目的の発振周
波数とした後、スイツチ15を端子21側に切換
えればよい。その場合コンデンサ16は同電位点
間での切換えであり、発振周波数は何等影響を受
けない。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案による可変周波数発
振器によれば、ボルテージホロワを使用すること
によつて発振周波数を変化している間はそのボル
テージホロワの出力側を雑音除去用コンデンサの
側に接続し、雑音除去用コンデンサを制御端子の
電位を常に同一電位になるように高速度で追従さ
せており、このため雑音除去用コンデンサを制御
端子側に切換えても発振周波数は影響されること
なく、その状態では制御端子に重畳した雑音はコ
ンデンサによつて除去される。つまりコンデンサ
の挿脱によつて発振周波数が変化することがな
く、またYIG同調発振器においてそのヒステリシ
ス特性のために設定信号から発振周波数が設定周
波数からずれたものになるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を電圧制御発振器に適用した
例を示す接続図、第2図はこの考案をYIG同調発
振器に適用した例の一部を示す接続図、第3図は
従来の電圧制御発振器を示す接続図、第4図は従
来のYIG同調発振器の一部を示す接続図である。 11:電圧制御発振器、12,21:制御端
子、16:雑音除去用コンデンサ、23:ボルテ
ージホロワ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 制御端子に制御信号を与えて周波数を変化する
    ことができる可変周波数発振器において、その制
    御端子に入力側が接続されたボルテージホロワ
    と、そのボルテージホロワの出力側と上記制御端
    子とを切換接続する切換スイツチと、その切換ス
    イツチの共通端子と電源の一端との間に挿入され
    た雑音除去用コンデンサとを有する可変周波数発
    振器。
JP1984123835U 1984-08-13 1984-08-13 Expired JPH0246088Y2 (ja)

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JPS6160516U JPS6160516U (ja) 1986-04-23
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8930019B2 (en) 2010-12-30 2015-01-06 Irobot Corporation Mobile human interface robot
US8935005B2 (en) 2010-05-20 2015-01-13 Irobot Corporation Operating a mobile robot
US9014848B2 (en) 2010-05-20 2015-04-21 Irobot Corporation Mobile robot system
US9296109B2 (en) 2007-03-20 2016-03-29 Irobot Corporation Mobile robot for telecommunication
US9498886B2 (en) 2010-05-20 2016-11-22 Irobot Corporation Mobile human interface robot

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS628750A (ja) * 1985-07-04 1987-01-16 エルンスト・ミユ−ルバウア− 歯の治療層又は義歯の切子面用着色材料決定方法及びそれに適用するサンプルセツト
JPS6325524A (ja) * 1986-07-17 1988-02-03 Kiyou Eng Kk 圧力較正装置

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JPS6160516U (ja) 1986-04-23

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