JPH0238198A - エンジン懸架用スペーサ - Google Patents

エンジン懸架用スペーサ

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Publication number
JPH0238198A
JPH0238198A JP19007388A JP19007388A JPH0238198A JP H0238198 A JPH0238198 A JP H0238198A JP 19007388 A JP19007388 A JP 19007388A JP 19007388 A JP19007388 A JP 19007388A JP H0238198 A JPH0238198 A JP H0238198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
spacer
body frame
suspension
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP19007388A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Matsumoto
松本 政秀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0238198A publication Critical patent/JPH0238198A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本光明は、車体フレームとエンジンとの間に介装される
エンジン懸架用スペーサに関するものである。
〔従来の技術] 一般の自動二輪車では、第4図に示すように、エンジン
Aの複数箇所を車体フレームBに懸架させることによっ
てエンジンの搭載を行なっている。
上記エンジンの懸架方式には、第5図に示すように、エ
ンジンAと車体フレームBとを、金属性のスペーサCを
介してボルト・ナツトDにより結合する固定懸架方式が
ある。なお符丹Eは、車体フレームBに固定されたエン
ジンマウントプレートである。
また、エンジンの懸架方式には、第6図に示す如く、ラ
バー等の弾性材から成るスペーサFを介して、車体フレ
ームBにエンジンAを取り付cプる浮動懸架方式がある
。なお符@Eはエンジンマウントプレート、Gはスペー
サ固定用ボルト・ナツトである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、第5図に示した固定懸架方式では、エンジン
Aと車体フレームBとだ一体的に結合されるため、エン
ジンA自体が車体フレームの強度メンバとなり車体フレ
ームの剛性を高められる利点がある反面、エンジンの振
動に対する制振効果は期待できない。
一方、第6図に示した浮e懸架方式では、エンジンの振
動がスペーサFによって吸収されるため、大きな制振効
果を得られる反面、エンジンAが車体フレームBに対し
て剛性上遊離してしまうため、例えば車体フレームBの
急激な移動に対してエンジンAの追従が近れる等、車体
全体の面剛性が低下してしまい、P、縦安定性に悪影響
を及ぼす虞れがあった。
本発明は上記実状に鑑みて、エンジンの振動に対する十
分な制振効果が得られるとともに、良好な操縦安定性を
も得ることのできるエンジン懸架用スペーサを提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) そこで本発明では、複数枚の11位板材を互いに積層し
て積層体を61成し、さらにこのgi層体の表面を可撓
性材料で被覆してエンジン懸架用スペーサを構成した。
〔作用] 単位板材を積層することによって、エンジン、車体フレ
ーム間の接合部が多くなり、大きな栴造減哀が生ずる。
また、積層体を介してエンジンと車体フレームとを連結
することにより、エンジンと車体フレームとが剛性的に
遊離することを防止できる。
(実施例) 以下、本1を明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に関わるエンジン懸架用スペーサを用い
て、自動二輪車の車体フレームに1ンジンを取り付けた
状態を示すものである。エンジン1には懸架用のブラケ
ット1aが設けられCいる一方、車体フレーム2にはエ
ンジンマウン1−プレー1−3がボルト4によって固定
されている。上記ブラケット1aとJンジンマウン1〜
プレート3との間には、エンジン懸架用スベー+j10
が介装され、該スペーサ10を員くポル1〜5とナツト
6とによって、エンジン1は上記スペーサ10を介して
車体フレーム2に結合されている。
エンジン懸架用スペーサ10は、第2図にも示すように
、円板形状を呈し、かつ鉄材から成る複数枚の単位板材
11を互いに積み上げて構成した積層体10′ (第1
図)の表面を、可撓性材料、例えば樹脂等から成る被覆
層12で被うことによって作られている。また、上記単
位板材11−には、その中心部にボルト貫通用の孔11
aが形成されている。なお、上記単位板材11どして平
ワツシヤを用いることにより、スペーサ104!:安価
に製造することができる。上記積層体10′を被覆層1
2で被うことにより、複数枚の単位板材11が一体的に
まとめられるとともに、隣接する単位板材11同志は相
