JPS6040480Y2 - 飲料水供給装置 - Google Patents
飲料水供給装置Info
- Publication number
- JPS6040480Y2 JPS6040480Y2 JP1978035073U JP3507378U JPS6040480Y2 JP S6040480 Y2 JPS6040480 Y2 JP S6040480Y2 JP 1978035073 U JP1978035073 U JP 1978035073U JP 3507378 U JP3507378 U JP 3507378U JP S6040480 Y2 JPS6040480 Y2 JP S6040480Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- drinking water
- beer
- storage container
- water storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は冷却された飲料水を供給する装置、とりわけ冷
却された生ビールを卓上で供給することのできる装置に
関する。
却された生ビールを卓上で供給することのできる装置に
関する。
従来、生ビールを卓上で供給する方法としては、生ビー
ルの入った樽を冷蔵庫で冷却した後、これを卓上に置か
れた載置台、例えば三脚台の上に載せ、この載置台の下
方にジョツキを置き、ビール樽の栓を開けて生ビールを
注入していた。
ルの入った樽を冷蔵庫で冷却した後、これを卓上に置か
れた載置台、例えば三脚台の上に載せ、この載置台の下
方にジョツキを置き、ビール樽の栓を開けて生ビールを
注入していた。
このような方法はビール樽を載置台の上に載せている間
に、外気温度により樽全体の温度が上昇してしまい、再
度ビール樽を冷却しなおさなければ生ビールの温度が上
ってまずくなるという欠点があった。
に、外気温度により樽全体の温度が上昇してしまい、再
度ビール樽を冷却しなおさなければ生ビールの温度が上
ってまずくなるという欠点があった。
そのため、第1図および第2図に示すような卓上で常に
冷えた生ビールを供給することのできる供給装置が開発
された。
冷えた生ビールを供給することのできる供給装置が開発
された。
すなわち、この供給装置10は飲料水貯留用容器(生ビ
ール樽)12を収納しうる空間13を有する箱形の生ビ
ール樽収納室11を、ベース17上に垂直に載置された
脚部18により、ベース17から上方に所定の高さで張
出支持し、この収納室11の内部に冷却器24を配設し
たものからなっている。
ール樽)12を収納しうる空間13を有する箱形の生ビ
ール樽収納室11を、ベース17上に垂直に載置された
脚部18により、ベース17から上方に所定の高さで張
出支持し、この収納室11の内部に冷却器24を配設し
たものからなっている。
さらにこの収納室11の側面、前面あるいは後面には、
ビール樽12を収納室11内に出し入れするための開閉
扉21が取り付けられている。
ビール樽12を収納室11内に出し入れするための開閉
扉21が取り付けられている。
収納室11内に入れられたビールm12は、その吐出口
12aを収納室11の下面15から下方に突出した状態
で、下面15に対して載置される。
12aを収納室11の下面15から下方に突出した状態
で、下面15に対して載置される。
このため収納室11の下面15には、ビール樽12の吐
出口12aを挿通させ、ビールm12の肩部12cと接
触してビール樽12を下面15に垂直に載置させるため
の開口16が穿設されている。
出口12aを挿通させ、ビールm12の肩部12cと接
触してビール樽12を下面15に垂直に載置させるため
の開口16が穿設されている。
第3図は従来のこの開口16部の部分拡大図であり、第
3a図はその平面図、第3b図は第3a図A−A線断面
を示す。
3a図はその平面図、第3b図は第3a図A−A線断面
を示す。
この開口16は、ビールm12の肩部12 cと接触し
てビール樽12を垂直に載置するための傾斜面16aを
有している。
てビール樽12を垂直に載置するための傾斜面16aを
有している。
またビール樽12の吐出口12aには、通常吐出口開閉
用レバー12bが装着されており、このレバー12bを
挿通させるための切込溝34が開口16に対して接続さ
れている。
用レバー12bが装着されており、このレバー12bを
挿通させるための切込溝34が開口16に対して接続さ
れている。
このように、開口16はビール樽12の吐出口12aと
レバー12bが挿通可能であり、かつビール樽12を載
置するに適する形状であることが必要である。
レバー12bが挿通可能であり、かつビール樽12を載
置するに適する形状であることが必要である。
そしてさらに、供給装置の性能を良好に発揮するために
は、ビール樽12の下方へ突出する部分をできるだけ少
なくして、ビール樽12に露が付いてこれが落下するの
を防ぐこと、および開口16とビール樽12の肩部12
cとの接触部分の隙間を密封し、収納室11の良好な冷
却効果を得ることが要求される。
は、ビール樽12の下方へ突出する部分をできるだけ少
なくして、ビール樽12に露が付いてこれが落下するの
を防ぐこと、および開口16とビール樽12の肩部12
cとの接触部分の隙間を密封し、収納室11の良好な冷
却効果を得ることが要求される。
第3図に示すような従来の開口16の形状においては、
ビールm12を載置した後、切込溝34をゴムパツキン
などで密封する必要があり、取扱いが不便であるという
欠点がある。
ビールm12を載置した後、切込溝34をゴムパツキン
などで密封する必要があり、取扱いが不便であるという
欠点がある。
またビール樽12の吐出口12aより首部12dの方が
