JPH02190517A - 擁壁構造 - Google Patents
擁壁構造Info
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- JPH02190517A JPH02190517A JP745289A JP745289A JPH02190517A JP H02190517 A JPH02190517 A JP H02190517A JP 745289 A JP745289 A JP 745289A JP 745289 A JP745289 A JP 745289A JP H02190517 A JPH02190517 A JP H02190517A
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- JP
- Japan
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- retaining wall
- blocks
- wall
- retaining
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、宅地造成地や、道路等の本設用あるいは仮
設用の擁壁構造に関する。
設用の擁壁構造に関する。
「従来技術およびその課題」
従来より、宅地造成や道路造成などの本設用あるいは仮
設用擁壁としては、(1)ブロック積み・もたれ擁壁、
(2)重力式擁壁、(3)T型・L型擁壁(4)多数ア
ンカー式擁壁、等の各タイプがある。
設用擁壁としては、(1)ブロック積み・もたれ擁壁、
(2)重力式擁壁、(3)T型・L型擁壁(4)多数ア
ンカー式擁壁、等の各タイプがある。
しかしながら、上記各タイプの擁壁にはそれぞれ以下の
ような欠点がある。すなわち、(1)のブロック積み・
もたれ擁壁においては、高さ3〜lom程度のものしか
施工できず、擁壁の背面の地山か締まっている場合や背
面土が良好な場合など土庄の比較的小さい場合にしか施
工できないこと、(2)の重力式擁壁においては、高さ
約5111程度しか施工できず、その施工も基礎地盤が
良好な場合に限り、施工の際には型枠組み等の手間がか
かること、(3)のT型・L型擁壁においては、鉄筋の
加工、組み立て、型枠組み、コンクリート打設、目地、
養生等の手間がかかること、(4)の多数アンカー式擁
壁においては、アンカーに鉄筋、PC鋼棒が用いられて
防食性に問題があり、本設よりむしろ仮設用として用い
られていること、などである。
ような欠点がある。すなわち、(1)のブロック積み・
もたれ擁壁においては、高さ3〜lom程度のものしか
施工できず、擁壁の背面の地山か締まっている場合や背
面土が良好な場合など土庄の比較的小さい場合にしか施
工できないこと、(2)の重力式擁壁においては、高さ
約5111程度しか施工できず、その施工も基礎地盤が
良好な場合に限り、施工の際には型枠組み等の手間がか
かること、(3)のT型・L型擁壁においては、鉄筋の
加工、組み立て、型枠組み、コンクリート打設、目地、
養生等の手間がかかること、(4)の多数アンカー式擁
壁においては、アンカーに鉄筋、PC鋼棒が用いられて
防食性に問題があり、本設よりむしろ仮設用として用い
られていること、などである。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、擁壁の
高さを高く確保でき、本設・仮設用として施工でき、そ
の施工を容易かつ経済的とすることのできる擁壁構造を
提供することを目的としている。
高さを高く確保でき、本設・仮設用として施工でき、そ
の施工を容易かつ経済的とすることのできる擁壁構造を
提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
この発明に係る擁壁構造は、ソイルセメントからなるプ
レキャストブロックを積み上げてなる壁体部と、それら
上下のプレキャストブロック間から前記壁体部の裏込め
部まで敷設された繊維補強材とを具備した構成としたも
のである。
レキャストブロックを積み上げてなる壁体部と、それら
上下のプレキャストブロック間から前記壁体部の裏込め
部まで敷設された繊維補強材とを具備した構成としたも
のである。
