JPH0520940Y2 - - Google Patents

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JPH0520940Y2
JPH0520940Y2 JP1984156802U JP15680284U JPH0520940Y2 JP H0520940 Y2 JPH0520940 Y2 JP H0520940Y2 JP 1984156802 U JP1984156802 U JP 1984156802U JP 15680284 U JP15680284 U JP 15680284U JP H0520940 Y2 JPH0520940 Y2 JP H0520940Y2
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JP
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mounting frame
mounting
frame
gas outlet
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はガスコンセントを壁面板や床板等の取
り付け基板に取り付ける構造の改良に関するもの
である。
[背景技術] 従来、ガスコンセントを壁面板や床板等の取り
付け基板に取り付けるにあたつては、取り付け基
板に矩形状の開口を明け、取り付け基板の裏面側
に金属管のガス配管を施し、開口内に位置するよ
うに配置したガスコンセント本体をガス配管に固
着し、開口に化粧枠を取着していた。しかしかか
る従来例にあつては、ガス配管にガスコンセント
本体を固着してガスコンセント本体を支持してお
り、施工するとき開口とガスコンセント本体とを
合致させて施工するのが困難であつて施工に手間
がかかるという欠点があり、しかも開口とガスコ
ンセント本体の位置がぴつたり合致しないので化
粧枠を取り付けて施工した後の外観が悪いという
欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは表面取り付け枠
と裏面取り付け枠とにより取り付け基板の開口の
所定位置にガスコンセント本体を確実に取り付け
ることができて外観がよくなると共に簡単に施工
できるガスコンセントの取り付け構造を提供する
にある。
[考案の開示] 本考案ガスコンセントの取り付け構造は壁面
板、床板等の取り付け基板1に矩形状の開口2を
形成し、この開口2の開口縁の裏面側に矩形状の
裏面取り付け枠3を配置すると共に開口2の開口
縁の表面側に矩形状の表面取り付け枠4を配置
し、裏面取り付け枠3と表面取り付け枠4とを枠
固定用ビス5にて締結して裏面取り付け枠3と表
面取り付け枠4とで開口縁を挟持し、表面取り付
け枠4乃至裏面取り付け枠3のいずれか一方に内
方に突出する取り付け片6を形成し、ケース13
にガスコツク14を内装したガスコンセント本体
7を表面取り付け枠4及び裏面取り付け枠3の内
周に挿通し、ガスコンセント本体7のケース13
の両側から突出するように設けた固定片15を上
記取り付け片6の表面側に重ね、固定片15から
取り付け片6のビス孔12に本体取り付け用ビス
8を螺入してガスコンセント本体7を取着し、取
り付け基板1の裏面側に配置したフレキシブルな
ガス供給管23をガスコンセント本体7に接続
し、表面取り付け枠4に化粧枠9を被着したもの
であつて、上述のように構成することにより従来
例の欠点を解決したものである。つまり表面取り
付け枠4と裏面取り付け枠3とで開口縁を挟持し
て表面取り付け枠4及び裏面取り付け枠3を開口
縁に取り付け、表面取り付け枠4乃至裏面取り付
け枠3に設けた取り付け片6にガスコンセント本
体7を本体取り付け用ビス8にて取り付けたこと
により開口2の所定位置に確実に取り付けること
ができて化粧枠9とぴつたり合致して外観がよく
なると共に表面取り付け枠4と裏面取り付け枠3
とを用いて簡単に取り付け施工できるようになつ
たものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
裏面取り付け枠3は金属板にて矩形状に形成さ
