JPH0243541A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0243541A
JPH0243541A JP19486088A JP19486088A JPH0243541A JP H0243541 A JPH0243541 A JP H0243541A JP 19486088 A JP19486088 A JP 19486088A JP 19486088 A JP19486088 A JP 19486088A JP H0243541 A JPH0243541 A JP H0243541A
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acid
methacrylate
silver halide
solvent
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JP19486088A
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Osamu Takahashi
修 高橋
Yoshio Seoka
瀬岡 良雄
Hidetoshi Kobayashi
英俊 小林
Tsumoru Ishii
石井 積
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/388Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor
    • G03C7/3882Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor characterised by the use of a specific polymer or latex
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料に関するも
のであり、特に、処理後のカラー写真を高温高湿下で保
存した時に発生するカビに起因する色素画像の退色を防
止するのに有効なカラー写真感光材料に関するものであ
る。
〔従来技術〕
一般にカラー写真の画像色素は、通常の光や熱による退
色の他に、カビが原因の退色が起こることが知られてい
る。即ち、写真感光材料は、一般に、紙製のアルバムや
台紙に貼ったり、マウントに挟んだり、あるいは和紙を
表面にかけ台紙で挟んだりして保存されることが多いが
、このような保存の仕方によると、貼り付は糊や紙繊維
そのものが栄養源となりカビが生えやすくなり、特に、
高温多湿環境下で、カビが、増殖し易くなり、その際、
カビの排出物で、画像色素、特にシアン色素が退色する
という問題がある。
カビ自身は、拭き取ることで、除去できるが、この退色
は、修復しがたいものであり、画質を永久に著しく損な
うものであるため大きな問題である。
上記の問題に対し、従来、防カビ剤(防ばい剤)を用い
る試みがされている。一般に防カビ剤としては、非常に
多くのものが知られており、多方面に実用化されている
が、それらが、そのままハロゲン化銀に適用できるとは
限らない。何故ならば、種々の写真特性を損なわず、人
体にも無害であり、かつ目的の防カビ効果をを効に発揮
するもの!、1、実際には、現在のところ存在しないと
いってよい。
防カビ荊としては、米国特許第2,226.183号、
米国特許第2,762,708号、米国特許第2,89
7.08I号、米国特許第3,185.571号、米国
特許第2.663.639号、米国特許第3,503.
746号、米国特許第3.542.810号、米国特許
第3,778゜276号、英国特許第987,010号
、英国特許第1,065,920号及び特開昭57−1
57244号等に記載のものが知られている。
しかしながら、これらのほとんどは、存機殺薗剤である
ため、高価であったり、また容易に酸化されたり、昇華
したりして写真感光材料の保存時中の効果持続性が低い
という欠点がある。
ただ、特定の防カビ剤とピラゾロアゾール系マゼンタカ
プラーとの組合せでは、スティンの発生が低く、また光
スティンの発生も起こさずにカビ耐性をもたせられるこ
とが0.特開昭61−233743号で知られている。
一方、処理後に、感光材料を酸性にするとカビが発生し
にくいと一般に言われているが、実際には、以下の問題
点がある。
1)通常の知られている有機酸(例えば、クエン酸、酢
#)を用いると、かえってカビの栄養となり、カビの発
生を促進し、退色が起こり易い。
2)カビが成育しない程度まで酸性にすると、酸による
色素の退色が起こってしまい、画像全体の保存性が悪化
する。(無機酸を用いた場合顕著である) 上記を鑑み、特開昭60−135942では、現像処理
後アンモニウム塩(例えば、硫酸アンモニウム)の水溶
液に浸セキし、徐々に、アンモニアとして、感光材料か
らアンモニウムイオンを放出することによって、感光材
料のpHを下げることで、上記の問題を軽減できる旨の
記載がある。
しかしながら、確かに、改良効果はあるものの、アンモ
ニアが攬散したあとは、上記の状況と同じ結果となり、
本質的解決とはならない。
従って、我々は、カビが発生してもカビの排出物にて退
色しない技術の開発を鋭意検討した。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、高温高温下で、カビ等が発生
するような劣悪な条件でも、退色等の画像劣化が起こら
ないカラー写真を与えるハロゲン化銀カラー感光材料を
提供することにある。
また、他の目的は、シアン画像の色相がよく、更に光堅
牢性がよく、しかもカビによる退色も少ないカラー写真
を与えるハロゲン化銀カラー感光材料を提供することに
ある。
〔発明の構成〕
本発明者らは、種々検討した結果、芳香族第一級アミン
現像主薬の酸化体とカップリングして、実質的に非拡散
性のシアン色素を形成するカプラーの少なくとも一種、
25℃で測定した粘貫が500cp以上で沸点が120
℃以上の高沸点有機溶媒の少なくとも一種、および水不
溶性且つ有機溶媒可溶性の重合体の少なくとも一種とを
支持体上の同一感光層中の同一油滴分散物に含有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀カラー感光材料によって前
記目的を達成できることを見出した。
以下、本発明について詳しく説明する。
シアン色素形成カプラーとしては、以下の一般式(1)
で表されるものが好ましい。
−紋穴(I) 式中、Yは−NHCO−または−CONH−を表し、R
,は脂肪族基、芳香族基、複素環基またはアミノ基を表
し、Xは水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基または
アシルアミノ基を表し、R2は゛フルキル基またはアシ
ルアミノ基を表すか、XとR8とで5ないし7員環を形
成する非金属原子団を表し、ハは水素原子または現像主
薬の酸化体とのカップリング時に離脱しうる基を表す。
前記−紋穴(i)においてR,は鎖状ないし環状の好ま
しくは炭素数1−32の脂肪族基(例えば、メチル基、
ブチル基、ペンタデシル基、シクロヘキシル基など)、
芳香族基(例えば、フェニル基、ナフチル基など)、複
素環基(例えば、2ピルジル基、3−ピリジル基、2−
フラニル基、2−オキサシリル基など)またはアミノ基
を表わし、これらはアリキル基、アリール基、アルキル
またはアリールオキシ基(例えば1、メトキシ基、ドデ
シルオキシ基、メトキシエトキシ基、フェニルオキシ基
、2,4−デーtert−アミルフェノキシ基 3.−
tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルオキシ基、
ナフチルオキシ基など)、カルボキシ基、フルキルまた
はアリールカルボニル基(例えば、゛jアセチル基テト
ラデカノイル基、ベンゾイル基など)、アルキルまたは
アリールすキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基、フェノキシカル
ボニル基、など)、アシルオキシ基(例えば、アセチル
基、ベンゾイルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基
など)、スルファモイル基(例えば、N−エチルスルフ
ァモイル基、N−オクタデシルスルファモイル基など)
、カルバモイル基(例えば、N−エチルカルバモイル基
、N−メチル−ドデシルカルバモイル基など)、スルホ
ンアミド基(例えば、メタンスルホンアミド基、ベンゼ
ンスルホンアミド基など)、アシルアミノ基(例えば、
アセチルアミノ基、ベンズアミド基、エトキシカルボニ
ルアミノ基、フェニルアミノカルボニルアミノ基など)
、イミド基(例えば、サクシンイミド基、ヒダントイニ
ル基など)、スルホニル基(例えば、メタンスルホニル
基など)、ヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基およびハ
ロゲン原子から選ばれた置換基で置換されているのが好
ましい。
本明細書中“脂肪族基′とは直鎖状、分岐状もしくは環
状の脂肪族炭化水素基を表わし、アルキル、アルケニル
、アルキニル基など飽和および不飽和のいずれでもよい
R9は炭素数1から20のアルキル基(例えば、メチル
基、エチル基、ブチル基、ペンタデシル基等)またはア
シルアミノ基(例えばテトラデカノイルアミノ基、ベン
ゾイルアミノ基、2− (2゜4−ジTERT−”?ミ
ルフェノキシ)ブタンアミド基等)を表わす。
Xは水素原子、ハロゲン原子、脂肪族基(例えば、メチ
ル基、プロピル基、アリル基等)、アルコキシ基(例え
ば、メトキシ基、ブトキシ基等)、またはアシルアミノ
基(例えば、゛?セトアミド基等)を表わす。
前記の化合物はフェノール系シアンカプラーの他に、R
8とXが連結して5.6.7の何れかの環を形成したカ
ルボスチリル系シアンカプラーも好ましく、このような
縮環型のものとしてはオキシインドール系やイミダゾー
ル−2−オン系シアンカプラーが特に好ましい。
Zlは、水素原子またはカンプリング離脱基を表わし、
その例を挙げると、ハロゲン原子(例えば、フッ素原子
、塩素原子、臭素原子など)、アルコキシ基(例えば、
エトキシ基、ドデシルオキシ基、メトキシカルバモイル
メトキシ基、カルボキシプロピルオキシ基、メチルスル
ホニルエトキシ基など)、アリールオキシ基(例えば、
4−クロロフェノキシ基、4−メトキシフェノキシ基、
4−カルボキシフェノキシ基など)、アシルオキシ基(
例えば、アセトキシ基、テトラゾカッイルオキシ基、ベ
ンゾイルオキシ基など)、スルホニルオキシ暴(例えば
、メタンスルホニルオキシ基、l・ルエンスルホニルオ
キシ基など)、アミド基(例えば、ジクロロアセチルア
ミノ基、ヘプタブチリルアミノ基、メタンスルホニルア
ミノ基、トルエンスルホニルアミノ基など)、アルコキ
シカルボニルオキシ基(例えば、エトキシカルボニルオ
キシ基、ベンジルオキシカルボニルオキシ基など)、ア
リールオキシカルボニルオキシ基(例えば、フェノキシ
カルボニルオキシ基なと)、脂肪族もしくは芳香族チオ
基(例えば、エチルチオ基、フェニルチオ基、テトラゾ
リルチオ基など)、イミド基(例えば、スクシンイミド
基、ヒダントイニル基など)、N−複素環(例えば、1
−ピラゾリル基、1−ペンツトリアゾリル基など〉、芳
香族アゾ基(例えば、フェニルアゾ基など)などがある
、これらの離脱基は写真的に有用な基を含んでいてもよ
い。
色相や退色防止の点で好ましいR3は炭素数1から15
のアルキル基であり、炭素数1から4が更に好ましい、
好ましいZ、は水素原子およびハロゲン原子であり、ハ
ロゲン原子が特に好ましい。
また好ましいXはハロゲン原子である。
以下に本発明に使用されるシアンカプラーの具体例を示
すが、これに限定されるものでない。
(C−7) Cj! (C−10) (C−3) (C−4) (C−1)) (C−12) (t)CsH++ (C−13) (C (C−15> (C−16) (C−20) (C−21) I (C−22) (1)し+ythsL;UNtl (C−17) I (C−18) (C−19) (C−23) (C−24) j C1l。
(C−25) (C−26) (C−32) (Dcs旧。
(C−34) (C−29) (C−30) jI (C (t)CsH++ (C−35) (t)CsH+ (t)CthH+5 (C−38> H (C−39) (C (C−47) R OCHzCHzSljlC+tHzs 0OH (C−48) H (C−43) (C−45> H (C H CaH*−0CONH 0(CHt)zsGH2cOOH (t)CJ++ −紋穴(1)のタイプのシアンカプラーの他に、欧州特
許出願公開EP0,249.453A2に記載のジフェ
ニルイミダゾール系シアンカプラー等も使用できる。
(C−56) (C−58) CJ* 本発明のカラー感材には、前記のシアンカプラーの他に
、イエローカプラーやマゼンタカプラーを含有させるこ
とができる。
イエローカプラーとしては、米国特許第4,622.2
87号や同4,623,616号などに記載のピバロイ
ルアセトアニリド系カプラーや米国特許第3,408.