1作用」
地山がらプレキャストブロックに加わる土庄は、上下の
プレキャストブロック間に敷設された繊維?10強材に
伝達され、裏込め土と繊維補強材との弓抜き抵抗、さら
に必要に応じて地山内のアースホルトの引抜き抵抗力に
より、抵抗を受ける。また、擁壁全体としてのすべり安
定に対しても、繊維補強材、アースボルト等によりすべ
り抵抗が増し、擁壁のすべり安定性が向上する。
プレキャストブロック間に敷設された繊維?10強材に
伝達され、裏込め土と繊維補強材との弓抜き抵抗、さら
に必要に応じて地山内のアースホルトの引抜き抵抗力に
より、抵抗を受ける。また、擁壁全体としてのすべり安
定に対しても、繊維補強材、アースボルト等によりすべ
り抵抗が増し、擁壁のすべり安定性が向上する。
「実施例」
以下この発明の実施例について図面を蓼照しながら説明
する。
する。
第1図ないし第4図はこの発明の第1実施例を示すもの
で、これらの図において符号Gは地山、符号lは擁壁を
示している。
で、これらの図において符号Gは地山、符号lは擁壁を
示している。
擁壁1は、第1図に示すように、地山Gの前方において
平坦部2からソイルセメント3からなるプレキャストブ
ロック4を上方へ積み上げて構成した壁体部5と、上下
のプレキャストプロ、り4゜4 間に介在されて壁体部
5の裏込め部6まで水平に延びて敷設されたファイバグ
リッド(繊維補強材)7と、地山G内にそののり面8か
ら水平に埋設されて一端9aか前記各繊維補強材7の一
端7aに結合されたアースホルト9とを具備した構成と
されている。
平坦部2からソイルセメント3からなるプレキャストブ
ロック4を上方へ積み上げて構成した壁体部5と、上下
のプレキャストプロ、り4゜4 間に介在されて壁体部
5の裏込め部6まで水平に延びて敷設されたファイバグ
リッド(繊維補強材)7と、地山G内にそののり面8か
ら水平に埋設されて一端9aか前記各繊維補強材7の一
端7aに結合されたアースホルト9とを具備した構成と
されている。
壁体部5を構成するプレキャストブロック4は、第2図
に示すように、全体形状か直方体形状をなすもので(本
実施例の場合たとえば各辺の寸法か約1mlその材料は
基本的に現場発生上を用いたソイルセメント3から構成
されている。このフレキヤスドブロック4には、第3図
に示すように、上面および下面に孔10か穿設され(本
実施例の場合深さ約20 cm)、これら孔10にはジ
ベル11を埋め込むための塩ビパイプ12がそれぞれ挿
入されている。
に示すように、全体形状か直方体形状をなすもので(本
実施例の場合たとえば各辺の寸法か約1mlその材料は
基本的に現場発生上を用いたソイルセメント3から構成
されている。このフレキヤスドブロック4には、第3図
に示すように、上面および下面に孔10か穿設され(本
実施例の場合深さ約20 cm)、これら孔10にはジ
ベル11を埋め込むための塩ビパイプ12がそれぞれ挿
入されている。
なお、プレキャストブロック4自体の強度か低い場合や
プレキャストブロック4自体を補強してお(必要がある
場合にはメツシュ状のファイバグリッド7を予め内部に
配した状態で作製する。また、”プレキャストブロック
4の形状寸法、ソイルセメント3の配合は擁壁の高さ、
のり面の勾配、土質等を考慮して擁壁の設計時に決定さ
れる。
プレキャストブロック4自体を補強してお(必要がある
場合にはメツシュ状のファイバグリッド7を予め内部に
配した状態で作製する。また、”プレキャストブロック
4の形状寸法、ソイルセメント3の配合は擁壁の高さ、
のり面の勾配、土質等を考慮して擁壁の設計時に決定さ
れる。
ファイバグリッド(繊維補強材)7は、樹脂とガラス、
炭素、アラミド繊維等との複合材料を材質とし、高強度
のガラス、炭素、アラミド繊維等の連続繊維を樹脂に含
浸させながら、メッンユ状に一体成形したものである。
炭素、アラミド繊維等との複合材料を材質とし、高強度
のガラス、炭素、アラミド繊維等の連続繊維を樹脂に含
浸させながら、メッンユ状に一体成形したものである。
このようなファイバグリッド7は、一端7 aかアース
ホルト9の一端9aに結合材13により連結され、他端
7bはプレキャストブロック4,4 間のジベル11に
定着されている。
ホルト9の一端9aに結合材13により連結され、他端
