JPH02164937A - 抗土圧壁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｉ−産業上の利用分野−１ 本発明は、盛士、および切土工事のに留めとして（１１
用される抗七圧壁に関する。

「従来の技術」 −１−、記抗土圧壁の一例として擁壁が知られているが
、この擁壁は、重力式ともたれ式に大別されろ。

例えば重力式擁壁を築く場合には、従来−・般に、コン
クリ−１・材を利用するのが通例であり、予め設計段階
で、内部ＩＪ引張応力が発生しないにうに、あるいは発
生しても極めて小さい値に制限できろようにし、鉄筋を
用いなくても所望の強度が確保できるよう配慮している
。

また、もたれ式の擁壁は、背面側に傾斜さＵることで上
圧力を軽減さＵ、擁壁躯体に作用する応力を小さくでき
る特徴がある。擁壁躯体に引張力が作［ｔ］シないため
、低強度の構造体とし得る。しかしなから、このした９
１式の擁壁を築く場合でも、コンクリート４Ａを利用し
ているのが通例である。

「発明が解決しようと４−る課題　１ １−記した重力式あるいはちたれ式いずれの擁壁を築く
場合でも、圧縮強度が１８０ｋｇｆ／ｃｍ２程度のコン
クリートを利用しており、この種のコンクリ−）・は高
価であることから、全体り費が嵩んでしまう欠点がある
。

また、このようにコンクリ・−トを利用した擁壁では、
植物を生やすことができないため、ゴルフ場等の景観−
１−緑化か重視される場所での適用が敬遠されろ欠点が
ある。

本発明は上記事情に鑑みてなされたちので、安価で迅速
な施工が行なえ、しかも植生か可能な抗十圧壁を提（Ｊ
（４るごとを１−１的とする。

［課題を解決するための手段 本発明では係る目的をふ成するために、ソイルモルタル
等の柔性材の内部に、補強用ファイｒ＜　−グリッドが
埋設されてなる構成としている３゜「イ乍用」 ソイルモルタル等の柔性材はコンクリートに比べて結合
力が弱いが、内部に埋設されたファイバーグリッドかそ
れを補うため、結局、当該抗土圧壁Ｌｌ、全体として土
庄に抗オろに充分な強度をｈつ。

また、上記柔性材は安価であるため全体の工費か軽減で
き、しかも植生も可能となる。

［一実施例」 以ド、本発明の実施例を図面を参照して説明４−る。

第１図は本発明を重力式の擁壁Ｗに適用した例である。

図において符号１は基礎て、割栗石２とその上部に打設
された底板３とからなる。基礎ｌの上部には壁体５が打
設形成さイする。底板３と壁体５の王（芦成伺（」、ブ
レミソ））ス（柔慴＋Ａ）６である。ブしミックス６は
、コンクリ−１・より強度が弱く、安価でかつ植生か可
能な飼料、例えば現地発生上ｆｌｌ用のソイルモルタル
、石炭灰スラリー、あるいは泥水モルタル等が利用され
ろ。

また、１−記ブレミックス６内には、同プレミックスの
強度を？ｌｌｉうノーめに、ファイバークリッド７か埋
設されている８、ファイバークリッド７は、樹脂を含浸
さ且たカラス繊随−１あるいはアシミド繊随をメ、ノン
っ状に一体成形したのものであり、鉄筋に止へ防食性か
高く、剛性ら鉄筋とけと４と変わらないものである。フ
、・イハークリノト７は、壁体側面１・所定深さ位置に
設（」られろ立直部７ａと、高さ方向所定間隔置きに設
けられる水平部７１）とかある。

なお、８　ｉＪ所定高さ置きに設けられた水抜き孔てあ
ｌ）、この水抜き孔８の先・喘（」壁体内側に設（Ｊら
れる排水祠９にっなか−）でいろ。

次に、上記プレミックス製擁壁Ｗの構築方法の例につい
て説明する。

θ）　まず、地盤Ｅの基礎１を作ろうとするｉ所を掘削
する。

■　次に、掘削した底面部を均し、割栗石２を敷き詰め
る。

■　割栗石２の」一部にファイバグリッド７（７ａ・７
［））を組み立てる。ファイバークリッド７（ま軽量で
あるため、鉄筋に比へ組み立て作業が容易に行なえる利
点がある。

■　次に、型枠を組立て（第２図、第３図参照）、内部
にプレミックス６を打設し、底板３と壁体５を一体に築
く。

この場合、型枠に（Ｊ１第２図に示すように−・般のコ
ンクリ−１・用型枠ＩＯを用いても、また、第３図に示
すように、特殊な型枠１１を用いてもよい。

一般のコンクリート用型枠１０を用いる場合には、セパ
レータ１２の両端に）１−ムタイＩ３を、メタルフオー
ムＩ４を貫通さＵて取り何１１、該フ」−ムタイ１３の
先端部で横ばたバイブ１５を支持し、この横ばたバイブ
１５で縦ぽたバイブＩ６を介してメタルフオーム１４が
外方に４゛机ないよう支持する。なお、符号１７はキト
ンハーを示す。

