JP2560265Y2 - ガスコック - Google Patents

ガスコック

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JP2560265Y2
JP2560265Y2 JP1991065505U JP6550591U JP2560265Y2 JP 2560265 Y2 JP2560265 Y2 JP 2560265Y2 JP 1991065505 U JP1991065505 U JP 1991065505U JP 6550591 U JP6550591 U JP 6550591U JP 2560265 Y2 JP2560265 Y2 JP 2560265Y2
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二郎 中井
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良昭 梅沢
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東京瓦斯 株式会社
光陽産業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、室内の壁面等に設置
されるガスコックに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内の壁面にガスコックを設置
する場合には、通常、家屋の施工段階で壁内にガス管を
配設するようにしている。一方、家屋の施工後にガスコ
ックを壁面に設置する場合、例えばガスコックを増設す
るような場合には、ガス管を壁の内部に配設することが
できない。したがって、この場合にはガス管を室内の壁
面に沿って配設することになる。
【0003】ところで、ガス管を壁の内部に配設する
と、ガス管が壁の内部にあるのであるから、ガス管が接
続されるガスコックの接続部については、室内側から室
外側を向かせる必要がある。つまり、ガス管を壁の内部
に配設した場合には、ガス管との接続部が室内側から室
外側を向いたガスコックが必要になる。一方、ガス管を
壁面に沿って配設する場合には、ガス管との接続部が壁
面に沿う方向を向いたガスコックを用いる必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のガスコックは、
ガス管との接続部の向きが一定であり変えることができ
なかった。したがって、ガス管の配設箇所に対応して、
接続部の向きが異なる各種のガスコックを必要とした。
このため、ガスコックの種類が増え、管理面および製造
面で多大の手間およびコストがかかるという問題を招来
していた。
【0005】特に、壁面に設置したガスコックをカバー
によって覆うようにした、いわゆるカバー付きガスコッ
クにおいては、例えばガス管を上から下側に向かって配
設した場合には、ガス管をカバー内部に挿通してガスコ
ックと接続するために、上側の側壁にガス管用の挿通孔
が形成されたカバーを必要とし、下から上側へ向かって
ガス管を配設した場合には、下側の側壁に挿通孔が形成
されたカバーを必要とする。このように、多数種のガス
コックを必要とするのみならず、多数種のカバーを必要
とするため、管理費および製造費がより一層高騰すると
いう問題があった。
【0006】この考案は、上記の問題を解決するために
なされたもので、ガスコックおよびカバーの種類を減ら
すことができるガスコックを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、次の(イ)、(ロ)およ
び(ハ)を備えたことを特徴としている。 (イ)コック本体 このコック本体の内部には、両端がコック本体の外面に
開口するガス通路が形成されている。このガス通路は、
一端開口部からガスが流入し、他端開口部からガスが流
出する。 (ロ)継手部材 この継手部材の内部には、両端が継手部材の外面に開口
するガス孔が形成されている。このガス孔の一端開口部
と他端開口部との軸線は互いに異なる方向を向いてい
る。継手部材は、ガス孔の一端開口部が前記ガス通路の
ガス流入側開口部と連通した状態で、前記コック本体に
ガス孔の一端開口部の軸線の回りに取付位置変更可能に
取り付けられる。継手部材の他端開口部には、ガス供給
管が接続される。 (ハ)前記コック本体および前記継手部材を覆うカバー このカバーは、樹脂からなるものであり、背面部が開口
