JP3397664B2 - 電動式移動棚 - Google Patents

電動式移動棚

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JP3397664B2
JP3397664B2 JP35464997A JP35464997A JP3397664B2 JP 3397664 B2 JP3397664 B2 JP 3397664B2 JP 35464997 A JP35464997 A JP 35464997A JP 35464997 A JP35464997 A JP 35464997A JP 3397664 B2 JP3397664 B2 JP 3397664B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式移動棚に関
するもので、特に指定箇所に通路を形成したあとインタ
ーロックを解除して開指令信号を出力するためのリセッ
ト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動棚を複数個並置してなる電動式移動
棚は、一般に、各移動棚ごとに移動棚駆動用可逆転モー
タを有するとともに操作されることにより開指令信号を
出力する開指令スイッチを有し、開指令スイッチの操作
により出力された開指令信号により、そのときの各移動
棚の移行余裕の有無に応じて上記各移動棚駆動用可逆転
モータへの通電を制御するモータ制御回路を有してな
る。そして、電動式移動棚のほとんどは、上記開指令信
号により移動棚が移動し、指定の箇所に移動棚とこれに
隣接する移動棚との間隔が開いた作業通路が形成された
後も、リセット操作をしない限り次の開指令信号を出力
することができないようにしたいわゆるインターロック
状態にしている。これは、他の操作者の操作によって別
の位置に作業通路を形成することができるとすれば、先
に形成された作業通路に入って作業をしている者の意に
反してその作業通路が狭まる向きに移動棚が移動するこ
とになるからである。
【0003】作業者が入って作業をしている通路が狭ま
る向きに移動棚が移動したとしても、ほとんどの電動式
移動棚には安全バーが設けられていて、この安全バーに
作業者や異物等が接触すると移動棚の移動が停止するよ
うになっているが、それにしても、それ自体重量が重
く、その上に各種積載物が収容された移動棚が移動し始
めて迫ってくると、作業通路内の作業者は恐怖心をもつ
ことになり望ましいことではない。そこで、上記のイン
ターロック状態を作るようにしているのである。
【0004】指定の位置に作業通路が形成されたあとも
保持される上記インターロック状態は、リセット操作す
ることによって解除され、別の開指令スイッチの操作に
よって別の位置に作業通路を形成することができるよう
になっている。上記リセット操作は、移動棚ごとに設け
られているスイッチの操作によって行われる。例えば、
上記開指令スイッチをシーソー型のスイッチとし、この
シーソー型のスイッチの一方を押すことによって開指令
信号を出力し、上記シーソー型のスイッチの他方を押す
ことによってリセット信号が出力されるようにしたもの
がある。上記開指令スイッチをプッシュ・プッシュ型の
スイッチにして、これを1回押すことによって開指令信
号を出力し、もう1回押すことによって復帰しリセット
信号を出力するようにすることも考えられる。あるい
は、開指令スイッチとは別に各移動棚にリセットスイッ
チを設けておき、開指令スイッチの操作によって移動棚
が移動したあと、その開指令スイッチが設けられている
移動棚のリセットスイッチを操作することによってリセ
ット信号を出力するようにすることも考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】何れにせよ、従来の電
動式移動棚においては、開指令スイッチの操作によって
移動棚が移動したあと、一つの移動棚に設けられている
スイッチを操作することによってリセットされインター
ロック状態が解除される。従って、例えば図2に示すよ
うに複数の棚0、1、2……があり、棚1の開指令スイ
ッチの操作によって棚1と棚2との間に作業通路が形成
され、インターロックがかかった状態で作業通路内に入
り物品の出し入れ作業をしている場合を想定すると、他
の作業者が図2の左側から棚1に近づき、棚1に設けら
れているスイッチでリセット操作し、続いて棚0の開指
令スイッチを操作することがあり、これによって棚が移
動し始め、作業通路内の作業者は前述のような恐怖心に
さらされることになる。他の作業者が棚1に近づいたと
き、作業通路内の作業者の有無の確認を行えばこのよう
な問題はないが、作業の能率化を迫られている場合や急
いでいる場合などには、作業通路内の作業者の有無の確
認を怠りがちである。このような問題は、作業通路がど
こに形成されている場合であっても生じうる。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、指定位置に作業通路を
形成したあとインターロック状態を解除するためのリセ
ットの条件として、形成されている作業通路内の作業者
の有無を確認せざるを得ないような状況を作り出し、も
って、作業通路内の作業者の意に反して移動棚が移動し
始めることがないようにした電動式移動棚を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数個並置された移動棚と、各移動棚に設けられた移動
棚駆動用可逆転モータと、各移動棚に設けられ、操作さ
れることにより開指令信号を出力する開指令スイッチ
と、上記開指令信号によりそのときの各移動棚の移行余
裕の有無に応じて各移動棚駆動用可逆転モータへの通電
を制御するモータ制御回路と、各移動棚に設けられたリ
セットスイッチと、開指令信号を出力した開指令スイッ
チが再度操作されてこの開指令スイッチが現状に復帰し
たこととこの開指令スイッチが設けられている棚に隣接
する棚であって形成された作業通路に面する棚の上記リ
セットスイッチが操作されたことを条件としてモータ制
御回路をリセットするリセット回路とを有し、開指令ス
イッチは、リセット回路によりモータ制御回路がリセッ
トされた状態で操作されることによって開指令信号を出
力することが可能であることを特徴とする
【0008】請求項2記載の発明のように、請求項1記
載の発明において、開指令スイッチは1回目の操作で操
作状態を維持し、2回目の操作で復帰するスイッチ、リ
セットスイッチはプッシュスイッチとし、開指令スイッ
チの1回目の操作で動作し開指令信号を出力する開指令
リレーと、リセットスイッチを押すことによって動作す
るリセットリレーを設け、これら開指令リレーとリセッ