194号1.同3,933゜501号、同4,046.
575号、同4,133.958号、同4,401,7
52号などに記載のベンゾイルアセトアニリド系カプラ
ーが好ましく用いられるが、発色画像の堅牢性の点で前
者の方がより好ましい、またなかでも窒素離脱型のカッ
プリング離脱基をもつカプラーは高活性(発色性が高い
)である点でより好ましい。
また、マゼンタカプラーとしては、3−アニリノ−5−
ピラゾロン系カプラーや3−アシルアミノ−5−ピラゾ
ロン系カプラーやピラゾロトリアゾール系カプラーなど
が好ましく用いられる。
ピラゾロアゾール系カプラーの中でも発色色素のイエロ
ー副吸収の少なさおよび光堅牢性の点で米国特許第4,
500.630号に記載のイミダゾ(1,2−b)ピラ
ゾール類は好ましく、米国特許第4.540,654号
に記載のピラゾロ(1,5−b)  (1,2,4) 
 )リアゾールは特に好ましい。
その他、特開昭61−65245号に記載されたような
分岐アルキル基がピラゾロトリアゾール環の2.3又は
6位に直結したピラゾロトリアゾールカプラー、特開昭
61−65246号に記載されたような分子内にスルホ
ンアミド基を含んだピラゾロアゾールカプラー、特開昭
61−147254号に記載されたようなアルコキシフ
ェニルスルホンアミドバラスト基をもつピラゾロアゾー
ルカプラーや欧州特許(公開)第226.849号に記
載されたような6位にアルコキシ基やアリーロキシ基を
もつピラゾロトリアゾールカプラーの使用が好ましい。
本発明に使用しうる油溶性マゼンタ及びイエローカプラ
ーの具体例を以下に列記するが、これらのみに限定され
るものではない。
(M−17) (M−18) P l (M−19) (M−20) J (M−25> (M−26) i (M−27) (M−28) l (M〜29) (M−30) l (M−31) 次に本発明に用いられる粘度が500cp(25℃)で
沸点が120℃以上の高沸点有機溶媒について説明する
この高沸点有機溶媒は好ましくは下記の一般式%式%) または〔鴇〕で表わされる化合物の中から選ばれる。
一般式(IF) 一紋穴口1 w、  −coowt 一般式(fV) 一般式(V) Wl    W冨 \/ 一般式(Vl) W、  −0−Wt 一般式〔■〕 s−X 式中、W、 、W、及びW、は、それぞれ置換もしくは
無置換の、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル
基、アリール基またはへテロ環基を表わし、W9は、W
l−OWt−またはS−W。
を表わし、nは!ないし5の整数であり、nが2以上の
時は、W#は互に同じでも異なっていてもよく、−紋穴
(Vl)において、W、とW8が互いに連結して縮合環
を形成してもよい。
WSは、置換もしくは無置換の、アルキル基、シクロア
ルキル基またはアリール基を表し、Wsを構成する総炭
素数は、12以上である。Xは、ハロゲン原子を表す。
前記のW、、Wよ、W、およびW、の基が置換基を有す
る場合、この置換基は1個又は2個以上の−CO−−C
ON/、−R” N′ (R・ゝN2        
    ′〜、はフェニル基から水素原子を除去してな
る2〜6価の基を示す)及び−〇−から選ばれた結合基
を存する基でもよい。
Ws 、Wz 、W3 、WsおよびW、で表されるア
ルキル基は直鎖、分岐のいずれでもよい0例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシ
ル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テト
ラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、へ、ブ
タデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシ
ル基等である。
これらのアルキル基に許容される置換基を説明すると、
例えばハロゲン原子、シクロアルキル基、アリール基、
エステル基であり、このような置換アルキル基としては
例えばハロゲン(F、、ci、Br)の置換体(−Cx
 HF a 、 −Cs Hs F 春、CqHs F
 +b、 −CtH4C1,−C3H,CIC5HsC
1z、−CsHsCIBrs  C2HsBrt等)、
三塩基性酸のエステルを与え置換基(CH富)*C00
CtJz+  、−(CHg)*C00CHx(ChC
FりJ。
−(CHt) tcOOc#H*、 −(Cut) *
C00C+ zlhi  等)、乳酸エステル等を与え
る置換基 Ws 、Ws 、Ws 、W4またはW、で表わされ等
)、クエン酸エエステル等を与える置換基等であり、置
換シクロヘキシル基は例えばCOOC00C? \ Js 等)、リンゴ酸エステル等を与える置換基(−CHiC
H(OH)C00CJ+t、−CHzCH(Oll)C
OOCttHgs等)、酒石酸エステル等を与える置換
基(−C1)(OH)CI(OH)C00CJ+t、−
CH(01))C1l(0)1)COOC,Jtt、W
s 、Wz 、Ws 、WsまたはWst’表わされ等
々である。
更に、−紋穴(Vl)においては、W、とWtは縮合環
を形成したオキシラン、オキソラン、オキサン環を含む
ものであってもよい。
等であり、置換了り−ル基は、例えば CつHS Hs CI 等である。
アルケニル基は−C4HY、−C5H,、−ChHl、
−3Cy H+ s、−CsH+s、−C,。Hte、
  C+tHts、CI @ H□゛等であり、置換ア
ルケニル基は例えばハロゲン原子(F、C1,Br) 
、 0CsH+y、C)I−CI  CC00CHzC
HC4H、CH=CHC00C+tHts  、tHS 本発明に用いられる高沸点有機溶媒の沸点は、好ましく
は140℃以上であり、より好ましくは160℃以上で
ある。この化合物中の前記W、〜W、の総炭素数は8以
上が好ましい、アルキル基である。
通常「有機溶媒」という言葉は、そのものが液状である
ことを指す場合が一般的であるが、本発明では、25℃
で測定した粘度が500cp以上の有機溶媒とは、固体
のものも含み、好ましくは、700cp以上、より好ま
しくは、固体のもので、融点が25℃以上の前記−紋穴
CI+)〜〔■〕で表わされる化合物から選ばれるもの
である。なかでも好ましいものは、−紋穴(II)と〔
■〕のものであって、特にリン酸やフタル酸のジアルキ
ル(二級や三級′?ルキル)またはジシクロアルキルエ
ステルである。そして最も好ましいのは、フタル酸のジ
シクロエステルである。粘度はコーンプレート型回転粘
度計(東京計器製VISCONISE阿[1)で測定し
て求めることが出来る。
上記の高沸点有機溶媒の使用量は、シアンカブラーの種
類および使用量によって適宜変更できるが、シアンカプ
ラーに対する高沸点有機溶媒の重量比は0.05〜20
の範囲内であることが好ましい。
本発明に係る高沸点有機溶媒は、本発明の目的を達しう
る範囲で単独もしくは複数の混用あるいは他の従来公知
の高沸点を機溶媒と併用することもできる。これら従来
公知の高沸点有機溶媒としては、例えばトリクレジルホ
スフェート、トリー2−エチルへキシルホスフェート、
7−メチルオクチルホスフェート、トリシクロI\キシ
ルホスフェート等のリン酸エステル系溶媒、2.5−ジ
ーtart−アミルフェノール、2,5−ジ−5ec=
アミルフエノール等のフェノール系溶媒等を挙げること
ができる。
本発明に係る高粘度高沸点有機溶媒の具体例を以下に列
挙する。
本発明に係わりハロゲン化銀写真感光材料に用いられる
好ましい重合体は、その相対螢光収率に値が0.10以
上、より好ましくは0.20以上の重合体である。この
値が大きい程好ましい。
前記のに値とは、いわゆる螢光プローブとしてよく用い
られる色素の一種である下記構造式の化合物Aの重合体
中での相対螢光量子収率であり、以下の式で定義される
化合物A K−φa/φb ここで、φaおよびφbは、各々重合体aおよびbでの
化合物Aの螢光量子収率であり、例えば、Macros
o Iecu les +土工、587 (1981)
に記載の方法に準じて決定される。具体的には前記化合
物の濃度0.5mMである重合体薄膜(注:薄膜の厚み
は、化合物Aの吸収の、λ−aXでの吸光度がO,OS
〜0.1になるようにスライドグラス上にスピンコード
した)を用いて、室温にて測定したφa、φbより算出
決定された。また本発明の場合、上記の重合体すとして
ポリメチルメタクリレート(数平均分子量2万)を用い
た場合のに値である。
以下に本発明に係る重合体について具体例を挙げて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(A)  ビニル重合体 本発明のビニル重合体を形成するモノマーとしては、ア
クリル酸エステル類、具体的には、メチルアクリレート
、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イ
ソプロピルアクワレート、n−ブチルアクリレート、イ
ソブチルアクリレート、5ec−ブチルアクリレート、
tart−ブチルアクリレート、アミルアクリレート、
ヘキシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレー
ト、オクチルアクリレート、tart−オクチルアクリ
レート、2−クロロエチルアクリレート、2−ブロモエ
チルアクリレート、4−クロロブチルアクリレート、シ
アノエチルアクリレート、2−アセトキシエチルアクリ
レート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ベンジル
アクリレート、メトキシベンジルアクリレート、2−ク
ロロシクロへキシルアクリレート、シクロヘキシルアク
リレート、フルフリルアクリレート、テトラヒドロフル
フリルアクリレート、フェニルアクリレート、5−ヒド
ロキシペンチルアクリレート、2,2−ジメチル−3−
ヒドロキシプロピルアクリレート、2−メトキシエチル
アクリレート、3−メトキシブチルアクリレート、2−
エトキシエチルアクリレート、2−iso−プロポキシ
アクリレート、2−ブトキシエチルアクリレート、2−
(2−メトキシエトキシ)エチルアクリレート、2− 
