JPH0331899Y2 - - Google Patents

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JPH0331899Y2
JPH0331899Y2 JP15056987U JP15056987U JPH0331899Y2 JP H0331899 Y2 JPH0331899 Y2 JP H0331899Y2 JP 15056987 U JP15056987 U JP 15056987U JP 15056987 U JP15056987 U JP 15056987U JP H0331899 Y2 JPH0331899 Y2 JP H0331899Y2
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JP
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lock pin
handle
groove
gas
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JP15056987U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハンドルの回転規制と位置を決める
ストツパー機構と、ハンドルの全閉位置における
ロツク機構と、ガスコツクを封印してしまう封印
機構とを共通の部品により構成したガスコツク
(メータコツク又は元栓)に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
ハンドルのストツパー機構とロツク機構及び封
印機構とを共通の部品により構成したものとして
は実公昭60−11337号及び同61−23989号公報に掲
載されているガスコツクが公知である。
この公知例は何れもハンドル側にロツク部材組
込穴を設け、この組込穴内にスプリング、ロツク
部材、小径ネジ、大径ネジの順でロツク部品を組
み込み、夫々の部品は回転工具を利用してのみ操
作できる構造である。
このため、組み立て及び分解が面倒で、部品数
が多いためにコストが高くなり、操作性も悪いと
いう欠点がある。
〔本考案の目的〕
本考案の目的は、組み立て及び分解が簡単で、
部品数が少ないためにコストが安く、操作性のよ
いガスコツクを提案することである。
〔本考案の構成及びその作用〕
本考案は、上記目的を達成するため次の如き構
成のガスコツクを提案する。
内部にガス通路を貫通して設け、かつこのガス
通路に対して直角方向に閉子組み込み用のテーパ
ーとハンドルの取付口を形成して成るガスコツク
本体と、前記テーパー内に組み込まれる閉子と、
前記閉子の上面に形成した係合部と係合する係合
溝を下面に形成し、前記ガスコツク本体のハンド
ルの取付口内に回転自在に組み込まれる胴体部を
形成して成るハンドルと、前記胴体部から突出
し、前記ガスコツク本体の取付口内に形成された
内周溝に係合するガイド部材と、前記ガスコツク
本体の取付口の上縁において、閉の位置に形成さ
れたロツク溝と、このロツク溝を始点として開方
向に形成された一段低いガイド縁と、ハンドルの
胴体部の上部において内部に雌ネジを形成すると
共に、ハンドル方向に入口が開放している水平状
のロツクピン組込孔と、内先端に前記雌ネジに螺
合するネジを設け、中間部にストツプ溝とガイド
溝を形成して成るロツクピンと、前記ロツクピン
を外方向に押し出すために前記ロツクピン組込孔
内に挿入されるスプリングと、から成るガスコツ
ク。
上記ガスコツクにおいては、ロツクピン組込孔
内にスプリング、ロツクピンの順で組み込み、ロ
ツクピンを指先で押し込んでガスコツク本体側の
取付口の上縁に形成したガイド縁とロツクピン側
のストツプ溝とガイド溝を選択しながら目的の操
作を行うもので、封印を行う際にはロツクピンの
ネジをロツクピン組込孔内の雌ネジにねじ込み、
ロツク溝内にガイドピンを固定することにより行
うものである。
〔実施例及びその作用〕
以下に本考案の実施例を詳記する。
図は本考案の一実施例を示し、符号の1は水平
方向に貫通するガス通路2とこのガス通路2に対