トリレーは、開指令スイッチが復帰し、かつ、リセット
リレーが押されるまで互いの動作を保持し合うようにす
るとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる電動式移動棚の実施の形態について説明する。
第1図および図2において、室の床上には適宜数の軌条
11が並行に敷設されており、この軌条11には、2台
の移動棚1、2が底部に軸装された車輪により、かつ、
モーターを動力源として各棚の間口と直角の方向に走行
自在に載せられている。軌条11の移動棚1側の端部に
は棚0が定置されている。各棚0、1、2の天板上に
は、隣接する棚との間に形成される通路を照明するため
の電灯0FL、1FL、2FLが適宜の腕によって支持
されている。各棚0、1、2の一側面には、それぞれ棚
0−1間、棚1−2間、棚2と図示されない棚又は壁と
の間に通路を形成するための開指令信号を出力する開指
令スイッチ0PB、1PB、2PBおよび非常停止操作
スイッチ0SPB、1SPB、2SPBが設けられてい
る。移動棚1、2にはまたリセットスイッチ1RPB、
2RPBが設けられている。開指令スイッチ0PB、1
PB、2PBは1回の操作でその操作状態を保持し、2
回目の操作で復帰するスイッチ、例えばシーソースイッ
チ、プッシュ・プッシュスイッチなどからなる。リセッ
トスイッチ1RPB、2RPBはプッシュスイッチから
なる。また、定置棚0の一側面には、電源スイッチKS
と解錠補助スイッチAPBが設けられている。
【0010】移動棚1、2はそれぞれ後に述べる駆動用
モーターM1、M2を内蔵しているものとする。各移動
棚1、2の図2における右側の間口面(収納物品の出し
入れ面)には、各棚が右方の移動限界まで移動すること
により隣り合う棚又は壁面に衝合して作動する右行リミ
ットスイッチFLS1、FLS2が、各棚1、2の左側
の間口面には、各棚が左方の移動限界まで移動すること
により隣り合う棚又は壁面に衝合して作動する右左行リ
ミットスイッチRLS1、RLS2がそれぞれ設けられ
ている。また、各移動棚1、2の左がわの間口面には低
位と中間位の適宜の位置に異物検知および安全バースイ
ッチRSS1、RSS2が設けられ、移動棚2の右がわ
の間口面には、同様のスイッチFSS2が設けられてい
る。
【0011】次に、このような移動棚装置の電気回路の
構成を説明する。図3において、商用交流電源の受入電
路Ro、Toは、トランスT1を介して表示灯1WLに
接続されると共に、漏電遮断器LBを介して電路R、T
に接続されている。電路R、T間には常開性電源スイッ
チKSとリレー1Mとの直列枝路が接続されている。ま
た、電路R、T間の交流電圧は、トランスT2によって
適宜の電圧に降圧されたのち整流器Dにより整流され、
かつ、コンデンサCと可変抵抗VRでなる平滑回路によ
って平滑され、リレー1Mのa接点1M、1Mを介して
電路A、Jに加えられるようになっている。
【0012】図4において、電路A−J間には、表示灯
2WLと、停電対策用タイマ1TMが接続され、また、
タイマ1TMのa接点1TMとリレーCX(図5参照)
のa接点CXとリレー1Xでなる直列枝路と、前記開指
令スイッチ0PBのa接点0PBと開指令表示灯0PL
でなる直列枝路が接続されている。表示灯0PLにはリ
レー0AXが並列に接続されている。また、電路A−J
間には、前記棚1のリセットスイッチ1RPBと上記リ
レー0AXのa接点0AXとリセットリレーX1からな
る直列枝路が接続され、リセットスイッチ1RPBには
リレーX1の自己保持用のa接点X1が並列に接続され
ている。リセットスイッチ1RPBとリレーX1は、開
指令スイッチ0PBの操作によって出力される開指令信
号を保持する保持回路を構成している。この保持回路
は、上記開指令スイッチ0PBが再度操作されたことと
この開指令スイッチ0PBが設けられている棚0に隣接
する棚であって形成された作業通路に面する棚1の上記
リセットスイッチ1RPBが操作されたことを条件とし
て開指令信号の保持を解除するように、リセットリレー
X1のb接点X1と開指令リレー0AXのa接点0AX
からなる直列枝路が上記開指令スイッチ0PBに並列に
接続されている。これら開指令リレー0AXとリセット
リレーX1は、開指令スイッチ0PBが復帰し、かつ、
リセットリレーX1が押されるまで互いの動作を保持し
合うものである。これによって、開指令スイッチ0PB
を復帰させ、かつ、リセットスイッチ1RPBを押さな
ければ、リレー0AXもリレーX1もともに復帰するこ
とができないようになっている。
【0013】電路A−J間には、前記補助スイッチAP
Bのb接点と解錠表示灯APLでなる直列枝路と、上記
スイッチAPBのa接点とリレーCXのb接点と解錠指
令リレー6Xでなる直列枝路と、リレー0AXのa接点
とダイオードD1とリレー3X(図5参照)のb接点と
ダイオードD2とリレー2Xのb接点とリレー7X(図
5参照)のb接点とリレーCXのa接点とモーター駆動
リレー2Mでなる直列枝路がそれぞれ接続されている。
上記リレー接点0AXとダイオードD1との間からは電
路A’が引き出され、ダイオードD1とリレー接点3X
との間からは電路Bが引き出されている。電路Bと、ダ
イオードD2とリレー接点2Xの接続点との間にはタイ
マー3TM(図5参照)のa接点が接続され、ダイオー
ドD2とリレー接点2Xの接続点と、リレー接点CXと
リレー2Mの接続点との間にはリレー6Xのa接点が接
続され、また、リレー接点3XとダイオードD2の接続
点と電路Jとの間には、ダイオードD3と運転時間制限
タイマー2TMでなる直列枝路が接続されている。電路
B、J間には、リレー2Xのa接点と非常停止リレー2
Xでなる直列枝路が接続されている。リレー接点2Xと
リレー2Xの接続点からは電路Cが引き出されている。
電路B、C間にはタイマー1TMのb接点と、タイマー
2TMのa接点と、リレーBX(図5参照)のa接点
と、リレー5Xのa接点とリレー1Xのa接点でなる直
列枝路と、前記スイッチ0SPBのa接点がそれぞれ接
続されている。
【0014】図5において、電路B、J間には、リレー
1Xのb接点と異常対策補助リレー8Xでなる直列枝路
と、リレー8Xのa接点とリレー1Xのb接点とタイマ
ー4TMのb接点と停止時間制限タイマー3TMでなる
直列枝路と、上記リレー接点8Xとリレー3Xのa接点
と異常対策補助リレー3Xでなる直列枝路と、上記リレ
ー接点8X、3Xとタイマー3TMのa接点と逆転運転
時間制限タイマー4TMでなる直列枝路と、上記リレー
接点8X、3Xとリレー4Xのa接点と逆転指令リレー
4Xでなる直列枝路と、上記リレー接点8X、3X、4
