JPH029472Y2 - - Google Patents

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JPH029472Y2
JPH029472Y2 JP18016384U JP18016384U JPH029472Y2 JP H029472 Y2 JPH029472 Y2 JP H029472Y2 JP 18016384 U JP18016384 U JP 18016384U JP 18016384 U JP18016384 U JP 18016384U JP H029472 Y2 JPH029472 Y2 JP H029472Y2
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rotor
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display
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両に取り付けられたロータリ型ス
イツチ表示構造に関するものである。
〔従来技術〕
現在、車両のメータクラスタに取り付けられる
スイツチは、乗員が運転中に操作する機会が多い
ため、操作性に優れ、しかもそれぞれの機能表示
が見やすいように考慮されている。
従つて、操作ツマミに直接表示するか又は操作
ツマミにインジケータ等を直結することが考えら
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、車両スイツチには同軸上に複数
のロータリ型スイツチが配設されたものが多用さ
れている。
このため、従来の表示構造のうち操作ツマミに
直接表示する場合はそれぞれの表示部が接近しす
ぎ、また、操作ツマミにインジケータ等を直結す
る場合は操作ツマミと表示部が交互に配列され
る。
このような構造では、運転中の操作の場合誤操
作の原因となる。
〔考案の目的〕
本考案は、上記事実を考慮し、運転中の操作及
機能表示の確認を容易にするロータリ型スイツチ
表示構造を提供することが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るロータリ型スイツチ表示構造は、
同軸上に設けられた複数のロータリ型スイツチの
作動状態を表示する表示構造であつて、外周が軸
支され軸心部に貫通孔が設けられた第1操作部
と、第1操作部と同軸線となるように配設され外
周の一部に表示盤が配設された第1ロータと、第
1ロータが第1操作部の回転と共に回転可能とな
る連結手段と、第1操作部と第1ロータとの間に
配設され連結手段の回転移動時に連結手段と干渉
しない開口部が設けられ外周の一部に表示盤が配
設された第2ロータと、第1操作部の貫通孔に軸
支され第2ロータと共に回転する第2操作部と、
を備えている。
〔作用〕
乗員が第2操作部を操作(回転操作)するとこ
れに結合された第2ロータが回転し、乗員に向け
て機能状態を表示盤により表示する。この場合、
第1操作部の連結手段は静止状態であり、第2ロ
ータとは、この第2ロータの開口部により互いに
干渉することはない。
また、乗員が第1操作部を操作(回転操作)す
るとこれに結合された第1ロータが回転し、乗員
に向けて機能状態を表示盤により表示する。この
場合、第2ロータの開口部は静止状態であり、第
1操作部の連結手段は任意の位置で貫通されるた
め、第1操作部と第2ロータとは互いに干渉する
ことはない。
これらのことにより、第2操作部と第1操作部
とを同時に操作しても、互いに干渉されずそれぞ
れの機能状態が表示盤により表示される。
〔実施例の構成〕
第1図及び第2図には、フロントワイパ及びリ
ヤワイパ作動用のスイツチが一体となつたクラス
タスイツチ10が示されている。
このクラスタスイツチ10の外装は、角柱のケ
ース12で形成されていて、このケース12の一
面から順に互いに隣接された第1、第2、第3操
作ツマミ14,16,18が露出されている。
これらの第1、第2、第3操作ツマミ14,1
6,18の軸線は車両巾方向に向けられていて、
この結果、差座中の乗員と対面するケース12の
表面には第1図左側から順に第1操作ツマミ14
の第1表示盤20と第2操作ツマミ16の第2表
示盤22が配設されている。
また、第3ツマミ18はこの第3ツマミ18自
体に表示がプリントされている。
ケース12の上下面には、図示されないメータ
クラスタへの取付用フランジ24が形成されてい
て、メータクラスタの裏面側にビスで固着されて
いる。
これにより、メータクラスタの表面には、第
1、第2及び第3操作ツマミ14,16,18と
第1、第2表示盤の一部が露出されてどのような
作動状態であるかが表示される。
第3図には、本考案の実施例に係る第1操作ツ
マミ14から第1表示盤20までの連結状態の内
部構造と、第2操作ツマミ16から第2表示盤2
2までの連結状態の内部構造が示されている。
第1、第2操作ツマミ14,16は回転操作に
より接点が切り換わるようになつていて、それぞ
れ連結部材25A,25Bにより、この回転運動
がそれぞれ第1、第2表示盤20,22に伝達さ
れる。
第1操作ツマミ14の連結部材は、回転リング
26と第1ロータ28とで構成され第1表示盤2
0に連結されている。また、第2操作ツマミ16
の連結部材は、回転ドラム30と第2ロータ32
とで構成され第2表示盤22に連結されている。
また、連結部材25A,25Bは全て同軸線上
に配置されている。
回転リング26は輪状に形成されていて、内周
に開口部33が形成され第1操作ツマミ14がこ
れの端面に一体回転可能に固定されている。ま
た、他方の端面の一部には支持棒34が取り付け
られていて、この支持棒34は回転リング26の
外周に沿つて湾曲され、軸方向から見て、弓状と
なつている。
この支持棒34は、第1ロータ28に形成され
る孔35へ挿入されて連結用となつており、この
結果、第1操作ツマミ14の回転が第1ロータ2
8に連動される。尚、第1操作ツマミ14の回転
範囲角度は、60゜となつている。
回転リング26の内周開口部33には回転ドラ
ム30が挿入軸支されている。回転ドラム30は
円柱形で一方の端面に円溝36が設けられてい
て、この円溝36に第2操作ツマミ16の小径軸
部37が一体回転可能に挿着されている。
また、他方の端面付近の外周角部には、2個の
切り欠き部(1個のみ図示)38が形成されてい
て、第2ロータ32との連結用となつている。
すなわち、円盤状の第2ロータ32の一方の端
面には、前記切り欠き部38に嵌合される2個の
突起部40が取り付けられている。この結果、第
2操作ツマミ16の回転が第2ロータ32に連動
される。この第2操作ツマミ16の回転範囲角度
は45゜となつている。
また、第2ロータ32は、前記回転リング26
