JPH0241079Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241079Y2 JPH0241079Y2 JP11426388U JP11426388U JPH0241079Y2 JP H0241079 Y2 JPH0241079 Y2 JP H0241079Y2 JP 11426388 U JP11426388 U JP 11426388U JP 11426388 U JP11426388 U JP 11426388U JP H0241079 Y2 JPH0241079 Y2 JP H0241079Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting ring
- spring
- spacer
- hole
- rim
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- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
本考案は、前照灯の自動車への取付構造に関す
るものである。
るものである。
従来のこの種の前照灯ユニツト20の構造を示
すものが第3図であり、ボルト11とナツト12
とを使用し、リム21とマウンテイングリング2
2とで前照灯本体10を挟持するように組付け、
一体化して自動車車体(図示は省略する)に取付
けるものであり、このとき、前記前照灯本体10
がガラス製のレンズなどを含むので過剰な締付け
で破損を生じないように前記リム21とマウンテ
イングリング22との中間に樹脂部材などで形成
したスペーサ23を挟むものである。 このように一体化された前照灯ユニツト20は
光軸調整のために前記自動車車体に揺動自在に取
付られ、この調整機構の一部としてのスプリング
13が前記自動車車体と前記マウンテイングリン
グ22に設けられたスプリング取付孔22aとの
間に掛着されている。
すものが第3図であり、ボルト11とナツト12
とを使用し、リム21とマウンテイングリング2
2とで前照灯本体10を挟持するように組付け、
一体化して自動車車体(図示は省略する)に取付
けるものであり、このとき、前記前照灯本体10
がガラス製のレンズなどを含むので過剰な締付け
で破損を生じないように前記リム21とマウンテ
イングリング22との中間に樹脂部材などで形成
したスペーサ23を挟むものである。 このように一体化された前照灯ユニツト20は
光軸調整のために前記自動車車体に揺動自在に取
付られ、この調整機構の一部としてのスプリング
13が前記自動車車体と前記マウンテイングリン
グ22に設けられたスプリング取付孔22aとの
間に掛着されている。
しかしながら、前記した従来の構造は、前記光
軸調整のための機構が樹脂ナツトあるいは樹脂軸
受などで形成される場合が多いこと、あるいは前
照灯点灯のための電流が前記スプリング13を介
して車体に流れることから、前記マウンテイング
リング22が前記自動車車体とに電位差を生じ、
前記スプリング13あるいはマウンテイングリン
グ22の何れかに電食を生じ、耐久性を減ずると
云う問題点を生ずるものと成り、この問題の解決
が課題とされるものであつた。
軸調整のための機構が樹脂ナツトあるいは樹脂軸
受などで形成される場合が多いこと、あるいは前
照灯点灯のための電流が前記スプリング13を介
して車体に流れることから、前記マウンテイング
リング22が前記自動車車体とに電位差を生じ、
前記スプリング13あるいはマウンテイングリン
グ22の何れかに電食を生じ、耐久性を減ずると
云う問題点を生ずるものと成り、この問題の解決
が課題とされるものであつた。
本考案は前記した従来の課題を解決するための
具体的な手段として、リムとマウンテイングリン
グと、この両者に挟まれるスペーサとで前照灯本
体を挟持し、前記リムとマウンテイングリングと
をボルトで締結して成る前照灯ユニツトにおい
て、前記スペーサは樹脂で形成され、ボルト貫通
孔を有すると共にスプリング取付孔を有し、がい
スプリング取付孔に対応する位置の前記マウンテ
イングリングには切欠部が設けられていることを
特徴とする前照灯ユニツトの構造を提供すること
で、電食を防止して前記従来の課題を解決するも
のである。
具体的な手段として、リムとマウンテイングリン
グと、この両者に挟まれるスペーサとで前照灯本
体を挟持し、前記リムとマウンテイングリングと
をボルトで締結して成る前照灯ユニツトにおい
て、前記スペーサは樹脂で形成され、ボルト貫通