した箱状に形成されている。開口した背面部から前記コ
ック本体および前記継手部材が内部に入り込む。前記継
手部材の各取付位置におけるガス孔の他端開口部と対向
するカバーの対向箇所には、除去可能な除去部が形成さ
れている。
【0008】
【作用】継手部材の取付位置をガス孔の一端開口部の軸
線の回りに変える。すると、継手部材のガス孔の一端開
口部と他端開口部との軸線が互いに異なる方向を向いて
いるので、他端開口部の向きが変わる。この他端開口部
と対向する箇所に形成されたカバーの除去部を除去し、
そこにガス供給管を通す。
【0009】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図1ない
し図5を参照して説明する。図1(A),(B)はこの
考案に係るガスコックの全体構成を示すものであり、こ
のガスコックGは、取付板1、コック本体2、継手部材
3およびカバー4を備えている。
【0010】取付板1は、図2に示すように、ステンレ
ス鋼板等の板材を略四角形状に形成したものであり、ぞ
の前面1aから背面1bまで貫通する長孔11が形成さ
れている。この長孔11には、前面1a側からボルト
(図示せず)が挿通され、このボルトによって取付板1
が壁面に固定されるようになっている。取付板1の中央
部には、コック本体2を固定するためのねじ孔12が形
成されている。また、取付板1の一辺部1cには、切欠
き部13が形成されている。さらに、取付板1の各辺部
1c〜1fには、背面1b側から前面1a側に向かって
起立する起立片14がそれぞれ形成されている。辺部1
dに形成された起立片14には、ねじ孔15が形成され
ている。辺部1fに形成された起立片14には、差し込
み孔16が形成されている。
【0011】図3に示すように、コック本体2の下部に
は、座板部21が形成されている。この座板部21に
は、挿通孔22が形成されている。この挿通孔22に
は、図1に示すように、ボルトB1が挿通され、このボ
ルトが取付板1のねじ孔12に螺合されることにより、
コック本体2が取付板1に固定され、ひいては壁面に固
定されるようになっている。
【0012】また、コック本体2の内部には、ガス通路
23が形成されている。このガス通路23は、コック本
体2の一側面から他側部側へ向かって延びる流入孔23
aと、この流入孔23aと直交する方向に延び、流入孔
23aと連通孔23bを介して連通した流出孔23cと
から構成されている。流入孔23aの開口部には、雌ね
じ部23dが形成されている。一方、流出孔23cの両
端部はコック本体2の外面にそれぞれ開口している。流
出孔23cの一端開口部は、そこに螺合された蓋体24
によって遮蔽されている。流出孔23cの他端開口部は
開放されており、ガスの流出口になっている。
【0013】上記流入孔23aが開口するコック本体2
の側部には、フランジ部25が形成されている。このフ
ランジ部25には、4個のねじ孔25a,25b,25
c,25dがそれぞれ形成されている。各ねじ孔25a
〜25dは、流入孔23aの軸線を中心とする同一円周
上に、かつ周方向に等間隔をもって配置されている。ま
た、フランジ部25の端面中央部には、流入孔23aと
同心の突出部26が形成されている。なお、コック本体
2を取付板1に取り付けた状態においては、図1に示す
ように、フランジ部25が切欠き部13に隣接して位置
するようになっている。
【0014】上記流出孔23cの開口部近傍に対応する
コック本体2の外周面は円筒面に形成されており、その
円筒面をなす部分がプラグ部27とされている。このプ
ラグ部27には、ガス器具に接続されたガス管の端末た
るソケット部(図示せず)が接続されるようになってい
る。
【0015】なお、プラグ部27にソケット部を接続す
ると、コック本体2に設けられたリセット片28が図3
(A)に示す状態から時計方向へ流入孔23aの軸線と
ほぼ平行になるまで回動せしめられる。その状態からリ
セット片28を反時計方向へ図示の状態まで回動させる
と、ソケット部がプラグ部27から外れる。また、流出
孔23cの内部には、ソケット部を接続すると、自動的
に流出孔23cを開き、ソケット部を取り外すと自動的
に流出孔23cを閉じる弁機構が組み込まれている。こ
れらの機構は周知であり、しかもこの考案の要旨でもな
いので、その詳細な説明は省略する。
【0016】上記継手部材3は、図4に示すように、継
手本体3Aとボルト3Bとを有している。継手本体3A