以上の型枠イ１１ゐ立て−「事は、従来のコンクリ＝１
・擁壁を築く場合と同様である。

他方、第３図に示すものは、ジオテギスタイル２０をフ
ァイバーグリッド２１によって外側から支持してなるも
のを、型枠として利用した例である。フ］−ノ、タイ１
３、縦ばたバイブ１６、および横ばたバイブ１５等を用
いる点は、第２図に示すものと同様である。ジオテＡ−
スタイル２０は、合成高分子による人］−資材のうち、
土の補強、」中水の集υト、土層の分離やろ過などに使
用されるＨ月を麿゛うが、ここで用いるのは、主に織布
状、あろい（」不織布状に形成したちのである。

このような型枠１１を用いることにより、内部にプレミ
ックス６を打設した際、ノオテキスタイル２０の作用に
よって、プレミックス６の固体成分か外部に流れ出るの
を防ぐとともに、そこに含有さ１１る余剰水を外部にυ
１出することができ、プレミックス６を密実に硬化し得
る効果を奏する。

まノこ、この図示例でＩＪ　、予め内部にプレミックス
６補強用のファイ・＼−ツノ゛リット７を組み立ている
か、この補強用ファイハーグリット７を組み立てる代わ
りに、型枠１１に用いたファイバーグリッド２Ｉおよび
ジオテギスタイル２０をそのまま残し、その上側からプ
レミックス６を吹き付けてそれらを埋設させ、該ファイ
ハーグリット２１およびジオテギスタイル２０を９１１
強用として用いることもてきる。

■　その後、養生した後、プレミックス６がある程度硬
化した明点で早枠を解体上る。なお、前記したよらに、
型枠用のファイバーグリッド２１等を補強用としても用
いる場合には、そのまま残す。

■　このようにして築いた擁壁Ｗの内側部分に、盛上あ
るいは埋め戻しを行なう。

■　以下、必要に応じて、−１−記■〜■を繰り返し、
擁壁を高さ方向あるい（Ｊ長さ方向に順次重ち継カ＜シ
で、所望の擁壁Ｗを得ろことができる。

十記擁壁Ｗにおいでは、主構成要素であるソイルモルタ
ル等の柔性祠６はコンクリートに比べて結合力か弱いが
、内部に埋設されｊｌｌファイバークリッド７かそれを
補うため、結局、擁壁Ｗは、全体と１．て上圧に抗する
に充分な強度を持つことどなる３、また、ｌ二Ｓ己ファ
イハーグリット７（こより、ひひ割れちＵｊ−ｔｔｙ、
てき、↑Ｊ継而面補強も行なえる４、上た、圭記柔Ｖ１
月６は安価であるため全体の■二費か軽減できる。しか
も、ブレミ、ノクス６はｆ」没後数時間で硬化か始まり
、１［」後には十分な強度かでて自立−計る状態になる
ので、急速施工が【ＩＪ能で安定性も商０３、 加えて、適宜のこう配（０，３〜０５）をイ・ｌ（する
ことで、植生も可能となる まノコ、本発明で（ｊ、擁壁か高い場合に、安定を保持
オろ〕ごめ体積が署しく増加゛４−ろこととなって、：
＋スト高を招き、テールアルメ王法等の補強土壁に比へ
て不利になるおそｌｌ′Ｉがある。、しかしながら、そ
イ］は次の手段を導入することににって回避できろ。

すなわち、第４図および第５図に示すよう（，１１擁壁
Ｗを」、下に多段に別（」て打つ継く方法である。

この場合、−を股部分Ｗ１を打設した後所定強度が得ら
イまた時点で、予め下端を地盤Ｅ中に固定したアースア
ンカー３０を用いてプレストレスを導入し、該］パ段部
分Ｗ１の強度をあげるとともに、下段部分Ｗを地盤に強
固に固定する。その後、−１一部に１−股部分Ｗ２を打
し継ぐ。なお、図において、ファイハーグリット７は省
略しである。

第６図は他の実施例を示すもので、本発明をもたれ式擁
壁に適用した例である。

この例においても、底板３および壁体５を、ファイバー
クリッド７で補強したプレミックス６て作る点は前記重
力式の擁壁と同様である。

なお、本発明は擁壁に限られることなく、ＮＡ′１゛Ｍ
の壁体や連続地中壁にも適用ＥｉＪ能である。

１発明の効果」 以−１−説明したように本発明によれば、ソイルモルタ
ル等の柔性（Ａはコンクリートに比へて結合力が弱いが
、内部に埋設されたファイバークリッＩ・がそれを補う
ため、土庄に抗するに充分な強度が得られろ、 また、ト記柔性祠は安価であるため全体工費が低減でき
、かつ硬化が速いため迅速な施工が可能となる。ｌＪｌ
］えて、植生も可能で、ゴルフ場等の壁面としても好適
に利用できろ。、

【図面の簡単な説明】

図面（Ｊ本発明の実施例を示し、第１図は重力式擁壁の
断面図、第２図（Ｊ同擁壁の構築方法の一例を説明４″
る要部断面図、第３図は他の構築方法を説明４ろ要部断
面図、第４図および第５図は、情い擁壁を構築する場合
例を示す断面図、第６図は本発明をもたれ式擁壁に適用
した例の断面図である。 １　　基礎、 ３　　底板、 ５　　壁体、 ６　　プレミックス（柔性＃ｌＡ）、 ７（７ａ・７１））　　　ファイバーグリッ２０　　ジ
オテキスタイル、 ２１　　ファイハークリッド、 ３０　　アースアンカ Ｗ　　擁壁、 Ｅ　　地盤。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ソイルモルタル等の柔性材の内部に、補強用ファイバー
   グリッドが埋設されてなることを特徴とする抗土圧壁。