JPH0527559Y2 - - Google Patents

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JPH0527559Y2
JPH0527559Y2 JP1988022318U JP2231888U JPH0527559Y2 JP H0527559 Y2 JPH0527559 Y2 JP H0527559Y2 JP 1988022318 U JP1988022318 U JP 1988022318U JP 2231888 U JP2231888 U JP 2231888U JP H0527559 Y2 JPH0527559 Y2 JP H0527559Y2
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valve
operating shaft
valve seat
drain
water
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は流体用配管の水抜栓付止めバルブに関
するものである。
「従来の技術」 従来、水、温水等の流体はパイプを用いて任意
個所に送るものであるが、水抜栓を有した止めバ
ルブを配管の途中に設けて流体を遮断したり、配
管内の流体を外部に排出している。
従来の水抜栓付止めバルブBは、第5図に示す
如くパイプ64,65を連結するため筒部53,
54を有した弁本体51の一方の筒部53内に弁
座55を設け、該弁座に連らなる弁室52内には
弁座を開閉するため先端を弁座に当接させてシー
ルパツキンを取付けた閉止弁56を有する操作軸
57を、該弁室52に取付けた支持筒58内に回
動可能に取付ける。さらに他方の筒部54に連結
したパイプ65の他端に水抜栓60を着脱可能に
取付けたキヤツプ体59を固着してある。
次いで、水抜作業を行うには操作軸57を回転
させることにより閉止弁56を降下して弁座55
を閉じた後、キヤツプ体59内の第2弁座部61
を閉じている水抜栓60を外してから排水する。
「考案が解決しようとする課題」 従来の水抜栓付止めバルブBは、閉止弁56と
水抜栓60を離して別体に設けてあるため、以下
のような問題点を有している。
水抜栓60が、弁本体51に設けた弁座55
を開閉する閉止弁56と離れて別個に取付けて
あるため、閉止弁56と水抜栓60の2つの取
付けスペースを必要として不便である。
閉止弁56と水抜栓60が互いに離れて位置
するため別々の場所で操作しなければならず、
作業性が悪く非能率的である。
水抜栓60が閉止弁56から離れて設けてあ
るため、例えば水抜栓を装着したキヤツプ体等
の余計な部品を必要とし、コストが上昇する欠
点を有している。
「課題を解決するための手段」 本考案は係る問題点に鑑みてなされたもので、
パイプ連結用の筒部を夫々設けた弁本体の一方の
筒部内に弁座を有した弁室を設け、該弁室の下部
に保持筒を固着してなり、弁座を開閉する閉止弁
を具えた弁操作軸を保持筒内に回動且上下動可能
に装着し、弁操作軸の周面に装着させた一対のシ
ールリングの間に位置して一端を開口させて該弁
操作軸内に形成した水抜孔の下端にテーパー状弁
座を形成し、該テーパー状弁座の下部に設けた栓
取付部に該テーパー状弁座を開閉する水抜栓を着
脱可能に取付ける構成を、上記課題を解決するた
めの手段とするものである。
「作用」 弁操作軸を回動して上昇する閉止弁を下方から
弁座を密着して閉鎖させると、弁操作軸の外ねじ
部は保持筒の螺状溝に螺合して弁座を閉鎖した状
態を維持する。水抜栓を回動させて取付部から取
外すと、テーパー状弁座を開口して水抜栓から水
抜きする。また、保持筒と弁操作軸の間に第2シ
ールリングを装着させてあるため漏水することが
ない。水抜作業の終了後は、水抜栓を弁操作軸の
取付部に取付けてテーパー状弁座を閉鎖するシー
ル材を密着させて水抜孔を閉鎖し、弁操作軸を回
動下降させて弁座を開口させると、両パイプ内の
流体は弁室を介して流通する。
「実施例」 本考案を実施例の図面により説明すると、弁本
体1内には下端を開放させて下部内壁にねじ溝2
を設けた弁室3を形成し、弁本体1の上面及び側
面に夫々通孔4,5を有する筒部6,7を設け、
一方の通孔4は下方に突設して弁座8を形成し、
両通孔4,5は弁室3を介して連通している。
10は下端内面に後記する操作軸15を保持さ
せる螺条溝11を設けた保持筒で、外周面には弁
本体1のねじ溝2と螺合する螺条溝12とシール
リング9を収容する凹溝13と弁本体の下端に掛
止する係止鍔14を設けてある。
15は弁本体1のねじ溝2に固着させて保持筒
10内に回動且上下動可能に収容する弁操作軸
で、下方外周面に保持筒10の螺条溝12に螺合
させる外ねじ部16を設け、下端に締付用の大径
な係止部17を形成する。操作軸15の上端には
下方から接離して弁座8を開閉するパツキン18
及び掛止受部19を螺子21で弁操作軸15の上
端に固着させて閉止弁20を形成する。
弁操作軸15の中間部分には、間隔を存して第
1シールリング23及び第2シールリング24を
装着し、両者の中間部分には水平方向に貫通した
孔25の中間部分から弁操作軸の略下部まで水抜
孔26を形成してある。この水抜孔26の下端に