には、その内部に両端が開口したガス孔31が形成され
ている。このガス孔31は、一側面から内部に向かって
延びる横孔31aと、この横孔31aが開口する側面と
直交する方向を向く側面から内部に向かって延び、横孔
31aと直交する縦孔31bとから構成されている。
【0017】横孔31aの開口部には、雌ねじ部31c
が形成されている。この雌ねじ部31cに上記ボルト3
Bが螺合されている。ボルト3Bには、その中央部を貫
通する貫通孔32が形成されている。この貫通孔32に
は、ガスの元栓に接続されたガス管、例えばフレキシブ
ルガス管(図示せず)が挿通される。そして、貫通孔3
2を貫通したフレキシブルガス管の端部がボルト3Bに
よって押し潰されることにより、ガス管が継手本体3A
に接続されるようになっている。なお、この点は周知の
構造であり、この考案の要旨でもないのでその詳細な説
明は省略する。
【0018】上記縦孔31bの開口部には、凹部33が
縦孔31bと同心に形成されている。この凹部33は、
コック本体2の突出部25bとほぼ同径に、かつ突出部
26に回動自在に嵌合するように形成されている。そし
て、凹部33に突出部26を嵌合させることにより、縦
孔31bとコック本体2の流入孔23aとの軸線が互い
に一致するようになっている。
【0019】また、縦孔31bの開口部に対応した継手
本体3Aの外周部には、フランジ部34が形成されてい
る。このフランジ部34には、2つの挿通孔34a,3
4bがそれぞれ形成されている。2つの挿通孔34a,
34は、縦孔31bの軸線を中心とし、かつ上記4つの
ねじ孔25a〜25dが配置された円と同一の直径を有
する円周上に配置され、しかも周方向に180°離間し
て配置されている。
【0020】上記構成の継手部材3は、その凹部33を
コック本体2の突出部26に嵌合させるとともに、フラ
ンジ部34をコック本体2のフランジ部25に突き合わ
せた状態でコック本体2に取り付けられる。取り付けに
際しては、挿通孔34a,34bにそれぞれ挿通したボ
ルトB2,B2をねじ孔25a〜25dのうちの180°
離間したいずれか2つに螺合させることによってコック
本体2に取り付けられることになる。この場合、螺合さ
せるねじ孔を選択することにより、つまり挿通孔34
a,34bと組み合わせるねじ孔を4つのねじ孔25a
〜25bのうちから2つ選択することにより、継手部材
3のコック本体1に対する取付位置を縦孔31b(流入
孔23a)の周方向に変えることができる。また、取付
位置を変えると、横孔31aと縦孔31bとが直交し、
互いの向きが異なっているので、横孔31aが形成され
た継手部材3の端部(以下、接続側端部という。)の向
きを変えることができる。
【0021】すなわち、挿通孔34a,34bをねじ孔
25a,25cと組み合わせると、図1(A)に示すよ
うに、継手部材3の接続側端部が取付板1の前面1a側
から背面1b側に向かう方向を向き、切欠き部13に入
り込む(以下、この取付位置を第1の取付位置とい
う。)。挿通孔34a,34bをねじ孔25b,25d
と組み合わせると、接続側端部が取付板1aの前面1a
に沿って辺部1d側から辺部1f側に向かう方向を向く
(以下、第2の取付位置という。)。挿通孔34a,3
4bをねじ孔25c,25aと組み合わせると、接続側
端部が背面1b側から前面1a側に向かう方向を向く。
ただし、この取付位置が選択されることはない。挿通孔
34a,34bをねじ孔25d,25bと組み合わせる
と、接続側端部が取付板1の前面に沿って辺部1f側か
ら辺部1d側に向かう方向を向く(以下、第3の取付位
置という。)。
【0022】上記カバー4は、ABS樹脂等の樹脂を箱
状に成形したものであり、図5に示すように、4つの側
面4a〜4dおよび天板4eを有し、背面部が開口して
いる。そして、その開口部に取付板1がその前面1a側
から挿入され、背面部と取付板1の背面1bとがほぼ同
一平面上に位置するようにして取付板1に取り付けられ
ている。また、取付板1の差し込み孔16と対向する側
面4dには、突出部41が形成されており、ねじ孔15
と対向する側面4bには挿通孔42が形成されている。
そして、突出部41を差し込み孔16に挿入するととも
に、ボルトB3を挿通孔42を貫通してねじ孔15に螺
合させることにより、カバー4が取付板1に取り付けら
れている。
【0023】また、側面4bには、挿入孔43が形成さ
れている。この挿入孔43は、コック本体2のプラグ部