細い場合には、開口16と首部12dとの間に隙間を生
じ、ビール樽12が外気に触れる部分が増大するという
欠点がある。
細い場合には、開口16と首部12dとの間に隙間を生
じ、ビール樽12が外気に触れる部分が増大するという
欠点がある。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、ビ
ール樽の吐出口が挿通可能で、かつビール樽を載置した
後の密封を確実に行うことのできる開口構造を有する飲
料水(生ビール)供給装置を提供することを目的とする
。
ール樽の吐出口が挿通可能で、かつビール樽を載置した
後の密封を確実に行うことのできる開口構造を有する飲
料水(生ビール)供給装置を提供することを目的とする
。
以下図面を参照して本考案の実施例について説明する。
第4図は本考案に係る供給装置の一実頒例を示す外観図
であり、第5図は第4図に示す開口部の部分拡大図であ
る。
であり、第5図は第4図に示す開口部の部分拡大図であ
る。
この実施例においては、ベース17に垂直に載置されて
いる脚部18により、ベース17から所定の間隔をおい
て上方に張出支持されている収納室11の下面15の、
ベース17の上方に張出している部分に、第6図に示す
ような2つ割りの半円形リング部材57を組合せること
により構成された開口部50が設けられている。
いる脚部18により、ベース17から所定の間隔をおい
て上方に張出支持されている収納室11の下面15の、
ベース17の上方に張出している部分に、第6図に示す
ような2つ割りの半円形リング部材57を組合せること
により構成された開口部50が設けられている。
すなわち、収納室の下面にビール樽12の吐出口12a
に設けられたレバー12bが挿通しうる大きさの開孔5
8を設け、この開孔58に嵌合する外周部57aとビー
ルm12の首部12dの外周に密接する直径の半円形孔
57bとを有する半円形リング部材57を2つ組合せて
開孔58に嵌合することにより開口部が構成される。
に設けられたレバー12bが挿通しうる大きさの開孔5
8を設け、この開孔58に嵌合する外周部57aとビー
ルm12の首部12dの外周に密接する直径の半円形孔
57bとを有する半円形リング部材57を2つ組合せて
開孔58に嵌合することにより開口部が構成される。
この場合、リング部材57が下方に脱落しないようにリ
ング部材57の上方周縁にはフランジ部57cが設けら
れているとともに、開口部はその中心が収納室11の内
壁から載置されるビール樽12の最大半径よりも大きい
距離隔てた位置にあるよう開口されている。
ング部材57の上方周縁にはフランジ部57cが設けら
れているとともに、開口部はその中心が収納室11の内
壁から載置されるビール樽12の最大半径よりも大きい
距離隔てた位置にあるよう開口されている。
また半円形孔57bの上周縁にはビール樽12の肩部1
2cと接触係合する傾斜面57dが設けられている。
2cと接触係合する傾斜面57dが設けられている。
第7図はこのリング部材57の組合せを容易にするため
に、リング部材57の一端をヒンジ59で接続し、他端
をスナップはめ込み式にした構造を示している。
に、リング部材57の一端をヒンジ59で接続し、他端
をスナップはめ込み式にした構造を示している。
このスナップはめ込み式は、例えは一方のリング部材の
端部に突起部材60aを固着し、他方のリング部材の端
部にこの突起部材60aが弾性的に挿着されうる凹16
0bを設けることによって得ることができる。
端部に突起部材60aを固着し、他方のリング部材の端
部にこの突起部材60aが弾性的に挿着されうる凹16
0bを設けることによって得ることができる。
このような構成からなる本考案に係る供給装置の開口部
は、リング部材57をビールm12の首部12dの横方
向から挿入密着させて首部12dを把持し、その後ビー
ル樽12を開孔58に対し上方から挿入すれば、リング
部材57の外周部57aが開孔58に嵌合して取り付け
られることにより、ビール樽12の収納室11内への載
置を行うことができる。
は、リング部材57をビールm12の首部12dの横方
向から挿入密着させて首部12dを把持し、その後ビー
ル樽12を開孔58に対し上方から挿入すれば、リング
部材57の外周部57aが開孔58に嵌合して取り付け
られることにより、ビール樽12の収納室11内への載
置を行うことができる。
このように本考案に係る開口部の構造を用いれば、ビー
ル樽の吐出口およびレバーを収納室の下面に対し下方に
突出させることが容易であるだけでなく、首部が常に開
口部と密着しているので、収納室内の密封が良好に保た
れ冷却効果を向上させることができる。
ル樽の吐出口およびレバーを収納室の下面に対し下方に
突出させることが容易であるだけでなく、首部が常に開
口部と密着しているので、収納室内の密封が良好に保た
れ冷却効果を向上させることができる。
また、ビール樽の肩部から首部にかけての部分が外気に
触れることもないので、その表面に露が付いて下方に落
下したり、生ビールの冷却状態を悪くするということが
ない。
触れることもないので、その表面に露が付いて下方に落
下したり、生ビールの冷却状態を悪くするということが
ない。
また肩部と首部が開口部に密着することにより、ビール
樽の収納室内への載置状態が安定となる。
樽の収納室内への載置状態が安定となる。
第8図はビール樽の肩部が接触係合する傾斜面に軟質パ
ツキン61を貼着した状態を示す断面図である。
ツキン61を貼着した状態を示す断面図である。
このようにパツキン61を貼着することにより、密封効
果をより良くすることができるとともに、ビール樽の載
置の安定化を向上させることができる。
果をより良くすることができるとともに、ビール樽の載
置の安定化を向上させることができる。
