JPH0243749A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0243749A
JPH0243749A JP19346588A JP19346588A JPH0243749A JP H0243749 A JPH0243749 A JP H0243749A JP 19346588 A JP19346588 A JP 19346588A JP 19346588 A JP19346588 A JP 19346588A JP H0243749 A JPH0243749 A JP H0243749A
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semiconductor chip
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semiconductor
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JP19346588A
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Hideo Nakayoshi
中吉 英夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フィルムキャリアを用いた半導体装置及びそ
の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 半導体装置は、一般にリードフレームに設けたダイパッ
ドに半導体チップを取付け、半導体チップの外部電極と
リードフレームの端子とをそれぞれワイヤで接続し、こ
れをエポキシ樹脂の如き熱硬化性樹脂でパッケージした
のち各端子を切断し、製造している。
ところで、最近では電子機器の小形化に伴ない、これに
使用する半導体装置も高密度実装するため、厚くかつ比
較的大形な従来の半導体装置に代えて、薄くかつ小形の
半導体装置の出現が望まれている。
このような要請に応えるべく、フィルムキャリアのデバ
イスホールに半導体チップを配設し、半導体チップの外
部電極をフィルムキャリアのフィンガーに直接々続し、
これに液状の樹脂(例えば工ボキシ樹脂)からなる封止
材料を印刷あるいはボッティングしてパッケージしたT
AB  (テープ・オートメデッド・ボンディング)方
式の半導体装置が使用されるようになった。
しかしながら、このようなTAB方式の半導体装置は、
耐湿性や耐熱衝撃性の面で前記通常の半導体装置に比べ
て劣るため、必ずしも満足できるものではなかった。
そこで、前記通常の半導体装置と同様に成型機により薄
いパッケージを形成する方法が試みられている。しかし
、この方法では熱硬化性樹脂を使用するため、成型後約
20時間程度の硬化工程が必要であり、このため生産性
が低いこと、成型後パリ処理が必要であること、成型の
際パッケージの外に流れ出した樹脂(通常20〜30%
ある)の再生ができないため、材料費が高くなりコスト
アップこなることなどの問題がある。
このようなことから、上記のような聞届が発生しない熱
可塑性樹脂によるパッケージ方式(以下射出成型方式と
いう)が実施化されている。
第4図(a)は従来の射出成型方式によるパッケージを
説明するための平面図、(b)はその断面図である。図
において、1は長さ方向に等間隔に、後述の半導体チッ
プ6の表面積より若干大きい面積のデバイスホール2が
設けられたポリイミドフィルムからなるフィルムキャリ
ア(以下フィルムという)である。3はデバイスホール
2の周囲に設けられたスリット、4はフィルム1に設け
られた銅の如き導電率の高い金属からなる多数のフィン
ガーで、スリット3を通り先端部はデバイスホール2内
に突出して自由端となっている。5はフィルム1を搬送
するためのスプロケット穴である。
上記のようなフィルム1を使用して射出成型方式により
パッケージして半導体装置を製造するには、デバイスホ
ール2内に半導体チップ6を配設してその外部電極をそ
れぞれフィンガー4に接続する。ついで、第5図に示す
ようにこれを射出成型機7の上型8と下型9との間に挿
入し、注入穴10.10から半導体チップ6及びその周
辺に熱可塑性樹脂を高圧で圧入し、パッケージ11を成
型する。
次に、上型8を開いてこれらを射出成型機7から取出し
、第4図の1点鎖線12の位置でフィンガー4を切断す
れば半導体装置は完成する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の製造方法においては、射出成型機7
のパッケージ型内にフィルム1を位置させ、フィルム1
と共に半導体チップ6をパッケージ11するため、樹脂
が型内に圧入される際フィルム1が圧力で一方の型側に
押圧され、フィルム1がパッケージ11からはみ出した
りフィンガー4が変形することがあり、場合によっては
フィンガー4か断線することもあるため、成型不良品が
多発するという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされた
もので、半導体チップとフィンガーの一部のみをパッケ
ージすることにより、フィンガーの変形や切断あるいは
フィルムがパッケージからはみ出したりすることのない
半導体装置及びその製造方法を1することを目的とした
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る半導体装置は、フィルムキャリアのデバイ
スホールの面積を、これに配設される半導体チップの表
面積の1.2〜1.5倍に形成したものである。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法は、上記デバ
イスホール内に半導体チップを配設してフィンガーと接
続したのち、半導体チップとフィンガーの一部のみを射
出成型機により熱可塑性樹脂でパッケージするようにし
たものである。
[作 用] デバイスホールは半導体チップに比べてト目当大きく形
成されており、半導体チップの周縁とデバイスホールの
内縁との間には大きな隙間が形成されるので、半導体チ
ップとフィンガーの一部のみをパッケージすることがで
きる。したがって、射出成型機のパッケージで型内には
フィルムが存在しないので、樹脂の注入圧によってフィ
ルムが押圧され、フィンガーが変形や断線を生じたり、
フィルムがパッケージからはみ出したりすることがない
[発明の実施例] 第1図(a)は本発明実施例の説明図、(b)はその断
面図である。なお、第4図の従来例と同−又はt目当部
分には同じ符号を付し、説明を省略する。
2aはパッケージ11の表面積より相当大きい面積のデ
バイスホールで、その両側にフィルム1の長さ方向と平
行にスリット3aを設けたものである。
デバイスホール2aの大きさは、半導体チップ6の表面
積の1.1〜1.5倍にした。デバイスホール2aの大
きさが半導体チップ6の表面積の1.1倍より小さいと
、成形型とのクリアランスが小さくなりすぎて成型時に
おける樹脂の流動が不安定になり、成型不良が多発する
ので好ましくない。
また、1.5倍より大きくなると、半導体チップ6の周
縁とデバイスホール2aの内縁とのすき間が大きくなり
すぎて、その部分のフィンガー4が変形し易くなり、断
線を生じたりする。
また、本発明においては、射出成型機でパッケージ1.