(2−ブトキシエトキシ)エチルアクリレート、ω−メ
トキシポリエチレングリコールアクリレート(イ寸加モ
ル数n−9)、1−ブロモー2−メトキシエチルアクリ
レート、1.1−ジクロロ−2−エトキシエチルアクリ
レート等が挙げられる。その他、下記のモノマー等が使
用できる。
メタクリル酸エステル類:その具体例としては、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピル
メタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブ
チルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、5e
c−ブチルメタクリレート、tart−ブチルメタクリ
レート、アミルメタクリレート、ヘキシルメタクリレー
ト、シクロへキシルメタクリレート、ベンジルメタクリ
レート、クロロベンジルメタクリレート、オクチルメタ
クリレート、ステアリルメタクリレート、スルホプロピ
ルメタクリレート、N−エチル−N−フェニルアミノエ
チルメタクリレート、2− (3−フェニルプロピルオ
キシ)エチルメタクリレート、ジメチル7ミノフエノキ
シエチルメタクリレート、フルフリルメタクリレート、
テトラヒドロフルフリルメタクリレート、フェニルメタ
クリレート、タレジルメタクリレート、ナフチルメタク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、4−
ヒドロキシブチルメタクリレート、トリエチレングリコ
ールモノメタクリレート、ジプロピレング−ト、2−メ
トキシエチルメタクリレート、3−メトキシブチルメタ
クリレート、2−アセトキシエチルメタクリレート、2
−アセトアセトキシエチルメタクリレート、2−エトキ
シエチルメタクIJL/−ト、2−iso−プロポキシ
エチルメタクリレート、2−ブトキシエチルメタクリレ
ート、2−(2−メトキシエトキシ)エチルメタクリレ
ート、2− (2−エトキシエトキシ)エチルメタクリ
レート、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルメタクリ
レート、ω−メトキシポリエチレングリコールメタクリ
レート(付加モル数nw6) 、アリルメタクリレート
、メタクリル酸ジメチルアミノエチルメチルクロライド
塩などを挙げることができる。
ビニルエステル類:その具体例としては、ビニルアセテ
ート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニ
ルイソブチレート、ビニルカプロエート、ビニルクロロ
アセテート、ビニルメトキシアセテート、ビニルフェニ
ルアセテート、安息香酸ビニル、サリチル酸ビニルなど
; アクリルアミドl1ll:例えば、アクリルアミド、メ
チルアクリルアミド、エチルアクリルアミド、プロピル
アクリルアミド、ブチルアクリルアミド、tert−ブ
チルアクリルアミド、シクロヘキシルアクリルアミド、
ベンジルアクリルアミド、ヒドロキシメチルアクリルア
ミド、メトキシエチルアクリルアミド、ジメチルアミノ
エチルアクリルアミド、フェニルアクリルアミド、ジメ
チルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド、β−シ
アノエチルアクリルアミド、N−(2−アセトアセトキ
シエチル)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド
、tart−オクチルアクリルアミドなど; メタクリルアミド1):例えば、メタクリルアミド、メ
チルメタクリルアミド、エチルメタクリルアミド、プロ
ピルメタクリルアミド、ブチルメタクリルアミド、ta
rt−ブチルメタクリルアミド、シクロヘキシルメタク
リルアミド、ベンジルメタクリルアミド、ヒドロキシメ
チルメタクリルアミド、メトキシエチルメタクリルアミ
ド、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、フェニル
メタクリルアミド、ジメチルメタクリルアミド、ジエチ
ルメタクリルアミド、β−シアノエチルメタクリルアミ
ド、N−(2−アセトアセトキシエチル)メタクリルア
ミドなど; オレフィン類:例えば、ジシクロペンタジェン、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンチル1.塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、イソプレン、クロロブレン、ブ
タジェン、2.3−ジメチルブタジェン等; スチレン類:例えば、スチレン、メチルスチレン、ジメ
チルスチレン、トリメチルスチレン、エチルスチレン、
イソプロピルスチレン、クロルメチルスチレン、メトキ
シスチレン、アセトキシスチレン、クロルスチレン、ジ
クロルスチレン、ブロムスチレン、ビニル安息香酸メチ
ルエステルなど; ビニルエーテル!lI:例えば、メチルビニルエーテル
、ブチルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、メ
トキシエチルビニルエーテル、ジメチルアミノエチルビ
ニルエーテルなど; その他として、クロトン酸ブチル、クロトン酸ヘキシル
、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジブチル、マレイン
酸ジエチル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジブチル
、フマル酸ジエチル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジブ
チル、メチルビニルケトン、フェニルビニルケトン、メ
トキシエチルビニルケトン、グリシジルアクリレート、
グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、
N−ビニルオキサゾリドン、N−ビニルピロリドン、ア
クリロニトリル、メタアクリロニトリル、メチレンマロ
ンニトリル、ビニリデンなどを挙げる事ができる。
本発明の重合体に使用されるモノマー(例えば、上記の
モノマー)は、種々の目的(例えば、溶解性改良)に応
じて、2種以上のモノマーを互いにコモノマーとして使
用される。また、発色性や溶解性調節のために、共重合
体が水溶性にならない範囲において、コモノマーとして
下記に例を挙げたような酸基を有するモノマーも用いら
れる。
アクリル酸;メタクリル酸;イタコン酸;マレイン酸;
イタコン酸モノアルキル;例えば、イタコン酸モノメチ
ル、イタコン酸モノエチル、イタコン酸モノブチルなど
;マレイン酸モノアルキル、例えば、マレイン酸モノメ
チル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノブチルな
ど;シトラコン酸:スチレンスルホン酸;ビニルベンジ
ルスルホン酸;ビニルスルホン酸;アクリロイルオキシ
アルキルスルホン酸、例えば、アクリロイルオキシメチ
ルスルホン酸、アクリロイルオキシエチルスルホン酸、
アクリロイルオキシプロピルスルホン酸など;メタクリ
ロイルオキシアルキルスルホン酸、例えば、メタクリロ
イルオキシメチルスルホン酸、メタクリロイルオキシエ
チルスルホン酸、メタクリロイルオキシプロピルスルホ
ン酸など;アクリルアミドアルキルスルホン酸、例えば
、2−アクリルアミド−2−メチルエタンスルホン酸、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、
2−アクリルアミドル2−メチルブタンスルホン酸など
;メタクリルアミドアルキルスルホン酸、例えば、2−
メタクリルアミド−2−メチルエタンスルホン酸、2−
メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2
−メタクリルアミド−2−メチルブタンスルホン酸など
;これらの酸はアルカリ金属(例えば、Na、になど)
またはアンモニウムイオンの塩であってよい。
ここまでに挙げたとニルモノマーおよび本発明に用いら
れるその他のビニルモノマーの中の親水性のモノマー(
ここでは、単独重合体にした場合に水溶性になるものを
いう。)をコモノマーとして用いる場合、共重合体が水
溶性にならない限りにおいて、共重合体中の親水性モノ
′7−の割合に特に制限はないが、通常、好ましくは4
0モル%以下、より好ましくは、20モル%以下、更に
好ましくは、10モル%以下である。また、本発明のモ
ノマーと共重合する親水性コモノマーが酸基を有する場
合には、前述のごとく画像保存性の観点より、酸基をも
つコモノマーの共重合体中の割合は、通常、20モル%
以下、好ましくは、10モル%以下であり、最も好まし
くはこのようなコモノマーを含まない場合である。
重合体中の本発明のモノマーは、好ましくは、メタクリ
ルレート系、アクリルアミド系およびメタクリルアミド
系である。特に好ましくはアクリルアミド系およびメタ
クリルアミド系である。
(B)  1)重合および重付加反応による重合体縮重
合によるポリマーとしては多価アルコールと多塩基酸と
によるポリエステルおよびジアミンと二塩基酸およびω
−アミノ−ω1−カルボン酸によるポリアミド等が一般
的に知られており、重付加反応によるポリマーとしては
ジイソシアネートと二価アルコールによるポリウレタン
等が知られている。
多価アルコールとしては、HO−R1−0H(R,は炭
素数2〜約12の炭化水素鎖、特に脂肪族炭化水素鎖)
なる構造を有するグリコール類、又は、ポリアルキレン
グリコールが有効であり、多塩基酸としては、HOOC
Rt  COOH(Rtは単なる結合を表わすか、又は
炭素数1〜約12の炭化水素鎖)を有するものが有効で
ある。
多価アルコールの具体例としては、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1
.2−プロピレングリコール、l。
3−プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、
1.4−ブタンジオール、イソブチレンジオール、1.
