JPH0237880Y2 - - Google Patents

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JPH0237880Y2
JPH0237880Y2 JP8804686U JP8804686U JPH0237880Y2 JP H0237880 Y2 JPH0237880 Y2 JP H0237880Y2 JP 8804686 U JP8804686 U JP 8804686U JP 8804686 U JP8804686 U JP 8804686U JP H0237880 Y2 JPH0237880 Y2 JP H0237880Y2
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JP
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valve
water
drain
communication port
valve body
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JP8804686U
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は配水設備の分野に属し、給水管系の
凍結を防止するための水抜栓として利用される。
(従来の技術) 従来から上記目的のために使用されている水抜
栓であつて、バルブ切換時における中間洩水を防
止するためにバルブの全閉後に排水孔を開口し、
バルブの開口前に排水孔を閉塞させる作用を2つ
のスプリングの弾力の強弱差をもつて段階的に行
なわせる水抜栓、例えば本願出願人における登録
実用新案第1503486号の不凍止水栓は、閉栓時開
栓時共にいずれかのスプリングを圧縮させるもの
であるが、スプリングの抵抗によりハンドル操作
が重く、特にバルブ全閉時のハンドル操作の重み
が操作する者に錯覚を起させて排水孔を十分に開
口しない状態でハンドル操作を中止させることが
ある。そのようなときは二次側の給水管系の水が
十分に排水されずに凍結し、バルブシートを破損
させる等凍結防止の目的を達成できないものとな
る。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記事情に鑑み、ハンドル操作、特
にバルブを全閉し排水孔を全開して排水する場合
のハンドル操作を軽くして、凍結防止時に二次側
給水管系に残水することのない水抜栓を提供しよ
うとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記課題を解決するために、バルブ
本体の入水口と出水口を連通した間に設けた鉛直
軸を軸心とする連通口にはその下面に周設したバ
ルブシートに対して通止水バルブの周面を開閉自
在に上下に案内し、連通口の上面周縁にはスプリ
ングの下端を係止し、該スプリングの上端を通止
水バルブの上部に係止し、該バルブの上部には押
圧引き上げ自在に排水弁を係合し、該排水弁はバ
ルブ本体にその上部で一体となるボンネツトに水
密的に係合されると共にその上部においてスピン
ドルに回動自在に係止され、中心部に段差を設け
て貫通した排水孔にはボールを収納し、該排水孔
を外筒の外部に連通して成るものである。
(作用) 上記構成によれば止水時、すなわち凍結防止時
には通止水バルブが上昇する方向にハンドルが操
作されるのでスプリングの圧縮反力が徐々に小さ
くなりハンドルが軽く回転する。又、止水時のハ
ンドル操作において通止水バルブの上端が排水弁
に機械的に接合しない中途半端なハンドル操作の
状態でも通止水バルブの下部からの水圧により止
水状態が保持される。
(実施例) この考案を実施例により具体的に説明すると、
バルブ本体1の入水口2と出水口3を連通する連
通部には鉛直軸を軸心とする筒体4が水密的に嵌
入され、その上部をボンネツト5に内嵌螺合し、
ボンネツト5はバルブ本体1の上部に水密的に内
嵌螺合され、筒体4の中心部に開口した連通口6
の下面周縁には斜面から成るバルブシート7を周
設し、筒体4の周壁面には所要個所に抜き穴8を
貫通して出水口3に連通し、連通口6の上面には
スプリング9の一端を係止し、スプリング9の他
端は後述する通止水バルブである弁体10の上部
に係止される。すなわち、筒体4の連通口6に挿
入される弁体10はその下部にはバルブシート7
に係合できるシートパツキング11を周設し、上
部には凹部12を形成してその底面にパツキング
13を内設し、凹部12の上面からは中心部を開
口した輪盤に中空状のネジ軸を一体として成るグ
ランド14を内嵌螺合している。排水弁15はそ
の下端にはフランジ16を張り出してフランジ1
6の周縁所要個所に切欠き部17を配設し、中心
には下端から所要高さまで小径の排水孔18を穿
設し、排水孔18に接続してテーパー状の段差部
で拡張した大径の排水孔19を穿設し、排水孔1
9には排水用の横孔20を貫設すると共にボール
21を収納している。この排水弁15は下端のフ
ランジ16を弁体10の凹部12に係合し、フラ
ンジ16はパツキング13の上面と所要の空間を
形成するようにグランド14の輪盤にその上面を