27に接続するソケットを差し込むためのものであり、
プラグ部27と対向する箇所に形成されている。
【0024】さらに、側面4bには、継手部材3をコッ
ク本体2に対して第2の取付位置に取り付けた場合に接
続側端部と対向する箇所に凹部44が形成されており、
この凹部44に対応する部分が薄肉部(除去部)45と
されている。この薄肉部45は、カバー4の内側から外
側に向かって指等によって押圧することにより、周縁部
から破断してカバー4から除去することができる程度の
厚さとされている。そして、薄肉部45を除去すると、
そこに切欠き部が形成されることになり、その切欠き部
を通して元栓側のガス管(例えばフレキシブルガス管)
をカバー4の内部に引き込み、継手部材3の横孔31a
にボルト3Bによって固定することができるようになっ
ている。勿論、薄肉部45の大きさは、ガス管を挿通す
るのに十分な大きさとされている。同様に、側面4dに
は、継手部材3を第3の取付位置に取り付けた場合に接
続側端部と対向する箇所に凹部46が形成され、これに
よって薄肉部(除去部)47が形成されている。
【0025】また、カバー4には、側面4bから側面4
cに沿って移動可能なスライドバー48が配置されてい
る。このスライドバー48は、ばね(図示せず)によっ
てカバー4の外側から内側に向かって付勢されており、
プラグ部27にソケットを接続しない状態では、その外
側の端面がカバー4の側面4bとほぼ同一面に位置させ
るとともに、内側の端面によってリセット片28を図1
(A)の実線で示す状態に回動位置させている。一方、
プラグ部27にソケット部が接続されると、リセット片
28が図1において時計方向に回動するのに伴って、ス
ライドバー48がばねの付勢力に抗して内側から外側へ
向かって移動せしめられ、その外側の端部が側面4bか
ら突出する。この突出した端部を内側に押すことによ
り、プラグ部27に接続されたソケット部を取り外すこ
とができる。なお、このような構成は周知のものであ
り、この考案の要旨でもないので、その詳細な説明は省
略する。
【0026】上記構成のガスコックGは、通常、プラグ
部27を下方に向けた状態で室内の壁面に取り付けられ
る。その取付状態では、ガス管の次の3つの配管態様に
対応することができる。
【0027】すなわち、ガス管を壁の内部に挿通した場
合には、継手部材3を第1の取付位置に取り付ける。す
ると、継手部材3の接続側端部が取付板1の切欠き部1
3を通って壁の内部側を向くことになる。したがって、
壁の内部に挿通されたガス管を継手部材3に接続するこ
とができる。
【0028】また、ガス管を室内の壁面に沿って下側か
ら上側へ向かって配設する場合には、継手部材3を第3
の取付位置に取り付けるとともに、カバー4の側面4b
の薄肉部45を除去する。そして、薄肉部45を除去す
ることによって形成される切欠き部からカバー4の内部
にガス管を挿通し、ガス管を継手部材3に接続する。同
様に、ガス管を室内の壁面に沿って上側から下側へ向か
って配設する場合には、継手部材3を第2の取付位置に
取り付けるとともに、カバー45の側面4dの薄肉部4
7を除去する。
【0029】上記のように、このガスコックGにおいて
は、継手部材3の取付位置を変えるとともに、カバー4
の薄肉部45,47を除去することにより、ガス管の各
種の配設態様に対応することができる。したがって、準
備しておくべきコック本体2および継手部材3の種類、
並びにカバー4の種類を減らすことができ、これによっ
て製造費および管理費を低減することができる。
【0030】なお、この考案は、上記の実施例に限定さ
れることなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜
変更可能である。例えば、上記の実施例においては、継
手部材3の取付位置を、接続側端部が取付板1の前面1
a側から背面1b側を向く第1の取付位置、カバー4の
側面4b,4d側を向く第2、第3の取付位置のいずれ
かに変えることができるようになっているが、継手部材
3の縦孔31bの軸線が上下方向を向いた状態で継手部
材3をコック本体2に取り付けるようにすれば、継手部
材3の接続側端部をカバー4の4つの側面4a〜4dの
いずれかと対向させることができる。つまり、4つの取
付位置を選択することができる。その場合、カバー4の
側面4a〜4dにそれぞれ薄肉部を形成することにな
る。勿論、これら以外の取付位置を採用するようにして
もよい。