5−ベンタンジオール、ネオペンチルクリコール、1,
6−ヘキサンジオール、1゜7−ヘプタンジオール、1
.8−オクタンジオール、1.9−ノナンジオール、1
,1o−デカンジオール、1.1)−ウンデカンジオー
ル、1゜12−ドデカンジオール、1.13−1−リゾ
カンジオール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセ
リン、1−メチルグリセリン、エリトリアド、マンニン
ト、ソルビット等が挙げられる。
多塩基酸の具体例としては、シュウ酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、ピメリン酸、コルク酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ノナンジカルボン酸、デカンジカル
ボン酸、ウンデカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン
酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸
、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラクロ
ルフタル酸、メタコン酸、イソヒメリン酸、シクロペン
タジェン−無水マレイン酸付加物、ロジン−無水マレイ
ン酸付加物等があげられる。
ジアミンとしてはヒドラジン、メチレンジアミン、エチ
レンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ドデシルメチレン
ジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、1,4−
ジアミノメチルシクロヘキサン、O−アミノアニリン、
p−アミノアニリン、1,4−ジアミノメチルベンゼン
およびジ(4−アミノフェニル)エーテル等が挙げられ
る。
ω−アミノ−ω−カルボン酸としてはグリシン、β−ア
ラニン、3−アミノプロパン酸、4−アミノブタン酸、
5−アミノペンタン酸、1)−アミノドデカン酸、4−
アミノ安息香酸、4− <2−アミノエチル)安息香酸
および4−(4−アミノフェニル)ブタン酸等が挙げら
れる。
ジイソシアネートとしてはエチレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート、m−フェニレンジイ
ソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、p−
キシレンジイソシアネートおよび1.5−ナフチルジイ
ンシアネート等が挙げられる。
(C)  その他 例えば、開環重合で得られるポリエステル、ポリアミド 式中、Xは一〇−−NH−を表し、mは4〜7の整数を
表す、  CH重−は分岐していても良い。
このようなモノマーとしてはβ−プロピオラクトン、−
一カプロラクトン、ジメチルプロピオラクトン、α−ピ
ロリドン、α−ピペリドン、ε−カプロラクタム、およ
びα−メチル−ε−カプロラクタム等が挙げられる。
その他、下記の一般式で表わされるポリマーも使用でき
る。
〜←←A←十B÷す) 式中、Aはエーテル結合および一5Ot−結合から選ば
れる結合を少゛なくとも1つ主鎖に有するR エーテル結合、−N−C−0−結合、−SO!−O 結合、エステル結合から選ばれる結合を少なくとも1つ
主鎖に有する繰り返し単位あるいは単結合を表わし、A
と同じであっても異なっていてもよい、Rは水素原子、
アルキル基、アリール基又はアラルキル基を表わし、こ
れらは置換されていても、無置換であってもよいやnは
、5以上の整数を表わす。
上記に記載された本発明の重合体は2種類以上を任意に
併用しCも良い。
本発明の重合体としては、なかでもビニル重合体が好ま
しく、更にはアクリル系重合体、特にアクリルアミド系
重合体が好ましい。
本発明の重合体の分子量や重合度は、本発明の効果に対
し実質上大きな影響が無いが高分子量になるにつれ、補
助溶剤に溶解する際に時間がかかる等の問題や、溶液粘
度が高いために乳化分散しに(くなり、粗大粒子を生じ
、その結果、発色性が低下したり、塗布性の不良の原因
となる等の問題も起こし易くなる。その対策のために補
助溶剤を多量に用い溶液の粘度を下げることは新たな工
程上の問題を引き起こすこととなる。上記の観点から重
合体の粘度は、用いる補助剤100 ccに対し重合体
30g溶解した時の粘度が5000cps以下が好まし
く、より好ましくは2000eps以下である。また本
発明ぐ使用しうる重合体の分子量は好ましくは15万以
下、より好ましくはlO万以下である。
本発明における水不溶性ポリマーとは100gの蒸留水
に対するポリマーの溶解度が3g以下好ましくは1g以
下であるポ、リマーである。
本発明の重合体の補助溶剤に対する比率は使用される重
合体の種類に依り異なり、補助溶剤に対する溶解度や、
重合度等、或いは、カプラーの溶解度等によって広い範
囲に渡って変化する0通常、少なくともカプラー、高沸
点カプラー溶剤及び重合体の王者が補助溶剤に溶解して
成る溶液が水中もしくは親水性コロイド水溶液中に容易
に分散されるために十分低粘度となるのに必要な量の補
助溶剤が使用される0重合体の重合度が高い程、溶液の
粘度は高くなるので、重合体の補助溶剤に対する割合を
重合体種によらず一律に決めるのは難しいが、通常、約
l:1から150(重合比)の範囲が好ましい0本発明
の重合体のカプラーに対する割合(重量比)は、1:2
0から20:1が好ましく、より好ましくは、1:10
から10:1である。
本発明に用いられる重合体の具体例の一部を以下に記す
が、本発明は、これらに限定されるものではない。
(P−1)ポリメチルメタクリレート P−2)ポリエチルメタクリレート P−3)ポリイソプロピルメタクリレートP−4)ポリ
メチルクロロアクリレートP−5)ポリ(2−tart
−ブチ/L/ 7 s、 ニルアクリレート) P−6)ポリ(4−tart−ブチシフ1ニルアクリレ
ート) P−7)エチルメタクリレ−1−−n−ブチルアクリレ
ート共重合体(7010) P−8)メチルメタクリレート−アクリルニトリル共重
合体(65:35) P−9)メチルメタクリレート−スチレン共重合体(9
0:10) P −10) N −t e r t−ブチルメタクリ
ルアミド−メチルメタクリレート−アクリル 酸共重合体(60:30:10) P−1))メチルメタクリレート−スチレン−ビニルス
ルホンアミド共重合体(70: 20:10) P−12)メチルメタクリレート−シクロへキシルメタ
クリレート共重合体(50:50)P−13)メチルメ
タクリレート−アクリル酸共重合体(95: 5) P−14)メチルメタクリレート−n−ブチルメタクリ
レート共重合体(6515) P−15)メチルメタクリレート−N−ビニル−2−ピ
ロリドン共重合体(90:10)P−16)ポリ (N
−sec−ブチルアクリルアミド) P−17)ポリ(N−tert−ブチルアクIJ /L
/アミド) P−18)ポリシクロへキシルメタクリレート−メチル
メタクリレート共重合体(60:P−19)n−ブチル
メタクリレート−メチルメタクリレート−アクリルアミ
ド共重合体 (20ニア0:10) P−20)ジアセトンアクリルアミド−メチルメタクリ
レート共重合体(20:80) P  21)N−tart−ブチルアクリルアミド−メ
チルメタクリレート共重合体(4 0+60) P−22)ポリ (N−n−ブチルアクリルアミド)P
23)tert−ブチルメタクリレート−N−tert
−ブチルアクリルアミド共 重合体(50:50) P−24)  t e r t−ブチルメタクリレート
−メチルメタクリレート共重合体(70: P−25)ポリ(N−tert−ブチルメタクリルアミ
ド) P −26) N −t e r t−ブチルアクリル
アミド−メチルメタクリレート共重合体(6 0:40) P−27)メチルメタクリレート−アクリルニトリル共
重合体(70:30) P−28)メチルメタクリレート−スチレン共重合体(
75:25) P−29)メチルメタクリレート−へキシルメタクリレ
ート共重合体(70:30) P−30)ポリ (4−ビフェニルアクリレート)P−
31>ポリ (2−クロロフェニルアクリレート) P−32)ポリ (4−クロロフェニルアクリレート) P−33)ポリ (ペンタクロロフェニルアクリレート
) P−34)ポリ (4−メトキシカルボニルフェニルア
クリレート) p−as)ポリ (4−メトキシカルボニルフェニルア
クリレート) P−36)ポリ (4−シアノフェニルアクリレート) P−37)ポリ (4−メトキシフェニルアクリレート
) P−38)ポリ (3,5−ジメチルアダマンチルアク
リレート) P−39)ポリ (3−ジメチルアミノフェニルアクリ
レート) P−40)ポリ (2−ナフチルアクリレート)P−4
1)ポリ (フェニルアクリレート)P−42)ポリ 
(N、N−ジブチルアクリルアミド) P−43)ポリ (イソヘキシルアクリルアミド)P−
44)ポリ (イソオクチルアクリルアミド)P−45
)ポリ(N−メチル−N−フェニルアクリルアミド) P−46)ポリ (アダマンチルメタクリレート)P−
47)ポリ (sec−ブチルメタクリレート)P −
48) N −t e r t−ブチルアクリル7ミド
ーアクリル酸共重合体(97: 3) P−49)ポリ (2−クロロエチルメタクリレート) P−50)ポリ (2−シアノエチルメタクリレート) P−51)ポリ (2−シアノメチルフェニルメタクリ
レート) P−52)ポリ (4−シアノフェニルメタクリレート
) P−53)ポリ (シクロヘキシルメタクリレート)P
−54)ポリ (2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−
トン P−55)ポリ (4−メトキシカルボニルフェニルメ
タクリレート) P−56)ポリ (3,5−ジメチルアダマンチルメタ
クリレート) P−57)ポリ (フェニルメタクリレート)P−58
)ポリ(4−ブトキシカルボニルフェニルメタクリルア
ミド) P−59)ポリ(4−カルボキシフェニルメタクリルア
ミド) P−60)ポリ(4−エトキシカルボニルフェニルメタ
クリルアミド) P−61)ポリ (4−メトキシカルボニルフェニルメ
タクリルアミド) P−62)ポリ (シクロヘキシルクロロアクリレート
) P−63)ポリ (エチルクロロアクリレート)P−6
4)ポリ (イソブチルクロロアクリレート)P−65
)ポリ (イソプロピルクロロアクリレ−合成例(1) メ タ ル メチルポリマー(P−3)のメタクリル酸
メチル500 g、ポリアクリル酸ナトリウム0.5g
、蒸留水200mj!を500mjの三ツロフラスコに
入れ、窒素気流中種はん下80℃に加熱した0重合開始
剤としてアゾビスイソ酪酸ジメチル500■を加え重合
を開始した。
2時間重合した後、重合液を冷却し、ビーズ状のポリマ
ーをろ過水法することによりP−348,7gを得た。
合成例(2) t−ブチルアクリルアミド500g、トルエン250m
l1の混合物を500 m lの三ツロフラスコに入れ
、窒素気流中漬はん下80℃に加熱した。
重合開始網としてアゾビスイソブチロニトリル500(
を含むトルエン溶液10m&を加え重合を開始した。
3時間重合した後、重合液を冷却し、ヘキサン1gに注
ぎ析出した固体をろ別しヘキサン洗浄後減圧下加熱攪拌
することによりP−1747゜9gを得た。
本発明の、カプラー、高沸点カプラー溶剤及び重合体と
を含有する親油性微粒子の分散物は以下のごとく調製さ
れる。
溶液重合法、乳化重合あるいは懸濁重合等によって合成
された架橋されていない、いわゆる線状ポリマーである
本発明の重合体、高沸点カプラー溶剤及びカプラーを補
助有機溶媒中に共に完全溶解させた後、この溶液を水中
、好ましくは親水性コロイド水溶液中、より好ましくは
ゼラチン水溶液中に分散剤の助けをかりて、超音波、コ
ロイドミル等により微粒子状に分散し、ハロゲン化銀札
割に含有させる。あるいは界面活性剤等の分散助剤、本
発明の重合体、高沸点カプラー溶剤及びカプラーを含む
補助を機溶媒中に水あるいはゼラチン水溶液等の親水性
コロイド水溶液を加え、転相を伴って水中油漬分散物と
してもよい。調製された分散物から、逗留、ヌードル水
洗あるいは限外ろ過などの方法により、補助有機溶媒を
除去した後、写真乳剤と混合してもよい。ここでいう補
助有機溶媒とは、乳剤分散時に有用な有機溶媒で、塗布
時の乾燥工程や、上記の方法等によって実買上感光材料
中から最終的には除去されるものであり、低沸点の有機
溶媒、あるいは水に対しである程度溶解度を有し水洗等
で除去可能な溶媒をいう。
補助有機溶媒としては、酢酸エチル、酢酸ブチルのごと
き低級アルコールのアセテート、プロピオン酸エチル、
2級ブチルアルコール、メチルエチルヶ(・ン、メチル
イソブチルケトン、β−エトキシエチルアセテート、メ
チルセロソルブアセテート、メチルカルピトールアセテ
ート、メチルカルピトールプロピオネートやシクロヘキ
サノン等が挙げられる。