7bはプレキャストブロック4,4 間のジベル11に
定着されている。
アースボルト9は、FRP製であって、芯材の周囲に樹
脂を含浸した繊維束(ガラス繊維やカーホン繊維等から
なる連続繊維束)を軸方向に配列し、表面には付着特性
を改善するために繊維束をらせん状にひき付けたもので
ある。
脂を含浸した繊維束(ガラス繊維やカーホン繊維等から
なる連続繊維束)を軸方向に配列し、表面には付着特性
を改善するために繊維束をらせん状にひき付けたもので
ある。
このような構成の擁壁1は以下の如(して施工される。
(1) 第4図(イ)に示すように、地山Gを切土し
た後、その切土斜面(のり面)8にF RP IQのア
ースボルト9を複数水平方向へ打設する (この実施例
での打設長は3m〜5m程度)。 アースホルト9のポ
ルト径、打設長、打設ピンチ、奥行方向ピッチ等は、地
山Gの強度特性、擁壁lの加わる土庄による引張力に対
して十分であるように設計する。
た後、その切土斜面(のり面)8にF RP IQのア
ースボルト9を複数水平方向へ打設する (この実施例
での打設長は3m〜5m程度)。 アースホルト9のポ
ルト径、打設長、打設ピンチ、奥行方向ピッチ等は、地
山Gの強度特性、擁壁lの加わる土庄による引張力に対
して十分であるように設計する。
なお、切上♀1而8が緩勾配である場合、また裏込め部
6にファイバグリッド7を敷設するたけて擁壁1の安定
が保たれる場合は本工程を省略しても構わない。
6にファイバグリッド7を敷設するたけて擁壁1の安定
が保たれる場合は本工程を省略しても構わない。
(2)第4図(ロ)に示すように、切土斜面8の下端部
においてその平たん部2にプレキャストブロック4・・
・を擁壁1の長手方向へ必要個数並べ設置する。
においてその平たん部2にプレキャストブロック4・・
・を擁壁1の長手方向へ必要個数並べ設置する。
(3)第4図(ハ)に示すように、プレキャストブロッ
ク4の後方に裏込め6を行い、プレキャストブロック4
の上面および裏込め部6にファイバグリッド7を敷設し
、ファイバグリッド7の一端はアースボルト9と結合材
13にてしっかりと緊結する。
ク4の後方に裏込め6を行い、プレキャストブロック4
の上面および裏込め部6にファイバグリッド7を敷設し
、ファイバグリッド7の一端はアースボルト9と結合材
13にてしっかりと緊結する。
なお、第4図(ニ)に示すように、プレキャストプロ、
り4,4間のずれ、ファイバグリッド7の引き抜けが心
配される場合はブロック4.4 間の塩ビバイブ12内
にジベル11を設置してファイバグリッド7を定着させ
る。
り4,4間のずれ、ファイバグリッド7の引き抜けが心
配される場合はブロック4.4 間の塩ビバイブ12内
にジベル11を設置してファイバグリッド7を定着させ
る。
この時、擁壁1に加わる土圧はプレキャストブロック4
間のジベル11とファイバグリッド7、プレキャストブ
ロック4とファイバグリッド7間の付着を介し、ファイ
バグリッド7に張力として伝達され、地山Gにアンカー
されたアースボルト9に伝達される。したがって、プレ
キャスト化0.2り4とファイバグリッド7間の引抜抵
抗が不足する場合は、適切な方法により両者を結合させ
る。
間のジベル11とファイバグリッド7、プレキャストブ
ロック4とファイバグリッド7間の付着を介し、ファイ
バグリッド7に張力として伝達され、地山Gにアンカー
されたアースボルト9に伝達される。したがって、プレ
キャスト化0.2り4とファイバグリッド7間の引抜抵
抗が不足する場合は、適切な方法により両者を結合させ
る。
また、ファイバグリッド7とアースボルト9間の結合部
(結合材13)は両者の力の伝達が十分に行なわれるも
のとし、さらに、ファイバグリッド7と裏込部6間の摩
擦抵抗のみで土庄等外力に対し十分である場合はアース
ボルト9は省略して構わない。
(結合材13)は両者の力の伝達が十分に行なわれるも
のとし、さらに、ファイバグリッド7と裏込部6間の摩
擦抵抗のみで土庄等外力に対し十分である場合はアース
ボルト9は省略して構わない。
(4)第4図(ホ)に示すように、工程(2)及び工程
(3)の手順を繰り返して、擁壁1全体を施工する。な
お、必要に応じて擁壁1表面(プレキャストブロック4
表面)に植生を行う。