設けたテーパー状弁座27に連続して内壁にねじ
溝を設け、やや大径な取付部28を弁操作軸15
の下端まで形成してある。
30は弁操作軸15の下端に設けた取付部28
内に螺合させる螺合部31を外周に設けてあり、
上端にはテーパー状弁座27に当接して密封する
シール材32を装着した水抜栓である。図中、3
4,35は弁本体1の筒部6,7に連結したパイ
プで、弁本体1の弁室3内に閉止弁21を具えた
弁操作軸15を取付け、該弁操作軸に設けた水抜
孔26に連らなる取付部28内に水抜栓30を螺
合して水抜栓付止めバルブAを形成してある。
次に、本実施例の作用について説明すると、弁
本体1の弁室3内面に設けたねじ溝2に螺状部1
2を固着した保持筒10の凹溝13内にシールリ
ング9を収容して弁本体1と保持筒10の間を気
密に保ち、保持筒10内に弁座8を開閉する閉止
弁20を具えた弁操作軸15を回転可能に装着さ
せる。該水抜孔26に連通して弁操作軸15を水
平に貫通させた孔25の上下部分に装着した第1
シールリング23及び第2シールリング24は、
保持筒10と弁操作軸15の間にシールしてい
る。
弁座8を閉鎖するには、弁操作軸15を回動し
て上昇させた閉止弁21を下方から弁座8に密着
させる。この場合、弁操作軸の外ねじ部16は保
持筒10の螺状溝11に螺合し、閉止弁20で弁
座8を閉鎖した状態を維持する。
パイプ35内の水抜を行うには、水抜栓30を
回動させて取付部29から取外すと、テーパー状
弁座27が開口し、パイプ35内の水は孔25、
水抜孔26を通つて排出する。この場合、保持筒
10と弁操作軸15の間には第2シールリング2
4を装着してあるため水は漏出しない(第4図)。
水抜作業の終了後、水抜栓30を操作軸15の
栓取付部28に取付けてテーパー状弁座27にシ
ール材32を密着して水抜孔26を閉鎖すると水
抜は停止する。
弁座8を開口させるには、第1図において弁操
作軸15を回動して下降させ、閉止弁20を弁座
8から離して開口させると、パイプ34,35は
弁室3を介して連通する。この場合、該弁操作軸
15を下方に引き下げて掛止受部19を保持筒1
0の上端に掛止させると、第1シールリング23
が保持筒10と弁操作軸15の間をシールしてい
るため、水抜孔26に連通した孔25は弁室3か
ら遮断されるものである。
「考案の効果」 本考案は以下のような効果を有している。
水抜栓を弁操作軸に取付けて同軸上に纏めて
設けたため、閉止弁の取付空間や水抜操作用の
空間が1ケ所でよいので小型化でき、部品点数
を少なくして材料の節減と加工作業を減少させ
て生産コストを著しく低下できる利点を有す
る。
水抜栓を弁操作軸に取付けたため、両者は同
じ場所に位置し、止弁操作や水抜操作を同じ場
所で行えるため作業能率が一段と向上する。
弁本体内の弁室を閉止弁で閉じ、水流を遮断
して水抜きを行うことができる利点を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の断面図、第2図は弁操作軸の
断面図、第3図は弁座の開弁状態を示す断面図、
第4図は水抜作業状態を示す断面図、第5図は従
来の止めバルブの断面図である。 A……止めバルブ、1……弁本体、3……弁
室、6,7……筒部、8……弁座、10……保持
筒、15……弁操作軸、20……閉止弁、23,
24……シールリング、26……水抜孔、27…
…テーパー状弁座、28……取付部、30……水
抜栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ連結用の筒部を夫々設けた弁本体の一方
    の筒部内に弁座を有した弁室を設け、該弁室の下
    部に保持筒を固着してなり、弁座を開閉する閉止
    弁を具えた弁操作軸を保持筒内に回動且上下動可
    能に装着し、弁操作軸の周面に装着させた一対の
    シールリングの間に位置して一端を開口させて該
    弁操作軸内に形成した水抜孔の下端にテーパー状
    弁座を形成し、該テーパー状弁座の下部に設けた
    栓取付部に該テーパー状弁座を開閉する水抜栓を
    着脱可能に取付けてなる水抜栓付止めバルブ。
JP1988022318U 1988-02-24 1988-02-24 Expired - Lifetime JPH0527559Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0161256B2 (ja) * 1981-11-07 1989-12-27 Nichikon Kk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0332604Y2 (ja) * 1987-10-14 1991-07-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0161256B2 (ja) * 1981-11-07 1989-12-27 Nichikon Kk

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JPH01136555U (ja) 1989-09-19

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