JPS6370720A - 地盤補強材 - Google Patents
地盤補強材Info
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- JPS6370720A JPS6370720A JP21261986A JP21261986A JPS6370720A JP S6370720 A JPS6370720 A JP S6370720A JP 21261986 A JP21261986 A JP 21261986A JP 21261986 A JP21261986 A JP 21261986A JP S6370720 A JPS6370720 A JP S6370720A
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は地盤補強を目的とした土中敷設の補強材に関す
るものである。
るものである。
（従来の技術）
地盤補強材として不織布シートや織布シートなどの繊維
シートが用いられていたが、敷設面で土の滑り現象が起
こり易く、最近は、実開２ｓａ−６２７０２号公報のよ
うに合成樹脂製のネットが用いられている。
シートが用いられていたが、敷設面で土の滑り現象が起
こり易く、最近は、実開２ｓａ−６２７０２号公報のよ
うに合成樹脂製のネットが用いられている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし、この合成樹脂製のネットは、例えば特開昭５９
−９３３３２号公報に示されているように、延伸し強度
のあるネットとするなどの製造工程の制約により問題が
少くない。さらに非網目部を部分的に設は補強したネッ
トでも、地盤の不等沈下が充分には防止できず、かつ剪
断抵抗性も不充分である。
−９３３３２号公報に示されているように、延伸し強度
のあるネットとするなどの製造工程の制約により問題が
少くない。さらに非網目部を部分的に設は補強したネッ
トでも、地盤の不等沈下が充分には防止できず、かつ剪
断抵抗性も不充分である。
（問題点を解決するための手段）
これら欠点をなくした補強材を開発すべく、鋭意研究し
た結果、合成樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材からなる
ネット状物が地盤補強材として優れたものであることを
発見し、本発明を完成した。
た結果、合成樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材からなる
ネット状物が地盤補強材として優れたものであることを
発見し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、合成樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材
からなるネット状地盤補強材である。
からなるネット状地盤補強材である。
ここでネット状とは第１図、第２図に示すように、合成
樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材１が骨格となって一体
的にネットヲ形成しているものである。
樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材１が骨格となって一体
的にネットヲ形成しているものである。
また、繊維素材はロープ状、テープ状、もしくは帯状に
されているものが好ましく、このような形状とするため
には、長繊維を引揃えた束（以下ロービングという）を
何本か引揃えたもの、ヤーンクロスのテープ、ロービン
グクロスのテープ、チョツプドストランドマットなテー
プ状にカットしたもの、ロービングクロスとチョツプド
ストランドマットと貼合せ、もしくはニードルパンチン
グし、一体化したものをテープ状または帯状にカットし
たもの、さらには、チョツプドストランドマットと一方
向に配列したロービングクロスを貼合せ、またはニード
ルパンチング（〜、もしくは縄編することによって一体
化したものをテープ状、あるいは帯状にカットすること
により得ることができる。
されているものが好ましく、このような形状とするため
には、長繊維を引揃えた束（以下ロービングという）を
何本か引揃えたもの、ヤーンクロスのテープ、ロービン
グクロスのテープ、チョツプドストランドマットなテー
プ状にカットしたもの、ロービングクロスとチョツプド
ストランドマットと貼合せ、もしくはニードルパンチン
グし、一体化したものをテープ状または帯状にカットし
たもの、さらには、チョツプドストランドマットと一方
向に配列したロービングクロスを貼合せ、またはニード
ルパンチング（〜、もしくは縄編することによって一体
化したものをテープ状、あるいは帯状にカットすること
により得ることができる。
そして、この繊維素材としては、引張強度、引張弾性率
等の強度特性の高い、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポ
リアミドなどが特に好ましい。
等の強度特性の高い、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポ
リアミドなどが特に好ましい。
また、これに含浸させる合成樹脂としては、特に制約は
ないが、一般的には、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニールエステル樹脂、エポキシアクリレート
樹脂及びフェノール樹脂麦どの熱硬化性樹脂が曲げ特性
が優れているので特に好ましい。
ないが、一般的には、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニールエステル樹脂、エポキシアクリレート
