JPS6236333Y2 - - Google Patents

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JPS6236333Y2
JPS6236333Y2 JP1986071544U JP7154486U JPS6236333Y2 JP S6236333 Y2 JPS6236333 Y2 JP S6236333Y2 JP 1986071544 U JP1986071544 U JP 1986071544U JP 7154486 U JP7154486 U JP 7154486U JP S6236333 Y2 JPS6236333 Y2 JP S6236333Y2
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JP
Japan
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switching
switch element
capacitor
terminal
potential
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JP1986071544U
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JPS621414U (ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発振器のバイアス法に関するもので、
その目的は発振増巾器の入力側容量をスイツチ素
子で切替えて種々の制御を行う発振器に於て、前
記スイツチ素子の開閉時に於ける発振増巾器のバ
イアス点変動をなくし、安定した発振状態を得る
事にある。
以下図面に基づいて説明すると、第1図は従来
の入力容量切替型水晶発振器の代表的回路例であ
る。インバータ1の入力端Aは固定入力容量2を
介して接地されるとともに帰還抵抗3を介して該
インバータ1の出力端Cに接続される。該インバ
ータ1の出力端Cは更に出力抵抗4及び出力容量
5を介して接地される。前記出力抵抗4と前記出
力容量5の接続点は水晶振動子6を介して前記イ
ンバータ1の入力端Aに接続される。該インバー
タ1の入力端Aは更にスイツチ素子7を介し、他
端が接地された切替入力容量8と点Bに於て接続
される。前記スイツチ素子7の制御端子には制御
信号φが印加される。該スイツチ素子7は例えば
前記制御信号φの電位が高い時に短絡状態とな
り、低い時に開路状態となる。該スイツチ素子7
が開路状態にある時は発振器の入力容量の値は前
記固定入力容量2の値のみとなり、又、該スイツ
チ素子7が短絡状態にある時は前記入力容量の値
は前記固定入力容量2の値と前記切替入力容量8
の値を加えたものとなる。従つて前記制御信号φ
の電位により、異る2つの発振条件での発振を行
わせる事が出来る。この様な機能をいかに応用す
るかについてはいくつかの例が考えられるが、そ
の一例としては前記制御信号φを周期的に印加
し、高電位の時間と低電位の時間の割合を変化さ
せる事により、発振器の平均出力周波数を調整す
る事が出来る。
しかし原理的には第1図で示される回路構成も
実際には問題点を有している。即ち第1図に於て
前記スイツチ素子7と切替入力容量8の接続点B
には微少ではあるがリーク電流路9が存在する。
そのため前記スイツチ素子7が閉路状態の時、前
記接続点Bに蓋えられていた電荷がリーク電流路
9を介して放電され、該接続点Bの直流電位は前
記インバータ1の入力端Aの直流電位からずれて
しまう。この様子は第2図に示してある。即ち前
記制御信号φの電位が高い時は前記スイツチ素子
7は短絡状態であるため、点Aと点Bの直流電位
は同一である。しかし前記制御信号φが低電位に
なると前記スイツチ素子7は開路状態となるた
め、点Aの直流電位はそのまま変化しない点Bの
電位は前述の理由により時間とともに変化する。
ここで再び前記制御信号φが高電位になると放電
した切替量8が前記点Aに接続されるため、点A
の直流電位は急激に変動し従つて前記インバータ
の出力端Cの直流電位も前記点Aの変動分が増巾
されて極めて大きな変動を起す事になる。該変動
は前記帰還抵抗3を介して点Cより点Aに電荷が
充電されるに従い、最初の状態に戻るが、点Cの
変動は発振器の後に続く回路に対して誤動作の危
険性を与える。
本考案は上記の点を考慮してなされたものであ
つて、前記帰還抵抗3とは別にバイアス抵抗を設
け、前記切替容量8にバイアス電位をあらかじめ
印加しておき、切替容量の切続及び切離しによつ
てバイアス電位が実質的に変化しない回路構成を
提供することを目的とするものである。
第3図は本考案の第1の実施例であり、基本的
回路は第1図と同様であつて、かつ記号も同一の
ものを使用しているが、新しい構成要素としてバ
イアス抵抗10を追加し、該バイアス抵抗10の
一端を前記スイツチ素子7と前記切替容量8の接
続点8に接続し、他の一端を前記インバータ1の
出力端Cに接続したものである。この様な構成に
する事により、前記スイツチ素子7が開路状態に
あつても前記切替入力容量8の一端Bには常に正
しいバイアス電位すなわち点Aと略等しいバイア
ス電位が印加され、上述の不都合が起る心配がな
い。
第4図は本考案の第2の実施例でバイアス抵抗
10の一端をスイツチ素子7と切替容量8の接続
点に接続し、他の一端を出力抵抗4と出力容量5
の接続点に接続したものである。
第5図は本考案の更に他の実施例であり、スイ
