JPH0342129Y2 - - Google Patents
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- JPH0342129Y2 JPH0342129Y2 JP16519284U JP16519284U JPH0342129Y2 JP H0342129 Y2 JPH0342129 Y2 JP H0342129Y2 JP 16519284 U JP16519284 U JP 16519284U JP 16519284 U JP16519284 U JP 16519284U JP H0342129 Y2 JPH0342129 Y2 JP H0342129Y2
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- water meter
- water
- stop valve
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、量水器筐の中仕切装置に係り、量水
器、止水栓などの凍結防止の構成に関する。
器、止水栓などの凍結防止の構成に関する。
従来、この種の量水器の凍結防止を計るには、
量水器が収納される量水器筐の外蓋の裏面及び量
水器筐本体の内周壁に断熱材を施す構造が採られ
ていた。
量水器が収納される量水器筐の外蓋の裏面及び量
水器筐本体の内周壁に断熱材を施す構造が採られ
ていた。
上記従来の構造では、外蓋と量水器筐本体との
嵌着部に小石等が挟まると前記外蓋と量水器筐本
体との間に間隙が生じ、この間隙より冷気が侵入
し、一方量水器筐底部の空気は地熱により保温さ
れているため、前記筐内の空気は上下の対流を生
じ、筐内の温度が低下して量水器、止水栓が凍結
することがある欠点を有している。
嵌着部に小石等が挟まると前記外蓋と量水器筐本
体との間に間隙が生じ、この間隙より冷気が侵入
し、一方量水器筐底部の空気は地熱により保温さ
れているため、前記筐内の空気は上下の対流を生
じ、筐内の温度が低下して量水器、止水栓が凍結
することがある欠点を有している。
このような現象を防止するため、量水器筐内の
途中文中仕切板で略水平に仕切り、この中仕切板
で筐内の空気の対流を遮断し、量水器、止水栓が
位置する中仕切板の下方には冷気が侵入しないよ
うにした構造が採られている。しかし上記の構造
では、検針時の中仕切板の取脱しと取付けに手間
がかかり、また、中仕切板を取付けるには係合段
部を筐内壁に形成しなければならないという欠点
がある。また、水道管はその地域の凍結深以下に
埋設されているため量水器の深さは一定でないか
ら、予め筐の内壁に固定される係合段部の位置は
自由に移動できないために量水器上方に余分な空
間を生じ、地熱を有効に利用できないという問題
点がある。
途中文中仕切板で略水平に仕切り、この中仕切板
で筐内の空気の対流を遮断し、量水器、止水栓が
位置する中仕切板の下方には冷気が侵入しないよ
うにした構造が採られている。しかし上記の構造
では、検針時の中仕切板の取脱しと取付けに手間
がかかり、また、中仕切板を取付けるには係合段
部を筐内壁に形成しなければならないという欠点
がある。また、水道管はその地域の凍結深以下に
埋設されているため量水器の深さは一定でないか
ら、予め筐の内壁に固定される係合段部の位置は
自由に移動できないために量水器上方に余分な空
間を生じ、地熱を有効に利用できないという問題
点がある。
そこで中仕切板に量水器の上端部に圧入嵌合さ
れる嵌合孔を形成するとともに止水栓の上端部に
圧入挿通される挿着孔を形成して中仕切板を量水
器と止水栓とにて保持する構造が考えられるが、
量水器筐本体と量水器および止水栓とのそれぞれ
の位置関係は一定ではなく、これに対応して量水
器嵌合孔、止水栓挿着孔を大きくすると量水器、
止水栓の周囲に間隙を生じ、中仕切板の下方に冷
気が侵入し、全体に対流が生ずる問題がある。
