JPH0238616A - 土木用網 - Google Patents

土木用網

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JPH0238616A
JPH0238616A JP18918988A JP18918988A JPH0238616A JP H0238616 A JPH0238616 A JP H0238616A JP 18918988 A JP18918988 A JP 18918988A JP 18918988 A JP18918988 A JP 18918988A JP H0238616 A JPH0238616 A JP H0238616A
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woven
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woven net
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Shinzo Matsuyama
眞三 松山
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Takiron Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は土木用網の改良に係り、特に不等沈下防止工や
ヘドロめり込み防止工等に使用される引っ張り強度が大
きく柔軟性があり、網同士の連結部の強度が大きい土木
用の綱に関する。
〔従来の技術〕
ヘドロ処理池や軟弱地盤地帯の埋立など土木施工法の改
良、進歩により、施工条件の悪い場所の開発も、昨今で
は盛んに行われるようになってきた。
表面処理工法のひとつとしてヘドロ層や軟弱地盤層の上
にシートや合成樹脂製の網を敷設し、その上に土砂で埋
め立てる工法が広く採用されている。
この種の網にはポリエチレンやポリプロピレン樹脂を用
い押出成形した剛性を有する太いストランドの長尺樹脂
ネットが多く採用されているが、最近ポリアミド樹脂や
ポリエステル樹脂の引き揃え糸を経緯に用いた織り網に
樹脂含浸加工した土木用の網が試験的に使用され始めた
この織り綱は、前記押出成形のネットに比較して、引っ
張り強度が大きく、軽量で取り扱い易いなど多くの長所
を有するが、施工条件の悪い場所などでは次のような問
題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記織り網に樹脂含浸加工した網は、網自身の剛性がな
いので、施工条件の悪いヘドロや150%以上もの水分
を含む軟弱地盤では該綱を敷設した後、網の上を歩くこ
となどできないため、作業性が悪いという問題があった
。又、網同士の連結をする際、網の端部に剛性がないこ
とと、網を構成する経緯糸の一本一本の引っ張り強度は
弱いものであるため、該綱の連結の仕方によっては網部
分の強度の20〜30%程度しか強度が出ないものであ
った0例えば、綱の両端を強力な紐で縛るなどの連結手
段を用いても、その連結強度は網自身の強度の半分以下
にしかならず、連結部分の強度低下を防ぐためにはより
優れた連結方法を!1立することが望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために本発明は、合成樹脂繊維から
なる織り網の樹脂含浸物に間隔をおいて多数の鋼材を添
設したものである。
〔作 用〕
本発明は、合成樹脂繊維からなる織り網の樹脂含浸物に
間隔をおいて多数の鋼材を添設したものであるから樹脂
含浸された織り綱は、多数の鋼材の強度と相まって、き
わめてバランスの良い網としての強さを発揮するもので
ある。
すなわち、鋼材と網材との間の繊維の網は、たとえ部分
的に荷重がかかっても、鋼材によって網の極端なへこみ
を防止することができるため、網が略均−に平面状を保
つことができ、作業性が非常によいものである。
しかも、網の連結は、実質的には多数の鋼材を連結する
ことにより、極めて強力な連結が保証されるので、繊維
の連結を少なくしたり、又は全くなくしたりすることが
できるので、作業時間が短縮される。
また、多数の鋼材が添設されていることによって、網全
体としては剛性が出るため、綱の上を人が歩行すること
も可能であり、作業性も向上するものである。
〔実施例〕
本発明における実施例を図面に沿って詳細に説明する。
第1図は本発明の土木用網の一例を示す部分平面図であ
る0図中、1は合成樹脂繊維からなる織り網に樹脂含浸
したものであり、該樹脂含浸網1ン等の合成繊維フィラ
メントの引き揃え糸や撚り糸から成り、この種の糸を平
織あるいは搦織したものである。又、この綱1は通常つ
なぎ合わせて広巾の長尺物として使用するものである。
咳網1に添設される鋼材2は広巾の長尺物の長さより、
長いものを使用する。この点については後で詳述する。
、ワ、 この織り綱は綱目の部分を平織や搦織で形成するが、後
者の方が目崩れが少ない、ただ本発明の場合は、網状に
織られた後、樹脂含浸を施すので平織でも目崩れの恐れ
はほとんどない。
又、目の大きさは5〜40mm、特に8〜25mm程度
のものが好適である。耳部20は平織等でできる限り密
に織り上げるが、横方向に裁断する部分も予め位置が決