Xとリレー1Xのb接点と異物除去確認リレー5Xでな
る直列枝路がそれぞれ接続されている。前記リレー1X
のa接点とリレー8Xのa接点は互いに並列に接続さ
れ、同様に、リレー1Xのb接点とリレー3Xのa接
点、タイマー3TMのa接点とリレー4Xのa接点、リ
レー1Xのb接点とリレー5Xのa接点がそれぞれ並列
に接続されている。また、電路B、J間にはリレー7X
のa接点と解錠指令補助リレー7Xでなる直列枝路が接
続されている。上記リレー接点7Xとリレー7Xの接続
点と、電路Aとの間にはリレー6Xのa接点が接続され
ている。
【0015】電路A’、J間には、ダイオードD4、リ
レー3Xのb接点、ダイオードD5、右走行指令リレー
1FXでなる直列枝路と、上記ダイオードD4、リレー
接点3X、ダイオードD6、リレーRXのa接点、重指
令検出リレーBXでなる直列枝路が接続されている。
【0016】電路A、J間には、リレーLSX1(図7
参照)のa接点、リレーLSX2(図6参照)のa接
点、リレーLSXのa接点、異物検出補助リレーCXで
なる直列枝路と、リレー4Xのa接点、リレーLSXの
b接点、逆転補助リレーRYでなる直列枝路が接続さ
れ、上記リレー接点LSXにはリレーRYのa接点が並
列に接続されている。電路A、J間には、図2によって
既に説明した二つのスイッチRSS1のb接点、異物検
出リレーLSXでなる直列枝路と、リレー2RX(図7
参照)のa接点とダイオードD7、リレーRYのb接
点、リレー1FMのb接点、リレー1RM、図2によっ
て既に説明したスイッチRLS1のb接点でなる直列枝
路と、上記リレー接点2RX、ダイオードD9、重指令
検出補助リレーRXでなる直列枝路と、リレーRYのa
接点、ダイオードD12、リレー1RMのb接点、右走
行リレー1FM、図2によって説明したスイッチFLS
1のb接点でなる直列枝路と、リレー1AX(図6参
照)のa接点、リレーGX(図6参照)のb接点、ダイ
オードD15、右走行指令リレー2FXでなる直列枝路
と、リレー1FXのa接点、ダイオードD16、上記リ
レー2FXでなる直列枝路と、リレーRYのa接点、ダ
イオードD17、上記リレー2FXでなる直列枝路が接
続されている。
【0017】上記リレー接点GXとダイオードD15の
接続点は、ダイオードD8を介してダイオードD7とリ
レー接点RYの接続点に、また、ダイオードD10を介
してダイオードD9とリレーRXの接続点に接続されて
いる。上記リレーRYのa接点とダイオードD12の接
続点はダイオードD11を介してダイオードD9とリレ
ーRXの接続点に接続されている。また、リレー1FX
のa接点とダイオードD16の接続点はダイオードD1
3を介してダイオードD12とリレー接点1RMの接続
点に接続されている。前記リレー1AXののa接点とリ
レーGXのb接点の接続点はダイオードD14を介して
前記電路B(図4参照)に接続されている。電路Bと電
路C(図4参照)との間にはリレーBXのa接点と図2
によって説明したスイッチ1SPBのa接点が並列に接
続されている。リレー接点RYとダイオードD17の接
続点は電路Dとして引き出されている。
【0018】図6において、電路A、J間には、前記リ
レーLSXのb接点、異常表示灯EPLでなる直列枝路
と、リレー1FXのa接点、リレーRXのa接点、重指
令検出リレーBXでなる直列枝路と、図2によって説明
した開指令スイッチ1PBのa接点、リレーGXのb接
点、ダイオードD19、リレー2FXのa接点、上記リ
レーBXでなる直列枝路と、上記接点1PB、開指令リ
レー1AXでなる直列枝路と、上記接点1PB、開指令
表示灯0PLでなる直列枝路と、リレー3Xのa接点、
異常対策補助リレーGXでなる直列枝路と、リレー4X
のa接点、リレーLSX2のb接点、逆転補助リレーR
Y2でなる直列枝路と、図2によって説明した二つのス
イッチRSS2のb接点、異物検出リレーLSX2でな
る直列枝路がそれぞれ接続されている。上記リレー接点
LSX2にはリレーRY2のa接点が並列に接続されて
いる。また、電路D、J間には、ダイオードD18、リ
レーRXのa接点、リレーBXでなる直列枝路が接続さ
れていて、上記接点RXは、前記リレー接点2FXと並
列に接続されている。
【0019】電路A−J間には、前記棚2のリセットス
イッチ2RPBと上記リレー1AXのa接点とリセット
リレーX2からなる直列枝路が接続され、リセットスイ
ッチ2RPBにはリレーX2の自己保持用のa接点X2
が並列に接続されている。リセットスイッチ2RPBと
リレーX2は、開指令スイッチ1PBの操作によって出
力される開指令信号を保持する保持回路を構成してい
る。この保持回路は、上記開指令スイッチ1PBが再度
操作されたこととこの開指令スイッチ1PBが設けられ
ている棚1に隣接する棚であって形成された作業通路に
面する棚2の上記リセットスイッチ2RPBが操作され
たことを条件として開指令信号の保持を解除するよう
に、リレーX2のb接点とリレー1AXのa接点からな
る直列枝路が上記開指令スイッチ1PBに並列に接続さ
れている。これら開指令リレー1AXとリセットリレー
X2は、開指令スイッチ1PBが復帰し、かつ、リセッ
トリレーX2が押されるまで互いの動作を保持し合うも
のである。これによって、開指令スイッチ1PBを復帰
させ、かつ、リセットスイッチ2RPBを押さなけれ
ば、リレー1AXもリレーX2もともに復帰することが
できないようになっている。
【0020】図7において、電路A、J間には、リレー
2RXのa接点、ダイオードD20、左走行指令リレー
2RXでなる直列枝路と、上記リレー接点2RX、ダイ
オードD23、リレーRY2のb接点、リレー2FMの
b接点、左走行リレー2RM、図2で説明したスイッチ
RLS2のb接点でなる直列枝路と、リレー2FXのa
接点、リレーRX(図5参照)のa接点、重指令検出リ
レーBXでなる直列枝路と、図2で説明した開指令スイ
ッチ2PBのa接点、開指令リレー2AXでなる直列枝
路と、リレー3Xのa接点、異常対策補助リレーGXで
なる直列枝路が接続されている。上記リレー接点RXと
リレーBXの接続点と、電路Aとの間にはリレーRY1
のa接点、リレーRY2のa接点でなる直列枝路が接続
され、上記リレー2AXには開指令表示灯0PLが並列
に接続されている。電路A、J間には、リレーRY1の
a接点、ダイオードD29、右走行指令リレー3FXで
なる直列枝路と、リレー2FXのa接点、ダイオードD
30、上記リレー3FXでなる直列枝路と、リレー2A
Xのa接点、リレーGXのb接点、ダイオードD31、
リレー3FXでなる直列枝路と、上記リレー接点2F
X、ダイオードD26、リレーRY1のb接点、リレー