れる嵌合孔を形成するとともに止水栓の上端部に
圧入挿通される挿着孔を形成して中仕切板を量水
器と止水栓とにて保持する構造が考えられるが、
量水器筐本体と量水器および止水栓とのそれぞれ
の位置関係は一定ではなく、これに対応して量水
器嵌合孔、止水栓挿着孔を大きくすると量水器、
止水栓の周囲に間隙を生じ、中仕切板の下方に冷
気が侵入し、全体に対流が生ずる問題がある。
本考案の目的は、量水器嵌合孔と止水栓挿着長
孔を穿設した中仕切板およびこの中仕切板と量水
器筐本体内周壁の間隙を閉塞する枠体とによつ
て、量水器筐内の冷気と暖気の対流を確実に分断
して量水器筐内の保温効果を高めて量水器、止水
栓などの凍結を防止するとともに、量水器筐本
体、量水器および止水栓との位置関係が多少相違
しても中仕切効果が確実にでき、装着が容易で確
実にでき、かつ検針の容易な量水器筐の中仕切装
置を得ることである。
孔を穿設した中仕切板およびこの中仕切板と量水
器筐本体内周壁の間隙を閉塞する枠体とによつ
て、量水器筐内の冷気と暖気の対流を確実に分断
して量水器筐内の保温効果を高めて量水器、止水
栓などの凍結を防止するとともに、量水器筐本
体、量水器および止水栓との位置関係が多少相違
しても中仕切効果が確実にでき、装着が容易で確
実にでき、かつ検針の容易な量水器筐の中仕切装
置を得ることである。
本考案は、一側部に量水器の上端部を嵌合する
量水器嵌合孔を形成するとともに他側部に止水栓
上部を挿通する止水栓挿着長孔を一側から他側に
向けて穿設し合成樹脂製発泡体にて成形した中仕
切板と、内周が前記中仕切板の外周より小さくか
つ外周が量水器筐本体の内周に略等しく形成され
合成樹脂製発泡体にて成形した枠体と、前記量水
器の上端部に密接嵌合されかつ前記中仕切居合の
量水器嵌合孔と量水器の上端部との隙間を閉塞す
る合成樹脂製発泡体にて成形した量水器用閉塞板
と、前記止水栓上部に嵌合される止水栓嵌合孔を
穿設するとともにこの止水栓嵌合孔から周縁まで
切溝を形成し前記中仕切板の止水栓挿着長孔と止
水栓上部との隙間を閉塞する合成樹脂にて成形し
た止水栓用リングとからなることを特徴とするも
のである。
量水器嵌合孔を形成するとともに他側部に止水栓
上部を挿通する止水栓挿着長孔を一側から他側に
向けて穿設し合成樹脂製発泡体にて成形した中仕
切板と、内周が前記中仕切板の外周より小さくか
つ外周が量水器筐本体の内周に略等しく形成され
合成樹脂製発泡体にて成形した枠体と、前記量水
器の上端部に密接嵌合されかつ前記中仕切居合の
量水器嵌合孔と量水器の上端部との隙間を閉塞す
る合成樹脂製発泡体にて成形した量水器用閉塞板
と、前記止水栓上部に嵌合される止水栓嵌合孔を
穿設するとともにこの止水栓嵌合孔から周縁まで
切溝を形成し前記中仕切板の止水栓挿着長孔と止
水栓上部との隙間を閉塞する合成樹脂にて成形し
た止水栓用リングとからなることを特徴とするも
のである。
本考案は、合成樹脂製発泡体で成形した中仕切
板の量水器嵌合孔を量水器上端部に嵌合し、かつ
この中仕切板の止水栓挿着長孔に止水栓上部を挿
着する。このときこの中仕切板の量水器嵌合孔と
量水器の上端部に生ずる隙間はこの嵌合孔の周縁
部上面或いは下面に当接されかつ量水器の上端部
に装着される量水器用閉塞板で閉塞し、また前記
止水栓挿着長孔と止水栓上部との間に生ずる間隙
はこの挿着長孔の周縁部上面或いは下面に当接さ
れかつ止水栓の上部に挿着される止水栓用閉塞板
で閉塞し、合成樹脂製発泡体により成形された前
記量水器用閉塞板或いは中仕切板の量水器嵌合孔
が量水器の上端部周面にその可撓性により圧接さ
れて保持されるとともに、前記中仕切板の止水栓
挿着長孔の周縁部或いは止水栓用閉塞板が止水栓
の径大部に載置されることによつて前記中仕切板
は量水器筐内に略水平状に取付けられ、前記中仕
切板と量水器筐本体内周壁との間隙を中仕切板の
外周縁部上面に枠体を載置することによつて閉塞
し、量水器筐内の対流を分断して量水器、止水栓
