JPS63151711A - 地盤強化用埋設体 - Google Patents

地盤強化用埋設体

Info

Publication number
JPS63151711A
JPS63151711A JP29653286A JP29653286A JPS63151711A JP S63151711 A JPS63151711 A JP S63151711A JP 29653286 A JP29653286 A JP 29653286A JP 29653286 A JP29653286 A JP 29653286A JP S63151711 A JPS63151711 A JP S63151711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
net
fortifying
buried
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29653286A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Saka
阪 正行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP29653286A priority Critical patent/JPS63151711A/ja
Publication of JPS63151711A publication Critical patent/JPS63151711A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軟弱地盤層や盛土を安定させる、地盤改良用
土木資材に関するものである。
(従来の技術) 従来、地盤を安定させるために使用される土木資材には
、平面的な綱状物や織布、不織布等が用いられている。
然し、これら土木資材は、地盤中に設置されているだけ
で、地盤との摩擦力が小さく、すべりに対する抵抗性が
小さい。従って、すべりに対する抵抗性を向上させる目
的で、たとえば、特開昭50−52804や、実開昭5
3−80902に示される様に、土木資材にリブを設け
たものがある。
(発明が解決しようとする問題点) 特開昭50−52804に示される様にミート材の面に
格子状のリブを設けることは、すべりに対する抵抗性は
増大すると考えられるが、リブ部分の強度が不十分であ
り、敷設時あるいは、地盤中でシート材に力が作用した
場合に、リブが折れたり、曲がったりする問題があった
。また、実開昭53−80902に示される様に、一方
向の格子をそのまま突出させリブとしたものは、一方向
のすべりに対する抵抗性はリブの高さにより、向上する
が、逆に、他方向より力を加えられると抵抗性がリブの
ない所できまり、効果は少ない。さらには、いずれの地
盤強化用埋設体も材料的な強度(引張強度、曲げ剛性等
)が不十分なものであった。
本発明は、前述した様な従来技術における欠点の解消を
図ったもので、強化しようとする地盤内に確実にくい込
み、かつ、あらゆる方向に生じるすべり破壊に対応でき
る。つまり敷設時に方向性を考えずとも、効果が期待で
きる土木資材を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) これら欠点をなくした補強材を開発すべく、鋭意研究し
た結果、合成樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材からなり
、該表面に多数の独立突起を有するネット状物が地盤強
化用埋設体として優れたものであることを発見し、本発
明を完成した。
即ち、本発明は、硬化性樹脂を含浸硬化せしめた繊維素
材からなり、該表面に多数の独立突起を有するネット状
地盤強化用埋設体である。
ここでネット状とは硬化性樹脂を含浸硬化せしめた繊維
素材からなり、該表面に多数の独立突起を有するストラ
ンドが骨格となって一体的にネットを形成しているもの
である。
また、繊維素材はロープ状、テープ状、もしくは帯状に
されているものが好ましく、このような形状とするため
には、長繊維を引揃えた束(以下ロービングという)を
何本か引揃えたもの、ヤーンクロスのテープ、ロービン
グクロスのテープ、チョツプドストランドマットをテー
プ状にカットしたもの、ロービングクロスとチョツプド
ストランドマットと貼合せ、もしくはニードルパンチン
グし、一体化したものをテープ状または帯状にカットし
たもの、さらには、チョツプドストランドマットと一方
向に配列したロービングクロスを貼合せ、またはニード
ルパンチングし、もしくは緯線することによって一体化
したものをテープ状、あるいは帯状にカットすることに
より得ることができる。
そして、この繊維素材としては、引張強度、引張弾性率
等の強度特性の高い、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポ
リアミドなどが特に好ましい。
また、これに含浸させる硬化性樹脂としては、特に制約
はないが、一般的には、エポキシ樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ビニールエステル樹脂、エポキシアクリレー
ト樹脂及びフェノール樹脂な 。
どが曲げ特性に優れているので好ましい。
本発明のネット状物とするには、例えば、繊維素材をネ
ット状に並べてから硬化性樹脂を含浸させてもよく、ま
た、硬化性樹脂を含浸させがらネット状に並べて後、硬
化させてもよい。
また、ネット状物表面の独立突起は、型枠を用いてネッ
ト状物本体を作製する際に同時に作製してもよいし、あ
るいはネット状物本体を作製した後、別に作製した棒状
物を接着して本体と一体化してもよい。
また、該独立突起中には繊維素材が含まれていなくても
よいが、強度上台まれていた方が好ましい。
さらに、該独立突起の突出方向は一方向でもよいが多数
の方向に突出していた方が地盤とのかみ合いがよくなり
好ましい。
突起の突出高は自在であるが、長過ぎると土中敷設時に
曲がったり折れたりするので、ネット状物の骨格を構成
するストランドの径程度以下であることが好ましい。
また、ネットの骨格ストランドが形成する形状は第2図
のようなネットであっても、第3図のようなネットでも
、また、図示しない形のネットでもよい。また、ネット
の骨格ストランドの断面は円形、長円形、半円形、矩形
などいかなる形状でもよい。
また、ネット状物の骨格ストランドにおける繊維の占め
る割合は40〜70重量%であることが好ましく、残余
は硬化性樹脂で占められ、この合成樹脂中に炭酸カルシ
ウム、クレー、タルク、石こう、硫酸バリウム、アルミ
ナなどのフィラーを充填して、剛性を高めてもよい。
本発明の地盤強化材は、地盤の不等沈下防止や地盤の支
持力向上、盛土補強などのために、例えば、概略水平に
間隔をおいて多段に敷設して使用される。
(実施例) ガラス長繊維を引揃えたロービングを正方形格子状に並
べ、第1図に示すように各格子点及びそれらの中間点に
、予め作製しておいてた棒状物をはさみ込みこれらに不
飽和ポリエステル樹脂を含浸硬化せしめて独立突起を有
する地盤強化用埋設体とした。
比較例として本実施例で示した地盤強化用埋設体で独立
突起のないものを作製した。
これら2枚の地盤強化用埋設体を第4(A)図に示すよ
うに、小型剪断箱の粘土地盤中に敷設し、0.5kg 
f / cdの抱束圧力をかけた状態で、ネットの引抜
き試験を行なった。
その引抜き試験の結果を第403+図に示す。
また、これら2枚の地盤強化用埋設体を第5(3)図に
示すように、人口ビット中のモデル的粘土地盤中に一層
敷設し、鉛直載荷試験を行なった。
その載荷試験結果を第5CB)図に示す。
本発明による地盤強化用埋設体は、比較例に比べて明ら
かに優れた土中引抜き抵抗性を地盤支持力の向上特性を
有していた。
(発明の効果) 本発明による地盤強化用埋設体を対象とする地盤に敷設
することにより、 (11敷設面に沿った剪断力が作用しても、水平変位量
の小さな、剪断抵抗性の大なる複合地盤が得られる。
(2)  敷設面に概略鉛直方向の力が作用しても、沈
下(変形)量の小さな、剛性の大なる複合地盤が得られ
る。
(3)優れた応力分散効果により不等沈下が殆ど発生し
ない複合地盤が得られる。
(4)  補強材の強度は十分であり、破壊に対して信
顛性の高い複合地盤が得られる。
(5)また敷設に際しても地面への密着性が良好である
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明でいう独立突起を有する地盤強化用埋
設体の一例である。 第2図、第3図は本発明による地盤強化用埋設体の骨格
ストランドが構成するネット形状の一例を示す。第4囚
図は引抜き試験の概略図、第4ノ)図はその試験結果で
ある。また、第5(A)図は鉛直載荷試験の概略図、第
5 G31図はその試験結果である。 1は硬化性樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材からなりネ
ット状物を構成する骨格ストランド、2は独立突起、3
は地盤強化用埋設体、4は剪断箱、5は粘土、6は人口
ピット、7は載荷用フーチング。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 A−A’IQ面面 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硬化性樹脂を含浸硬化せしめた繊維素材からなり、該表
    面に多数の独立突起を有することを特徴とする地盤強化
    用埋設体
JP29653286A 1986-12-15 1986-12-15 地盤強化用埋設体 Pending JPS63151711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29653286A JPS63151711A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 地盤強化用埋設体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29653286A JPS63151711A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 地盤強化用埋設体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63151711A true JPS63151711A (ja) 1988-06-24