樹脂及びフェノール樹脂麦どの熱硬化性樹脂が曲げ特性
が優れているので特に好ましい。
本発明のネット状物とするには、例えば、繊維素材をネ
ット状に並べてから、合成樹脂を含浸させてもよく、あ
るいは熱硬化性樹脂を含浸させた繊維素材をネット状に
並べ、その後、熱をかけて硬化させてもよい。
ット状に並べてから、合成樹脂を含浸させてもよく、あ
るいは熱硬化性樹脂を含浸させた繊維素材をネット状に
並べ、その後、熱をかけて硬化させてもよい。
また、ネットの形状は第１図のようなネットであっても
、第２図のようなネットでも、また、図示しない形のネ
ットでもよい。また、ネットの格子断面は円形、長円形
、半円形、矩形などいかなる形状でもよい。
、第２図のようなネットでも、また、図示しない形のネ
ットでもよい。また、ネットの格子断面は円形、長円形
、半円形、矩形などいかなる形状でもよい。
その際、第３図のように突起２をネット状物に設けるこ
ともできる。
ともできる。
また、ネット状物における繊維の占める割合は４０〜７
０重量％であることが好ましく、残余は合成樹脂で占め
られ、この合成樹脂中に炭酸カルシウム、クレー、メル
ク、石こう、硫酸バリウム、アルミナなどのフィラーを
充填して、剛性を高めてもよい。
０重量％であることが好ましく、残余は合成樹脂で占め
られ、この合成樹脂中に炭酸カルシウム、クレー、メル
ク、石こう、硫酸バリウム、アルミナなどのフィラーを
充填して、剛性を高めてもよい。
本発明の地盤補強材は、地盤の不等沈下防止や地盤の支
持力向上、盛土補強などのために、例えば、概略水平に
間隔をおいて多段に敷設して使用することができる。
持力向上、盛土補強などのために、例えば、概略水平に
間隔をおいて多段に敷設して使用することができる。
（実施例〉
ガラス長繊維を引揃えたロービングをネット状に並べて
、これに不飽和ポリエステル樹脂を含浸させて正方形格
子のネット状地盤補強材とした。
、これに不飽和ポリエステル樹脂を含浸させて正方形格
子のネット状地盤補強材とした。
比較例として、実開昭５３−６２７０２号公報に示され
たネット状地盤補強材をポリエチレンで作った。
たネット状地盤補強材をポリエチレンで作った。
これら２枚のネット状補強材を第４（Ａ）図に示すよう
に、人工ピット中のモデル砂地盤に一層敷設し、鉛直載
荷試験を行なった。その結果を第４（Ｂ）図に示す。
に、人工ピット中のモデル砂地盤に一層敷設し、鉛直載
荷試験を行なった。その結果を第４（Ｂ）図に示す。
本発明による地盤補強材を敷設したモデル地盤の支持力
特性は比較例のものに比べて明らかに優れていた。
特性は比較例のものに比べて明らかに優れていた。
また、これら２枚のネット状補強材を、第５（Ａ）図に
示すように、小型剪断相中の粘土地盤中に敷設し、０．
５Ｋｇｆ／−の抱束圧力をかけた状態で、ネットの引き
抜き試験を行なった。
示すように、小型剪断相中の粘土地盤中に敷設し、０．
５Ｋｇｆ／−の抱束圧力をかけた状態で、ネットの引き
抜き試験を行なった。
その引き抜き試験の結果を第５（Ｂ）図に示す。
本発明による地盤補強材は、比較例に比べて明らかに優
れた引き抜き抵抗性を示していた。
れた引き抜き抵抗性を示していた。
（発明の効果）
本発明による地盤補強材を対象とする地盤に敷設するこ
とにより、 （１） 敷設面に概略鉛直方向の力が作用しても、沈
下（変形）量の小さな、パ剛性の犬なる複合地盤が得ら
れる。
とにより、 （１） 敷設面に概略鉛直方向の力が作用しても、沈
下（変形）量の小さな、パ剛性の犬なる複合地盤が得ら
れる。
（２）敷設面に沿った剪断力が作用しても、水平変位量
の小さな、剪断抵抗性の大なる複合地盤が得られる。ま
た、突起ヲ設けることにより剪断抵抗性はさらに高める
こともできる。
の小さな、剪断抵抗性の大なる複合地盤が得られる。ま
た、突起ヲ設けることにより剪断抵抗性はさらに高める
こともできる。
（３）優れた応力分散効果により不等沈下が殆んど発生
しない複合地盤が得られる。
しない複合地盤が得られる。
（４）補強材の強度は十分であり、破壊に対して信頼性
の高い複合地盤が得られる。
の高い複合地盤が得られる。
（５） また敷設に際しても地面への密着性が良好で
ある。
ある。
第１図、第２図、第３図は本発明による地盤補強材の一
例を示す。第４（Ａ）図は鉛直載荷試験の概略図、第４
（届図はその試験結果である。第Ｓ（Ａ図は引抜き試験
の概略図、第５（Ｂ）図はその試験結果である。 ｌは合成樹脂を含浸せしめた繊維素材、２は突起、３は
フーチング、４は人工ピット、５は砂質土、６は地盤補
強材、７は剪断箱、８は粘性土を示す。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第１図 第２図 （Ａ） 荷重Ｐ１ （Ａ） 第４図 第５図 （Ｂ） 引抜力Ｐ２ ンとｙ＋ｎニケ 変位６２ 食位Ｓ２
例を示す。第４（Ａ）図は鉛直載荷試験の概略図、第４
（届図はその試験結果である。第Ｓ（Ａ図は引抜き試験
の概略図、第５（Ｂ）図はその試験結果である。 ｌは合成樹脂を含浸せしめた繊維素材、２は突起、３は
フーチング、４は人工ピット、５は砂質土、６は地盤補
強材、７は剪断箱、８は粘性土を示す。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第１図 第２図 （Ａ） 荷重Ｐ１ （Ａ） 第４図 第５図 （Ｂ） 引抜力Ｐ２ ンとｙ＋ｎニケ 変位６２ 食位Ｓ２
Claims (1)
- 合成樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材からなるネット状
