JPH0245390Y2 - - Google Patents

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JPH0245390Y2
JPH0245390Y2 JP14494085U JP14494085U JPH0245390Y2 JP H0245390 Y2 JPH0245390 Y2 JP H0245390Y2 JP 14494085 U JP14494085 U JP 14494085U JP 14494085 U JP14494085 U JP 14494085U JP H0245390 Y2 JPH0245390 Y2 JP H0245390Y2
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pallets
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switch
transverse
matsuto
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多段式立体駐車装置の安全装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、多段式立体駐車装置の安全装置として
は、特開昭56−70374号公報に開示されたものが
ある。これは、第4図、第5図に示すように、重
量負荷によつて作動するマツトスイツチFTSを、
下段の横行パレツト100の走行レール101を
除くピツチ床102の全面に亘つて配置したもの
で、マツトスイツチFTSが横行パレツト100
間の人や空の駐車スペース103に誤つて侵入し
た車両・人を検知した時、横行中の横行パレツト
100及び昇降中の昇降パレツト104を急停止
するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の装置では、上段の駐車スペースUよ
りも下段の駐車スペースDが常に1個少なく、下
段の空の駐車スペース103がどの位置にくるか
わからない。そのために、空の駐車スペース10
3に誤つて侵入する車両や人の安全性を確保しよ
うとすれば、ピツチ床102の全面に亘つてマツ
トスイツチFTSを配置しなければならなかつた。
しかし、ピツチ床102の全面に亘つてマツトス
イツチFTSを配置するのでは、駐車設備全体が
高価になるばかりか、マツトスイツチFTSが接
点固着などを起こして故障した場合には、その故
障個所を直ぐに発見できず、そのために、ピツチ
床102の全面に亘つてマツトスイツチFTSを
点検しなければならなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は、マツトスイツチの設置面積
を、安全性を充分に確保できる必要最小限のもの
として、駐車設備全体の価格の低減化を図ると共
に、マツトスイツチの保守・点検作業を容易に行
なうことを技術的課題とする。この課題を達成す
るための技術的手段は、横行パレツト間の床面、
両端の横行パレツトの外側床面および各横行パレ
ツトの車両乗り入れ口側床面毎に検知領域を設定
し、これら各検知領域に複数のマツトスイツチを
配置し、各検知領域毎に検知回路を構成するとと
もに、各検知回路中に開閉スイツチと作動ランプ
とを組み込んだことである。
〔作用〕
上記手段によれば、横行パレツト間の検知領域
等に配置したマツトスイツチが横行パレツト間に
存在する人間を検知し、車両乗り入れ口床面の検
知領域に配置したマツトスイツチが下段の空の駐
車スペースに誤つて侵入しようとする車両や人間
を検知するので、従来と同じ安全性を確保でき
る。また、各検知領域毎にマツトスイツチからな
る検知回路を構成し、各検知回路中に開閉スイツ
チと作動ランプとを組み込んでいるので、作動ラ
ンプでもつてマツトスイツチの故障個所を作業者
に報らせたり、開閉スイツチでもつて点検作業中
のマツトスイツチだけを検知不能にしたりするこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
基いて説明する。
第1図、第2図は、上段の昇降パレツトと下段
の横行パレツトとが同数の二段式立体駐車装置を
示し、昇降パレツト2a,2b,2c,2dは各
支柱1に支持され、支柱1の上部に設けられたモ
ータ3により上昇又は下降可能となつている。横
行パレツト4a,4b,4c,4dは、床面5に
敷設したレール6上に走行輪7を介して設置さ
れ、各パレツトに設けられたモータ8によりレー
ル6上を図中左右方向に横行可能となつている。
横行パレツト4a,4b,4c,4dの間や両端
の床面には各検知領域を形成し、これら各検知領
域に重量負荷によつて作動するマツトスイツチ
9,9…が複数個配置され、各パレツトの車両乗
り入れ口床面にも検知領域を形成し、これら各検
知領域にマツトスイツチ10,10が配置されて
いる。これらマツトスイツチ9,10はすでに周
知なもので、そのいずれもが内部に2枚の電極板
を離間させて設けた構造のものであり、上部に車
両や人が乗ると、2枚の電極板を接触させて検出
信号を出すようになつている。
第3図は上記二段式立体駐車装置の電気制御回
路を示し、電源端子P,Nには、マツトスイツチ
9,9…の検知回路11〜16、マツトスイツチ
10,10…の検知回路17〜20、非常停止回
路21、警報回路22、電源回路23が接続され
ている。
検知回路11〜16は、開閉スイツチSW1
SW6、マツトスイツチ9,9…の常開接点9a,
9a…、検知リレーR1〜R6を直列に接続し、検
知リレーR1〜R6に対して作動ランプPL1〜PL6
並列に接続して成る。検知回路17〜20は、開
閉スイツチSW7〜SW10、マツトスイツチ10,
10の常開接点10a,10a、検知リレーR7
〜R10を直列に接続し、検知リレーR7〜R10に対
して作動ランプPL7〜PL10を並列に接続して成
る。
非常停止回路21は、検知リレーR1〜R10によ
つて駆動される常開リレー接点R1−a〜R10−a
を互いに並列に接続し、この常開リレー接点と非
常停止用リレーXRとを直列に接続して成る。警
報回路22は、非常停止用リレーXRによつて駆
動される常開リレー接点XR−aと警報ブザーBZ