などの凍結を防止するとともに、量水器筐本体、
量水器および止水栓のそれぞれの位置関係が多少
相違しても筐本体の内周壁に係合段部を形成しな
くても前記筐本体内部に中仕切板を取着すること
ができ、さらに量水器の検針は前記量水器嵌合孔
を覗窓として利用して行うものである。
板の量水器嵌合孔を量水器上端部に嵌合し、かつ
この中仕切板の止水栓挿着長孔に止水栓上部を挿
着する。このときこの中仕切板の量水器嵌合孔と
量水器の上端部に生ずる隙間はこの嵌合孔の周縁
部上面或いは下面に当接されかつ量水器の上端部
に装着される量水器用閉塞板で閉塞し、また前記
止水栓挿着長孔と止水栓上部との間に生ずる間隙
はこの挿着長孔の周縁部上面或いは下面に当接さ
れかつ止水栓の上部に挿着される止水栓用閉塞板
で閉塞し、合成樹脂製発泡体により成形された前
記量水器用閉塞板或いは中仕切板の量水器嵌合孔
が量水器の上端部周面にその可撓性により圧接さ
れて保持されるとともに、前記中仕切板の止水栓
挿着長孔の周縁部或いは止水栓用閉塞板が止水栓
の径大部に載置されることによつて前記中仕切板
は量水器筐内に略水平状に取付けられ、前記中仕
切板と量水器筐本体内周壁との間隙を中仕切板の
外周縁部上面に枠体を載置することによつて閉塞
し、量水器筐内の対流を分断して量水器、止水栓
などの凍結を防止するとともに、量水器筐本体、
量水器および止水栓のそれぞれの位置関係が多少
相違しても筐本体の内周壁に係合段部を形成しな
くても前記筐本体内部に中仕切板を取着すること
ができ、さらに量水器の検針は前記量水器嵌合孔
を覗窓として利用して行うものである。
本考案の一実施例の構成を第1図乃至第3図に
ついて説明する。
ついて説明する。
1は上面を開口した略直方体函状の量水器筐本
体で、この量水器筐本体1の上面開口部2に内方
に向つて突設された係合段部3に開閉自在に外蓋
4が嵌合される。また、前記量水器筐本体1の相
対する側面の下部には水道管5,6が挿通される
挿通孔7,7が設けられている。
体で、この量水器筐本体1の上面開口部2に内方
に向つて突設された係合段部3に開閉自在に外蓋
4が嵌合される。また、前記量水器筐本体1の相
対する側面の下部には水道管5,6が挿通される
挿通孔7,7が設けられている。
また、一方の水道管5の端部には接続具8を介
して止水栓9が連結固定され、他方の水道管6の
端部には連結管10,11と接続具12,13,
14とを介して量水器15が連結固定され、前記
止水栓9と量水器15とは連結管16と接続具1
7,18とを介して連結固定されている。
して止水栓9が連結固定され、他方の水道管6の
端部には連結管10,11と接続具12,13,
14とを介して量水器15が連結固定され、前記
止水栓9と量水器15とは連結管16と接続具1
7,18とを介して連結固定されている。
19は収縮性が少ない発泡ポリプロピレンまた
は発泡ポリエチレンなどの発泡合成樹脂よりなる
略長方形板状の中仕切板で、一側部に量水器15
の上部の量水器表示部20が嵌合される円形の量
水器嵌合孔21が穿設され、この嵌合孔21の内
径は量水器15の表示部20の外周に突出されて
いる突条25の外径より多少大きく形成され、ま
た他側部中央には一側から他側に向けて止水栓9
の取手軸22が挿通される止水栓挿着長孔23が
穿設され、この挿着長孔23の幅は止水栓9のナ
ツトなどの径大部32の径より小さく形成されて
いる。
は発泡ポリエチレンなどの発泡合成樹脂よりなる
略長方形板状の中仕切板で、一側部に量水器15
の上部の量水器表示部20が嵌合される円形の量
水器嵌合孔21が穿設され、この嵌合孔21の内
径は量水器15の表示部20の外周に突出されて
いる突条25の外径より多少大きく形成され、ま
た他側部中央には一側から他側に向けて止水栓9
の取手軸22が挿通される止水栓挿着長孔23が
穿設され、この挿着長孔23の幅は止水栓9のナ
ツトなどの径大部32の径より小さく形成されて