更には、必要に応し、水と完全に混和する有機溶媒、例
えば、メチルアルコール、エチルアルコール、アセトン
やテトラヒドロフラン等を一部併用することもできる。
またこれらの有機溶媒は2種以上を組み合わせて用いる
ことができる。
このようにして得られる親油性微粒子の平均粒子径ば0
,04μから2μが好ましいがより好ましくは0.06
μから0.4μである。親油性微粒子の粒子径は、例え
ば英国コールタ−社製ナノサイザー等の測定装置にて測
定できる。
本発明の親油性微粒子中には、更に各種の写真用疎水性
物質を含有させることができる。写真用疎水性物質の例
としては、カラードカプラー、無呈色カプラー、現像剤
、現像剤プレカーサー、現像抑制剤プレカーサー、紫外
線唆収剤、現像促進剤、ハイドロキノン類等の階、ja
i1節剤、染料、染料放出剤、酸化防止剤、螢光増白剤
、退色防止剤等がある。また、これらの疎水性物質を互
に併用して用いても良い。
また、カプラー、高沸点カプラー溶削及び重合体よりな
る本発明の親油性微粒子中に含有される写真用疎水性物
質として、下記の一般式(A)〜−一般式C)の化合物
が本発明の発色性向上や退色改良の効果を更に高めるの
で特に有用である。
−紋穴(A) Q・′ Aは2価の電子吸引性基を表わし、R7は置換もしくは
無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基
、置換もしくは無置換のアルコキシ基、置換もしくは無
置換の7リールオキシ基、置換もしくは無置換のアルキ
ルアミノ基、置換もしくは無置換のアニリノ基、置換も
しくは無置換のへテロ環基を表わす、7!は1または2
の整数である。R工は置換もしくは無置換のアルキル基
、置換もしくは無置換のアルコキシ基、ヒドロキシル基
、ハロゲン原子を表わし、mは0がら4の整数である。
Qはフェノール環に1)合してもよいベンゼン環もしく
はペテロ環を表わす。
(X−1) FCa 一般式CB)においてRs 、Re 、Rsは、それぞ
れ水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、水酸基、置換も
しくは無置換の、アルキル基、アルコキシ基、アリール
基、アリールオキシ基又はアシルアミノ基である。
(X−2) (X−3) 一般式(C)において、R&、R?はそれぞれ水素原子
、置換もしくは無置換の、アルキル基、アルコキシ基又
はアシル基であり、Xは−CO−あるいは−COO−で
あって、n4ま1〜4の整数である。
以下に一般式(A)〜−一般式B)で表される化合物の
具体例を挙げるが、これらに限定されるものではない。
(X−4) (X−5) (X−10) (X−6) (X−1)> (X−7) (X−8) (X−9) C,H啼(1) Ca H* (t) CHzCHzCOOCJ+t (X−14) 本発明に用いられるハロゲン化銀粒子のハロゲン組成は
、特に制限がないが同一ハロゲン化銀乳剤層中の全ハロ
ゲン化銀の20モル94(平均値)以上が塩化銀である
実質的にヨウ化銀を含まない塩臭化銀から成ることが好
ましい、ここで実質的にヨウ化銀を含まないとは、ヨウ
化銀含有率が1.0モル%以下のことである。特に迅速
処理を目的とする場合に於けるハロゲン化銀粒子の特に
好ましいハロゲン組成は、同一ハロゲン化銀乳剤層中の
全ハロゲン化銀の95モル%以上が塩化銀である、実質
的にヨウ化銀を含まない塩臭化銀である。また、このよ
うな高塩化銀粒子の場合には、臭化銀含有率において少
なくとも10モル%を越え70モル%未満の臭化銀局在
相を有することが好ましい、このような臭化銀局在相の
配置は目的に応じて自由にとり得り、ハロゲン化銀粒子
内部にあっても、表面または亜表面にあっても良く、内
部と表面または亜表面に分割されていても良い。
また局在相は内部あるいは表面において、ハロゲン化銀
粒子をとり囲むような層状構造をなしても、あるいは不
連続に孤立した構造を有していても良い、臭化銀局在相
の配置の好ましい一つの具体例としては、ハロゲン化銀
粒子表面(なかでも粒子の角)に臭化銀含有率において
少なくとも10モル%、更に好ましくは20モル%を越
える局在相が局所的にエピタキシャル成長したものであ
る。
該局在相の臭化銀含有率は20モル%を越えるのが好ま
しいが、臭化銀含有率が高すぎると感光材料に圧力が加
えられた場合に減感を引き起こしたり、処理液の組成の
変動によって感度、階調が大きく変化してしまう等の写
真感光材料にとって好ましくない特性が付与されてしま
う場合がある。
該局在相の臭化銀含有率はこれらの点を考慮にいれて、
20〜60モル%の範囲が好ましく、30〜50モル%
の範囲が最も好ましい、該局在相を構成するその他のハ
ロゲン化銀は塩化銀が好ましい、#s局在相の臭化銀含
有率は、X線回折法(例えば、「日本化学余線、新実験
化学講座6、構造解析」丸善、に記載されている)ある
いはXPs法(例えば、「表面分析、−1MA、オージ
ェ電子・光電子分光の応用−」講談社、に記載されてい
る)等を用いて分析することができる。該局在相は、本
発明のハロゲン化銀粒子を構成する金銀量の0.1〜2
0%の銀から構成されることが好ましく、0.5〜7%
の銀から構成されることが更に好ましい。
このような臭化銀局在相とその他の相との界面は、明瞭
な相境界を有していても良いし、ハロゲン組成が徐々に
変化する短い転移領域を有していてもよい、臭化銀局在
相の位置を確認するには、電子顕微鏡による観察やその
他、欧州特許出願公開273430号に記載の方法によ
りて知ることができる。
このような臭化銀局在相を形成するためには、様々な方
法を用いることができる0例えば、可溶性銀塩と可溶性
ハロゲン塩を片側混合法あるいは同時混合法で反応させ
て局在相を形成することができる。更に、既に形成され
ているハロゲン化銀をより溶解度積の小さなハロゲン化
銀に変換する過程を含む、所謂コンバージラン法を用い
ても局在相を形成することができる。或いは臭化銀微粒
子を添加し塩化銀粒子の表面に再結晶化させる事によっ
ても局在相を形成できる。
これらの製法については、例えば前述の欧州特許出願公
開273430号明細書に記載されている。
該局在相は、前記のハロゲン化銀粒子調製時に添加する
全イリジウムの少なくとも50%とともに沈積させるの
が好ましい。
ここで、該局在相をイリジウムイオンと共に沈積させる
とは、局在相を形成するための議および/またはハロゲ
ンの供給と同時、供給の直前、または供給の直後にイリ
ジウム化合物を供給することをいう。
本発明に係わるハロゲン化銀粒子は、外表面に(100
)面をもつものであっても(1)1)面をもつものであ
っても、或いはその両方の面をもつものであっても、更
にはより高次の面を含むものであっても好ましく用いら
れる。
本発明に使用されるハロゲン化銀粒子の形は、立方体、
十四面体、八面体のような規則的(regular)な
結晶形を有するもの、また球状、板状などのような変則
的(i r r e g u 1 a r)な結晶形を
もつもの、あるいはこれらの結晶形の複合形を持つもの
がある。また種々の結晶形の粒子の混合からなるもので
あっても使用することができるが、なかでも前記の規則
的な結晶形をもつ粒子を50%以上、好ましくは70%
以上、より好ましくは90%以上含むのがよい。
本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、平均アスペク
ト比(長さ/厚みの比)が5以上、特に好ましくは8以
上の平板粒子が、粒子の全投影面積の50%以上を占め
るような乳剤であっても良い。
本発明に係わるハロゲン化銀粒子の大きさは、通常用い
られる範囲内であれば良いが、平均粒径0.1.!#m
〜1.5μmである場合が好ましい。
粒径分布は多分散であっても単分散であっても良いが、
単分散であるほうが好ましい、単分散の程度を表す粒子
サイズ分布は、統計学上の変動係数(投影面積を円近僚
した場合の標準偏差Sを直径dで除した値S/d)が2
0%以下が好ましく、15%以下が更に好ましい。
またこのような、平板粒子乳剤および単分散乳剤を2種
以上混合しても良い、乳剤が混合される場合、その少な
くとも一種が前記の変動係数をもつことが好ましく、混
合乳剤の変動係数が前記の値の範囲を満たすことがより
好ましい。
ハロゲン化銀粒子の局在相思外の、いわゆる基質部は内
部と表層とが異なる相をもっていても、均一な相からな
っていても良い。
本発明に用いられる写真乳剤は、ビー・ゲラフキデス(
P、Glafukldes )著、シミー・工・フイジ
ーク・フォトグラフィック(Chia+ie er P
hysiquePbotographeque ) (
ボールモンテル社刊、1967年)、ジー・エフ・ダフ
ィン(G、 F、 Duffin )著、フォトグラフ
ィク・エマルシヨン・ケミストリー(Photogra
phic Emulsion Chemistry (
フォーカルプレス刊、1966年)、ブイ・エル・ゼリ
クマン(V、 L、 Zelikman )ら著、メー
キング・アンド・コーティング・フォトグラフィック・
エマルシヨン(Maklng and Coatlng
 PhotographicF!mulusion )
  (フォーカルプレス刊、1964年)などに記載さ
れた方法を用いて調製することができる。
またこのハロゲン化銀粒子の形成時には粒子の成長をコ
ントロールするためにハロゲン化銀溶剤として、例えば
アンモニア、ロダンカリ、ロダンアンモン、チオエーテ
ル化合物(例えば、米国特許第3.271.157号、
同第3.574,628号、同、第3,704.130
号、同第4.297.439号、同第4.276.37
4号など)、チオン化合物(例えば、特開昭53−14
4319号、同53−82408号、同55−7773
7号など)、アミン化合物(例えば特開昭54−100
717号など)などを用いることができる。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は実質的に表面潜
像型で、ある程度に表面を化学増感されているのが好ま
しい、化学増感としては、活性ゼラチンや、銀と反応し
うる硫黄を含む化合物(例えば、チオ硫酸塩、チオ尿素
類、メルカプト化合物類、ローダニン類)を用いる硫黄
増感法;還元性物質(例えば、第一すず塩、アミン類、
ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスルフィン酸、シラ
ン化合物)を用いる還元増感法;金属化合物(例えば、
金錯塩の他、PL、Ir、Pd、Rh、Fe等の周期律
表曹族の金属の錯塩)を用いる貴金属増感法等を単独で
、或いは組合せて用いることが好ましい。
これらの方法についての詳細は特開昭62−21527
2号明細書第12ペ一ジ左下欄18行〜同ページ右下欄
16行に記載されている。
本発明の感材は、支持体上に青感層、緑感層、赤感層が
この順序で、あるいは適宜変更された順でそれぞれ少な
くとも一層塗設されており、増感色素で所望の波長領域
に分光感廣が付与されているのが好ましい。
分光増感色素としては、写真用に通常用いられるシアニ
ン色素やメロシアニン色素などのメチン色素が適用でき
る。これらの増感色素の具体的な例としては、特開昭6
2−215272号77ページ〜124ページに詳細に
記載されている。
本発明の感光材料は、色カブリ防止剤として、ハイドロ
キノン誘導体、アミノフェノール誘導体、没食子酸誘導
体、アスコルビン酸誘導体などを含有してもよい。
本発明の感光材料には、種々の退色防止剤を用いること
ができる。即ち、シアン、マゼンタ及び/又はイエロー
画像用の有機退色防止剤としてはハイドロキノン類、6
−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシクマラン類、
スピロクロマン類、p−アルコキシフェノール類、ビス
フェノール類を中心としたヒンダードフェノール類、没
食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン類、アミノフ
ェノール類、ヒンダードアミン類およびこれら各化合物
のフェノール性水酸基をシリル化、アルキル化したエー
テルもしくはエステル誘導体が代表例として挙げられる
。また、(ビスサリチルアルドキシマド)ニッケル錯体
および(ビス−N、 N−ジアルキルジチオカルバマド
)ニッケル錯体に代表される金II!錯体なども使用で
きる。
有機退色防止剤の具体例は以下の特許の明細書に記載さ
れている。
ハイドロキノン類は米国特許第2,360.290号、
同第2,418,613号、同第2,700.453号
、同第2.701,197号、同第2,728,659
号、同第2. 732. 300号、同第2.735,
765号、同第3,982.944号、同第4,430
.425号、英国特許第1.363.921号、米国特
許第2,710.801号、同第2,816,028号
などに、6−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシク
マラン類、スピロクロマン類は米国特許第3゜432.