して直角方向に開放されたハンドルの取付口3を
形成して成るガスコツク本体、4は取付口3内に
設けられた内周溝、5はこの内周溝4の一部から
外側に貫通して設けたネジ孔である。
6は前記ガスコツク本体1内のテーパー1a内
に組み込まれた閉子、7は係合部である。
8はハンドルにして、9はこの胴体部、10は
胴体部9の下面に形成された係合溝にして、閉子
6の係合部7がこの係合溝10内に係合し、ハン
ドル8を回転することにより一緒に回転して閉子
6でガス通路2を開閉することができる。
11はハンドル8の胴体部9を水平方向に貫通
し、前記内周溝4と同一レベルになる位置に設け
られた貫通組込孔、12は小径部である。
13は前記貫通組込孔11内にその内端側が挿
入され、拡大頭部側は胴体部9内に納まることが
できるガイド部材にして、この内端側にはネジが
切つてある。なお、拡大頭部は偏平に形成されて
おり、この偏平が邪魔して貫通組込孔11内にお
いて回転が阻止されている。
17は前記貫通組込孔11内に対して前記ガイ
ド部材13とは反対側からその内端側が挿入され
たガイドネジ軸にして、このガイドネジ軸17の
内端側には内ねじが切つてあり、この内ネジと前
記ガイド部材13のねじは貫通組込孔11内にお
いて嵌合している。
20はスプリングにして、このスプリング20
は貫通組込孔11内においてガイドネジ軸17を
半径方向に押している。
21は前記ネジ孔5に螺合された閉塞ビスであ
る。
22はハンドル8における胴体部9の上部にお
いて、内奥に雌ネジ23を設け、水平方向に入口
を開放しているロツクピン組込孔、24は前記ロ
ツクピン組込孔22内に挿入されているロツクピ
ンにして、このロツクピン24の先端には前記雌
ネジ23に螺合自在のネジ25が設けてあると共
に中間下面内側にストツプ溝26、この外側に一
段低いガイド溝27、そしてこの外側に逃げ溝2
8を設けた構成から成つている。29はガイドピ
ン24の頭部を示す。
30はガスコツク本体1側のハンドル取付口3
の上縁3aであつて、ハンドル8(閉子6)の全
閉位置に形成したロツク溝、31はこのロツク溝
30を始点として実施例の場合左廻り方向に90゜
の角度に形成した一段低いガイド縁、32はロツ
クピン孔22内において、ロツクピン24を半径
方向に押しているスプリングである。
次に、上記ガスコツクについてその組み立て順
序を説明する。
先ず、ハンドル8において、その貫通組込孔1
1内にガイド部材13とガイドネジ軸17を結合
して挿入し、夫々の頭部をハンドル8の胴体部9
内に納め込み、この状態にしたのちロツクピン2
4をロツク溝30に合わせてハンドル8の胴体部
9をガスコツク本体1の取付口3内に挿入し、閉
子6の係合部7と係合溝10を係合させる。
次に、ガスコツク本体1のネジ孔5から回転工
具を挿入し、ガイドネジ軸17を回転すると、ガ
イド部材3側はその回転が阻止されているため、
ガイド部材13は前記ねじ結合の作用によりガス
コツク本体1の内周溝4側に少しずつ突出し、や
がて内周溝4内にその拡大頭部が位置するように
なる。なお、ガイドネジ軸17の頭部は無負荷時
においてはスプリング20により内周溝4側に押
し出されており、スプリング20に抗して内方向
に押し込むことも可能である。
上記のようにしてガイド部材13とガイドネジ
軸17の頭部を内周溝4内に位置させたのち、閉
塞ビス21のネジ孔5にねじ込んでネジ孔5を閉
塞し、いたずらされたり、ゴミ、水等が内部に侵
入するのを防止する。この状態は第1図に示され
ている。
このようにして組み立てると、ロツクピン24
はガスコツク本体1側のロツク溝30内に位置す
るため、スプリング32により押し出され、スト
ツパー溝26がロツク溝30内においてガイド縁
31の始端に係合し、よつてハンドル8は回転が
規制されている。この状況は第4図に示されてい
る。
そこで、ハンドル8を回転する場合にはロツク
ピン24を少し押し込み、ガイド縁31にガイド
溝27を合わせる。このようにすると、ガイド縁
31をガイド溝27で逃れるため、ハンドル8は
開方向に回転が可能となる。ハンドル8を90゜廻
して全開した状況は第1図に示されている。