1を成型する際、第1図の破線11aの範囲、即ち、半
導体チップ6及びフィンガー4の一部のみをパッケージ
するように、上型8及び下型9のパッケージ型を形成し
である。したがって、フィルム1を射出成型機7の上型
8と下型9との間に挿入したときは、半導体チップ6と
フィンガー4の一部のみがパッケージ型内に位置し、フ
ィルム1を含むその他の部分はパッケージ型の外にある
本発明においても、半導体チップ6とフィンガー4との
接続、射出成型機7によるパッケージ1.1の成型等は
従来と同様である。しかしながら、射出成型機7のパッ
ケージ型内にはフィルム1は介在しないので、樹脂の注
入圧力によってフィルム1が変形したり、パッケージ1
1からはみ出したりすることがなく、したがってフィン
ガー4が断線することもない。このため、成型不良品が
激減した。
第4図に示した従来のフィルムと、本発明に係るフィル
ムとによって射出成型機でパッケージを成型し、樹脂の
注入圧力を変化して不良品の発生(フィンガーの切断)
状況を調査した結果は、第1表の通りであった(なお、
第1表中分母は検査数、分子は不良品数である)。
第1表 本発明においては、デバイスホール2aを大きく形成し
たので、フィンガー4の自由端が長くなり弱くなること
が考えられる。そこで、フィンガー4の強度を高めるた
めにフィンガー4を従来より厚くしてもよく、あるいは
第3図に示すように、フィンガー4の幅を広くしてもよ
い。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明はデバイスホー
ルを大きく形成して半導体チップ及びフィンガーの一部
のみを射出成型機により熱可塑性樹脂でパッケージする
ようにしたので、成型に際してフィンガーが変形したり
断線したりするおそれがなく、またフィルムがパッケー
ジから露出することもない。このため高品質の半導体装
置を高歩留りで生産することができ、生産性を大幅に向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明実施例の平面図、(b)はその断
面図第2図は本発明に係るパッケージの成型例を示す模
式図、第3図は本発明に係るフィンガーの実施例の模式
図、第4図(a)は従来のフィルムキャリアの一例の平
面図、(b)はその断面図、第5図は従来のパッケージ
の成型例を示す模式図である。 1:フィルムキャリア、2a:デバイスホール、4:フ
ィンガー 6二半導体チップ、7二射出成型機、lO:
注入穴、11:パッケージ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムキャリアに設けたデバイスホールに半導
    体チップを配設し、該半導体チップとフィンガーとをそ
    れぞれ接続して前記半導体チップとフィンガーとを樹脂
    でパッケージしてなる半導体装置において、 前記デバイスホールの面積をこれに配設される半導体チ
    ップの表面積の1.2〜1.5倍に形成したことを特徴
    とする半導体装置。
  2. (2)フィルムキャリアに設けたデバイスホールに半導
    体チップを配設し、該半導体チップとフィンガーとをそ
    れぞれ接続したのち前記半導体チップとフィンガーとを
    樹脂でパッケージする半導体装置の製造方法において、 前記デバイスホール内において前記半導体チップとフィ
    ンガーの一部のみを射出成型機により熱可塑性樹脂でパ
    ッケージすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP63193465A 1988-08-04 1988-08-04 半導体装置及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0817191B2 (ja)

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JPH0243749A true JPH0243749A (ja) 1990-02-14
JPH0817191B2 JPH0817191B2 (ja) 1996-02-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552107U (ja) * 1978-06-15 1980-01-09
JPS5735331A (en) * 1980-08-12 1982-02-25 Nec Corp Semiconductor device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552107U (ja) * 1978-06-15 1980-01-09
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