(3)の手順を繰り返して、擁壁1全体を施工する。な
お、必要に応じて擁壁1表面(プレキャストブロック4
表面)に植生を行う。
この実施例によれば、以下のような優れた効果を奏する
。
。
■擁壁■の壁体部5をプレキャスト化することにより、
コンクリート製、鉄筋コンクリート製擁壁に較べ、鉄筋
加工、組立て、型枠組み、コンクリート打ち、養生等の
作業がなくなり、工期短縮、急速施工が可能となる。ま
た、プレキャストブロック4を積み上げるだけの施工と
なり、作業か容易となる。
コンクリート製、鉄筋コンクリート製擁壁に較べ、鉄筋
加工、組立て、型枠組み、コンクリート打ち、養生等の
作業がなくなり、工期短縮、急速施工が可能となる。ま
た、プレキャストブロック4を積み上げるだけの施工と
なり、作業か容易となる。
■プレキャストブロック4の形状(厚さ、高さ、幅)を
変化させることにより、またソイルセメントの添加世を
調整して壁体部5そのものの剛性を変化させることによ
り、本発明の擁壁lを重力式、もたれ式、T型、L型擁
壁的、あるいは多数アンカー擁壁的設計が可能となる。
変化させることにより、またソイルセメントの添加世を
調整して壁体部5そのものの剛性を変化させることによ
り、本発明の擁壁lを重力式、もたれ式、T型、L型擁
壁的、あるいは多数アンカー擁壁的設計が可能となる。
したがって、様々な土質地盤条件に対応でき、合理的な
設計が可能となる。
設計が可能となる。
■プレキャストブロック4をソイルセメント3で製作す
ることにより、コンクリート製に比較して壁体部5を軽
量化することができ、施工時に大型の施工機械を必要と
しない。よって、機械面でのコストダウンが期待できる
。
ることにより、コンクリート製に比較して壁体部5を軽
量化することができ、施工時に大型の施工機械を必要と
しない。よって、機械面でのコストダウンが期待できる
。
■ソイルセメント3は現場発生土を利用することを基本
とするため、現場残土の有効利用を図ることができ、ま
た材料費はコンクリートに較べ明らかに安価である。
とするため、現場残土の有効利用を図ることができ、ま
た材料費はコンクリートに較べ明らかに安価である。
■ソイルセメント製壁体なので、コンクリート製擁壁に
較べ、コンクリート色が薄くなり、また壁体表面に植生
が可能なので、周辺環境と同化し、擁壁が自然を著しく
乱す心配がない。
較べ、コンクリート色が薄くなり、また壁体表面に植生
が可能なので、周辺環境と同化し、擁壁が自然を著しく
乱す心配がない。
■本擁壁lは、プレキャストブロック4と繊維補強材(
ファイバグリッド7、FRP製アースボルト9)との組
合わせであるので、補強材自身に背面地山Gの補強効果
が十分期待できるので、背面地山Gの土質等が良好でな
くても、従来型擁壁(特に石積み、もたれ、多数アンカ
ー式擁壁)に較べ、高擁壁が可能となる。
ファイバグリッド7、FRP製アースボルト9)との組
合わせであるので、補強材自身に背面地山Gの補強効果
が十分期待できるので、背面地山Gの土質等が良好でな
くても、従来型擁壁(特に石積み、もたれ、多数アンカ
ー式擁壁)に較べ、高擁壁が可能となる。
■壁体部5背面のファイバグリッド7敷設による土圧軽
減効果か期待され、従来型擁壁(T型、L型擁壁)に較
べ、高擁壁を急速、容易かつ安価に施工することが可能
となる。
減効果か期待され、従来型擁壁(T型、L型擁壁)に較
べ、高擁壁を急速、容易かつ安価に施工することが可能
となる。
■鉄筋等を用いないため、従来の多数アンカー式擁壁に
懸念されている防食性の問題や心配がない。
懸念されている防食性の問題や心配がない。
■プレキャストブロック4化したことにより、部分的メ
ンテナンスを容易に行うことができる。
ンテナンスを容易に行うことができる。
K来型擁壁(コンクリート製)では、メンテナンス時の
はつり部分の不規則な跡が、後まで目立ちまたコンクリ
ート色も他の部分とは異なってしまうが、本擁壁はメン
テナンス時に必要ブロックのみを取り替えるだけで済み
、不規則なはつり跡は発生せず、また壁体表面に植生が
可能であるため、メンテナンス後その跡が残らない。
はつり部分の不規則な跡が、後まで目立ちまたコンクリ
ート色も他の部分とは異なってしまうが、本擁壁はメン
テナンス時に必要ブロックのみを取り替えるだけで済み