れ、各内隅部にねじ孔10を穿設してある。表面
取り付け枠4も金属板にて矩形状に形成され、全
周に亘つて断面略L字状になつている。この表面
取り付け枠4の各内隅部には上記ねじ孔10と対
応する取り付け孔11を設けてあり、表面取り付
け枠4の両側より断面略L字状のL字状片を連出
してあつて、L字状片の表面と平行な片を取り付
け片6としてあり、取り付け片6にビス孔12を
穿設してある。ガスコンセント本体7は上記表面
取り付け枠4及び裏面取り付け枠3の内周に挿通
できる大きさであつて、ケース13にガスコツク
14を内装して形成されている。ケース13の開
口側の両側には固定片15を設けてあり、固定片
15に上記ビス孔12に対応する取り付け切欠1
6を形成してある。ガスコツク14にはガスソケ
ツトを着脱自在に接続し得るプラグ17やガスコ
ツク14を開閉操作する操作つまみ18等を設け
てあり、ガスコツク14の管接続部24をケース
13より突出させてある。化粧枠9は合成樹脂等
にて矩形状に形成され、背面側に表面取り付け枠
4の内周に嵌合する嵌合筒部19を突設してあ
り、しかも化粧枠9には化粧枠9の開口を開閉し
得る蓋体20を開閉自在に装着してある。化粧カ
バー21は化粧枠9の開口を閉塞し得る矩形状の
板であつて、合成樹脂等にて形成され、上記プラ
グ17や操作つまみ18に対応する箇所に透孔2
2を設けてある。しかして壁面板や床板等の取り
付け基板1にガスコンセントを取り付け施工する
にあたつては次のように行う。取り付け基板1の
適所に矩形状の開口2を穿設すると共に取り付け
基板1の裏面側にガス供給管23を配管する。か
かるガス供給管23はフレキシブル管である。上
記開口2から裏面側に裏面取り付け枠3を入れて
裏面取り付け枠3を開口縁に当接し、開口2の開
口縁の表面側に表面取り付け枠4を当接し、ねじ
孔10と取り付け孔11とを合致させて枠固定用
ビス5を取り付け孔11からねじ孔10に螺入し
て枠取り付けビスを締め付けて表面取り付け枠4
と裏面取り付け枠3とで開口縁を挟持し、開口縁
に表面取り付け枠4と裏面取り付け枠3とを取り
付ける。そしてガスコンセント本体7を開口2に
配置し、表面取り付け枠4や裏面取り付け枠3の
内周側からガス供給管23を引き出してガス供給
管23をガス接続部24を接続し、表面取り付け
枠4及び裏面取り付け枠3の内周側にガスコンセ
ント本体7を入れ、ケース13の取り付け切欠1
6と取り付け片6のビス孔12とを合致させ、取
り付け切欠16を介してビス孔12に本体取り付
け用ビス8を螺入してガスコンセント本体7を表
面取り付け枠4に取り付ける。そして化粧枠9の
嵌合筒部19を表面取り付け枠4の内周に嵌合し
て化粧枠9を表面取り付け枠4を覆うように被着
し、化粧枠9の内周側に化粧カバー21をはめ込
んでガスコンセント本体7をカバーし、透孔22
からプラグ17や操作つまみ18を突出させる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように構成されているので、取
り付け基板に矩形状の開口を形成し、この開口の
開口縁の裏面側に矩形状の裏面取り付け枠を配置
すると共に開口の開口縁の表面側に矩形状の表面
取り付け枠を配置し、裏面取り付け枠と表面取り
付け枠とを枠固定用ビスにて締結することにより
裏面取り付け枠と表面取り付け枠とで開口縁を挟
持して裏面取り付け枠と表面取り付け枠とを開口
縁に取り付け、表面取り付け枠乃至裏面取り付け
枠のいずれか一方に形成した取り付け片に、表面
取り付け枠及び裏面取り付け枠の内周側に挿通し
たガスコンセント本体を本体取り付け用ビスにて
取着できるものであつて、開口に取り付けた表面
取り付け枠や裏面取り付け枠にて所定位置に確実
にガスコンセント本体を支持できて化粧枠とガス
コンセント本体の位置が一致して外観がよくなる
ものであり、しかも表面取り付け枠と裏面取り付
け枠とを開口に挟持により簡単に取り付けてガス
コンセント本体を本体取り付けビスにて簡単に取
り付けることができてガスコンセント本体を所定
位置に位置決めして取り付けるものでも簡単に取
り付け施工できるものであり、さらにガスコンセ
ント本体の取り外しも簡単にできてメンテナンス