2RMのb接点、右走行リレー2FM、図2で説明した
スイッチFLS2のb接点でなる直列枝路が接続されて
いる。
【0021】前記リレー接点GXとダイオードD31の
接続点Eは、ダイオードD21を介してダイオードD2
0とリレー2RXの接続点Gに接続されると共に、ダイ
オードD24を介してダイオードD23とリレー接点R
Y2の接続点Hに接続され、さらにダイオードD32を
介して電路Bに接続されている。前記リレー接点RY1
とダイオードD29の接続点Fは、ダイオードD27、
リレー2FXのa接点、リレーBXを直列に介して電路
Jに接続されると共に、ダイオードD27、D28、リ
レーGXのb接点、リレー2AXを介して電路Jに接続
されている。また、点Fは、ダイオードD22を介して
点Gに接続されると共に、ダイオードD25を介してダ
イオードD26とリレー接点RY1の接続点Iに接続さ
れている。前記点HはリレーRY2のa接点を介してリ
レー接点RY1とリレー接点2RMの接続点に接続さ
れ、点IはリレーRY1のa接点を介してリレー接点R
Y2とリレー接点2FMの接続点に接続されている。前
記電路B、C間にはリレーBXのa接点と図2における
スイッチ2SPBのa接点が並列に接続されている。
【0022】電路A、J間には、リレー4Xのa接点、
リレーLSX1のb接点、逆転補助リレーRY1でなる
直列枝路と、図2における二つのスイッチFSS2のb
接点、異物検出リレーLSX1でなる直列枝路と、リレ
ーLSX2のb接点、異物表示灯EPLでなる直列枝路
と、リレー1FMのa接点、リレー2Mのa接点、チャ
イムCHでなる直列枝路がそれぞれ接続されている。上
記リレーLSX1のa接点にはリレーRY1のa接点が
並列に、上記リレーLSX2のb接点にはリレーLSX
1のb接点が並列に、上記リレー接点1FMにはリレー
1RM、2FM、2RMの各a接点がそれぞれ並列に接
続されている。
【0023】電路A−J間には、図2において棚2の右
側に隣接する図示されない棚または適宜の構築物などに
設けられたリセットスイッチ3RPBと上記リレー2A
Xのa接点とリセットリレーX3からなる直列枝路が接
続され、リセットスイッチ3RPBにはリレーX3の自
己保持用のa接点が並列に接続されている。リセットス
イッチ3RPBとリレーX3は、開指令スイッチ2PB
の操作によって出力される開指令信号を保持する保持回
路を構成している。この保持回路は、上記開指令スイッ
チ2PBが再度操作されたこととこの開指令スイッチ2
PBが設けられている棚2に隣接する棚であって形成さ
れた作業通路に面する棚の上記リセットスイッチ3RP
Bが操作されたことを条件として開指令信号の保持を解
除するように、リレーX3のb接点とリレー2AXのa
接点からなる直列枝路が上記開指令スイッチ2PBに並
列に接続されている。これら開指令リレー2AXとリセ
ットリレーX3は、開指令スイッチ2PBが復帰し、か
つ、リセットリレーX3が押されるまで互いの動作を保
持し合うものである。これによって、開指令スイッチ2
PBを復帰させ、かつ、リセットスイッチ3RPBを押
さなければ、リレー2AXもリレーX3もともに復帰す
ることができないようになっている。
【0024】図8において、電路R、T(図3参照)は
それぞれリレー2Mのa接点を介して電路R1、T1に
接続されている。図8における符号M1、M2はそれぞ
れ図1、図2における移動棚1、2の駆動用可逆転モー
ターである。モーターM1の中庸端子はリレー1RMの
a接点とリレー1FMのa接点を並列に介して電路R1
に、モーターM2の中庸端子はリレー2RM、2FMの
各a接点を並列に介して電路R1に接続されている。ま
た、モーターM1の逆転端子はリレー1RMのa接点を
介して、モーターM1の正転端子はリレー1FMのa接
点を介して、モーターM2の逆転端子はリレー2RMの
a接点を介して、モーターM2の正転端子はリレー2F
Mのa接点を介してそれぞれ電路T1に接続されてい
る。電路R1、T1間には図2におけるスイッチAPB
のa接点とブザーBZでなる直列枝路が接続されてい
る。
【0025】図9において、電路R、T間には、照明灯
0FL(図1、図2参照)とリレー0AXのa接点でな
る直列枝路と、同じく、照明灯1FLとリレー1AXの
a接点でなる直列枝路と、照明灯2FLとリレー2AX
のa接点でなる直列枝路がそれぞれ接続されている。
【0026】なお、各リレー、タイマー、表示灯には、
それぞれ逆起電力防止用のダイオードが並列に接続され
ている。以上、説明した電気回路の大部分は、例えば定
置棚0の一側端の側板内に収めることができ、各棚間は
適宜フレキシブルケーブル等で連絡すればよい。
【0027】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
まず、予備操作として、図3に示す電源表示灯1WLの
点灯を確認した上でキースイッチKSを閉じ、リレー1
Mを励磁し、そのa接点1M、1Mを閉じさせて電路
A、J間に直流電源を通電させる。これにより、図4に
おける表示灯2WLが点灯して運転準備を表示すると共
に、タイマー1TMに通電され、一定時間、例えば2秒
間経過するとそのa接点が閉じ、b接点が開く。これに
より、接点1TM−接点CX−リレー1Xに通電され、
リレー1Xのa接点がオン、b接点がオフとなる。
【0028】いま、総ての棚0、1、2が一塊に寄せ集
められているものとすると、各移動棚1、2の図2にお
ける左側に設けられたリミットスイッチRLS1、RL
S2が作動し、これらのb接点がオフになっている。ま
た、インターロックが解除され、開指令スイッチの操作
によって開指令信号を出力可能な状態になっているもの
とする。この状態から、棚0、1間に通路形成すべく開
指令スイッチ0PBを押圧操作すると、図4におけるリ
レー0AXが励磁されると共に、表示灯0PLが点灯し
て指令が発せられたことを表示する。リレー0AXの励
磁によりそのa接点0AX、ダイオードD1、リレー接
点3X、ダイオードD3、リレー接点2X、リレー接点
7X、リレー接点CX(この接点は、既に励磁されてい
るリレーLSX、LSX1、LSX2、の各a接点を介
してリレーCX(図5参照)が励磁されることにより、
既にオンとなっている)、リレー2Mに通電され、図8
におけるリレー接点2M、2Mがオンとなって電路R
1、T1に交流電源が通電される。また、上記接点0A
X、ダイオードD1、接点3X、ダイオードD3、運転
時間制限タイマー2TMに通電され、タイマー2TMが
始動する。さらに、上記接点0AX、電路A’、ダイオ
ードD4、リレー接点3X、ダイオードD5、リレー1
FXに通電され、リレー1FXが励磁される(図5参