【0031】また、上記の実施例においては、除去部と
して薄肉部45,47を形成しているが、除去すべき部
分の周縁に沿って延びる溝を形成し、この溝によって囲
まれる部分(除去部)を溝から破断除去するようにして
もよい。勿論、この溝を形成することを上記の実施例と
組み合わせてもよい。つまり、凹部44,46の底面
に、その周縁に沿って延びる溝を形成するようにしても
よい。
【0032】さらに、上記の実施例においては、コック
本体2としてソケットの接続、取り外しによってガス通
路23が自動的に開閉されるタイプのものを用いたが、
ハンドルによって開閉するタイプのものを用いてもよ
い。その場合には、カバー4の天板4eにハンドル挿通
用の孔を形成することになる。
【0033】
【考案の効果】以上説明したように、この考案のガスコ
ックによれば、継手部材をコック本体に対し位置変更可
能に取り付け、継手部材の取付位置を変えることによっ
て継手部材のガス管が接続される端部の向きを変えるよ
うにし、しかも継手部材の各取付位置における接続側端
部と対向するカバーの対向箇所に除去部を形成している
から、1つのガスコックでガス管の各種の配設態様に対
応することができるのみならず、1つのカバーでガス管
の各種の配設態様に対応することができる。したがっ
て、準備しておくべきガスコックおよびカバーの種類を
減らすことができ、これによって製造費および管理費を
低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すもので、図1(A)
はカバーを切り欠いて示す平面図、図1(B)はカバー
を切り欠いて示す図1(A)のB矢視図である。
【図2】取付板を示すもので、図2(A)はその平面
図、図2(B),(C)はそれぞれ図2(A)のB矢
視、C矢視図である。
【図3】コック本体を示すもので、図3(A)はその平
面図、図3(B)はその平断面図、図3(C)は図3
(A)のC矢視図である。
【図4】継手部材を示すもので、図4(A)はその平面
図、図4(B)は図4(A)のB−B矢視断面図、図4
(C)は図4(B)のC矢視図である。
【図5】カバーを示すもので、図5(A)はその側面
図、図5(B)は図5(A)のB矢視図である。
【符号の説明】
G ガスコック 2 コック本体 23 ガス通路 23a 流入孔(ガスの流入側) 23b 流出孔(ガスの流出側) 25 フランジ部 3 継手部材 31 ガス孔 31a 横孔(ガスの流入側) 31b 縦孔(ガスの流出側) 34 フランジ部 4 カバー 45 薄肉部(除去部) 47 薄肉部(除去部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梅沢 良昭 東京都品川区豊町4ー20ー14 光陽産業 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭48−25324(JP,U) 実開 平2−87181(JP,U) 実開 平1−173578(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(イ)、(ロ)および(ハ)を備え
    たことを特徴とするガスコック。 (イ)コック本体 このコック本体の内部には、両端がコック本体の外面に
    開口するガス通路が形成されている。このガス通路は、
    一端開口部からガスが流入し、他端開口部からガスが流
    出する。 (ロ)継手部材 この継手部材の内部には、両端が継手部材の外面に開口
    するガス孔が形成されている。このガス孔の一端開口部
    と他端開口部との軸線は互いに異なる方向を向いてい
    る。継手部材は、ガス孔の一端開口部が前記ガス通路の
    ガス流入側開口部と連通した状態で、前記コック本体に
    ガス孔の一端開口部の軸線の回りに取付位置変更可能に
    取り付けられる。継手部材の他端開口部には、ガス供給
    管が接続される。(ハ)前記コック本体および前記継手部材を覆うカバー このカバーは、樹脂からなるものであり、背面部が開口
    した箱状に形成されている。開口した背面部から前記コ
    ック本体および前記継手部材が内部に入り込む。前記継
    手部材の各取付位置におけるガス孔の他端開口部と対向
    するカバーの対向箇所には、除去可能な除去部が形成さ
    れている。
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