も容易にできるものである。また矩形状の表面取
り付け枠乃至裏面取り付け枠のいずれか一方に内
方に突出する取り付け片を形成し、ケースにガス
コツクを内装したガスコンセント本体を表面取り
付け枠及び裏面取り付け枠の内周に挿通し、ガス
コンセント本体のケースの両側から突出するよう
に設けた固定片を上記取り付け片の表面側に重
ね、固定片から取り付け片のビス孔に本体取り付
け用ビスを螺入してガスコンセント本体を取着し
たので、表面取り付け枠や裏面取り付け枠を開口
縁を挟持するように取り付けた後に、開口から取
り付け基板の表面側にフレキシブルなガス供給管
を引き出してガス供給管にガスコンセント本体を
接続し、表面取り付け枠や裏面取り付け枠の内周
側にガスコンセント本体を挿通して取り付け片に
ガスコンセント本体を取り付けることができるも
のであつて、表面取り付け枠や裏面取り付け枠を
取り付けるときガスコンセント本体がない状態で
できて表面取り付け枠や裏面取り付け枠の取り付
け施工が容易にできるものであり、さらにガスコ
ンセント本体を取り付けない状態で表面取り付け
枠や裏面取り付け枠を取り付けることができるの
で裏面取り付け枠が矩形状の枠でも開口から挿入
して取り付けることができるものであつて、裏面
取り付け枠を矩形状にすることにより取り付けを
確実にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部切欠側面図、
第2図は同上の側断面図、第3図は同上の正面
図、第4図aは同上の化粧枠を取り外した状態の
正面図、第4図bは第4図aの一部切欠平面図、
第4図cは第4図aの背面図、第5図は同上の表
面取り付け枠と裏面取り付け枠とケースを示す分
解斜視図、第6図は表面取り付け枠と裏面取り付
け枠とを取り付けた状態の側断面図であつて、1
は取り付け基板、2は開口、3は裏面取り付け
枠、4は表面取り付け枠、5は枠固定用ビス、6
は取り付け片、7はガスコンセント本体、8は本
体取り付け用ビス、9は化粧枠、12はビス孔、
13はケース、14はガスコツク、15は固定
片、23はガス供給管である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面板、床板等の取り付け基板に矩形状の開口
    を形成し、この開口の開口縁の裏面側に矩形状の
    裏面取り付け枠を配置すると共に開口の開口縁の
    表面側に矩形状の表面取り付け枠を配置し、裏面
    取り付け枠と表面取り付け枠とを枠固定用ビスに
    て締結して裏面取り付け枠と表面取り付け枠とで
    開口縁を挟持し、表面取り付け枠乃至裏面取り付
    け枠のいずれか一方に内方に突出する取り付け片
    を形成し、ケースにガスコツクを内装したガスコ
    ンセント本体を表面取り付け枠及び裏面取り付け
    枠の内周に挿通し、ガスコンセント本体のケース
    の両側から突出するように設けた固定片を上記取
    り付け片の表面側に重ね、固定片から取り付け片
    のビス孔に本体取り付け用ビスを螺入してガスコ
    ンセント本体を取着し、取り付け基板の裏面側に
    配置したフレキシブルなガス供給管をガスコンセ
    ント本体に接続し、表面取り付け枠に化粧枠を被
    着して成るガスコンセントの取り付け構造。
JP1984156802U 1984-10-17 1984-10-17 Expired - Lifetime JPH0520940Y2 (ja)

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JPS6170666U JPS6170666U (ja) 1986-05-14
JPH0520940Y2 true JPH0520940Y2 (ja) 1993-05-28

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JP2002340264A (ja) * 2001-05-16 2002-11-27 Osaka Gas Co Ltd ガス管用コンセント

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