、不規則なはつり跡は発生せず、また壁体表面に植生が
可能であるため、メンテナンス後その跡が残らない。
第5図(イ)〜(ニ)はこの発明の第2実施例を示すも
ので、前記した施工法の変形例である。各プレキャスト
ブロック4の上下左右の並びを正確にとりたい場合には
本施工法が採用される。
ので、前記した施工法の変形例である。各プレキャスト
ブロック4の上下左右の並びを正確にとりたい場合には
本施工法が採用される。
(1)第5図(イ)に示すように、切土斜面8にアース
ボルト9を水平方向へ打設するとともに、プレキャスト
ブロック4を設置すべき平たん部2に、擁壁施工ライン
に沿って複数のアースボルト14を垂直方向に打設する
。
ボルト9を水平方向へ打設するとともに、プレキャスト
ブロック4を設置すべき平たん部2に、擁壁施工ライン
に沿って複数のアースボルト14を垂直方向に打設する
。
(2)第5図(ロ)に示すように、各アースボルト14
にプレキャストブロック4を落とし込み、プレキャスト
ブロック4・・・を擁壁lの長手方向へ必要個数並べ設
置する。プレキャストブロック4の孔10は上下に貫通
させておく。
にプレキャストブロック4を落とし込み、プレキャスト
ブロック4・・・を擁壁lの長手方向へ必要個数並べ設
置する。プレキャストブロック4の孔10は上下に貫通
させておく。
(3)第5図(ハ)に示すように、プレキャストブロッ
ク4の後方に裏込め6を行い、プレキャストプロ、り4
の上面および裏込め部6にファイバグリッド7を敷設し
、ファイバグリッド7の一端はアースボルト9と結合材
13にてしっかりと緊結する。
ク4の後方に裏込め6を行い、プレキャストプロ、り4
の上面および裏込め部6にファイバグリッド7を敷設し
、ファイバグリッド7の一端はアースボルト9と結合材
13にてしっかりと緊結する。
(4)第5図(ニ)に示すように、工程(2)及び工程
(3)の手順を繰り返して、擁壁l全体を施工する。な
お、必要に応じて擁壁1表面(プレキャストブロック4
表面)に植生を行う。
(3)の手順を繰り返して、擁壁l全体を施工する。な
お、必要に応じて擁壁1表面(プレキャストブロック4
表面)に植生を行う。
この施工法における作用効果は前記施工法と同一であり
、その説明は省略する。
、その説明は省略する。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、この発明によれば、ソイル
セメントからなるプレキャストブロックを積み上げてな
る壁体部と、それら上下のプレキャストブロック間から
前記壁体部の裏込め部まで敷設された繊維補強材とを具
備した構成としたので、擁壁の工期短縮および急速施工
が可能となり、施工作業も容易かつ安全である。これに
より施工コストの低減化を有効に図ることができる。ま
た、壁体部の軽量化を実現できる他、繊維補強材の補強
効果等により高擁壁が可能となり、さらに繊維補強材の
優れた防食性により、擁壁の長期にわたる安定を確保す
ることができる。
セメントからなるプレキャストブロックを積み上げてな
る壁体部と、それら上下のプレキャストブロック間から
前記壁体部の裏込め部まで敷設された繊維補強材とを具
備した構成としたので、擁壁の工期短縮および急速施工
が可能となり、施工作業も容易かつ安全である。これに
より施工コストの低減化を有効に図ることができる。ま
た、壁体部の軽量化を実現できる他、繊維補強材の補強
効果等により高擁壁が可能となり、さらに繊維補強材の
優れた防食性により、擁壁の長期にわたる安定を確保す
ることができる。
第1図ないし第4図はこの発明の第1実施例を示すもの
で、第1図は擁壁構造の断面図、第2図はプレキャスト
ブロックの斜視図、第3図はプレキャストブロックの一
部断面図、第4図(イ)〜(ホ)は擁壁の施工法を示す
手順図、第5図(イ)〜(ニ)はこの発明の第2実施例
を示すもので、擁壁の施工法を示す手順図である。 第5図 (イ) ■ ・・・ 4 ・・・ 5・・・ 7・・・ G・・・ ・・・擁壁、3・・・・・・ソイルセメント、・1プレ
キヤストブロツク、 ・・・壁体部、6・・・・・・裏込め部、・・・ファイ
バグリッド(繊維補強材)、・・・地山。 (ハ)
で、第1図は擁壁構造の断面図、第2図はプレキャスト