300号、同第3,573,050号、同第3,574
,627号、同第3. 698. 909号、同第3,
764.337号、特開昭52−152225号などに
、スピロインダン類は米国特許第4.360,589号
に、p−アルコキシフェノール類は米国特許第2.73
5.765号、英国特許第2.066.975号、特開
昭59−10539号、特公昭57−19765号など
に、ヒンダードフェノール類は米国特許第3゜700.
455号、特開昭52−72224号、米国特許iJ4
,228,235号、特公昭52−6623号などに、
没食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン類、アミノ
フェノール類はそれぞれ米国特許第3.457,079
号、同第4,332.886号、特公昭56−21)4
4号などに、ヒンダードアミン類は米国特許第3.33
6゜135号、同第4.268,593号、英国特許第
1.32 .889号、同第1. 354. 313号
、同第1,410,846号、特公昭51−1420号
、特開昭58−1)4036号、同59−53846号
、同59−78344号などに、フェノール性水酸基の
エーテル、エステル誘導体は米国特許第4,155,7
65号、同第4. 174.220号4同第4,254
,216号、同第4.264,720号、特開昭54−
145530号、同55−6321号、同5s−ios
i47号、同59−10539号、特公昭57−378
56号、米国特許第4.279.990号、特公昭53
−3263号などに、金属錯体は米国特許第4,050
,938号、同第4,241゜155号、英国特許第2
,027,731  (A)号などにそれぞれ記載され
ている。これらの化合物は、それぞれ対応するカラーカ
プラーに対し通常5ないし100重量%をカプラーと共
乳化して感光層に添加することにより、目的を達するこ
とができる。シアン色素像の熱および特に光による劣化
を防止するためには、シアン発色層に隣接する両側の層
に紫外線吸収剤を導入することがより効果的である。
上記の退色防止剤の中では、スピロインダン類やヒンダ
ードアミン類などが特に好ましい。
本発明においては、前述のカプラーと共に、特にピラゾ
ロアゾールカプラーと共に、下記のような化合物を使用
することが好まし5い。
即ち、発色現像処理後に残存する芳香族アミン系現像主
薬と化学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色
の化合物を生成する化合物(A)および/または発色現
像処理後に残存する芳香族アミン系発色現像主薬の酸化
体と化学結合して、化学的に不活性でかつ実質的に無色
の化合物を生成する化合物(B)を同時または単独に用
いることが、例えば処理後の保存における膜中残存発色
現像主薬ないしその酸化体とカプラーの反応による発色
色素生成によるスティン発生その他の副作用を防止する
上で好ましい。
化合物(A)として好ましいものは、p−アニシジンと
の二次反応速度定数に2(80℃のトリオクチルホスフ
ェート中)が1.Oj!/mol・s e c 〜I 
X 10−17mo 1− s s cの範囲で反応す
る化合物である。
R2がこの範囲より大きい場合、化合物自体が不安定と
なり、ゼラチンや水と反応して分解してしまうことがあ
る。一方、R2がこの範囲より小さければ残存する芳香
族アミン系現像主薬と反応が遅く、結果として本発明の
目的である残存する芳香族アミン系現像主薬の副作用を
防止することができないことがある。
このような化合物(A)のより好ましいものは下記−紋
穴(AI)または(An>で表すことができる。
一般式(AI) R1−(A> n−X 一般式(An) R2−C謬Y 式中、R1、R2はそれぞれ脂肪族基、芳香族基、また
はへテロ環基を表す、nは1またはOを表す。Bは水素
原子、脂肪族基、芳香族基、ヘテロ環基、アシル基、ま
たはスルホニル基を表し、Yは芳香族アミン系現像主薬
が一般式(An)の化合物に対して付加するのを促進す
る基を表す。
ここでR1とX、YとR2またはBとが互いに結合して
環状構造となってもよい。
残存芳香族アミン系現像主薬と化学結合する方式のうち
、代表的なものは置換反応と付加反応である。
一般式(AI)、(An>で表される化合物の具体例に
ついては、特願昭62−158342号、同62−15
8643号、同62−212258号、同62−214
681号、同62−228034号や同62−2798
43号などに記載されている。
本発明を用いて作られる感光材料には、親水性コロイド
層に紫外線吸収剤を含んでもよい0例えば、アリール基
で置換されたベンゾトリアゾール化合物(例えば米国特
許3,533,794号に記載のもの)、4−チアゾリ
ドン化合物(例えば米国特許3,314,794号、同
3,352゜681号に記載のもの)、ベンゾフェノン
化合物(例えば特開昭46−2784号に記載のもの)
、ケイヒ酸エステル化合物(例えば米国特許3,705
.805号、同3,707,375号に記載のもの)、
ブタジェン化合物(例えば米国特許4゜045.229
号に記載のもの)、あるいは、ベンゾオキジドール化合
物(例えば米国特許3,700.455号に記載のもの
)を用いることができる。紫外線吸収性のカプラー(例
えばα−ナフトール系のシアン色素形成カプラー)や、
紫外線吸収性のポリマーなどを用いてもよい、これらの
紫外線吸収剤は特定の層に媒染されていてもよい。
本発明を用いて作られた感光材料には、親水性コロイド
層にフィルター染料として、あるいはイラジエーシロン
防止その他種々の目的で水溶性染料を含有していてもよ
い、このような染料には、オキソノール染料、ヘミオキ
ソノール染料、スチリル染料、メロシアニン染料、シア
ニン染料及びアゾ染料が包含される。なかでもオキソノ
ール染料、ヘミオキソノール染料及びメロシアニン染料
が有用である。
本発明の感光材料の乳剤層に用いることのできる結合剤
または保護コロイドとしては、ゼラチンを用いるのが有
利であるが、それ以外の親水性コロイドも単独あるいは
ゼラチンと共に用いることができる。
本発明においてゼラチンは石灰処理されたものでも、酸
を使用して処理されたものでもどちらでもよい、ゼラチ
ンの製法の詳細はアーサー・ヴアイス著、ザ・マクロモ
レキュラー・ケミストリー・オブ・ゼラチン、(アカデ
ミツク・プレス、1964年発行)に記載がある。
本発明に用いる支持体としては通常、写真感光材料に用
いられているセルロースナイトレースフィルムやポリエ
チレンテレフタレートなどの透明フィルムや反射型支持
体が使用できる0本発明の目的にとっては、反射型支持
体の使用がより好ましい。
本発明に使用する「反射支持体」とは、反射性を高めて
ハロゲン化銀乳剤層に形成された色素画像を鮮明にする
ものをいい、このような反射支持体には、支持体上に酸
化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム
等の光反射物質を分散含有する疎水性樹脂を被覆したも
のや光反射性物質を分散含有する疎水性樹脂を支持体と
して用いたものが含まれる0例えば、バライタ紙、ポリ
エチレン被覆紙、ポリプロピレン系合成紙、反射層を併
設した、或は反射性物質を併用する透明支持体、例えば
ガラス板、ポリエチレンテレフタレート、三酢酸セルロ
ースあるいは硝酸セルロースなどのポリエステルフィル
ム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、
ポリスチレンフィルム、塩化ビニル樹脂等があり、これ
らの支持体は使用目的によって適宜選択できる。
光反射性物質としては、界面活性剤の存在下に白色顔料
を充分に混練するのがよく、また顔料粒子の表面を2〜
4価のアルコールで処理したものを用いるのが好ましい
白色顔料微粒子の規定された単位面積当りの占有面積比
率(%)は、最も代表的には観察された面積を、相接す
る68mX5μmの単位面積に区分し、その単位面積に
投影される微粒子の占有面積比率(%)(Ri)を測定
して求めることが出来る。占有面積比率(%)の変動係
数は、R1の平均値(R)に対するRiの標準偏差3の
比3/Rによって求めることが出来る。対象とする単位
面積の個数(n)は6以上が好ましい、従って変動係数
s/Rは 求めることが出来る。
本発明において、顔料の微粒子の占有面積比率(%)の
変動係数は、0.15以下とくに0. 12以下が好ま
しい、0.08以下の場合は、実質上粒子の分散性は「
均一である」 本発明の感材への露光方法としては、1回の面露光を行
う通常の露光方式のみならず、走査露光方式も適用され
る。このような走査露光方法としては、特開昭63−1
)3534号に記載のレーザーと非線形光学材料から成
る波長変換素子とを組合せて得られる第二高調波を光源
として用いる方法が好ましい。
次にこのような露光後に適用される発色現像処理につい
て説明する。
発色現像処理に用いられる発色現像液は、好ましくは芳
香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分とするアルカ
リ性水溶液である。この発色現像主薬としては、アミノ
フェノール系化合物も有用であるが、p−フェニレンジ
アミン系化合物が好ましく使用され、その代表例として
は3−メチル−4−アミノ−N、N−ジエチルアニリン
、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒド
ロキシエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−
エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチルアニリン
、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β−メト
キシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩酸塩もしく
はp−トルエンスルホン酸塩などが挙げられる。これら
の化合物は目的に応じ2種以上併用することもできる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpH緩衝剤、臭化物塩、沃化物塩、
ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくはメ
ルカプト化合物のような現像抑制剤またはカブリ防止剤
などを含むのが一般的である。また必要に応じて、ヒド
ロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、亜硫酸
塩ヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、トリエタ
ノールアミン、カテコールスルホン酸類、トリエチレン
ジアミン(124−ジアザビシクロ[2゜2.2]オク
タン)頬の如き各種保恒剤、エチレングリコール、ジエ
チレングリコールのような有am剤、ベンジルアルコー
ル、ポリエチレングリコール、四級アンモニウム塩、ア
ミン類のような現像促進剤、色素形成カプラー、競争カ
プラーナトリウムボロンハイドライドのようなカブラセ
剤、■−フェニルー3−ピラゾリドンのような補助現像
主薬、粘性付与側、アミノポリカルボン酸、アミノポリ
ホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸
に代表されるような各種キレート剤、例えば、エチレン
ジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシ
ェチルイミジノ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,
1−ジホスホン酸、ニトリロ−N、N、N−)リメチレ
ンホスホン酸、エチレンジアミン−N、N、N’N1−
テトラメチレンホスホン酸、エチレングリコ−ル(0−
ヒドロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例とし
て上げることができる。
また反転処理を実施する場合は通常黒白現像を行ってか
ら発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノン
などのジヒドロキシベンゼン類、l−フェニル−3−ピ
ラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類またはN−メチル
−p−アミノフェノールなどのアミノフェノール類など
公知の黒白現像主薬を単独であるいは組合わせて用いる
ことができる。
これらの発色現像液及び黒白現像液のp)(は9〜12
であることが一般的である。またこれらの現像液の補充
量は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に
感光材料1平方メートル当たり32以下であり、補充液
中の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより50
0mj!以下にすることもできる。補充量を低減する場
合には処理層の空気との接触面積を小さくすることによ
って液の蒸発、空気酸化を防止することが好ましい。
また現像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用い
ることにより補充量を低減することもできる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい、更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい、さらに二種の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(■)1、コバルl−(