照)。リレー1FXの励磁により、そのa接点1FX、
ダイオードD13、リレー接点1RM、リレー1FM、
リミットスイッチ接点FLS1に通電され、上記リレー
1FMの図8におけるa接点1FMがオンとなり、モー
ターM1の正転回路に電路R1、T1から給電され、モ
ータM1が正転して移動棚1を図2において右方に移動
させる。
【0029】これと並行して、前記リレー1FXの励磁
によりそのa接点1FX、ダイオードD16、リレー2
FX(図5参照)に通電され、図7におけるリレー2F
Xのa接点、ダイオードD26、リレー接点RY1、リ
レー接点2RM、リレー2FM、リミットスイッチ接点
FLS2に通電され、リレー2FMの図8におけるa接
点2FMがオンとなり、モーターM2の正転回路に電路
R1、T1から給電され、モーターM2が正転して移動
棚2を図2において右方に移動させる。
【0030】こうして棚1、2が所定の移動限界まで移
動すると各リミットスイッチ接点FLS1、FLS2が
その接点を開き、各リレー1FM、2FMの励磁を絶っ
て図8におけるモーターM1、M2への給電を絶ち、移
動棚1、2の移動を停止させる。ここにおいて棚0、1
間に所定巾の通路が形成されることになる。
【0031】次に、上記の状態から、例えば棚2とその
右方の棚又は壁面との間に通路を形成しようとする場合
は、まず、前述の棚0に設けられている開指令スイッチ
0PBを原状に復帰させるとともに、棚0と作業通路を
挟んで対向している移動棚1のリセットスイッチ1RP
Bを押して回路をリセットしたのち、移動棚2の開指令
スイッチ2PBを押圧操作する。上記開指令スイッチ0
PBの現状復帰とリセットスイッチ1RPBの押圧とを
条件として回路がリセットされるのは、リレー0AXと
リレーX1とこれらリレーの接点からなるリセット回路
を図4に示すように構成してことによる。例えば、開指
令スイッチ0PBを現状復帰させたあとリセットスイッ
チ1RPBを押したとすると、開指令スイッチ0PBの
現状復帰でそのa接点がオフになっても、リレーX1の
b接点とリレー0AXの自己保持用の接点とを通じてリ
レー0AXは自己保持されているが、次にリセットスイ
ッチ1RPBが押されてリレーX1が励磁されると、そ
のb接点がオフとなってリレー0AXの自己保持が解除
され、リレー0AXへの通電が停止してそのa接点がオ
フとなる。リセットスイッチ1RPBはプッシュスイッ
チであるため、その押圧が解除された時点でリレーX1
への通電が停止し、この時点で全てが現状に復帰するリ
セットが行われたことになり、次の開指令信号を出力す
ることができる状態になる。
【0032】リセット操作として、まずリセットスイッ
チ1RPBを押し、次に開指令スイッチ0PBを現状復
帰させてもよい。セットスイッチ1RPBの押圧によっ
てリレーX1が励磁され、リセットスイッチ1RPBの
押圧を解除してもそのa接点によって自己保持され、次
に開指令スイッチ0PBを現状復帰させるとそのa接点
はオフとなり、リレー0AXの自己保持回路に接続され
ている上記リレーX1のb接点がオフとなっていること
によって上記自己保持回路もオフとなっているため、リ
レー0AXへの通電が停止する。これによりリレー0A
Xのa接点がオフになることによってリレーX1への通
電も停止し、この時点で全てが現状に復帰するリセット
が行われたことになり、次の開指令信号を出力すること
ができる状態になる。
【0033】このように、形成されている作業通路を挟
んで対向している一方の棚0の開指令スイッチ0PBを
現状復帰させることと、上記作業通路を挟んで対向して
いる他方の棚1のリセットスイッチ1RPBを押すこと
とを条件として回路がリセットされ、次の開指令信号を
出力することができるようにした理由は、ある作業通路
が形成されてインターロックがかかっている状態で別の
位置に作業通路を形成しようとするために回路をリセッ
トしようとするとき、その操作者は必ず既形成通路に面
する一方の棚の棚の開指令スイッチと他方の棚のリセッ
トスイッチとを操作せざるを得ず、その間に既形成通路
を見る機会が発生するため、既形成通路内に別の作業者
がいるかどうかがわかり、仮に既形成通路内に別の作業
者がいたとすればリセット操作を中止し、または開指令
スイッチの操作を中止すればよく、既形成通路内の作業
者にとっては、移動棚が不意に移動し始めることがなく
なって恐怖感を味わうこともなくなるからである。
【0034】なお、開指令スイッチ0PB,1PB,2
PBの一つが操作されて開指令信号が出力された時点か
ら、開指令表示灯0PL,1PL,2PLのうち操作さ
れた開指令スイッチに対応するものが点灯する。上記開
指令信号によって移動棚が移動し、作業通路が形成され
てインターロックがかけられている状態でも、上記開指
令スイッチを復帰させるまでは上記開指令表示灯が点灯
しているので、別の位置に作業通路を形成しようとする
場合は、開指令表示灯が点灯している棚の開指令スイッ
チを復帰させるとともに、この棚と作業通路を挟んで対
向している棚のリセットスイッチを押すことによって回
路をリセットし、そのあと所望の位置に作業通路を形成
すべく所望の作業通路に対応する開指令スイッチを操作
する。
【0035】以上説明したリセット動作が完了していな
いとすれば、リレー0AXが励磁されたままであり、従
って、リレー1FX、2FXも励磁されたままであるか
ら、この状態においてさらに開指令スイッチ2PBを押
圧操作したとすると、図7におけるスイッチ接点2P
B、リレー接点GX、ダイオードD29、リレー接点2
FXを介して重指令検出リレーBXが励磁され、図4に
おけるリレー接点0AX、ダイオードD1、電路B、図
7におけるリレー接点BX、電路Cを介して図4におけ
る非常停止リレー2Xが励磁され、リレー2Xのb接点
がオフとなることによりリレー2Mの励磁が絶たれ、図
8におけるリレー接点2M、2Mがオフとなってモータ
ーM1、M2に給電されなくなる。このように、開指令
信号が重複して出力された場合は移動棚の移動は不可能
となるし、かりに移動棚の移動中に別の個所に通路を形
成すべく重複して開指令がなされると、移動中の棚は直
ちに停止する。このように重指令により棚の移動を停止
させるようにした理由は、最初の指令により形成されつ
つある通路間に作業者が入った状態で他の作業者が別所
に通路を形成すべく開指令をした場合に、後者の指令に
従って棚が動くものとすると、前者が入った通路が前者
の意に反して狭まることになり、前者が恐怖心をもつこ
ととなるからこれを避けるためであり、また、重指令に
より棚の移動を停止させて、後者に重指令である旨を知
らしめるためである。
【0036】そこで、前述の状態から、棚2と右方の棚
