JPH072260Y2 - 自動車用空気調和装置の表示パネル取付け機構 - Google Patents

自動車用空気調和装置の表示パネル取付け機構

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JPH072260Y2
JPH072260Y2 JP1988077330U JP7733088U JPH072260Y2 JP H072260 Y2 JPH072260 Y2 JP H072260Y2 JP 1988077330 U JP1988077330 U JP 1988077330U JP 7733088 U JP7733088 U JP 7733088U JP H072260 Y2 JPH072260 Y2 JP H072260Y2
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panel
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mounting
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JP1988077330U
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JPH01180307U (ja
Inventor
一夫 宇津木
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株式会社ゼクセル
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車用空気調和装置の表示パネル取付け機構
にかかわるもので、とくに表示パネル取付け後の操作ス
イッチの作動不良を防止するようにした自動車用空気調
和装置の表示パネル取付け機構に関するものである。
[従来の技術] 従来より、自動車用空気調和装置においては第4図に示
すように、たとえばインストルメントパネル1に各種操
作用スイッチたとえばエアコンスイッチ2やファンスイ
ッチ3、さらには温度調節レバー4、吹出し口切換えレ
バー5、内外気切換えレバー6を配設し、かつこれら操
作用スイッチや操作用レバーの機能を表示するためにそ
の前面に表示パネル7を設けているものである。
しかしながら、この表示パネル7を上記インストルメン
トパネル1に取り付けるにあたり、先に取り付け終った
操作用スイッチあるいは操作用レバーと、あとから取り
付けようとする表示パネル7との間において、取付け寸
法誤差が生ずることによって操作用スイッチの操作上問
題が生ずる場合がある。
こうした問題について第5図にもとづき説明する。第5
図は、一例として操作用スイッチ10および切換えレバー
11を取り付けたインストルメントパネル1部分を示す断
面平面図である。このインストルメントパネル1には取
付けねじ12により取付け板13を固定し、この取付け板13
に操作用スイッチ10を取り付けてあるものである。また
切換えレバー11は回動軸14を支点として回動可能にこれ
を支持し、操作用ワイヤ15を介して操作するものとす
る。
上記操作用スイッチ10を取付け板13に取り付けるには、
たとえばその樹脂製ハウジングの取付け用爪部16の弾性
を利用する。また操作用スイッチ10の操作用ノブ部17は
ガイド部18によりこれを案内し、その軸方向に押圧操作
するものとする。
前記表示パネル7には、パネル貫通スロット19およびパ
ネル貫通穴20を形成してある。なお、当然のことながら
パネル貫通穴20の直径あるいは大きさはこれを操作用ノ
ブ部17の直径あるいは大きさより大きく形成することに
より、操作用ノブ部17をパネル貫通穴20に挿入して表示
パネル7の前面に突出させ、これを操作可能としてあ
る。
しかしながら、上記取付けねじ12の取付け作業を容易と
するためにその取付け穴21を取付けねじ12の軸部より大
きく形成してあるので、取付け板13をインストルメント
パネル1に取付けねじ12により固定するときに取付け寸
法誤差が生じやすいものである。具体的には、取付け板
13さらには操作用スイッチ10が第5図中上下方向にずれ
てしまうことがある。
したがって、表示パネル7をその嵌合用爪部22をインス
トルメントパネル1の嵌合溝23に嵌合することによって
インストルメントパネル1に固定しようとしたときに、
操作用スイッチ10を挿入するパネル貫通穴20と、操作用
スイッチ10とくに操作用ノブ部17との相対位置が設定通
りに得られず、パネル貫通穴20の内周面の一部に操作用
ノブ部17が当接する結果、この操作用ノブ部17の操作が
不可能ないしは困難になるという作動不良の問題があ
る。
もちろん、こうした作動不良を防止するためには、パネ
ル貫通穴20の大きさを操作用ノブ部17のそれより充分に
大きくすればよいものではあるが、これではパネル貫通
穴20と操作用ノブ部17との寸法差大きく目立つこととな
って、運転席側から見て外見上好ましくないという問題
がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は以上のような諸問題にかんがみなされたもの
で、操作用スイッチと表示パネルのパネル貫通穴との間
の間隔を極端に大きく形成することなく、両部品間の取
付け寸法誤差に起因した操作用スイッチの操作性の不具
合を解消するように構成した自動車用空気調和装置の表
示パネル取付け機構を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] すなわち本考案は、自動車用空気調和装置の操作用スイ
ッチを取り付ける取付け板と、この取付け板に沿ってイ
ンストルメントパネルに配設するとともに、上記操作用
スイッチを前面に突出するようにこれを挿入するための
パネル貫通穴を形成した表示パネルとを有する自動車用
空気調和装置の表示パネル取付け機構であって、上記パ
ネル貫通穴の周面に位置規制用突出部を形成し、この位
置規制用突出部に操作用スイッチのハウジングの少なく
とも一部を遊嵌可能とするとともに、パネル貫通穴を操
作用スイッチを操作可能な大きさに形成したことを特徴
とするもので、これら表示パネルと操作用スイッチとの
位置決めを表示パネルのたとえば嵌合用爪部において行
なうのではなく、直接所定の位置関係のあるべき操作用
スイッチおよびパネル貫通穴の部分において位置規制な
いしは位置決めするようにしたことを特徴とする自動車
用空気調和装置の表示パネル取付け機構である。
[作用] 本考案による自動車用空気調和装置の表示パネル取付け
機構においては、上記操作用スイッチを取付け板に取り
付け固定ののち、上記位置規制用突出部に操作用スイッ
チの少なくともハウジングの一部たとえば操作用ノブ部
のガイド部を遊嵌して両部品を所定の相互位置に位置す
るようにした上で表示パネルをインストルメントパネル
に取り付けるようにすれば、位置規制用突出部により操
作用スイッチに対する表示パネルないしはそのパネル貫
通穴の位置は確定ないしは規制されているので、操作用
スイッチとパネル貫通穴とが操作用スイッチの操作困難
