JPH0243151A - 糊位置自動設定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輪転機の給紙部に装着された新巻取紙の糊位
置を自動的に認識する為に適用される開側装置に関する
。

〔従来の技術〕

従来の輪転機の給紙部に装着された新巻取紙の表面に貼
られた、糊位置を定める方法を第２図に示す給紙部につ
いて述べる。給紙部のフレーム１に回転自在に取付けら
れた支持軸２に、同支持軸２の軸方向に移動可能に一対
のアーム３．３′が取付けられている。このアーム３．
３′に設けられている支持軸４．４′の一方の支持軸４
′にラチェット機構（図示せず）を介して設置された矢
印付のスリット（作動片）５と、アーム３′に固定され
た凹形の棚位置検出用センサ６とによシ、新巻取紙の１
回転毎の糊位置を検知し、パルス信号を発生する。

第３図に示すように給紙部に装着後、仕立てられた新巻
取紙の表面には紙継ぎに使用する糊（接着テープ）が貼
付られている。

第２図に示す様に、スリット５と一体となっている矢印
を糊位置に合わせると新巻取紙を加速する際パルスの立
上シが糊位置を示す信号と々る。

スリット５と矢印はラチェット機構を介して、支持軸４
′に取付けられていて、支持軸４′の回転方向（矢印Ｘ
）には支持軸４′と共に廻るが、その反対方向にはラチ
ェット機構により軽く手動にて廻し得るようになりてい
る。第２Ａ図に示すようにイースタモード（紙継指令）
が出ると、制御装置１１からは第２および第２Ａ図にて
上述のようにして発信された糊位置、ｅルスの最初の立
上υにてブラシ作動信号が発せられ、次いで（新巻取紙
１回転後）ナイフ作動信号が出される。

なお、第２図において、７はラチェット機構、８はブラ
シ、９はナイフ、１０は堅−スタアーム、１１は制御装
置、四は糊準備装置である・〔発明が解決しようとする
課題〕 前述のような従来技術によると、新巻取紙に貼られた糊
位置にスリットの矢印を人手にて合せ、紙継ぎ指令を出
すパルスの立上シをセットしている。

従って最近特に要望の強い完全自動化（無人化）は、こ
の人手によるスリットの矢印合せで出来ない状況にある
。

〔課題を解決するための手段〕

（１）　　給紙部に新しく取付けられた巻取紙には、ア
ームが糊付位置に回動したところで、糊付準備装置によ
り、紙端に糊が貼られる。この状態で巻取紙にブレーキ
をかけ巻取紙が揺動しないようＫして紙継準備位置へア
ームを旋回させる。

（２）新巻取紙を紙継準備位置にて加速するモータの軸
に、複数の作動面を持つ作動片を取付け、これを検知す
る近接センサ（固定された部材に取付け）とにより新巻
取紙１回転毎（横位置毎）に複数（整数）のノモルスを
発信させる。

（３）巻取紙のブレーキを解除しモータスタートと同時
に上記複数パルスをカウントし始め、カウントしつつ巻
取紙１回転に１パルスの棚位置信号に変換する。

〔作用〕

有限の（複数個の）作動面を持つ作動片により生ずるパ
ルスであるのでモータの停止位置により、正しい糊位置
に対し１．パルスの立上す位置が、最大作動面の１ピツ
チだけはずれる。このずれる角度β（新巻取紙の回転角
に換算したもの）は僅少で（後述、実施例にて示す）、
紙継ぎには支障がない。

〔実施例〕

第１図において、ｌはフレーム、２は支持軸、３はアー
ム、４は支持軸、６は横位置検出用センサ、８はブラシ
、１１は制御装置、加はモータ、２１゜ｎは歯付ベルト
用プーリ、Ｚ３，２４．２５は歯車、加は作動片、ｎは
カウンタ回路、Ｉは中間軸である。

第２図に示す給紙部の一対のアーム３，３′のうちアー
ム３には、支持軸４を駆動するモータ加が取付られてお
シ、２ケの歯付ベルト用プーリ２１・ｎと３ケの歯車Ｚ
３，２４．２５により支持軸４が駆動されている（従来
の給紙装置と同一）。モータ加の駆動を伝える中間軸（
９）の軸端には、ｎ個（本例では２３）の作動面を持つ
作動片がか取付けられている。中間軸（９）と支持軸４
との回転比を、ｐ（本例では中間軸間と支持軸４との回
転比でぶ名）とすれば、作動片かの１ピツチがなす角度
αを新巻取紙の回転角βに換算するとβ＝　３６（ｆ／
　ｎｐとなる（本実施例ではｎｐｗ８４．β中４０）。

モータ加の停止位置により、最大作動片が０１ピッチ分
の角度αを新巻取紙の回転角に換算した角度βだけが糊
位置に対する誤差となるが、本実施例では、約４度（最
大の巻取紙直径１ｌ１０Ｏｓの表面で４１１１１位）と
僅少であるので、紙継ぎに支障はない。モータ加が回転
し始めると作動片がと近接センサ６により発信されたパ
ルスはカウンタ回路τに入シカウントされ、新巻取紙１
回転毎の棚位置信号Ｋ、変換され、制御装置１１に入る
。

制御装置１１は、棚位置信号を基にブラシ８、およびナ
イフ９に作動指令を出し、紙継ぎを行う。

尚、第２図に示すように、予め定められた糊付位置（０
の角度が一定）にある新巻取紙の上方には糊付備装置四
がを付けられており、紙端にある黒いマークを光電管で
検知することにより一定の位置で新巻取紙を止めて新巻
取紙の表面に、糊を貼る。この糊を貼る時より、支持軸
４にはノぞラダブレーキ等（図示せず）によりブレーキ
がかけられ、新巻取紙が紙継準備位置に回動され加速さ
れるまで新巻取紙が揺動しないようにロックする。

従ってモータ加にて、新巻取紙を加速する時は、ブレー
キを弛めると同時に加速する。又使用される新巻取紙の
仕立ては第３図の通シであるが、−点鎖線で示す糊のみ
が貼られない状態となっている。

〔発明の効果〕

輪転機の給紙部において、糊付装置によシ新巻取紙の紙
端へ自動的に貼られた糊位置を示す信号を、紙継時新巻
取紙を加速するモータの駆動軸に設けた。Ｒルス発信器
よシ得られる複数のパルスにより自動的に生成すること
によシ、次の効果を生ずる。

新巻取紙の糊位置へ作動片を人手でセットすることなく
糊位置を示す信号が得られるので、給紙部での全自動化
（無人化）が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における給紙装置の支持軸近傍
の断面図と近接センサにて発生したパルスの処理回路を
示し、第１Ａ図は第１図のＡ視図である。第２図は給紙
部の概略構造を示し、第２Ａ図は従来の制御方式を線図
的に示す。第３図は紙庫にて仕立てられた新巻取紙を示
す斜視図である。 ３・・・アーム　　　　　　　４・支持軸６・・・セン
サ　　　　　　　８・・・ブラシ１１・・制御装置　　
　　　　加・・・モータ５・・・作動片　　　　　　　
Ｉ・・カウンタ回路第２Ａ図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 輪転機の給紙部において、糊付装置により新巻取紙の紙
   端へ自動的に貼られた糊位置を示す信号を、紙継時新巻
   取紙を加速するモータの駆動軸に設けたパルス発信器よ
   り得られる複数のパルスにより自動的に生成することを
   特徴とする糊位置自動設定装置。