又は壁との間に通路を形成しようとするときは、既に説
明したように、開指令スイッチ0PBを復帰させるとと
もにリセットスイッチ1RPBを押して回路をリセット
し、作動状態にあった各リレーを原状に復帰させたの
ち、開指令スイッチ2PBを押圧操作する。これにより
図7におけるリレー2AXが励磁され、そのa接点2A
X、リレー接点GX、ダイオードD24、リレー接点R
Y2、リレー接点2FM、リレー2RM、リミットスイ
ッチFLS2を通じてリレー2RMが励磁される。これ
と同時に、上記リレー接点2AX、GX、ダイオードD
21を介してリレー2RXが励磁され、そのa接点によ
り自己保持される。そして、図5におけるリレー接点2
RX、ダイオードD7、リレー接点RY、1FM、リレ
ー1RM、リミットスイッチFLS1に通電され、リレ
ー1RMが励磁される。このリレー1RMと上記リレー
2RMの励磁により、図8におけるモーターM1、M2
の逆転回路に電路R1、T1から給電され、モーターM
1、M2が逆転して移動棚1、2を図2において左方に
移動させる。
【0037】こうして棚1、2が所定の移動限界まで移
動すると各リミットスイッチFLS1、FLS2が作動
してその接点を開き、各リレー1RM、2RMの励磁を
絶って図8におけるモーターM1、M2への給電を絶
ち、移動棚1、2の移動を停止させる。ここにおいて棚
0、1、2が一塊に寄せ集められ、棚2とその右方の別
の棚又は壁面との間に所定巾の通路が形成されることに
なる。
【0038】この場合も、別の位置に作業通路を形成す
ることができるようにするためには、形成された作業通
路の一方に位置する棚2の開指令スイッチ2PBを復帰
させるとともに、上記作業通路の他方に位置する棚また
は構築物等に設けられたリセットスイッチ3RPBを押
して回路をリセットする。このリセット回路は、図7に
示すリレーX3,2AX、これらのリレーの接点、リセ
ットスイッチ3RPBなどから構成されている。このリ
セット回路の構成および動作は、図4について既に説明
したリレーX1,0AX、これらのリレーの接点、リセ
ットスイッチ1RPBなどからなるリセット回路の構成
および動作と同じであるから、説明は省略する。移動棚
1の開指令スイッチ1PBと移動棚2のリセットスイッ
チ2RPBも、図6に示すようにリレーX2,1AX、
これらのリレーの接点とともに上記リセット回路と同様
に接続され、同様に動作するようになっている。
【0039】ところで、例えば前述のように各棚0、
1、2が寄せ集められた状態から移動棚1、2を図2に
おいて右方に移動させて棚0、1間に通路を形成しつつ
ある状態にあっては、棚2とその右方の別の棚又は壁面
との間隔が狭められつつある状態にあるから、そのと
き、仮に棚2とその右方の棚又は壁面間に人間が入って
いるか又は異物が落下していたとすると、棚2の異物検
知および安全バースイッチFSS2が人体又は異物に触
れて作動し、図7におけるそのスイッチ接点FSS2が
オフとなってリレーLSX1の励磁が絶たれ、図5にお
けるそのリレー接点LSX1がオフとなって異物検出補
助リレーCXの励磁が絶たれる。これにより図4におけ
るリレー2Mの励磁回路内のリレー接点CXがオフとな
ってリレー2Mの励磁が絶たれ、図8におけるモーター
駆動回路内のリレー接点2M、2Mがオフとなってモー
ターへの給電が絶たれ、移動棚1、2が停止する。
【0040】また、上記リレーCXの励磁が絶たれるこ
とにより、図4におけるリレー1Xの励磁が絶たれ、そ
の各接点が常態に復帰する。これにより図4におけるリ
レー接点0AX(スイッチ0PBの操作によりオンによ
っている)、ダイオードD1、電路B、図5におけるリ
レー接点1X、リレー8Xに通電され、リレー8Xが励
磁される。リレー8Xはその接点により自己保持され
る。また、リレー1Xの励磁が絶たれることによりタイ
マー3TMに通電される。タイマー3TMは通電後、例
えば1秒間経過後にそのa接点を閉じるようになってお
り、従って、タイマー3TMに通電したのち1秒後にタ
イマー4TMに通電される。タイマー4TMへの通電と
同時にリレー4X、5Xにも通電され、それぞれの接点
によって自己保持される。また、タイマー3TMの図4
におけるa接点が同タイマーに通電後1秒後にオンにな
ることにより0AX、D1、3TM、2X、4X(上述
の通りリレー4Xが励磁されることによりオンになって
いる)、2Mでなる電路に通電され、リレー2Mが励磁
される。リレー2Mの励磁により図8におけるその接点
2M、2Mがオンになり、モーターM1、M2に給電可
能な状態になる。
【0041】前記リレー4Xの励磁により図7における
リレー接点4X、LSX1、リレーRY1に通電され、
リレーRY1が励磁されてその接点RY1により自己保
持される。リレーRY1の励磁により図7におけるリレ
ー接点RY1、ダイオードD25、リレーRY1のa接
点、リレー接点FM、リレー2RM、リミットスイッチ
RLS2に通電され、リレー2RMが励磁される。さら
に、上記リレーRY1の励磁により、上記リレー接点R
Y1、ダイオードD22、リレー2RXに通電され、リ
レー2RXが励磁される。このリレー2RXの励磁によ
り、図5におけるそのa接点2RX、ダイオードD7、
リレー接点RY、1FM、リレー1RM、リミットスイ
ッチRLS1に通電され、リレー1RMが励磁される。
こうしてリレー1RMおよび上記リレー2RMが励磁さ
れることによって図8におけるモーターM1、M2の逆
転回路に通電され、モーターM1、M2が逆転して移動
棚1、2を図2において左方に移動させる。
【0042】こうして移動棚1、2が適宜の距離、例え
ば10 程度逆行するに要する時間が経過するとタイマ
ー4TM(図5参照)が作動してそのb接点を開き、タ
イマー3TMへの通電を絶ち、タイマー3TMのa接点
をオフにさせる。その結果図4におけるリレー2Mへの
通電を絶ち(タイマー接点3TMと並列的に挿入された
リレー接点3Xは前記リレー3Xの励磁によりオフにな
っている)、図8におけるリレー接点2M、2Mがオフ
となってモーターM1、M2への給電を絶ちこれらモー
ターを停止させる。ここにおいて移動棚1、2の移動が
停止する。このように、安全バースイッチFSS2の検
知作動により移動棚の移動が一旦停止し、タイマー3T
Mの設定時間、例えば1秒経過後移動棚が反対の向きに
移動し、タイマー4TMの設定時間が経過することによ
って反対方向への移動も停止することになるから、棚2
と右がわの棚又は構築物の壁面などとの間の通路内の人
間は容易に脱出することができるし、また、異物の除去
も容易になる。
【0043】ところが、このように安全バースイッチF
SS2の作動に基づいて棚1、2が図2において多少な