とを直列に接続して成る。電源回路23は、モー
タ制御用リレーMC、非常停止用リレーXRによ
つて駆動される常閉リレー接点XR−b、押釦ス
イツチPBS、キー操作スイツチKSを直列に接続
し、モータ制御用リレーMCによつて駆動される
常閉リレー接点MC−aを、押釦スイツチPBSに
対して並列に接続して成る。なお、モータ制御用
リレーMCは、常開リレー接点MC−aの他に、
下段の横行パレツト4a,4b,4c,4dを横
行移動させるモータ8の駆動回路中に設けた常開
リレー接点(図示せず)を駆動すると共に、上段
の昇降パレツト2a,2b,2c,2dを昇降移
動させるモータ3の駆動回路中に設けた常開リレ
ー接点(図示せず)を駆動する。
このように構成した二段式立体駐車装置では、
まず、検知回路11〜20中に設けた開閉スイツ
チSW1〜SW10を閉じ、マツトスイツチ9,10
を検知可能な状態にする。そして、電源回路23
中に設けたキー操作スイツチKSを閉じてから押
釦スイツチPBSを閉じ、モータ制御用リレーMC
を励磁する。すると、モータ制御用リレーMC
は、常開リレー接点MC−aを閉じて電源回路2
3を自己保持すると共に、横行パレツト4a,4
b,4c,4dの各モータ8の駆動回路中に設け
た常開リレー接点及び昇降パレツト2a,2b,
2c,2dの各モータ3の駆動回路中に設けた常
開リレー接点を閉じて各モータ3,8を駆動可能
にする。
このような状態において、例えば、横行パレツ
ト4c,4d間のマツトスイツチ9,9…のいず
れかが人間の存在を検知すると、検知回路15の
常開接点9a,9a…が閉じ、検知リレーR5
励磁すると共に、作動ランプPL5を励磁する。こ
のため、非常停止回路21中に設けた検知リレー
R5の常開リレー接点R5−aが閉じ、非常停止用
リレーXRが励磁される。非常停止用リレーXR
が励磁されると、警報回路22中に設けた常開リ
レー接点XR−aが閉じて警報ブザーBZを鳴らす
と共に、電源回路23中に設けた常閉リレー接点
XR−bを開いてモータ制御用リレーMCを消磁
するので、モータ制御用リレーMCは、横行パレ
ツト4a,4b,4c,4dのモータ8の駆動回
路中に設けた常開リレー接点及び昇降パレツト2
a,2b,2c,2dのモータ3の駆動回路中に
設けた常開リレー接点を開いて各モータ3,8へ
の給電を停止し、横行パレツト4a,4b,4
c,4dの横行を不能にすると共に、昇降パレツ
ト2a,2b,2c,2dの昇降を不能にし、横
行パレツト4b,4c間の人の安全性を確保す
る。
また、例えば、横行パレツト4b,4c,4d
が図中右方向に移動して、昇降パレツト2bの下
段に必要な空間スペースを形成した状態におい
て、その空間スペースに車両や人が誤つて侵入す
る場合には、横行パレツト4bの車両乗り入れ口
床面に配置したマツトスイツチ10,10がこれ
を検知して、検知回路18の常開接点10a,1
0aを閉じるので、前述と同様に横行パレツト4
a,4b,4c,4dの横行及び昇降パレツト2
a,2b,2c,2dの昇降を不能にして、下段
の空間スペースに侵入した車両や人の安全性を確
保する。
なお、マツトスイツチ9,10の中で接点固着
を起こしているマツトスイツチがあれば、そのマ
ツトスイツチの常開接点9a,10aが閉じて、
作動ランプPL1〜PL10を点灯させるので、作業者
は全部のマツトスイツチ9,10について点検す
る必要はなく、作動ランプPL1〜PL10が点灯して
いる列のマツトスイツチについてだけ点検すれば
良い。また、マツトスイツチ9,10の保守・点
検作業を行なつている最中に、その点検作業に支
障のない横行パレツト・昇降パレツトを動かした
い場合には、点検作業を行なうマツトスイツチの
検知回路中に設けた開閉スイツチSW1〜SW10
開いておけば良く、一部の保守・点検作業のため
に駐車装置全体を非常停止状態にすることがな
い。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の安全
装置によれば、横行パレツト間の床面、両端の横
行パレツトの外側床面および各横行パレツトの車
両乗り入れ口側床面にのみマツトスイツチからな
る検知領域を設定しているにもかかわらず、従来
と同じ安全性を確保できるので、従来よりも、駐
車装置全体の施工を簡単にすることができると共
に、装置全体を安価に実現できる。また、マツト
スイツチの検知回路を各検知領域毎に構成し、各
検知回路中に開閉スイツチと作特ランプを組み込
んでいるので、マツトスイツチの故障が発生した
場合には、その故障個所を速やかに作業者に報ら
せたり、点検作業中のマツトスイツチだけを検知
不能にしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の安全装置を適用した
二段式立体駐車装置の全体正面図及び平面図、第
3図は第1図、第2図で示した二段式立体駐車装
置の電気回路図、第4図、第5図は従来の安全装
置を含む立体駐車装置の全体正面図及び平面図で
ある。 2a,2b,2c,2d……昇降パレツト、4
a,4b,4c,4d……横行パレツト、9,1
0……マツトスイツチ、11〜20……検知回
路、SW1〜SW10……開閉スイツチ、PL1〜PL10
……作動ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通路に沿つて平行移動可能な複数の横行パレツ
    トと、横行パレツトの平行移動により形成された
    空所に昇降可能な複数の昇降パレツトとを有する
    立体駐車装置において、前記横行パレツト間の床
    面、両端の横行パレツトの外側床面および各横行
    パレツトの車両乗り入れ口側床面毎に検知領域を
    設定し、これら各検知領域に複数のマツトスイツ
    チを配置し、各検知領域毎に検知回路を構成する
    とともに、各検知回路中に開閉スイツチと作動ラ
    ンプとを組み込んだことを特徴とする立体駐車装
    置における安全装置。
JP14494085U 1985-09-21 1985-09-21 Expired JPH0245390Y2 (ja)

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