あるいは不可能な状態で位置決め固定されることは防止
されるとともに、上記パネル貫通穴を極端に大きく形成
する必要もないものである。
[実施例] つぎに、本考案の一実施例を第1図ないし第3図にもと
づき説明する。ただし、第4図および第5図と同一部分
については同一符号を付し、その詳述は省略する。
第1図は第5図と同様な断面平面図、第2図は第1図の
II−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面図で
あって、前記パネル貫通穴20の周面から表示パネル7の
内方すなわち前記取付け板13方向に向って位置規制用突
出部30を突出形成してある。
この位置規制用突出部30は操作用スイッチ10のガイド部
18および操作用ノブ部17の断面四角形状に合わせて角筒
状にかつ必要な長さにこれを形成したもので、ガイド部
18との間に間隔d(第2図)があくように設計する。ま
た、操作用ノブ部17と位置規制用突出部30との間の間隔
D(第3図)は上記間隔dより大きく形成するものとす
る。
かくして、操作用スイッチ10および表示パネル7を取り
付けるにあたっては、操作用スイッチ10を従来と同様に
取付け板13に取り付けた後、表示パネル7の位置規制用
突出部30を操作用スイッチ10の操作用ノブ部17およびガ
イド部18部分に遊嵌し、操作用ノブ部17をパネル貫通穴
20内に挿通する。つぎに、表示パネル7の嵌合用爪部22
をインストルメントパネル1の嵌合溝23に係合すること
により表示パネル7の取付けを完了する。
上述のように、位置規制用突出部30とガイド部18との遊
嵌により操作用スイッチ10と表示パネル7とはパネル貫
通穴20部分において互いに位置決めされることとなる。
しかも、間隔dを間隔Dよりも小さく設計してあるの
で、インストルメントパネル1への取付け板13の取付け
部位が多少ずれることがあっても、前記操作用ノブ部17
はパネル貫通穴20の内周面に当接することはなく、その
操作に支承が生ずるおそれはないものである。また、間
隔Dを間隔dよりも大きく設計してあれば、間隔Dを必
要以上大きく形成する必要は全くなく、表示パネル7の
デザイン上も好適である。
なお、本考案においては、位置規制用突出部の形状とし
ては、筒状あるいは複数本の突出部の形成など任意であ
り、操作用スイッチの形状や種類に応じて適宜設計可能
である。また、インストルメントパネルへの表示パネル
の取付け手段も任意のものを採用することができる。
[考案の効果] 以上説明したごとく本考案によれば、位置規制用突出部
の形成により、操作用スイッチと表示パネルとをパネル
貫通穴部分で位置決めすることができるので、表示パネ
ルの取付け作業性が良好であるばかりではなく、表示パ
ネル取付け後の操作用スイッチの操作性を確保するとと
もに、パネル貫通穴も従来に比較して極端に大きく形成
する必要がなくなったので、外見上も改良されたものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面平面図、第2図は第1
図のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面
図、第4図はインストルメントパネル1部分の正面図、
第5図は従来の取付け機構の断面平面図である。 1……インストルメントパネル 2……エアコンスイッチ 3……ファンスイッチ 4……温度調節レバー 5……吹出し口切換えレバー 6……内外気切換えレバー 7……表示パネル 10……操作用スイッチ 11……切換えレバー 12……取付けねじ 13……取付け板 14……回動軸 15……操作用ワイヤ 16……取付け用爪部 17……操作用スイッチ10の操作用ノブ部 18……操作用スイッチ10のガイド部 19……パネル貫通スロット 20……パネル貫通穴 21……取付けねじ12の取付け穴 22……嵌合用爪部 23……嵌合溝 30……位置規制用突出部 D……操作用ノブ部17と位置規制用突出部30との間の間
隔 d……位置規制用突出部30とガイド部18との間の間隔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用空気調和装置の操作用スイッチを
    取り付ける取付け板と、 この取付け板に沿ってその前面側にかつ該取付け板との
    間に所定間隔をあけてインストルメントパネルに配設す
    るとともに、前記操作用スイッチの操作用ノブ部を前面
    に突出するようにこれを挿入するためのパネル貫通穴を
    形成した表示パネルとを有する自動車用空気調和装置の
    表示パネル取付け機構であって、 前記表示パネルの裏面において前記パネル貫通穴の周面
    に位置規制用突出部を形成し、前記操作用スイッチの前
    記操作用ノブ部を案内するガイド部をこの位置規制用突
    出部に遊嵌可能とするとともに、 前記位置規制用突出部と前記操作用ノブ部との間の間隔
    を、該位置規制用突出部と前記ガイド部との間の間隔よ
    り大きく形成したことを特徴とする自動車用空気調和装
    置の表示パネル取付け機構。
JP1988077330U 1988-06-13 1988-06-13 自動車用空気調和装置の表示パネル取付け機構 Expired - Lifetime JPH072260Y2 (ja)

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JP1988077330U JPH072260Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13 自動車用空気調和装置の表示パネル取付け機構

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Publication Number Publication Date
JPH01180307U JPH01180307U (ja) 1989-12-26
JPH072260Y2 true JPH072260Y2 (ja) 1995-01-25

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ID=31302324

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JP1988077330U Expired - Lifetime JPH072260Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13 自動車用空気調和装置の表示パネル取付け機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62128937U (ja) * 1986-02-08 1987-08-15

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JPH01180307U (ja) 1989-12-26

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