りとも左方に移動するということは、棚0、1間の通路
が狭まることになる。しかし、その場合には棚1の安全
バースイッチRSS1が人体に触れ、その接点RSS1
(図5参照)が開き、リレーLSXの励磁が絶たれる。
リレーLSXの励磁が絶たれるとそのb接点が復帰して
図5における逆転補助リレーRYが励磁され、そのa接
点RY、ダイオードD11を介して重指令検出補助リレ
ーRXが励磁され、そのa接点が閉じることにより、上
記リレーRY、電路D、図5におけるダイオードD1
8、リレー接点RXを介してリレーBXが励磁され、そ
のa接点が閉じることにより、図4におけるリレー接点
0AX、ダイオードD1、リレー接点BXを介して非常
停止リレー2Xが励磁される。リレー2Xの励磁により
そのa接点が閉じて自己保持されると共に、そのb接点
が開くことによりリレー2Mの励磁が断たれ、図8にお
けるリレー接点2M、2MがオフとなってモーターM
1、M2への給電が絶たれ、移動棚1、2の移動が停止
する。このようにして棚0、1間の人間の安全が確保さ
れることになる。
【0044】また、前述のように安全バースイッチFS
S2の作動に基づいて棚1、2を図2において左方に一
定距離逆行させた場合においてもなお、棚2とその右方
の棚又は壁面間の通路から人間又は異物を除去するに困
難な場合もありうるから、何らかの手段により棚1、2
を左方に移動させて、棚2の右方の通路をさらに広げる
ようにするとよい。そこで、作動状態にある開指令スイ
ッチ0PBを復帰させ、リセットスイッチ1RPBを押
して各リレーを復帰させたのち、補助スイッチAPBを
押圧操作した状態において、開指令スイッチ2PBを操
作する。上記補助スイッチAPBの押圧操作により図4
におけるそのa接点とリレー接点CXを介して解錠指令
リレー6Xが励磁され、そのa接点がオンになることに
よって図5における解錠指令補助リレー7Xが励磁さ
れ、そのa接点が閉じることによって上記リレー接点6
X、リレー接点7X、電路B、図4におけるリレー接点
3X、ダイオードD2、リレー接点6Xを介してリレー
2Mに通電され、図8におけるリレー接点2M、2Mが
閉じてモーターM1、M2に給電可能な状態となる。
【0045】そして、次に開指令スイッチ2PBが操作
されると、図7におけるリレー2AXが励磁され、その
a接点が閉じて同図におけるリレー接点2AX、リレー
接点GX、ダイオードD24、リレー接点RY2、2F
M、リレー2RM、リミットスイッチRLS2に通電さ
れてリレー2RMが励磁される。また、上記接点2A
X、GX、ダイオードD21を介してリレー2RXが励
磁され、そのa接点が閉じて自己保持されると共に、図
5におけるリレー接点2RX、ダイオードD7、リレー
接点RY、1FM、リレー1RM、リミットスイッチR
LS1に通電されてリレー1RMが励磁される。このよ
うにしてリレー1RM、2RMが励磁されることにより
図8におけるモータM1、M2の逆転回路に通電され、
これらモータが逆転し、移動棚1、2が図2において左
方に移動し、棚2の右方の通路が広がるから、同通路内
の人間は容易に脱出しうるし、また、異物を容易に除去
することができる。なお、補助スイッチAPBを操作し
ている間は、前述の安全バーの作動による自動停止およ
び自動逆行回路は作動しないから、図8におけるブザー
BZを鳴奏させて注意を喚起するようになっている。
【0046】これまで述べてきたような各種の問題を事
前に察知した場合には非常停止スイッチ0SPB、1S
PB、2SPBの押圧操作によって移動中の棚を緊急停
止させうるようになっている。即ち、上記各スイッチ接
点は重指令検出リレーBXのa接点と並列に挿入されて
いるから、上記各非常停止スイッチの一つを押圧操作す
るということはリレーBXが励磁されたのと同じ結果と
なり、先に述べた通り、移動中の棚が緊急停止して問題
を事前に防止することができるのである。
【0047】開指令スイッチ0PB、1PB、2PBの
うちの一つが押圧操作されて何れかの棚間に通路が形成
され、かつ、回路がリセットされるまでの間は、リレー
0AX、1AX、2AXの何れかが励磁されている状態
にあるから、図9における照明灯0FL、1FL、2F
Lのうち上記通路上に位置するものが点灯し、通路を照
明する。この照明灯は、通路内での作業を終わって操作
した前記開指令スイッチを復帰させ、かつ、この開指令
スイッチを有する棚と作業通路を挟んで対向する棚のリ
セットスイッチを押して回路をリセットすることによっ
て消灯するから、電力の浪費を防止することができる
し、上記照明灯が点灯している間はその該当通路内で作
業中である旨を第三者に知らせる効果ももっている。
【0048】また、移動棚が移動中はリレー1FM、1
RM、2FM、2RMのうちの一つと、リレー2Mが励
磁されているから、それらのa接点が閉じ、図7に示さ
れるチャイムCHが音を発し、周囲に注意を喚起するよ
うになっている。
【0049】以上説明した実施の形態は、リレーを主体
とした回路であったが、本発明はリレーに代えて半導体
ロジック回路を用いてもよいし、コンピュータを用いて
ソフトウエアによって同様の動作をさせるようにしても
よい。コンピュータのソフトウエアによる電動式移動棚
の制御は、基本的には電動式移動棚としての一般的な動
作をソフトウエアに置き換えれば済むことであって既に
行われているので、ここでは本願発明に特有の、形成さ
れた作業通路の一方側の棚の開指令スイッチが押され、
かつ、他方側の棚のリセットスイッチが押された場合に
初めてインターロックが解除されてリセットされる動作
について、図10を参照しながら説明する。
【0050】図10で使用している符号「PB」は前記
実施の形態における開指令スイッチ0PB,1PB,2
PBに相当する開指令スイッチのことである。ただし、
ここでは開指令スイッチPBはプッシュスイッチであっ
てもよいし、シーソースイッチのような操作状態を維持
するスイッチであってもよい。「RPB」は前記実施の
形態におけるリセットスイッチ1RPB,2RPB,3
RPBに相当するリセットスイッチである。図10にお
いて、まず通路インターロック中であるかどうかを判断
し、通路インターロック中でなければこのフローは終了
する。通路インターロック中であれば、次に開指令スイ
ッチPBが押されたかどうかを判断する。この時点で開
指令スイッチPBが押されたということは、開指令スイ
ッチPBが操作状態を維持するスイッチであれば復帰操
作されたということであり、プッシュスイッチであれば
リセットのための押圧操作が行われたということを意味
する。開指令スイッチPBが押されたなら次にリセット
スイッチRPBが押されたかどうかを判断し、押された