ブロックの斜視図、第3図はプレキャストブロックの一
部断面図、第4図(イ)〜(ホ)は擁壁の施工法を示す
手順図、第5図(イ)〜(ニ)はこの発明の第2実施例
を示すもので、擁壁の施工法を示す手順図である。 第5図 (イ) ■ ・・・ 4 ・・・ 5・・・ 7・・・ G・・・ ・・・擁壁、3・・・・・・ソイルセメント、・1プレ
キヤストブロツク、 ・・・壁体部、6・・・・・・裏込め部、・・・ファイ
バグリッド(繊維補強材)、・・・地山。 (ハ)
Claims (1)
- ソイルセメントからなるプレキャストブロックを積み上
げてなる壁体部と、それら上下のプレキャストブロック
間から前記壁体部の裏込め部まで敷設された繊維補強材
とを具備してなることを特徴とする擁壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP745289A JPH02190517A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 擁壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP745289A JPH02190517A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 擁壁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02190517A true JPH02190517A (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=11666217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP745289A Pending JPH02190517A (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 擁壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02190517A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0679230U (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-08 | 前田製管株式会社 | 温 室 |
JPH07252839A (ja) * | 1994-03-15 | 1995-10-03 | Kyokado Eng Co Ltd | 補強土構造物 |
KR20030025366A (ko) * | 2001-09-20 | 2003-03-29 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 조립식 강재틀을 이용한 성토방법 |
KR20030025369A (ko) * | 2001-09-20 | 2003-03-29 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 파형 옹벽보강재 |
KR100440091B1 (ko) * | 2001-08-14 | 2004-07-14 | 홍지기술산업주식회사 | 블록식 옹벽의 축조구조 및 그의 시공방법 |
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JPS5952025A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-26 | Tekken Kensetsu Co Ltd | 急勾配斜面を有する地山または既設盛土の安定工法 |
JPS6370720A (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 地盤補強材 |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP745289A patent/JPH02190517A/ja active Pending
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