いる。
24は合成樹脂製発泡体よりなる円環状の量水
器用閉塞板で、量水器15の量水器表示部20の
外周面に圧接嵌合される量水器嵌合孔24aが略
円形状に形成され、この嵌合孔24aの周面には
互いに90°ずつの角度をなして前記量水器表示部
20の外周面に突設されたヒンジ用および治具係
止用係合突条25が係合される係合凹部26,2
6,26,26が設けられている。
器用閉塞板で、量水器15の量水器表示部20の
外周面に圧接嵌合される量水器嵌合孔24aが略
円形状に形成され、この嵌合孔24aの周面には
互いに90°ずつの角度をなして前記量水器表示部
20の外周面に突設されたヒンジ用および治具係
止用係合突条25が係合される係合凹部26,2
6,26,26が設けられている。
27は合成樹脂製発泡体よりなる枠体で、内周
が前記中仕切板19の外周より小さく、また外周
が前記量水器筐本体1の内周と略等しい略矩形枠
板状に成形されている。
が前記中仕切板19の外周より小さく、また外周
が前記量水器筐本体1の内周と略等しい略矩形枠
板状に成形されている。
28は合成樹脂製発泡体よりなる止水栓用閉塞
板で、長辺の長さが前記止水栓挿着長孔23の長
径より十分大きい長方形状に成形され、中央部に
は前記止水栓9の取手軸22が嵌合される止水栓
嵌合孔29が穿設され、この止水栓嵌合孔29か
ら止水栓用閉塞板28の外周長縁にかけてスリツ
ト状の切溝30が設けられている。
板で、長辺の長さが前記止水栓挿着長孔23の長
径より十分大きい長方形状に成形され、中央部に
は前記止水栓9の取手軸22が嵌合される止水栓
嵌合孔29が穿設され、この止水栓嵌合孔29か
ら止水栓用閉塞板28の外周長縁にかけてスリツ
ト状の切溝30が設けられている。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
中仕切板19を量水器筐本体1に装着するに
は、外蓋4を開いて筐本体1の上面開口部2を開
放した状態にする。
は、外蓋4を開いて筐本体1の上面開口部2を開
放した状態にする。
そして、先ず量水器用閉塞板24の量水器嵌合
孔24aをその係合凹部26を量水器15の突条
25に係合して、量水器表示部20に密接嵌合す
る。
孔24aをその係合凹部26を量水器15の突条
25に係合して、量水器表示部20に密接嵌合す
る。
つぎに、筐本体1の上面開口部2より中仕切板
19を筐本体1内に挿入し、量水器嵌合孔21を
量水器表示部20に上端より嵌合し、この量水器
嵌合孔21の下面周縁を前記量水器用閉塞板24
の上面に載置し、前記中仕切板19の止水栓挿着
長孔23にその可撓性を利用して止水栓取手31
から挿入し、この止水栓挿着長孔23に止水栓9
の取手軸22を挿通してこの取手軸22の下部に
固着された径大部32に前記止水栓挿着長孔23
の下面両側縁部を載置すると、中仕切板19は量
水器筐本体1内に水平状に保持固定される。この
とき、量水器用閉塞板24と中仕切板19とは別
体に構成されているので、量水器15の突条25
の位置がどの位置にあつても閉塞板24を嵌着で
き、この閉塞板24によつて中仕切板19の量水
器嵌合孔21に生じた間隙は確実に閉塞される。
19を筐本体1内に挿入し、量水器嵌合孔21を
量水器表示部20に上端より嵌合し、この量水器
嵌合孔21の下面周縁を前記量水器用閉塞板24
の上面に載置し、前記中仕切板19の止水栓挿着
長孔23にその可撓性を利用して止水栓取手31
から挿入し、この止水栓挿着長孔23に止水栓9
の取手軸22を挿通してこの取手軸22の下部に
固着された径大部32に前記止水栓挿着長孔23
の下面両側縁部を載置すると、中仕切板19は量
水器筐本体1内に水平状に保持固定される。この
とき、量水器用閉塞板24と中仕切板19とは別
体に構成されているので、量水器15の突条25
の位置がどの位置にあつても閉塞板24を嵌着で
き、この閉塞板24によつて中仕切板19の量水
