JPH0241407Y2 - - Google Patents

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JPH0241407Y2
JPH0241407Y2 JP7482986U JP7482986U JPH0241407Y2 JP H0241407 Y2 JPH0241407 Y2 JP H0241407Y2 JP 7482986 U JP7482986 U JP 7482986U JP 7482986 U JP7482986 U JP 7482986U JP H0241407 Y2 JPH0241407 Y2 JP H0241407Y2
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spindle
water
water stop
sealing plug
plug
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JP7482986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水道の止水栓の構造に関し、さらに具
体的には、止水栓の盗水防止構造に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
水道の配水小管や既設の水道施設から宅地内あ
るいは家屋内へ導水するために給水管が配設さ
れ、この給水管の途中には止水栓が設けられる。
屋内の水道設備の故障修理等の際は、この止水栓
を閉めることにより屋内の配管への給水は全て止
められることとなる。
ところで、未だ完成前の家屋あるいは工事現場
等では、この止水栓が外部に露出していて誰でも
操作可能な場合があり、この場合には夜間等に盗
水をされることがある。止水栓のハンドルは取り
外すことができ、それを取り外すことにより一応
の盗水防止とはなる。すなわち、第5図に示すよ
うにハンドルと上部スピンドルを取り外し、止水
栓本体10の穴の頭部に泥除けキヤツプ20を被
せておくものである。しかし、このキヤツプは単
に被せておくものであるから容易に取り外すこと
ができる。そして穴の中にあるスピンドル3は、
ラジオペンチ等細長い工具を用いれば容易に回転
させることができ、止水栓は開けられてしまうの
で、完全に盗水を防止することができない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決すべくなされたもの
であり、ハンドル及び上部スピンドルを取り外し
た後の穴に密閉プラグを嵌入できる構造となつて
いる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る止水栓を示し、ハンドル
及び上部スピンドルを取り外し、密閉プラグを嵌
入した状態を示し、第2図はハンドル及び上部ス
ピンドルを取り付け、止水栓を閉めた状態を示し
ている。
第2図において止水栓本体10は、ボンネツト
5、止水室7、パツキン押え12からなる。ハン
ドル1の回転は、ハンドル1と一体化された上部
スピンドル2を介して、上部スピンドル2とセレ
ーシヨン結合しているスピンドル3に伝えられ
る。さらにハンドル1とスピンドル3はバインド
ネジ4により結合されている。スピンドル3の下
側部分には、ボンネツト5の内部に刻まれたネジ
と係合するネジが設けられている。したがつてハ
ンドル1の回転に伴ないスピンドル3は回転しつ
つ上下動する。この上下動により、スピンドル3
の下に配置された弁体6を、止水室7の内部隔壁
8の開口円周部上側に設けられた弁座9に押圧し
たり離したりして止水栓を開閉する。
ボンネツト5の上端にはOリングからなるパツ
キン11を押えるパツキン押え12が取り付けら
れている。このパツキン押え12は、上部スピン
ドル2及びスピンドル3が挿通される貫通穴13
を有するが、本実施例においてはこの貫通穴13
の上端部に隣接する内周壁部分に雌ネジ14が刻
設されている。尚この部分へのゴミの侵入を防ぐ
ため、上部スピンドルに取り付けられたハンドル
キヤツプがパツキン押えの上部に被さつている。
この雌ネジ14の部分には第1図に示される如く
密閉プラグ15が螺入される。
すなわち、バインドネジ4を回転させてスピン
ドル3との係合を外す。上部スピンドル2とスピ
ンドル3とはセレーシヨン結合であるから、その
状態でハンドル1を上方へ引けばハンドル1と上
部スピンドル2とは抜き取れる。その後に密閉プ
ラグ15を螺入させるものである。
密閉プラグ15は丈の短い円柱台状をなしてい
る。そして密閉プラグ15の上面15aが、パツ
キン押え12の上端面12aと同一平面あるいは
それより下に沈むこととなる寸法となつているの
で、ペンチなどで密閉プラグ15の頭部を挾むこ
とは勿論できない。
第3図は密閉プラグ15の上面図である。すな
わち、密閉プラグ15の上面にはネジ16の中心
と同心で円形の凹所17が設けられ、さらにその
凹所17内の凹所17の中心から偏心した位置に
小円状の窪み18が設けられている。したがつて
この密閉プラグ15は、これらの凹所17、窪み
18と嵌り合う形状を有する工具、例えば第4図
に示すように工具9を使用しなければ回転させる
ことができない。すなわち、一度密閉プラグ15
をパツキン押え12内に螺入すると、工具19以
外の道具をもつてしてはその密閉プラグ15を取
り外すことはできず、盗水を防止できる。
この密閉プラグ15の凹所17、窪み18の形
状,寸法あるいは両者の中心の偏心量などは任意
に変更可能であり、それぞれの場合に応じた工具
を用いることとなる。
また、凹所17の平面的形状を三角形,四角形
あるいは五角形など多角形あるいは半円としても
よい。この場合には窪み18は不要となる。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案によれば、止水栓のハンドル
及び上部スピンドルを抜き去つた後の穴へ、円柱
台状の密閉プラグを螺入し、密閉プラグの上面が
穴の上端と同一面又はそれより下に沈む構造とな
つている。また密閉プラグの上面には凹所が形成
され、その凹所の形状に対応する凸形状を有する
工具を使用しなければ密閉プラグを取り外すこと
ができない。したがつて完全に盗水を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図。
第2図はハンドルの取り外し前の状態を示す断面
図。第3図は密閉プラグの一実施例を示す上面
図。第4図はプラグ開閉に使用する工具の一例を
示す正面図。第5図は従来例を示す部分断面図。 1……ハンドル、2……上部スピンドル、3…
…スピンドル、10……止水栓本体、15……密
閉プラグ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上部スピンドルとスピンドルが分離可能な止
    水栓の盗水防止構造において、止水栓本体に設
    けられ、前記上部スピンドル及びスピンドルが
    挿通される穴の上端部に隣接した内周壁部にプ
    ラグ収納部を形成し、該プラグ収納部に、上面
    に回転力を伝達可能な凹所を有する円柱台状の
    密閉プラグを螺入し、該密閉プラグの上面が前
    記穴の上端と同一面より上方に突出しないよう
    に配置することを特徴とする止水栓の盗水防止
    構造。 (2) 前記凹所はプラグの中心と同心の円形をな
    し、該凹所内にはその中心と偏心した小円状の
    窪みを有する実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の止水栓の盗水防止構造。
JP7482986U 1986-05-19 1986-05-19 Expired JPH0241407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7482986U JPH0241407Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7482986U JPH0241407Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62185991U JPS62185991U (ja) 1987-11-26
JPH0241407Y2 true JPH0241407Y2 (ja) 1990-11-05

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ID=30920409

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JP7482986U Expired JPH0241407Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JPS62185991U (ja) 1987-11-26

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