孔を有すると共にスプリング取付孔を有し、がい
スプリング取付孔に対応する位置の前記マウンテ
イングリングには切欠部が設けられていることを
特徴とする前照灯ユニツトの構造を提供すること
で、電食を防止して前記従来の課題を解決するも
のである。
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分
には同じ符号を付して説明し、重複する部分に付
いては一部その説明を省略する。 第1図に符号1で示すものは本考案による前照
灯ユニツトであり、この前照灯ユニツト1はボル
ト11とナツト12とを用いて、前照灯本体10
をリム2とマウンテイングリング3とで挟持する
ものであることは従来例のものと同様であるが、
樹脂部材を用いて形成されたスペーサ4は従来例
のもののスプリング13が掛着されていた前記マ
ウンテイングリング3の位置を越えて延長され、
従来からのボルト貫通孔4aに加えてスプリング
取付孔4bが設けられるものとされている。 同時に、前記マウンテイングリング3のタブ3
aには前記スプリング取付孔4bに対応する位置
に切欠部3bが設けられるものとなつていて、前
記スプリング13は、このスプリング取付孔4b
に掛着されるものとなつている。 このようにしたことで、前記スプリング13と
前記マウンテイングリング3とは電気的に絶縁さ
れたものとなり、直接の電気的な接触は行われな
いものとなり、降雨などによる水濡れを生じた場
合にも前記マウンテイングリング3あるいは前記
スプリング13の何れかに電食を生ずる事を完全
に防止する。 第2図に示すものは、本考案の別な実施例を要
部で示すものであり、この実施例のスペーサ5
は、前の実施例のボルト貫通孔4aの部分に樹脂
ナツト5aを成形したものであり、同時にスペー
サ5の両端面にはフツク部5b,5bが設けら
れ、これに対応して前記マウンテイングリング3
のタブ3aには前記フツク部5b,5bと係着す
る切欠部3cが設けられている。 これにより、前記リム2とマウンテイングリン
グ3との取付に前記ナツト12を不要とすると共
に、前記リム2、マウンテイングリング3、ボル
ト11など夫々の接触部に対する電食の発生を防
止することが可能となる。 尚、その他の部分の作用効果については前の実
施例と同様であるので、ここでの詳細な説明は省
略する。
詳細に説明する。 尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分
には同じ符号を付して説明し、重複する部分に付
いては一部その説明を省略する。 第1図に符号1で示すものは本考案による前照
灯ユニツトであり、この前照灯ユニツト1はボル
ト11とナツト12とを用いて、前照灯本体10
をリム2とマウンテイングリング3とで挟持する
ものであることは従来例のものと同様であるが、
樹脂部材を用いて形成されたスペーサ4は従来例
のもののスプリング13が掛着されていた前記マ
ウンテイングリング3の位置を越えて延長され、
従来からのボルト貫通孔4aに加えてスプリング
取付孔4bが設けられるものとされている。 同時に、前記マウンテイングリング3のタブ3
aには前記スプリング取付孔4bに対応する位置
に切欠部3bが設けられるものとなつていて、前
記スプリング13は、このスプリング取付孔4b
に掛着されるものとなつている。 このようにしたことで、前記スプリング13と
前記マウンテイングリング3とは電気的に絶縁さ
れたものとなり、直接の電気的な接触は行われな
いものとなり、降雨などによる水濡れを生じた場
合にも前記マウンテイングリング3あるいは前記
スプリング13の何れかに電食を生ずる事を完全
に防止する。 第2図に示すものは、本考案の別な実施例を要
部で示すものであり、この実施例のスペーサ5
は、前の実施例のボルト貫通孔4aの部分に樹脂
ナツト5aを成形したものであり、同時にスペー
サ5の両端面にはフツク部5b,5bが設けら
れ、これに対応して前記マウンテイングリング3
のタブ3aには前記フツク部5b,5bと係着す
る切欠部3cが設けられている。 これにより、前記リム2とマウンテイングリン
グ3との取付に前記ナツト12を不要とすると共
に、前記リム2、マウンテイングリング3、ボル
ト11など夫々の接触部に対する電食の発生を防
止することが可能となる。 尚、その他の部分の作用効果については前の実
施例と同様であるので、ここでの詳細な説明は省
略する。
以上に説明したように本考案により、スペーサ
にスプリング取付孔を設け、これに対応してマウ
ンテイングリングに切欠部を設けたことで、自動
