JPH0242503Y2 - - Google Patents

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JPH0242503Y2
JPH0242503Y2 JP7925186U JP7925186U JPH0242503Y2 JP H0242503 Y2 JPH0242503 Y2 JP H0242503Y2 JP 7925186 U JP7925186 U JP 7925186U JP 7925186 U JP7925186 U JP 7925186U JP H0242503 Y2 JPH0242503 Y2 JP H0242503Y2
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shift lever
shift
lever
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動変速機のシフトレバー操作位置
表示装置、特にシフトレバーのシフト位置を表示
する表示部を有する表面パネルが備えられたシフ
トレバー操作位置表示装置に関する。
(従来の技術) 自動変速機を有する自動車には該変速機におけ
るマニユアルバルブをリンク機構を介して操作す
るためのシフトレバーが備えられるが、その場
合、該レバーが配置される車体の当該フロア部に
は、シフト位置を表示する表示部を有する表面パ
ネルが設けられる。
ところで、上記のようなシフトレバーと表面パ
ネルとを有してなる自動変速機のシフトレバー操
作位置表示装置は、従来、例えば第5図に示すよ
うに構成されていた(実開昭59−192432号公報参
照)。
即ち、同図に示すように、該シフトレバー操作
位置表示装置はP,R,N,D等の所定のシフト
位置が表示された表面パネルAを有し、このパネ
ルAに長穴状の開口部A1を形成した上で、この
開口部A1にシフトレバーBの軸部B1を貫通させ
ると共に、該軸部B1の下端部を上記パネルAの
下方位置に固定されたブラケツト(図示せず)に
枢支ピンを介して回動可能に取付けた構成であつ
た。そして、シフトレバーBを例えば図示のNの
位置からPの位置にシフトさせようとして該レバ
ーBを上記枢支ピンの回りに揺動させた場合に
は、該レバーBは上記開口部A1に沿つてPの位
置まで移動されるが、その場合、表面パネルAの
開口部A1から上方に突出するシフトレバー軸部
B1の位置を、表面パネルA上の所定位置に表示
された当該シフト位置記号(この場合はP)に基
いて読み取ることによつて、現在のシフト位置を
知り得るようになつていた。尚、上記開口部A1
には、シフトレバーBの軸部B1と嵌合して該軸
部B1と共に移動する開口部閉塞用のカバーCが
表面パネルAの下面側から装着される。
(考案が解決しようとする問題点) 然るに、シフトレバーBの回動中心が表面パネ
ルAの下方位置に設けられた上記のような従来の
構成の場合、上述の如くシフトレバーBの軸部
B1を揺動させ得るように表面パネルAに長穴状
の開口部A1を形成しなければならず、その分だ
け前後方向(図面上、上下方向)にスペースを余
分に確保する必要がある。また、上記従来構成に
おいては、表面パネルAにおける開口部A1を閉
塞する部材としてカバーCを取付ける必要がある
が、このようなカバーCが装着されていても、該
開口部A1における底部つまりカバーCの表面に
塵埃等がたまり易いといつた問題がある。更に、
上記構成の場合、P,R,N,D等の各シフト位
置記号が付された表面パネルAの位置よりも下方
にシフトレバーBの回動(揺動)中心があるにも
拘らず、該レバーBの軸部B1の位置を上記各記
号から読み取つて現在のシフト位置を知り得るよ
うになされているため、該レバーBと上記各シフ
ト位置記号との間の位置関係が狂い易くなる(つ
まり位置ずれが生じ易くなる)といつた問題もあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、自動変速機のシフトレバー操作位置
表示装置に関する上記のような問題に対処するも
ので、この種の表示装置として、シフトレバー揺
動用の比較的大きな長穴状の開口部を表面パネル
に形成する必要がなく、しかも表示部の位置ずれ
が生じない装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案に係る自動変
速機のシフトレバー操作位置表示装置は次のよう
に構成したことを特徴とする。即ち、シフトレバ
ーと、該レバーのシフト位置を表示する表示部を
有する表面パネルとを備えた構成において、上記
シフトレバーの回動中心を上記表面パネル部つま
り該パネルと略同一水平面上の位置に配置すると
共に、シフトレバーの現在のシフト位置を上記表
示部から表示すべく所定のシフト位置記号を有す
るマーカを備える。そして、このマーカと上記シ
フトレバーとの間に駆動機構を介設し、この駆動
機構を介してマーカがシフトレバーの動作に応じ
て移動されることにより、現在のシフト位置を示
すシフト位置記号が上記表示部から表示されるよ
うに構成する。
(作用) このような構成によれば、シフトレバーは表面