まっておれば、該部分に緯糸を密に織り込むとより強度
が上がる。密に織る部分の巾は、耳部で5cm〜15c
m程度、横方向ではlQcm〜30cm程度とする。織
り網原反の巾は略1.5〜2.5mである。
尚、搦織の場合は、縦糸を裁断予定箇所で部分して力の
分散を図るようにしてもよい、この織り網原反はポリ塩
化ビニルのペーストなどによって含浸される。そして乾
燥後、広巾に加工される。上記中の綱の耳部を重ね合わ
せ、逢着することにより、第3図のような大面積の網と
するものである。
所謂、敷網工法に使用する場合はこの種の綱を使用する
と都合が良い。咳網の逢着後は縦、横の長さは、縦30
〜50m、横10〜16mである。
工場に於いて、この程度の網の広さにつくられる。
その後、横方向に沿って鋼材を添設してゆく。
第2図は本発明の別の実施例であって、樹脂含浸された
織り網1に綱材2が添設されている状態を示す斜視図で
ある。織りy41はポリエステルフィラメントの引き揃
え糸を平織としたもので、その織り網をポリ塩化ビニル
樹脂によって含浸したものである。2は鋼材であって、
この場合は帯鋼を使用したものである。帯鋼と織り網l
とは止め金具3によってずれたりはずれたりしないよう
に多数個所でとめられている。止め金具は金属リングを
用いたホックリンガ−なとの他に繊維紐などによって結
束してもよい。
要は、織り網と鋼材とが見掛は上一体となるように、一
定間隔で結び付けられていれば、良いものである。
又、第3図は樹脂含浸された織り網10を6枚つなぎ合
わせて広巾のw41としたものである。該織り網10は
耳部20をその両端に有しており、隣接する網10.1
0の耳部20.20をそれぞれ重ね合わせて逢着したも
のである。該逢着部21は、その逢着個所の引っ張り強
度をより強くするため、ベルト状の布を表、裏画面から
被せて逢着するのが好ましい。
網lには10cm〜30cm間隔で鉄30c通されてい
る。鉄線の太さは2.0〜10.0mmの所謂普通鉄線
が使用されている。
第4図は第3図の部分拡大図であって、織り網1に鉄線
2が添設されている状態を示すものであって、鉄線2は
網の経糸を一つおきにくぐらせて止めたものである0本
発明において、鋼材として使用できる形状は線状または
帯状のものであれば、何でも使用可能であるが、帯鋼な
どの場合は厚みが1mm〜4mmが適当で1mm以下で
は剛性がなく、4mm以上では全体重量が重くなりすぎ
て、取り扱いが不便になるので好ましくない、又、線材
の場合、2.0mm〜10.0mm程度が使用可能であ
る。2mm以下の場合鋼線の種類にもよるが、剛性及び
引っ張り強度が小さすぎるので、不適当である。10.
0mm以上の場合、重く取り扱いづらいものである。
鋼材の表面はポリ塩化ビニルなどの樹脂コーティングを
施すか、又は金属メツキなどによって防錆処理を施すこ
とが望ましい。
織りlll同士の連結は第5図及び第6図に示すように
隣接する網1の端部に突き出している鋼材同士を従来公
知の手段によって連結されるものである。第5図は鋼線
の連結を示すもので網1.1′同士を近接させ、鋼線2
.2′の端部をペンチ等で用いてねじり、ねじった部分
を細いワイヤー25で結束したものである。
又、第6図は帯鋼などの連結を示すもので、帯鋼2.2
′の端部を互いにだき合わせにして折り曲げると共に、
その上部から、その連結部が開かないように鉄製のC彫
金具26でかしめるなどの手段を用いることがでる。
鋼材の連結は上記以外のものでもよいことはもちろんで
あり、要は連結作業が簡単で連結した後、外れたり切れ
たりしないものなら特に制限されるものではない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、合成樹脂繊維の織り綱が樹脂含浸され
ているので、網目が簡単に崩れることがなく、しかも多
数の鋼材が間隔をおいて添設されているものであるから
、土木用の網として敷網工などに使用されたとき、土圧
を鋼材と織り網とでバランスよく受は止めることができ
、鋼材に剛性があるので網は全体的に凹凸が少なくなり
、人の歩行が容易になる。従って、網の上での土木作業
性が向上するという利点がある。又、鋼材同士を連結す
ることにより、連結部の引っ張り強度が織り網中央部の
強度に比較して劣らない程度のものになるため敷網など
に使用した場合、施工中にヘドロのふき上げなどのトラ
ブルを防ぐことができ、安心して工事を進めることがで
きるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す部分平面図、第2図は
他の実施例を示す斜視図、第3図は更に別の実施例を示
す平面図、第4図は第3図において鋼材を網に添設した
状態を示す部分拡大図、第5図は鋼材としてw4′41
Aを使用した場合の連結状態を示す部分平面図、第6図
は鋼材として帯鋼を使用した場合の連結状態を示す部分
斜視図である。 1・・・織り網、2・・・鋼材、20・・・耳部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂繊維からなる織り網の樹脂含浸物に間隔
    をおいて多数の鋼材を添設したことを特徴とする土木用
    網。
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