器嵌合孔21に生じた間隙は確実に閉塞される。
つぎに、量水器筐本体1の上面開口部2より枠
体27をその可撓性を利用して挿入し、この枠体
27の下面内周縁を前記中仕切板19の上面外周
縁に載置すると、この中仕切板19と量水器筐本
体1の内周壁との間隙は閉塞される。このとき、
前記枠体27の外周面は量水器筐本体1の内周壁
に圧接してもよく、また両者の間に若干の間隙が
生じても枠体27は中仕切板19により支持され
る。
体27をその可撓性を利用して挿入し、この枠体
27の下面内周縁を前記中仕切板19の上面外周
縁に載置すると、この中仕切板19と量水器筐本
体1の内周壁との間隙は閉塞される。このとき、
前記枠体27の外周面は量水器筐本体1の内周壁
に圧接してもよく、また両者の間に若干の間隙が
生じても枠体27は中仕切板19により支持され
る。
つぎに、止水栓用閉塞板28の切溝30よりそ
の可撓性を利用して止水栓9の取手軸22を挿入
し、この取手軸22を止水栓嵌合孔29に嵌合
し、前記止水栓用閉塞板28を中仕切板19の載
置すると、この中仕切板19の止水栓挿着長孔2
3に生じた間隙は閉塞される。この状態で、量水
器筐本体1内は水道管5,6、量水器15、止水
栓9などが収納された下部の空間と上部の空間と
に確実に遮断されるから、外蓋4と筐本体1の間
隙から冷気が侵入しても、量水器15などが収納
された筐本体1下部は地熱によつて保温され、量
水器15、止水栓9などの凍結を防止することが
できる。
の可撓性を利用して止水栓9の取手軸22を挿入
し、この取手軸22を止水栓嵌合孔29に嵌合
し、前記止水栓用閉塞板28を中仕切板19の載
置すると、この中仕切板19の止水栓挿着長孔2
3に生じた間隙は閉塞される。この状態で、量水
器筐本体1内は水道管5,6、量水器15、止水
栓9などが収納された下部の空間と上部の空間と
に確実に遮断されるから、外蓋4と筐本体1の間
隙から冷気が侵入しても、量水器15などが収納
された筐本体1下部は地熱によつて保温され、量
水器15、止水栓9などの凍結を防止することが
できる。
また、中仕切板19はその可撓性により量水器
15と止水栓9とに嵌着させる構造としたから、
量水器筐本体1の内周壁に係合段部などを設けな
くとも容易に取付けることができる。
15と止水栓9とに嵌着させる構造としたから、
量水器筐本体1の内周壁に係合段部などを設けな
くとも容易に取付けることができる。
また、中仕切板19と量水器用閉塞板24とに
それぞれ量水器嵌合孔21,24aを設け、量水
器表示部20の上面を露出させる構造としたか
ら、前記中仕切板19を取脱すことなく容易に量
水器15の検針を行うことができる。
それぞれ量水器嵌合孔21,24aを設け、量水
器表示部20の上面を露出させる構造としたか
ら、前記中仕切板19を取脱すことなく容易に量
水器15の検針を行うことができる。
また、量水器15と止水栓9との間隔は一般に
一定ではないが、止水栓挿着長孔23は細長長孔
状としたから、量水器15と止水栓9との間隔が
同一でない場合にも同一の中仕切板19を使用す
ることができる。さらに、量水器15の量水器筐
本体1内での位置も必ずしも一定にはならない
が、中仕切板19と量水器用閉塞板24と枠体2
7とを分離した構造としたから、量水器15の位
置が多少ふぞろいであつても、量水器筐本体1に
上記中仕切装置を装着することができる。
一定ではないが、止水栓挿着長孔23は細長長孔
状としたから、量水器15と止水栓9との間隔が
同一でない場合にも同一の中仕切板19を使用す
ることができる。さらに、量水器15の量水器筐
本体1内での位置も必ずしも一定にはならない
が、中仕切板19と量水器用閉塞板24と枠体2
7とを分離した構造としたから、量水器15の位
置が多少ふぞろいであつても、量水器筐本体1に
上記中仕切装置を装着することができる。
なお、上記実施例では、中仕切板19の上面に
止水栓用閉塞板28を載置する構成について説明