パネル部分に配置された該レバーの回動中心の回
りに回動(揺動)することになるため、表面パネ
ルに該レバーの揺動用のスペースつまり長穴状の
開口部を設ける必要がなくなり、その分だけ前後
方向(シフトレバーの揺動方向)のスペースの短
縮化が可能になると共に、上記のような長穴状の
開口部を閉塞するためのカバー等が不要になる。
そして、これに加えて、上記シフトレバーに駆動
機構を介して連動するように構成されたマーカに
よつて現在のシフト装置が表面パネルの表示部か
ら適確に表示されることになるので、表示部の位
置ずれの問題も解消されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、自動変速機の
シフトレバー操作位置表示装置1は、回動(揺
動)操作可能なシフトレバー2と、運転席側部の
車室中央側のフロア部に該レバー2と共に配置さ
れる表面パネル3とを有する。このうち、シフト
レバー2は、その軸部2aが表面パネル3の中央
凸部3aに設けられた平面視で略正方形状の開口
部3bから上方に突出されていると共に、該軸部
2aの先端に把持部2bが設けられており、更に
はその把持部2bの一側部に該レバー2のロツク
解除用ボタン2cが取付けられている。一方、上
記表面パネル3には、シフトレバー2の操作位置
を示すべくP,R,N,D,2,1の各記号が表
示された指標部3cが上記開口部3bの一側方に
設けられていると共に、その他側方には後述する
ようにシフトレバー2の現在のシフト位置を表示
すべく正方形状に開口された表示部3dが設けら
れている。
然して、このシフトレバー操作位置表示装置1
においては、シフトレバー2の回動(揺動)中心
が表面パネル3の部分に配置されている。つま
り、第3図及び第4図に示すように、上記表面パ
ネル3の下方には、上端部が上記パネル中央凸部
3aの内部まで延設されたブラケツト4が車体
(図示せず)に固定されており、該ブラケツト4
の上端部に枢支ピン5を介して上記シフトレバー
2が回動自在に枢支されていることにより、該レ
バー2は表面パネル3における平坦部3eと略同
一水平位置にある上記枢支ピン5を中心として第
3図a,a′方向に揺動し得るようになつている。
その場合のシフトレバー2の各シフト位置(P,
R,N,D,2,1)は第3図に示す通りであ
る。尚、シフトレバー2の下端部は図示しないリ
ンク機構等を介して自動変速機内のマニユアルバ
ルブに連結されており、該レバー2を操作するこ
とによつてマニユアルバルブの位置が切換るよう
になつている。
更に、上記表示装置1には、一側部にラツク部
6aを有するラツク部材6が上記シフトレバー軸
部2aの下方に固着され、該ラツク部6aが上記
ブラケツト6に形成された円弧(上記枢支ピン5
を中心とする円弧)状の長穴4aから上記表示部
3d側に突出されていると共に、上記表面パネル
3における表示部3dの裏面側には、該表示部3
dからシフトレバー2の現在のシフト位置を示す
べく1,2,D,N,R,Pの各シフト位置記号
が表面に記されたマーカ7が備えられている。こ
のマーカ7は、その一側部にラツク部7aが設け
られていると共に、該マーカの下方に配設された
ガイドレール8に沿つて第2図b,b′方向に移動
可能とされている。
そして、このような構成に加えて、上記マーカ
7とシフトレバー2との間には、該レバー2の動
作に応じてマーカ7を所定方向に移動させる駆動
機構9が設けられている。この駆動機構9は、上
記ラツク部材6におけるラツク部6aに噛合され
た下部側の第1ピニオン9aと、マーカ7におけ
るラツク部7aに噛合された上部側の第2ピニオ
ン9bとを有してなる筒状部材9cによつて構成
されていると共に、表面パネル3の下面側に設け
られた軸部3fに回転自在に取付けられている。
そして上記シフトレバー2が第3図に示すa方向
又はa′方向にシフト操作された時には、上記ラツ
ク部6a及び第1ピニオン9aを介して筒状部材
9cが所定方向に回転されることにより、上記第
2ピニオン9b及びマーカ7におけるラツク部7
aを介して該マーカ7が上記シフトレバー2のシ
フト方向と対応する方向に移動され、最終的には
上記表示部3dから表示されるマーカ7上のシフ
ト位置記号によつて現在のシフトレバー2のシフ
ト位置が示されるようになつている。
尚、上記表面パネル3における指標部3cの下
方には、夜間等においても該指標部3cの記号を
容易に判読することができるように電球10が備
えられている。
上記の構成によれば、シフト操作時にシフトレ
バー2は表面パネル3部分における中央凸部3a
内に位置された枢支ピン5を中心としてa,a′方
向に揺動することになるから、この種のシフトレ
バーを揺動させるために従来設けられていたよう
な長穴状の開口部を上記表面パネル3に形成する
必要がなくなる。従つて、該表面パネル3におけ
る開口部3bとしては、上記レバー2の軸部2a
が貫通し得るだけの大きさに形成されていれば略
足りることになり、その結果、該パネル3におけ
る前後方向のスペースを縮小することが可能にな
ると共に、該開口部3bを閉塞するためのカバー
等も不要になり、この種のカバーの表面に塵埃等
がたまるといつたことも起こらなくなる。