と第1ロータ28との間に配置されているため、
第2ロータ32の端面には、回転リング26と第
1ロータ28とを結合する支持棒34の逃げ溝4
2が設けられている。この逃げ溝42は第2ロー
タ32の外周に沿つて弓状に湾曲されていて、こ
の両端部42A,42Bと軸心とで形成される挟
角は、第1操作ツマミ14の回転範囲角度(60゜)
と、第2操作ツマミ16の回転範囲角度(45゜)
とを足した角度105゜となつている。
この結果、第1、第2操作ツマミ14,16の
それぞれの回転が互いに干渉されないようになつ
ている。
さらに、第2ロータ32の外周の一部には歯車
部44Aが形成され、第2表示盤22との連結用
となつている。第2表示盤22は無色透明の樹脂
製で形成されていて、ライトガイド兼用となつて
いて、機能表示が示されている。この第2表示盤
22はL型に屈曲され、一方の端部には、前記歯
車部44Aと嵌合される歯車部44Bが形成さ
れ、第2ロータ32の回転運動が歯車44Aと歯
車44Bとで構成されるラツクピニオン構造によ
り直線運動に変換されている。
この第2表示盤22に隣接して配置されている
第1表示盤20も同形状で前記構造と同様に第1
ロータ28と歯車部45A,45Bを介して連結
されているので省説する。
〔実施例の作用〕
第1操作ツマミ14を回転させると、回転リン
グ26がこの第1操作ツマミと共に回転する。こ
の回転リング26の回転は支持棒34を介して第
1ロータ28に伝達され、第1ロータ28も回転
する。この場合、支持棒34は、第2ロータ32
の逃げ溝42内を摺動する。この回転は、歯車部
45A,45Bを介して第1表示盤20に伝達さ
れ、第1表示盤20は上下方向に移動し、これに
表示された文字が個々に目視可能となる。
次に、第2操作ツマミ16を回転させた場合、
回転ドラム30がこの第2操作ツマミ16と共に
回転する。回転ドラム30は第2ロータ32に固
着されているので第2操作ツマミ16は、この第
2ロータ32を回転させることになる。
第2ロータ32が回転する場合、逃げ溝42に
より回転リング26の支持棒34と干渉しないよ
うになつている。この第2ロータ32の回転は、
歯車部44A,44Bを介して第2表示盤22に
伝達され、第2表示盤22は上下方向に移動し、
これに表示された文字が個々に目視可能となる。
このように、第1操作ツマミ14と第2操作ツ
マミ16とが隣接し、第1表示盤20と第2表示
盤22が隣接していても、これらそれぞれの回転
に拘わらず逃げ溝42により互いに干渉しないよ
うになつている。
従つて、操作部と表示部とが明確に区別され、
これらの配置可能範囲を拡げることが可能になり
運転中における誤操作が軽減される。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案に係るロータリ型ス
イツチ表示構造では、同軸上に設けられた複数の
ロータリ型スイツチの作動状態を表示する表示構
造であつて、外周が軸支され軸心部に貫通孔が設
けられた第1操作部と、第1操作部と同軸線とな
るように配設され外周の一部に表示盤が配設され
た第1ロータと、第1ロータが第1操作部の回転
と共に回転可能となる連結手段と、第1操作部と
第1ロータとの間に配設され連結手段の回転移動
時に連結手段と干渉しない開口部が設けられ外周
の一部に表示盤が配設された第2ロータと、第1
操作部の貫通孔に軸支され第2ロータと共に回転
する第2操作部と、を有することにより、運転中
の操作及機能表示の確認が容易にできるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るロータリ型スイツチ表
示構造が内蔵されたクラスタスイツチの正面図、
第2図は第1図側面図、第3図は本実施例に係る
ロータリ型スイツチ表示構造の分解斜視図であ
る。 14……第1操作ツマミ、16……第2操作ツ
マミ、20……第1表示盤、22……第2表示
盤、26……回転リング、28……第1ロータ、
30……回転ドラム、32……第2ロータ、34
……支持棒、42……逃げ溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸上に設けられた複数のロータリ型スイツチ
    の作動状態を表示する表示構造であつて、外周が
    軸支され軸心部に貫通孔が設けられた第1操作部
    と、第1操作部と同軸線となるように配設され外
    周の一部に表示盤が配設された第1ロータと、第
    1ロータが第1操作部の回転と共に回転可能とな
    る連結手段と、第1操作部と第1ロータとの間に
    配設され連結手段の回転移動時に連結手段と干渉
    しない開口部が設けられ外周の一部に表示盤が配
    設された第2ロータと、第1操作部の貫通孔に軸
    支され第2ロータと共に回転する第2操作部と、
    を有するロータリ型スイツチ表示構造。
JP18016384U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPH029472Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18016384U JPH029472Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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JP18016384U JPH029472Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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JPS6195026U JPS6195026U (ja) 1986-06-19
JPH029472Y2 true JPH029472Y2 (ja) 1990-03-08

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JP18016384U Expired JPH029472Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2710907B2 (ja) * 1992-12-09 1998-02-10 日本開閉器工業株式会社 複合操作形スイッチ
KR101118219B1 (ko) * 2009-10-20 2012-03-19 우리산업 주식회사 듀얼 타입 스위치

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JPS6195026U (ja) 1986-06-19

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