したが、先に止水栓用閉塞板28を止水栓9の取
手軸22に嵌着してこの閉塞板28を止水栓9の
径大部32に載置し、次いで中仕切板19の止水
栓挿着長孔23を止水栓9の取手軸22に挿通し
て前記止水栓挿着長孔23の下面周縁部を止水栓
用閉塞板28に載置し、前記量水器用閉塞板24
と止水栓用閉塞板28とで中仕切板19を保持す
るようにしてもよい。
止水栓用閉塞板28を載置する構成について説明
したが、先に止水栓用閉塞板28を止水栓9の取
手軸22に嵌着してこの閉塞板28を止水栓9の
径大部32に載置し、次いで中仕切板19の止水
栓挿着長孔23を止水栓9の取手軸22に挿通し
て前記止水栓挿着長孔23の下面周縁部を止水栓
用閉塞板28に載置し、前記量水器用閉塞板24
と止水栓用閉塞板28とで中仕切板19を保持す
るようにしてもよい。
また、中仕切板19の量水器嵌合孔21の内径
を量水器表示部20の突条25の外径より多少小
さく形成し、先ずこの中仕切板19の量水器嵌合
孔21を量水器表示部20に圧接嵌合し、次いで
量水器用閉塞板24を前記表示部20に嵌着しか
つ中仕切板19の上面に載置して中仕切板19の
量水器嵌合孔21に生ずる間隙を閉塞し、中仕切
板19を量水器15外周面と止水栓9の径大部3
2或いは止水栓用閉塞板28とで保持するように
してもよい。
を量水器表示部20の突条25の外径より多少小
さく形成し、先ずこの中仕切板19の量水器嵌合
孔21を量水器表示部20に圧接嵌合し、次いで
量水器用閉塞板24を前記表示部20に嵌着しか
つ中仕切板19の上面に載置して中仕切板19の
量水器嵌合孔21に生ずる間隙を閉塞し、中仕切
板19を量水器15外周面と止水栓9の径大部3
2或いは止水栓用閉塞板28とで保持するように
してもよい。
上記いずれの構成についても、中仕切板19の
装着性、量水器筐本体1内の空間遮断の確実性お
よびそれに伴う量水器15などに対する凍結防止
効果、量水器15の検針の容易性などに関して、
前述と同様の効果が得られる。
装着性、量水器筐本体1内の空間遮断の確実性お
よびそれに伴う量水器15などに対する凍結防止
効果、量水器15の検針の容易性などに関して、
前述と同様の効果が得られる。
本考案によれば、合成樹脂製発泡体で成形した
中仕切板に量水器の上端部が嵌合される量水器嵌
合孔と止水栓が挿通される止水栓挿着長孔とを設
け、さらに前記中仕切板と量水器筐内周壁との間
隙を閉塞する枠体と、前記量水器嵌合孔に生ずる
間隙を閉塞する量水器用閉塞板と、前記止水栓挿
着長孔に生ずる間隙を閉塞する止水栓用閉塞板と
を設けたから、量水器筐本体内が量水器、止水栓
などが収納される量水器筐下部とその上部の空間
とに確実に遮断され、したがつて量水器筐本体と
この筐本体の上面開口部に嵌合された外蓋との間
隙より冷気が侵入しても、筐内の空気の対流が確
実に分断されるため量水器、止水栓などが収納さ
れる量水器筐底部に対する地熱による保温効果が
高められて前記量水器、止水栓などの凍結を防止
することができ、前記中仕切板、枠体、量水器用
閉塞板および止水栓用閉塞板とをそれぞれ別体と
したので、量水器筐本体、量水器、止水栓の相対
位置、量水器の突条の向きなどが多少相違しても
取付けることができるから、この中仕切板の量水
器筐内への装着が容易であり、前記中仕切板の量
水器嵌合孔より量水器上端面が露呈する構造とし
たから、量水器の検針が容易に行えるものであ
る。
中仕切板に量水器の上端部が嵌合される量水器嵌
合孔と止水栓が挿通される止水栓挿着長孔とを設
け、さらに前記中仕切板と量水器筐内周壁との間
隙を閉塞する枠体と、前記量水器嵌合孔に生ずる
間隙を閉塞する量水器用閉塞板と、前記止水栓挿
着長孔に生ずる間隙を閉塞する止水栓用閉塞板と
を設けたから、量水器筐本体内が量水器、止水栓
などが収納される量水器筐下部とその上部の空間
とに確実に遮断され、したがつて量水器筐本体と
この筐本体の上面開口部に嵌合された外蓋との間