ツチ素子7と切替容量8の接続端に一端を接続し
たバイアス抵抗10の他の一端をインバータ1の
入力端に接続したものである。この場合は第3
図、第4図の場合と若干条件が異る。即ち第3図
及第4図に於てはスイツチ素子7が短絡状態の時
はインバータ1の入力端はバイアス抵抗10を介
してインバータ1の出力端又は出力抵抗端に接続
されるため、負帰還回路の構成となり、従つてバ
イアス抵抗10の値をあまり小さくする事が出来
ず、帰還抵抗3とほぼ同程度の大きさの値とする
必要がある。しかし第5図の場合にはバイアス抵
抗10は負帰還作用をしないので、その値はかな
り小さなもので良い。
第6図は本考案の更に他の実施例であつて、上
述した第3図、第4図に於ける欠点、即ちスイツ
チ素子7が短絡状態の時、バイアス抵抗10の負
帰還作用をしてしまうと言う欠点を改良したもの
であり、接続点D又は点線で示す如く接続点Cか
らバイアス抵抗10と直列に第2のスイツチ素子
11を接続点Bに接続して設け、前記スイツチ素
子7が短絡状態の時は該第2スイツチ素子11を
開路状態にして負帰還作用を禁止せんとするもの
である。この様にすればバイアス抵抗10の値を
小さくする事が可能である。
以上述べた如く本考案によれば入力容量を切替
えても発振増巾器のバイアス変動がないため安定
した発振が行え、その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の入力容量切替型発振器の回路
図、第2図は第1図に示した回路の各部電圧波形
図、第3図、第4図、第5図及び第6図はそれぞ
れ本考案の各実施例を示す回路図である。 1……インバータ、2……固定入力容量、3…
…帰還抵抗、4……出力抵抗、5……出力容量、
6……水晶振動子、7……第1スイツチ素子、8
……切替入力容量、9……リーク電流路、10…
…バイアス抵抗、11……第2のスイツチ素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の端子が接地され、他方の端子が発振増巾
    器の入力側に接続される固定容量と、一方の端子
    が接地され、他方の端子が第1のスイツチ素子を
    介して発振増巾器の入力側に接続される切替容量
    を有する発振器に於て、該発振器の複数のバイア
    ス手段を有し、該バイアス手段の一方は前記スイ
    ツチ素子の前記発振増巾器に接続された側に前記
    固定容量にバイアス電位を与えるべく接続され、
    他方のバイアス手段は前記スイツチ素子の前記切
    替容量に接続された側に該切替容量にバイアス電
    位を与えるべく接続されると共に、前記スイツチ
    素子が開路状態にあるときの該スイツチ素子の各
    側における前記各バイアス電位をほヾ等しくした
    ことを特徴とする切替容量を有する発振器。
JP1986071544U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPS6236333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986071544U JPS6236333Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JP1986071544U JPS6236333Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JPS621414U JPS621414U (ja) 1987-01-07
JPS6236333Y2 true JPS6236333Y2 (ja) 1987-09-16

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ID=30609142

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JP1986071544U Expired JPS6236333Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212446B2 (ja) * 1973-12-10 1977-04-07
JPS53129570A (en) * 1977-04-19 1978-11-11 Casio Comput Co Ltd Crystal oscillator circuit

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212446U (ja) * 1975-07-16 1977-01-28

Patent Citations (2)

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JPS5212446B2 (ja) * 1973-12-10 1977-04-07
JPS53129570A (en) * 1977-04-19 1978-11-11 Casio Comput Co Ltd Crystal oscillator circuit

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Publication number Publication date
JPS621414U (ja) 1987-01-07

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