第9図は、第10図に示すような開口部の形状に応じた
形の栓62により開口部を密封した状態を示す断面図で
ある。
形の栓62により開口部を密封した状態を示す断面図で
ある。
これは例えば冬の季節におけるように生ビールの需要が
少ないとき、開口部を密封し、収納室を通常の冷蔵庫と
して利用する場合に用いられる。
少ないとき、開口部を密封し、収納室を通常の冷蔵庫と
して利用する場合に用いられる。
なお、本考案の実施例として生ビールの供給装置につい
て説明したが、他の飲料水、例えば生ジュースなどの供
給装置として用いても同様の効果を得ることができる。
て説明したが、他の飲料水、例えば生ジュースなどの供
給装置として用いても同様の効果を得ることができる。
第1図および第2図は従来の飲料水供給装置の外観図お
よび断面図、第3図は従来の供給装置の開口部の部分拡
大図であり第3a図はその平面図、第3b図はその断面
図、第4図は本考案による飲料水供給装置の一実施例を
示す外観図、第5図は第4図に示す供給装置の開口部の
部分拡大図、第6図は第5図に示す供給装置の開口部の
一構成部材である半円形リング部材を示す外観図、第7
図は第6図に示す半円形部材の他の実施例を示す図、第
8図は開口部の傾斜面にパツキンを貼付けた状態を示す
断面図、第9図は開口部を栓で密封した状態を示す断面
図、第10図は第9図に示す密封用栓の外観図である。 11・・・・・・容器収納室、12・・・・・・ビール
樽、15・・・・・・下面、16・・・・・・開口、1
7・・・・・・ベース、18・・・・・・脚部、50・
・・・・・開口部、57・・・・・・半円形リング部材
、57a・・・・・・外周部、57b・・・・・・半円
形孔、57c・・・・・・フランジ部、57d・・・・
・・傾斜面、58・・・・・・開孔。
よび断面図、第3図は従来の供給装置の開口部の部分拡
大図であり第3a図はその平面図、第3b図はその断面
図、第4図は本考案による飲料水供給装置の一実施例を
示す外観図、第5図は第4図に示す供給装置の開口部の
部分拡大図、第6図は第5図に示す供給装置の開口部の
一構成部材である半円形リング部材を示す外観図、第7
図は第6図に示す半円形部材の他の実施例を示す図、第
8図は開口部の傾斜面にパツキンを貼付けた状態を示す
断面図、第9図は開口部を栓で密封した状態を示す断面
図、第10図は第9図に示す密封用栓の外観図である。 11・・・・・・容器収納室、12・・・・・・ビール
樽、15・・・・・・下面、16・・・・・・開口、1
7・・・・・・ベース、18・・・・・・脚部、50・
・・・・・開口部、57・・・・・・半円形リング部材
、57a・・・・・・外周部、57b・・・・・・半円
形孔、57c・・・・・・フランジ部、57d・・・・
・・傾斜面、58・・・・・・開孔。
Claims (1)
- 下面に飲料水貯留用容器の吐出口を下方に突出させるた
めの開口部が設けられ、飲料水貯留用容器を出し入れす
るための開閉扉が設けられ、内部に冷却器が配設されて
いる箱形の飲料水貯留用容器収納室を、ベースに直立し
て設置された脚部によりベースから所定の間隔をおいて
上方支持してなる飲料水供給装置において、前記開口部
は飲料水貯留用容器の吐出口あるいはレバーの最大外径
より大きい直径を有する前記容器収納室の下面に穿設さ
れた開孔に、この開孔に嵌合する外周部とこの外周部の
上方周縁に延設して開孔上方に嵌合するフランジ部と飲
料水貯留用容器の首部を密着把持する半円形孔と飲料水
貯留用容器の肩部に接触係合する傾斜面とを有する半円
形リング部材を複数個組合せ嵌合することにより構成さ
れていることを特徴とする飲料水供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978035073U JPS6040480Y2 (ja) | 1978-03-18 | 1978-03-18 | 飲料水供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978035073U JPS6040480Y2 (ja) | 1978-03-18 | 1978-03-18 | 飲料水供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54138012U JPS54138012U (ja) | 1979-09-25 |
JPS6040480Y2 true JPS6040480Y2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=28893642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978035073U Expired JPS6040480Y2 (ja) | 1978-03-18 | 1978-03-18 | 飲料水供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040480Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024100694A1 (ja) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536673Y2 (ja) * | 1973-06-15 | 1978-02-20 |
-
1978
- 1978-03-18 JP JP1978035073U patent/JPS6040480Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54138012U (ja) | 1979-09-25 |
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