III)、クロム(■)、銅(II)などの多価金属の
化合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられ
る。
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
;鉄<m>もしくはコバルト(III)の育機錯塩、例
えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五
酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイミノニ
酢酸、1.3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコールエ
ーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン酸類
もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩;過硫
酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロベンゼン類な
どを用いることができる。これらのうちエチレンジアミ
ン四酢酸鉄(I)錯塩を始めとするアミノポリカルボン
酸鉄(III) f塩及び過硫酸塩は迅速処理と環境汚
染防止の観点から好ましい、さらにアミノポリカルボン
酸鉄(I[[)錯塩は漂白液においても、漂白定着液に
おいても特に有用である。
これらのアミノポリカルボン酸鉄(1![)j!塩を用
いた漂白液又は漂白定着液のpHは通常5.5〜8であ
るが、処理の迅速化のために、さらに低いpHで処理す
ることもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる:米国特許第3,893,858号、西独特許筒1
.290,812号、同2,059゜988号、特開昭
53−32.736号、同53−57.831号、同5
3−37,418号、同53−72,623号、同53
−95,630号、同53−95.631号、同53−
10.4232号、同53−124.424号、同53
−141.623号、同53−28,426号、リサー
チ・ディスクロージャー−17,129号(1978年
7月)などに記載のメルカプト基またはジスルフィド基
を存する化合物;特開昭50−140.129号に記載
のチアゾリジン誘導体;特公昭45−8.506号、特
開昭52−20,832号、同53−32,735号、
米国特許第3゜706.561号に記載のチオ尿素誘導
体;西独特許筒1,127.715号、特開昭58−1
6゜235号に記載の沃化物;西独特許筒996,41
0号、同2,748,430号に記載のポリオキシエチ
レン化合物類;特公昭45−8836号記載のポリアミ
ン化合物5その他特開昭49−42.434号、同49
−59,644号、同53−94,927号、同54−
35,727号、同55−26,506号、同58−1
63.940号記載の化合物;臭化物イオン等が使用で
きる。
なかでもメルカプト基またはジスルフィド基を有する化
合物が促進効果が大きい観点で好ましく、特に米国特許
第3.893.858号、西独特許筒1.290.81
2号、特開昭53−95.630号に記載の化合物が好
ましい。更に、米国特許第4.552.834号に記載
の化合物も好ましい、これらの漂白促進剤は感材中に添
加してもよい。撮影用のカラー感光材料を漂白定着する
ときにこれらの漂白促進剤は特に有効である。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等を挙げる
ことができるが、チオ硫酸塩の使用が一般的であり、特
にチオ硫酸アンモニウム塩が最も広範に使用できる。漂
白定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や重亜硫酸塩ある
いはカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び//又は安定工程を経るのが一般的である
。水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカ
プラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水
洗タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その
他種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、
多段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、J
ournal of the 5ociety of 
Motion Picture andTelevis
ion Engineers  第644.P、248
−253 (1955年5月号)に記載の方法で、求め
ることができる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料に付着する等の問題が生じる0本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題の解決策として、
特願昭61−131.632号に記載のカルシウムイオ
ン、マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて有効
に用いることができる。また、特開昭57−8,542
号に記載のインチアゾロン化合物やサイアベンダゾール
類、塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌
剤、その他ベンゾトリアゾール等、堀口博著「殺菌防黴
剤の化学」、衛生技術全編「微生物の滅菌、殺菌、防黴
技術」、日本防菌防黴学会線「防菌防黴剤事典」に記載
の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4−
9であり、好ましくは5−9である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15−45℃で20秒−10分、好ましくは2
5−40℃で30秒−5分の範囲が選択される。更に、
本発明の感光材料は、上記水洗に代り、直接安定液によ
って処理することもできる。このような安定化処理にお
いては、特開昭57−8,543号、58−14゜83
4号、60−220,345号に記載の公知の方法はす
べて用いることができる。
又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、逼影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、ホルマリンと界面活性剤を含存する安
定浴を挙げることができる。
この安定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等信の工程において再利用することもでき
る。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い、内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい0例えば米国特許第3,342,59
7号記載のインドアニリン系化合物、同第3.342,
599号、リサーチ・ディスクロージャー14.850
号及び同15.159号記載のシッフ塩基型化合物、同
13.924号記載のアルドール化合物、米国特許第3
,719.492号記載の金属塩錯体、特開昭53−1
35,628号記載のウレタン系化合物を挙げることが
できる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−3
−ピラゾリドン類を内蔵しても良い、典型的な化合物は
特開昭56−64.339号、同57−144,547
号、および同58−1)5.438号等記載されている
本発明における各種処理液は10℃〜50℃において使
用される0通常は33℃〜38℃の温度が標準的である
が、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり
、逆により低温にして画質の向上や処理液の安定性の改
良を達成することができる。また、感光材料の節線のた
め西独特許第2.226.770号または米国特許第3
,674.499号に記載のコバルト補力もしくは過酸
化水素補力を用いた処理を行ってもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料の優れた特長を遺憾
なく発揮するには、本発明に係わるハロゲン化銀粒子と
、芳香族第一級アミン発色現像主薬の酸化体とのカップ
リング反応により色素を形成するカプラーの少なくとも
一種とを含む感光層を少なくとも一層反射支持体上に有
するハロゲン化銀カラー写真感光材料を、実質的にベン
ジルアルコールヲ含マス、かつ0.002モル/l以下
の臭素イオンを含む発色現像液にて2分30秒以下の現
像時間で処理することが好ましい。
上に述べた「実質的にベンジルアルコールを含まず」と
は、発色現像液1)当り’l m A以下を意味し、好
ましくは0.5m1以下、最も好ましくは全く含まれな
い事を意味する。
実施例(1) ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に、以
下に示す層構成の多層ハロゲン化銀感光材料101を作
成した。尚、下記のカプラー用溶媒には高沸点溶媒とと
もに補助溶媒として酢酸エチルが使用された。
(層構成) 以下に各層の組成を示す、数字は塗布量(g/イ)を表
す、ハロゲン化銀乳剤はm換算塗布量を表す。
支持体 ポリエチレンラミネート紙 (第一層側のポリエチレンに白色顔料(Tie、)と青
味染料を含む、) 第−層(青感層) 増感色素(ExS−1)で分光増感された単分散塩臭化
銀乳剤(EMI)       0.16増感色素(E
xS−1)で分光増感された単分散塩臭化銀乳剤(2M
2)       0.10ゼラチン        
     1.06色像安定化剤(Cpd−1)   
   0.02イxa−カプラー (Y−17)   
  0. 83溶媒(SV−2と5V−6体積比l:1
)0、35 分散用ポリマー(p−17)      0.10第二
層(混色防止層) ゼラチン             0.99混色防止
剤(Cpd−3)       0.03溶媒(SV−
3)          0.06第三層(緑感層) 増感色素(EXS−2,3)で分光増感された単分散塩
臭化銀乳剤(8M3)     0.05増感色素(E
xS−2,3)で分光増感された単分散塩臭化銀乳剤(
EM4)     0.1)ゼラチン        
     1.80マゼンタカプラー(M−5)   
   0.39色像安定化剤(Cpd−4)     
 0.20色像安定化剤(Cpd−5)      0
.05色像安定化剤(Cpd−6>      0.0
4溶媒(SV−3)           0.12溶
媒(SV−1)           0.25第四層
(紫外線吸収層) ゼラチン             1.60紫外線吸
収剤(Cpd−7/CI!d−8/cpa−9−3/2
/6 :!I比)     0.70混色防止剤(Cp
d−3)       0.05溶媒(SV−7)  
        0.27第五層(赤感層) 増感色素(E x S −4,5)で分光増感された単
分散塩臭化銀乳剤(EMS)     0.01増感色
素(ExS−4,5)で分光増感された単分散塩臭化銀
乳剤(EM6)     0.16ゼラチン     
        0・ 92シアンカプラー(C−3)
       0.17シアンカブラー(C−1)) 
     0.15色像安定化剤(Cpd−1)   
   0.03色像安定化剤(Cpd−5)     
 0.01色像安定化剤(Cpd−6)      0
.01紫外線吸収剤(Cp d−7/Cp d−8/C
pd−9−4/8/9 :重量比)     0.30
溶媒(SV−6)           0.20分散
用ポリマー(P−17)      0.30第六層(
紫外線吸収層) ゼラチン             0.54紫外線吸
収剤(Cp d −7/Cp d−8/Cpd−9−1
)5/3 :重量比)      0.21混色防止剤
(Cpd−3)       0.02溶媒(SV−7
)          0.06第七層(保護層) ゼラチン             1.33ポリビニ
ルアルコールのアクリル変性共重合体(変性度17%)
           0.17流動パラフイン   
       0.03また、この時、イラジェーショ
ン防止染料としては、Cpd−1)、cpd−12を用
いた。更に、各層には乳化分散塗布助剤として、アルカ
ノールXC(Dupont  社製)、アルキルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、コハク酸エステル及びMeg
afac  F−120(大日本インキ社製)を用いた
。ハロゲン化銀の安定化剤として、Cpd−13、Cp
d−14を用いた。
また、各層のゼラチン硬化剤としては、1−オキシ−3
,5−ジクロロ−3−)リアジンナトリウム塩を用い、
増粘剤としては、Cpd−2を用いた。
使用した乳剤の詳細は以下の通りである。