隙より冷気が侵入しても、筐内の空気の対流が確
実に分断されるため量水器、止水栓などが収納さ
れる量水器筐底部に対する地熱による保温効果が
高められて前記量水器、止水栓などの凍結を防止
することができ、前記中仕切板、枠体、量水器用
閉塞板および止水栓用閉塞板とをそれぞれ別体と
したので、量水器筐本体、量水器、止水栓の相対
位置、量水器の突条の向きなどが多少相違しても
取付けることができるから、この中仕切板の量水
器筐内への装着が容易であり、前記中仕切板の量
水器嵌合孔より量水器上端面が露呈する構造とし
たから、量水器の検針が容易に行えるものであ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す量水器筐の中
仕切装置の量水器筐への装着状態を示す側断面
図、第2図は同上上面図、第3図は同上分解斜視
図である。 1……量水器筐本体、9……止水栓、15……
量水器、19……中仕切板、21……量水器嵌合
孔、23……止水栓挿着長孔、24……量水器用
閉塞板、27……枠体、28……止水栓用閉塞
板、29……止水栓嵌合孔、30……切溝。
仕切装置の量水器筐への装着状態を示す側断面
図、第2図は同上上面図、第3図は同上分解斜視
図である。 1……量水器筐本体、9……止水栓、15……
量水器、19……中仕切板、21……量水器嵌合
孔、23……止水栓挿着長孔、24……量水器用
閉塞板、27……枠体、28……止水栓用閉塞
板、29……止水栓嵌合孔、30……切溝。
Claims (1)
- 一側部に量水器の上端部を嵌合する量水器嵌合
孔を形成するとともに他側部に止水栓上部を挿通
する止水栓挿着長孔を一側から他側に向けて穿設
し合成樹脂製発泡体にて成形した中仕切板と、内
周が前記中仕切板の外周より小さくかつ外周が量
水器筐本体の内周に略等しく形成され合成樹脂製
発泡体にて成形した枠体と、前記量水器の上端部
に密接嵌合されかつ前記中仕切板の量水器嵌合孔
と量水器の上端部との隙間を閉塞する合成樹脂製
発泡体にて成形した量水器用閉塞板と、前記止水
栓上部に嵌合される止水栓嵌合孔を穿設するとと
もにこの止水栓嵌合孔から周縁まで切溝を形成し
前記中仕切板の止水栓挿着長孔と止水栓上部との
隙間を閉塞する合成樹脂製発泡体にて成形した止
水栓用閉塞板とからなることを特徴とする量水器
筐の中仕切装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16519284U JPH0342129Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16519284U JPH0342129Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6180856U JPS6180856U (ja) | 1986-05-29 |
JPH0342129Y2 true JPH0342129Y2 (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=30723052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16519284U Expired JPH0342129Y2 (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342129Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP16519284U patent/JPH0342129Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6180856U (ja) | 1986-05-29 |
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