ならインターロックを解除し新たな開指令信号を出力す
ることができるように回路をリセットして動作を終わ
る。上記インターロックは、全ての移動棚にかけられて
いる場合と、作業通路に面している移動棚にのみかけら
れている場合とがあるので、それぞれの場合に応じてイ
ンターロックを解除する。
【0051】上記の開指令スイッチPBが押されたかど
うかの判断ステップで開指令スイッチPBが押されてい
ない場合は次にリセットスイッチRPBが押されたかど
うかを判断し、リセットスイッチRPBが押されたなら
次に開指令スイッチPBが押されたかどうかの判断ステ
ップに行き、ここで開指令スイッチPBが押されたなら
インターロックを解除し回路をリセットして新たな開指
令信号を出力することができるようにして動作を終わ
る。開指令スイッチPBとリセットスイッチRPBのど
ちらも押されず、あるいはどちらか一方のみしか押され
ない場合はインターロックを解除することなく動作を終
わる。
【0052】この実施の形態の場合も、形成されている
通路の一方に位置する棚の開指令スイッチPBと他方に
位置するリセットスイッチRPBの両者がともに押され
て初めてインターロックが解除され、新たな開指令を行
うことが可能となるため、ある作業通路が形成されてイ
ンターロックがかかっている状態で別の位置に作業通路
を形成しようとするために回路をリセットしようとする
とき、その操作者は必ず既形成通路に面する一方の棚の
開指令スイッチと他方の棚のリセットスイッチとを操作
せざるを得ず、その間に既形成通路を見る機会が発生す
るため、既形成通路内に別の作業者がいるかどうかがわ
かり、仮に既形成通路内に別の作業者がいたとすればリ
セット操作を中止し、または開指令スイッチの操作を中
止すればよく、既形成通路内の作業者にとっては、移動
棚が不意に移動し始めることがなくなって恐怖感を味わ
うこともなくなる。
【0053】
【発明の効果】本願発明、駆動用可逆転モータを有す
る移動棚を複数個並置してなる電動式移動棚において、
各棚に、操作されることにより開指令信号を出力する開
指令スイッチと、リセットスイッチと、開指令信号を出
力した開指令スイッチが再度操作されてこの開指令スイ
ッチが現状に復帰したこととこの開指令スイッチが設け
られている棚に隣接する棚であって形成された作業通路
に面する棚の上記リセットスイッチが操作されたことを
条件としてモータ制御回路をリセットするリセット回路
とを設けたことを特徴としている。そのため、ある作業
通路が形成されてインターロックがかかっている状態で
別の位置に作業通路を形成しようとして回路をリセット
しようとするとき、その操作者は必ず既形成通路に面す
る一方の棚において開指令スイッチの復帰操作を行い、
かつ、他方の棚においてリセットスイッチによるリセッ
操作を行うことになり、その間に既形成通路を見る機
会が発生する。このとき、既形成通路内に別の作業者が
いるかどうかがわかり、仮に既形成通路内に別の作業者
がいたとすればリセット操作を中止し、または開指令ス
イッチの操作を中止すればよく、既形成通路内の作業者
にとっては、移動棚が不意に移動し始めることがなくな
って恐怖感を味わうことなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を有する電動式移動棚の配置例を示
す平面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】本発明装置における電源部の例を示す回路図で
ある。
【図4】本発明装置における制御部の一部の例を示す回
路図である。
【図5】本発明装置における制御部の別の部分の例を示
す回路図である。
【図6】本発明装置における制御部のさらに別の部分の
例を示す回路図である。
【図7】本発明装置における制御部のさらに別の部分の
例を示す回路図である。
【図8】本発明装置におけるモーター駆動部の例を示す
回路図である。
【図9】本発明装置における照明部の例を示す回路図で
ある。
【図10】本発明にかかる電動式移動棚の別の実施の形
態の動作を示すフローチャートである。図である。
【符号の説明】
0 定置棚 1 移動棚 2 移動棚 0PB 開指令スイッチ 1PB 開指令スイッチ 2PB 開指令スイッチ 1RPB リセットスイッチ 2RPB リセットスイッチ 3RPB リセットスイッチ 2M モーター駆動回路リレー 0AX 開指令リレー 1AX 開指令リレー 2AX 開指令リレー M1 モータ M2 モータ X1 リセットリレー X2 リセットリレー X3 リセットリレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−44972(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 53/02 502

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個並置された移動棚と、 各移動棚に設けられた移動棚駆動用可逆転モータと、 各移動棚に設けられ、操作されることにより開指令信号
    を出力する開指令スイッチと、 上記開指令信号によりそのときの各移動棚の移行余裕の
    有無に応じて上記各移動棚駆動用可逆転モータへの通電
    を制御するモータ制御回路と、 各移動棚に設けられたリセットスイッチと、 開指令信号を出力した上記開指令スイッチが再度操作さ
    てこの開指令スイッチが現状に復帰したこととこの開
    指令スイッチが設けられている棚に隣接する棚であって
    形成された作業通路に面する棚の上記リセットスイッチ
    が操作されたことを条件として上記モータ制御回路をリ
    セットするリセット回路とを有し、 上記 開指令スイッチは、上記リセット回路によりモータ
    制御回路がリセットされた状態で操作されることによっ
    て開指令信号を出力することが可能であることを特徴と
    する電動式移動棚。
  2. 【請求項2】 開指令スイッチは1回目の操作で操作状
    態を維持し、2回目の操作で復帰するスイッチ、リセッ
    トスイッチはプッシュスイッチであり、開指令スイッチ
    の1回目の操作で動作し開指令信号を出力する開指令リ
    レーと、リセットスイッチを押すことによって動作する
    リセットリレーを有し、これら開指令リレーとリセット
    リレーは、開指令スイッチが復帰し、かつ、リセットリ
    レーが押されるまで互いの動作を保持し合う請求項1記
    載の電動式移動棚。
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