そして、上記シフトレバー操作位置表示装置1
においては、表面パネル3の裏面側に備えられた
可動のマーカ7が駆動機構9を介してシフトレバ
ー2のシフト操作に応じて移動され、これに伴つ
て該マーカ7上に記された所定のシフト位置記号
が上記表面パネル3における表示部3dの位置に
達することにより、該表示部3dにおいてシフト
レバー2の現在のシフト位置が表示される。つま
り、上記表示装置1においては、従来のように表
面パネル所定位置に予め配置されたシフト位置記
号とシフトレバーの軸部との相対的な位置関係に
基いて該レバーのシフト位置を表示するのではな
く、シフトレバー2のシフト位置に対応する上記
可動マーカ7上のシフト位置記号が表面パネル3
における表示部3dにシフトレバー2に連動して
現れるように構成されているので、従来において
は生じることがあつたシフトレバーと表示部との
間の位置ずれの問題が発生する余地がないのであ
る。また、上記構成によれば、上述したようにシ
フトレバー2の回動中心(枢支ピン5)が表面パ
ネル3部分、つまり該パネル3における平坦部3
eと略同一水平位置に配置されているから、該パ
ネル3における指標部3cに配置されたP,R,
N,D等の各記号とシフトレバー2との間につい
ても位置ずれが生じないことになる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、シフトレバーと
表面パネルとを有し且つ該パネルにシフトレバー
のシフト位置を表示する表示部が設けられた自動
変速機のシフトレバー操作位置表示装置におい
て、上記シフトレバーの回動中心が上記表面パネ
ル部分に配置されていると共に、シフトレバーの
操作に応じて該レバーの現在のシフト位置が上記
表示部から表示されるように構成されているた
め、表示部に関する位置ずれの問題が解消される
と共に、上記表面パネルに形成される開口部につ
いても、従来のように比較的大きな長穴状にする
必要がなく、上記シフトレバーの軸部が貫通し得
るだけの大きさがあれば略足りることになる。こ
れにより、表面パネルの前後方向のスペースを縮
小することができると共に、上記開口部を閉塞す
るためのカバー等が不要になり、従つて該カバー
の表面に塵埃等がたまるといつた問題も解消され
ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は該実施例に係る自動変速機のシフトレバー
操作位置表示装置を示す斜視図、第2図は該表示
装置の一部省略平面図、第3図は第2図−線
で切断した断面図、第4図は上記表示装置の要部
断面図である。また、第5図は従来における自動
変速機のシフトレバー操作位置表示装置を示す平
面図である。 1……シフトレバー操作位置表示装置、2……
シフトレバー、3……表面パネル、3d……表示
部、5……回動中心(枢支ピン)、7……マーカ、
9……駆動機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動操作可能なシフトレバーと、表面パネルと
    を有すると共に、該表面パネルにシフトレバーの
    シフト位置を表示する表示部が設けられた自動変
    速機のシフトレバー操作位置表示装置であつて、
    上記シフトレバーの回動中心が上記表面パネル部
    分に配置されていると共に、シフトレバーの現在
    のシフト位置を上記表示部から表示すべく所定の
    シフト位置記号を有するマーカと、このマーカと
    上記シフトレバーとの間に介設されて該レバーの
    動作に応じてマーカを移動させる駆動機構とが備
    えられていることを特徴とする自動変速機のシフ
    トレバー操作位置表示装置。
JP7925186U 1986-05-26 1986-05-26 Expired JPH0242503Y2 (ja)

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JP7925186U JPH0242503Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JP7925186U JPH0242503Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JPS62189930U JPS62189930U (ja) 1987-12-03
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JP7925186U Expired JPH0242503Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JP2557112Y2 (ja) * 1988-07-29 1997-12-08 アイシン精機株式会社 自動変速機用シフトレバー機構

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JPS62189930U (ja) 1987-12-03

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