拘束され、上端に貫通横設されたビン22を介し
て排水弁15はスピンドル23の下端に回動自在
に係合している。前記横孔20はボンネツト5の
上部に周設した連通口24に連通し、連通口24
はバルブ本体1の上部に下端を接合した外外筒2
5の排水口26に連通し、外筒25の上部に被蓋
されるキヤツプ27には左ネジから成るネジ座2
8を内設し、ネジ座28には前記スピンドル23
を螺合し、スピンドル23の上端にはハンドル
(図外)を一体として成るものである。
このようにして成る水抜栓は第2図の通水状態
から第1図の止水状態にするためにハンドルを回
転操作すると、スピンドル23が上昇し同時に弁
体10も排水弁15の排水孔18をパツキング1
3により閉塞しながらスプリング9の圧縮反力に
より上昇し、ついには弁体10のシートパツキン
グ11が連通口6のバルブシート7に圧接され、
さらにスピントル23の上昇が排水弁15のフラ
ンジ16の上面をグランド14の輪盤の内面に圧
接し、弁体10を機械的に引き上げてバルブシー
ト7に対してシートパツキング11を密着させ
る。このとき、排水孔18は凹部12の底面に内
設したパツキング13より開放されるので、二次
側の水は出水口3から逆流して弁体10の凹部1
2から排水弁15のフランジ16の切欠き部17
を通り、小径の排水孔18よりボール21を押し
上げ、大径の排水孔19より横孔20を経ボンネ
ツト5の連通口24より外筒25の排水口26へ
案内され、水抜栓の外部へ排水される。
通水の場合はハンドルに指示された回転方向に
ハンドルを回転すると第2図に示すように、まず
排水弁15が降下し、フランジ16の下面が弁体
10の凹部12のパツキング13に圧着され、排
水孔18が閉塞されるので給水が水抜栓の外部へ
排水されることがなく、さらにその状態でフラン
ジ16を介して弁体10を降下させ、スプリング
9を圧縮してついには弁体10のシートパツキン
グ11がバルブシート7から離れ、入水口2から
の給水は連通口6より出水口へと通水される。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば凍結防止時のハ
ンドル操作が軽く、確実に排水孔は開口されるこ
とになるので二次側の給水は滞留することなく排
水されてバルブシートの破損が解消され、かつ止
水時のハンドル操作が中途半端な場合でも給水圧
により弁体のシートパツキングがバルブシートに
押圧され、完全に止水状態を保持する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る水抜栓の一部を欠除し
た縦断面図で止水状態を示し、第2図は通水状態
を示す要部縦断面図である。 図中、1はバルブ本体、2は入水口、3は出水
口、4は筒体、5はボンネツト、6,24は連通
口、7はバルブシート、8は抜き穴、9はスプリ
ング、10は弁体、11はシートパツキング、1
2は凹部、13はパツキング、14はグランド、
15は排水弁、16はフランジ、17は切欠き
部、18,19は排水孔、20は横孔、21はボ
ール、22はピン、23はスピンドル、25は外
筒、26は排水口、27はキヤツプ、28はネジ
座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブ本体の入水口と出水口間の連通口にはそ
    の下面に周設したバルブシートに対して連通口に
    挿通した通止水バルブを開閉自在に上下に案内
    し、連通口の上面周縁に下端を係止したスプリン
    グの上端を通止水バルブの上部に係止し、該バル
    ブの上部には押圧引き上げ自在に排水弁を係合
    し、該排水弁はバルブ本体の上部で一体となるボ
    ンネツトに水密的に係合されると共にその上部に
    おいてスピンドルに回動自在に係止され、さらに
    排水弁の中心部に設けた排水孔にボールを収納す
    ると共に該排水孔を外筒の外部に連通して成る水
    抜栓。
JP8804686U 1986-06-09 1986-06-09 Expired JPH0237880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8804686U JPH0237880Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JP8804686U JPH0237880Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62200756U JPS62200756U (ja) 1987-12-21
JPH0237880Y2 true JPH0237880Y2 (ja) 1990-10-12

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JP8804686U Expired JPH0237880Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JPS62200756U (ja) 1987-12-21

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