地盤補強材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21261986A JPS6370720A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 地盤補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21261986A JPS6370720A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 地盤補強材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6370720A true JPS6370720A (ja) | 1988-03-30 |
Family
ID=16625675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21261986A Pending JPS6370720A (ja) | 1986-09-11 | 1986-09-11 | 地盤補強材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6370720A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238616A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-08 | Takiron Co Ltd | 土木用網 |
| JPH0243409A (ja) * | 1988-07-30 | 1990-02-14 | Takiron Co Ltd | 土木用網及びその敷設方法 |
| JPH02161009A (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-20 | Shimizu Corp | 止水壁 |
| JPH02164937A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Shimizu Corp | 抗土圧壁 |
| JPH02190517A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-26 | Shimizu Corp | 擁壁構造 |
| JPH02209522A (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-21 | Kyokado Eng Co Ltd | 土構造物の構築方法 |
| JPH02129451U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-25 | ||
| JPH0332644U (ja) * | 1989-08-08 | 1991-03-29 | ||
| JPH0399037U (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-16 | ||
| JPH0443954U (ja) * | 1990-08-14 | 1992-04-14 | ||
| JP2013076287A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Hakogata Yoheki Kenkyusho:Kk | ジオグリッド |
-
1986
- 1986-09-11 JP JP21261986A patent/JPS6370720A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238616A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-08 | Takiron Co Ltd | 土木用網 |
| JPH0243409A (ja) * | 1988-07-30 | 1990-02-14 | Takiron Co Ltd | 土木用網及びその敷設方法 |
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| JPH02164937A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Shimizu Corp | 抗土圧壁 |
| JPH02190517A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-26 | Shimizu Corp | 擁壁構造 |
| JPH02209522A (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-21 | Kyokado Eng Co Ltd | 土構造物の構築方法 |
| JPH02129451U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-25 | ||
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| JPH0399037U (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-16 | ||
| JPH0443954U (ja) * | 1990-08-14 | 1992-04-14 | ||
| JP2013076287A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Hakogata Yoheki Kenkyusho:Kk | ジオグリッド |
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