車の車前体とマウンテイングリングとがスプリン
グを介して電気的に接続されることが無くなり、
これにより前記マウンテイングリングあるいはス
プリングの何れかが電食により腐食して耐久性を
著しく減ずる問題点を解決すると云う優れた効果
を奏するものであり、更に前記スペーサに樹脂ナ
ツトを一体に形成することで上記効果を一層に確
実なものとする効果を奏するものとなる。 また、スペーサを前記のようにしたことで大型
のものとなり、例えば前照灯本体の交換時に紛失
を防止するなどの効果も合わせて奏する。
にスプリング取付孔を設け、これに対応してマウ
ンテイングリングに切欠部を設けたことで、自動
車の車前体とマウンテイングリングとがスプリン
グを介して電気的に接続されることが無くなり、
これにより前記マウンテイングリングあるいはス
プリングの何れかが電食により腐食して耐久性を
著しく減ずる問題点を解決すると云う優れた効果
を奏するものであり、更に前記スペーサに樹脂ナ
ツトを一体に形成することで上記効果を一層に確
実なものとする効果を奏するものとなる。 また、スペーサを前記のようにしたことで大型
のものとなり、例えば前照灯本体の交換時に紛失
を防止するなどの効果も合わせて奏する。
第1図は本考案に係る前照灯ユニツトの構造を
要部で示す斜視図、第2図は同じく本考案の別な
実施例を要部で示す斜視図、第3図は従来例を示
す斜視図である。 1……前照灯ユニツト、2……リム、3……マ
ウンテイングリング、3a……タブ、3b,3c
……切欠部、4……スペーサ、4a……ボルト貫
通孔、4b……スプリング取付孔、5……スペー
サ、5a……樹脂ナツト、5b……フツク部、1
0……前照灯本体、11……ボルト、12……ナ
ツト。
要部で示す斜視図、第2図は同じく本考案の別な
実施例を要部で示す斜視図、第3図は従来例を示
す斜視図である。 1……前照灯ユニツト、2……リム、3……マ
ウンテイングリング、3a……タブ、3b,3c
……切欠部、4……スペーサ、4a……ボルト貫
通孔、4b……スプリング取付孔、5……スペー
サ、5a……樹脂ナツト、5b……フツク部、1
0……前照灯本体、11……ボルト、12……ナ
ツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) リムとマウンテイングリングと、この両者に
挟まれるスペーサとで前照灯本体を挟持し、前
記リムとマウンテイングリングとをボルトで締
結して成る前照灯ユニツトにおいて、前記スペ
ーサは樹脂で形成され、ボルト貫通孔を有する
と共にスプリング取付孔を有し、がいスプリン
グ取付孔に対応する位置の前記マウンテイング
リングには切欠部が設けられていることを特徴
とする前照灯ユニツトの構造。 (2) 前記スペーサの前記ボルト貫通孔は、前記ボ
ルトに対応するナツト部とされていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
前照灯ユニツトの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11426388U JPH0241079Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11426388U JPH0241079Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234333U JPH0234333U (ja) | 1990-03-05 |
JPH0241079Y2 true JPH0241079Y2 (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=31354849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11426388U Expired JPH0241079Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241079Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP11426388U patent/JPH0241079Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0234333U (ja) | 1990-03-05 |
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