対的に移動することができる。
いま、エンジン1の振動により、該エンジン1が車体フ
レーム2に対して移?lJすると、スペーサ1oの各単
位板材11が、それぞれ隣り合う単位板材11と互いに
摺動し、このときの単位板材11同志の摩擦によって振
動が減衰する。上述した振動の減衰は、結合部の摩擦等
に起因して生ずる所謂憫造減衰であり、結合部が多い程
その減衰の度合いも大きく、上記スペー骨す10ては、
単位板材11を積層しているために結合部(袷接部)が
多く、振動減衰の度合いが大きい。第3図は、スペーサ
10に加わる応力(σ)と、スペーサ10に生ずる歪み
(ε)との関係を示すもので、周知の如く、ヒステリシ
スループ内の面積が8′5散エネルギ串を表わす。図中
、実%+a、b、c、d。
e、f、 gで示すループ100は、上記スペーサ10
におけるヒステリシスであり、これに対し破線で示すル
ープ100′は、従来の固定懸架方式に用いられる金属
スペーサ(第5図中の符号0)におけるヒステリシスで
ある。図から明らかなように、上記スペーサ10による
ループ100は、従来の金属スペーサによるループ10
0′よりも歪みの正負画成に亘って拡がっている。すな
わち、スペーサ10は従来の金属スペーサよりも消散エ
ネルギ呈が格段に大きなものとなっている。上述した@
清減哀は、エンジン1が車体フレーム2に対して前後、
上下に移動した場合は勿論、ボルト5を曲げる方向や、
ボルト5を中心とするねじりがカロわっだ揚台でも生じ
、こ机によりエンジンの振動が有効に減衰される。
なお、本発明に関わるスペーサは、自動二輪車のみに用
いられるものではなく、例えば鞍乗型4輪車等、種々の
車輌に適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果] 以上、詳述した如く、本ざt明に関わるエンジン懸架用
スペーサによれば、単位板材を積層するごとによって大
きな橘造減衰を起こさせるようにしたので、エンジンの
4fF= ’JJJを十分に制振することができる。ま
た、エンジンと車体フレームとが単位板(Aの積層体を
介して結合されることにより、上記エンジンと車体フレ
ームとは剛性的に完全に泣1ii1することがなく、よ
って車体全体の面剛性が指太し、操縦安定性の低下が防
止される。さらに本発明によれば、積層体を可撓性材料
で被覆することにより、各単位板材が飛散してしまうこ
とを未然に防ぐことができ、かつ、スペーサ1oを1つ
の部品として取り扱うことができるので、車体フレーム
にエンジンを搭載する際の組み付は作業が容易なものと
なる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関わるエンジン懸架用スペーサの使用
態様を示す要部断面図であり、第2図は本発明に関わる
エンジン懸架用スペーサの要部を破断して示す分解全体
斜視図、第3図は応力と歪みの関係を示すグラフ、第4
図は車体フレームへのエンジンの懸架態様を示り゛自動
二輪車の概念的な側面図であり、第5図および第6図は
それぞれ従来のエンジン懸架用スペーサを示す要部断面
図である。 1・・・エンジン、2・・・車体フレーム、10・・・
エンジン懸架用スペーサ、 10’・・・積層体、11・・・単位板材、12・・・
被覆層。 出願人 鈴木自動車工業株式会社 第1図 1′ 第4図 第2図 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  車体フレームとエンジンとの間に介装されるエンジン
    懸架用スペーサであつて、複数枚の単位板材を互いに積
    層して積層体を構成するとともに、上記積層体の表面を
    可撓性材料で被覆することによつて上記複数枚の単位板
    材を互いに摺動可能に連結したことを特徴とするエンジ
    ン懸架用スペーサ。
JP19007388A 1988-07-29 1988-07-29 エンジン懸架用スペーサ Pending JPH0238198A (ja)

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JP19007388A JPH0238198A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 エンジン懸架用スペーサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005004975A1 (en) * 2003-06-27 2005-01-20 Scimed Life Systems, Inc. Pressure actuated valve with improved biasing member
WO2005014102A1 (en) * 2003-07-30 2005-02-17 Scimed Life Systems, Inc. Pressure actuated valve with improved slit configuration
JP2006142562A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Bridgestone Corp 積層モールドとその製造方法

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