次に、ハンドル8を閉じるために元の方向に
90゜廻し、ロツク溝30の位置にロツクピン24
が来ると、このロツクピン24にはスプリング3
2により外方向への力が負荷されているため、ロ
ツクピン24は再びロツク溝30内においてスト
ツパー溝26の位置まで突出し、回転が規制され
る。この状況は前記のとり第4図に示されてい
る。
次に、ガスコツクを閉の状態で封印する必要が
ある場合は、ロツク溝30の部分においてロツク
ピン24を押し込み、逃げ溝28で上縁3a,ガ
イド縁31を逃げながらロツクピン24のネジ2
5をロツクピン組込孔22の雌ネジ23にねじ込
み、逃げ溝28の部分が丁度ロツク溝30内であ
つてガイド縁31の始端に当るように固定する。
この結果、ロツクピン24は押し込むことも引き
抜くことも出来なくなり、封印される。なお、妄
りに封印を解かれないように、ロツクピン24の
頭部29には特殊な回転工具でなければ係合しな
いように例えば2つ目状の回転用の孔29aが形
成されている。この状況は第6図に示されてい
る。
〔本考案の効果〕
本考案は以上のように、ハンドルの胴体部の上
部にロツクピン組込孔を設け、このロツクピン組
込孔内に押し込み及びねじ込み自在のロツクピン
を挿入し、このロツクピンとガスコツク本体の取
付口の上縁に形成したロツク溝とガイド縁との係
合関係でストツプ、ロツク、封印を行うことがで
きるようにした。
この結果、組み立て及び分解はロツクピンを回
転工具で回転するだけで簡単に行うことができる
と共に部品点数が少ないためにコストは安くな
り、指先でロツクピンを操作するだけでよいので
操作性も大変より効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガスコツクの断面図、第
2図はロツクピンの側面図、第3図はガスコツク
本体側のロツク溝とロツクピンの関係を示す正面
図、第4図はロツク状態のガスコツクを示す一部
断面図、第5図は封印状態の説明図、第6図はロ
ツクピンが組み込まれた部分を示す正面図であ
る。 1……ガスコツク本体、2……ガス通路、8…
…ハンドル、9……胴体部、22……ロツクピン
組込孔、23……雌ネジ、24……ロツクピン、
25……ネジ、26……ストツプ溝、27……ガ
イド溝、28……逃げ溝、30……ロツク溝、3
1……ガイド縁、32……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にガス通路を貫通して設け、かつこのガス
    通路に対して直角方向に閉子組み込み用のテーパ
    ーとハンドルの取付口を形成して成るガスコツク
    本体と、 前記テーパー内に組み込まれる閉子と、 前記閉子の上面に形成した係合部と係合する係
    合溝を下面に形成し、前記ガスコツク本体のハン
    ドルの取付口内に回転自在に組み込まれる胴体部
    を形成して成るハンドルと、 前記胴体部から突出し、前記ガスコツク本体の
    取付口内に形成された内周溝に係合するガイド部
    材と、 前記ガスコツク本体の取付口の上縁において、
    閉の位置に形成されたロツク溝と、 このロツク溝を始点として開方向に形成された
    一段低いガイド縁と、 ハンドルの胴体部の上部において内部に雌ネジ
    を形成すると共に、ハンドル方向に入口が開放し
    ている水平状のロツクピン組込孔と、 内先端に前記雌ネジに螺合するネジを設け、中
    間下部にストツプ溝と一段低いガイド溝を形成し
    て成るロツクピンと、 前記ロツクピンを外方向に押し出すために前記
    ロツクピン組込孔内に挿入されるスプリングと、 から成るガスコツク。
JP15056987U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH0331899Y2 (ja)

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JPS6455385U JPS6455385U (ja) 1989-04-05
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