EMI  立方体  0.96   82M2  立方
体  0.64   8EM3  立方体  0.52
   7EM4  立方体  0.40   7EM5
  立方体  0.44   78M6  立方体  
0.36   7変動係数−標準偏差/平均粒子径 比較用例示高沸点有機溶媒 0.06 0.07 0.08 0.09 0.09 0、O8 粘度(25℃) xS CHxCOOCaH* V−S CRsOCOC −C−C00C J 2゜ cp CHxCOOCJ* 5O3HN(Ct)l工)ゴ ロX10−’モル/Agモル 5OJN(CJi)3 4X10−’モル/Agモル CIIzCOOC+Jzt(iso) V−9 0−C CO0C+Jzt(t!O) p CHtCOOC+1Hz?(iso) SOsHN(C1)[3)! 8X10−’モル/Agモル xS pct−2 一←CHI−CH→1− 1゜ 9xlO−’モル/Agモル pd−3 H H pd−4 pd−1 cpa−s Cpd−6 Cpd−7 Cpd−1) cpd−i 2 Cpd Cpd Cpd−10 H Cpd−13 H epa−t 4 このサンプル101の赤感層において、分散用ポリマ一
種、及び高沸点溶媒種を第1表に従って変更した以外は
、 サンプル101 と同様のサン プル102〜130を作製した。
上記感光材料をグレイ露光後、フジカラーペーパー処理
機PP600を用いて、下記処理工程にてカラー現像の
タンク容量の2倍補充するまで、連続処理(ランニング
テスト)を行った。
!!AUi  i皮  片肌  獲及1  +と立1カ
ラー現像 38℃ 1分40秒 290論217i漂白
定着  33℃  60秒  15抛f   9A’リ
ンス■ 30〜34℃ 20秒        41リ
ンス■ 30〜34℃ 20秒        4Il
リンス■ 30〜34℃ 20秒  3641a l 
   4 It乾  燥  70〜80℃ 50秒 *感光材料1rrrあたり (リンス■−■への3タンク向流方式とした。)各処理
液の組成は以下の通りである。
互立二里盈鬼      12ijL   璽叉鬼水 800m l      BoomI!ジエチレフジリ
アミン 五酢酸 1.0 g 1.0 g ニトリロ三酢酸     240g 1−ヒドロキシエチリ テン−1,1−ジホ スホン酸       2.0g ベンジルアルコール   16m l ジエチレングリコール  10+ 1 亜硫酸ナトリウム    2.0g 臭化カリウム       0.5 g炭酸カリウム 
     30 g N−エチル−N−(β− メタンスルホンアミド エチル)−3−メチル −4−アミノアニリン 硫酸塩        5.5g ヒドロキシルアミン 硫酸塩        2.0g 螢光増白剤(−旧TEX4B 住友化学製)  1.5g 水を加えて       1000m 1pH(25℃
)      10.202.0g 2.0g 5mZ 10冑1 2.58 5.5g 2.5g 2.0g 1000+* 1 10.60 星亘ヱ1浪 12箋わ東 水              400m lチオ硫酸
アンモニウム (70%)        200+* 1亜硫酸ナト
リウム     20 g エチレンジアミン四酢酸鉄 (m)アンモニウム  60 g エチレンジアミン四酢酸二 水を加えて 000m1 pH(25℃) 6.70 液犬塞 400醜1 300m l! 0  g 20  g 000m1 カラーペーパーに発生するカビをポテト・テキストロー
ス寒天地で培養し、胞子を採取して約1.5X106個
/mjの濃度の胞子浮遊物を作製した。この胞子浮遊物
Q、5mJ!を試料上に滴下し、28℃、湿度95%に
、10ケ月間保持し、カビを発生、増殖させ、カビ繁殖
部でのシアンの退色の程度を調べた。
シアン色素退色については、退色率がおよそ40%以上
を××、10%以上40%未満を×15%以上lO%未
満を015%未満を◎ として各々を第2表に示した。
6.30 ユヱ入癒 イオン交換水(カルシウム、マグネシウム各々3ppm
以下) このようにして作製されたサンプル101〜130を前
記のごとくグレー露光し処理したサンプルについて以下
のように、カビによる退色試験を行なった。
第2表 第2表の結果から明らかなように、本発明以外のサンプ
ルでは、グレー発色部(黄、マゼンタ、シアン三色発色
)で、カビが発生増殖した部分において、赤斑点に変色
、即ちシアンが退色してしまったのに対し、本発明のサ
ンプルでは、このような現象はみられなかった。また、
高沸点有機溶媒を含有しないサンプル109においては
、処理直後のシアン色の発色が著しく低く、発色性に問
題があった。このように、本発明によれば、長期に保存
したときに、たとえカビが発生しても、シアン退色が起
こらず効果的に画像を保存できることがわかる。また本
発明のサンプルのシアン画像は色相がよく、しかも光堅
牢性が良好であった。
実施例2 実施例1で用いた感光材料101〜130において、ハ
ロゲン化銀乳剤及びマゼンタカプラーを以下に変更した
以外は同様のサンプル感光材料201〜230を作製し
た。
8M−1及びEM−2をEM−7に、EM−3及びEM
−4をEM−8に、EM−5及びEM−6をEM−9に
置き代えた。使用した乳剤は、以下の通りである。
EM−7立方体  0.85  0.6聞−8立方体 
 0.45  1.008M−9立方体  0.34 
 1.8注)変動係数−標準偏差/平均粒子径 0.10 0.09 0.10 また、マゼンタカプラーは、実施例1のM−5から、M
−2に変更した。
上記感光材料をグレイ露光後、次の工程で処理した。
〈処理工程〉   〈温度〉  く処理時間〉発色現像
     35℃    45秒漂白定着     3
5℃    45秒水 洗0   35℃   30秒 水 洗■    35℃   30秒 水 洗■    35℃   30秒 乾  燥       75℃      60秒(水
洗■→■1.の3タンク向流方式)%式% N’−−テトラメチレンホスホン酸 トリエタノールアミン 塩化ナトリウム 炭酸カリウム N−エチル−N−(β−メタン スルホンアミド1チル)−3− メチル−4−アミノアニリン 硫酸塩 N、N−ビス(カルボキシメチル) ヒドラジン 螢光増白剤(チバガイギー社製 UVITEX  CK) 800 請1 3、0g 8、0g 1、4g 5  g 5、 0g 5、0g 1、 0名 水を加えて pH(25℃) 1000 鴫! 10.05 還狂定清栽 水 チオ硫酸アンモニウム溶液 (700g//) 亜硫酸アンモニウム エチレンジアミン四酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩 エチレンジアミン四酢酸2ナト リウム塩 臭化アンモニウム 氷酢酸 水を加えて pH(25℃) 00mZ 10t)s+I!。
8g 55゜ g 0g g 1000 彎1 5.5 丞迭鬼 水道水をイオン交換樹脂によりカルシウム、マグネシウ
ムを各々3ppm以下にまで処理して使用、(25℃で
の導電率は5μs/csであった。) 処理済みのサンプル201〜230を実施例(1)と同
様のカビによる退色の試験を行なった結果、実施例(1
)と同様の結果が得られ、ハロゲン化銀孔剤種あ、るい
は現像処理の種類に関係なく、本発明のサンプルがカビ
に起因する退色が起こりにくいことが確認された。
実施例(3) ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に、以
下に示す層構成の多層ハロゲン化銀感光材料301を作
成した。
(層構成) 以下に各層の組成を示す。数字は塗布量(g/rrf)
を表す、ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を表す。
支持体 ポリエチレンラミネート紙 (第一層側のポリエチレンに白色顔料(TjOt)と青
味染料を含む、) 第−層(青感層) 増感色素(ExS−7)で分光増感された単分数基臭化
銀乳剤(F、M7)      0.27ゼラチン  
           1.86イエローカプラー(Y
−17)     0.82溶媒(SV−4)    
      0.35第五層(混色防止層) ゼラチン             0.99混色防止
荊(Cpd−3)      0.06溶媒(SV−3
)          0.12第五層(緑感層) 増感色素(E x S −3,6)で分光増感された単
分散塩臭化銀乳剤(EM8)   0.45ゼラチン 
            1.24マゼンタカプラー(
M−17)     0.35色像安定化剤(Cpd−
4)     0.12色像安定化剤(Cpd−15)
    0.06色像安定化剤(Cpd−16)   
  0.10色像安定化剤(Cpd−17)     
0.01溶媒(SV−1)          0.2
5溶媒(SV−3)           0.25第
四層(紫外線吸収層) ゼラチン             1.60紫外線吸
収剤(Cpd−7/Cpd−9/Cpd−19〜3/2
/67重量比)    0.70混色防止荊(Cpd−
3)      0.05溶媒(SV−7)     
     0.42第五層(赤感層) 増感色素(ExS−4,5)で分光増感された単分散塩
臭化銀乳剤(EM9)   0.20ゼラチン    
         0.92シアンカプラー(C−1)
       0.09シアンカプラー(C−51) 
     0.03シアンカプラー(C−52)   
   0.21色像安定化剤(Cpd−1)     
0.02紫外線吸収剤(Cpd−7/Cpd−8/Cp
d−9−4/’8/9 :重量比)     0.19
溶媒(SV−7)          0.12分散用
重合体(P−17)       0.15第六層(紫
外線吸収層) ゼラチン              0.54紫外線
吸収剤(Cpd−7/Cpd−9/Cpd−17−1)
5/37重量比)     0.21溶媒(SV−7)
           0.08第七層(保護層) 酸処理ゼラチン          1.33ポリビニ
ルアルコールのアクリル変性共重合体(変性度17%)
          0.17流動パラフイン    
      0.03また、この時、イラジェーション
防止染料としては、Cpd−1)、cpa−12を用い
た。更に、各層には乳化分散塗布助剤として、アルカノ
ールXC(Dupont  社製)、アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、コハク酸エステル及びMega
fac  F−120(大日本インキ社製)を用いた。
ハロゲン化銀の安定化剤として、Cpd−13、Cpd
−14を用いた。
また、各層のゼラチン硬化剤としては、1−オキシ−3
,5−ジクロロ−5−トリアジンナトリウム塩を用い、
増粘剤としては、Cpd−2を用いた。
使用した乳剤は、以下の通りである。
2M−7 2M−8 2M−9 注) 立方体 0.85    0.6    0.10立方
体 0.45   1.00  0.09立方体 0.
34   1.8   0.10変動係数−標準偏差/
平均粒子径 X5−6 ExS−7 UsK O3 Cpd−15 0■ H Cpd−16 Cpd−17 Cpd−18 CHtCHzCOOCJ+t Cpd−19 H このサンプル301の赤感層において、分散用ポリマ一
種、高沸点溶媒種を第3表に従って変更した以外は、 サンプル301と同様のサンプル 302〜330を作製した。
前記感光材料を、実施例1及び2と同様にグレイ露光し
、実施例2と同一の処理工程を通した後、実施例1及び
2と同様のカビによる退色試験を行った。結果を第4表
に示す、(評価の基準も実施例1と同様である。) 第4表 第4表からも明らかなように、本発明によればカビによ
るシアンの退色が著しく改良されることが分かる。また
、実施例1,2と同様に、高沸点有機溶媒を含有しない
サンプル306.307では、シアンの発色性が著しく
低いのに対し、本発明のサンプルにおいては、充分の発
色性を示し、かつ、劣悪な条件にてカビなどが発生して
も、画像劣化を起こさず、効果的に画像が保存されるこ
とがわかった。
(発明の効果) 本発明により、色相(色再現性)がよく、更に光堅牢性
もよ(、しかもカビによる退色が少ないカラー写真が得
られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族第一級アミン現像主薬の酸化体とカップリ
    ングして、実質的に非拡散性のシアン色素を形成するカ
    プラーの少なくとも一種、25℃で測定した粘度が50
    0cp以上で沸点が120℃以上の高沸点有機溶媒の少
    なくとも一種、および水不溶性且つ有機溶媒可溶性の重
    合体の少なくとも一種とを支持体上の同一感光層中の同
    一油滴分散物に含有することを特徴とするハロゲン化銀
    カラー感光材料。
JP19486088A 1988-08-04 1988-08-04 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH0243541A (ja)

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DE1989627693 DE68927693T2 (de) 1988-08-04 1989-08-01 Photographische, photoempfindliche Silberhalogenidmaterialien
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