Family

ID=17834745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29653286A Pending JPS63151711A (ja) 1986-12-15 1986-12-15 地盤強化用埋設体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63151711A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991018150A1 (en) * 1990-05-15 1991-11-28 Nathaniel Sill Fox Elements and methods for reinforcing soil-like materials
US5145285A (en) * 1990-05-15 1992-09-08 Fox Nathaniel S Discontinuous structural reinforcing elements and method of reinforcing and improving soils and other construction materials
JPH04336109A (ja) * 1991-05-10 1992-11-24 Koyo Sangyo Kk 土木用透水シート
JP2014070477A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Taiyo Kogyo Corp 耐震耐越流堤体構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991018150A1 (en) * 1990-05-15 1991-11-28 Nathaniel Sill Fox Elements and methods for reinforcing soil-like materials
US5145285A (en) * 1990-05-15 1992-09-08 Fox Nathaniel S Discontinuous structural reinforcing elements and method of reinforcing and improving soils and other construction materials
JPH04336109A (ja) * 1991-05-10 1992-11-24 Koyo Sangyo Kk 土木用透水シート
JP2014070477A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Taiyo Kogyo Corp 耐震耐越流堤体構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1294236A (zh) 结构增强件和利用该增强件增强一产品的方法
US6426029B1 (en) Lamination between plastic resins and cement
US6003276A (en) Reinforcement of cementitious walls to resist seismic forces
BRPI0814454B1 (pt) faixa de estabilização reforçada destinada a ser utilizada em obras de solo reforçado, utilização de uma faixa de estabilização, obra de solo reforçado e processo de construção de uma obra de solo reforçado
US4990390A (en) Fiber grid reinforcement
US20010002971A1 (en) Geotextile fabric
DE3139904A1 (de) "gegossene elemente aus faserbewehrtem zementmaterial"
JPS6370720A (ja) 地盤補強材
JPS63151712A (ja) 地盤強化材
JPS63151711A (ja) 地盤強化用埋設体
RU2002115819A (ru) Наружная усиливающая конструкция для балок, колонн, плит и т.п.
JP2001098767A (ja) 鉄筋コンクリート構造物の補強工法
US4742890A (en) Work platform
JP3350447B2 (ja) 補強・補修用繊維シート
JP3806252B2 (ja) 強化繊維シートによるコンクリート構造物の補強方法
JP3724866B2 (ja) 建築構築用資材および漏水防止方法
JP4084618B2 (ja) コンクリートの補強工法
JPS63151710A (ja) 地盤補強用ネツト
KR100498247B1 (ko) 콘크리트 기둥의 내진성능향상 보강방법 및 그에 의해보강된 콘크리트 기둥
JPH08337942A (ja) 土木・建築用補強部材
JPH10102792A (ja) 炭素繊維織物およびコンクリート構造物
RU2303698C1 (ru) Композитный анкер
CN2782815Y (zh) 钢筋混凝土保护层用砼制品定位卡
JP2009127348A (ja) コンクリート構造物の補強構造及び補強方法
JP2711289B2 (ja) 地盤補強用複合補強材