JPH0744836Y2 - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JPH0744836Y2
JPH0744836Y2 JP1986039571U JP3957186U JPH0744836Y2 JP H0744836 Y2 JPH0744836 Y2 JP H0744836Y2 JP 1986039571 U JP1986039571 U JP 1986039571U JP 3957186 U JP3957186 U JP 3957186U JP H0744836 Y2 JPH0744836 Y2 JP H0744836Y2
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JP
Japan
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vibration
rubber
block
damping
steel plate
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JP1986039571U
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JPS62151452U (ja
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一雄 山本
博之 長行事
満博 川浪
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は振動を発生する機械装置と架台との間に装着さ
れる防振装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の防振装置は、第6図に示すように、振動源となる
機械装置1と架台2との間に、第7図に示すようなボル
ト付きの支持部材4−1,4−2間に防振ゴム3を挟持し
てなる防振装置が装着された構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
第6図に示すように、振動を発生する機械装置1から架
台2へ伝わる振動を抑制するための防振装置としては、
主に防振ゴム3を利用したものが多く、かかる防振ゴム
単体の防振装置では防振効果に限界がある。特に艦船を
例にとると、艦からの水中放射雑音の低雑音化の要求は
近年とみに高まってきている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、防振ゴムと防振
ゴムとの間に金属制ブロックマスを内挿し、その複数個
のブロックマス同志を制振鋼板で接続して構成した防振
装置である。すなわち、本考案の特徴とするところは、
機械装置を支持する側に設けられた複数箇所の第1防振
ゴムと機械装置の架台側で該第1防振ゴムに対応して設
けられる第2防振ゴムと、前記第1と第2の防振ゴム間
に設けられたブロックマスと、複数の該ブロックマス同
志を結合する制振鋼板とを具備してなることである。
〔作用〕
本考案の防振装置は、上記のように構成されているの
で、機械装置を支える適当な配置点に、防振ゴム、金属
製ブロックマス、防振ゴムの順に重ねて架台上に機械装
置を据付け、さらに前記金属製ブロックマス同志を制振
鋼板で互いに結合することにより、2個の防振ゴムとこ
れらに挟持されるブロックマス、並びに制振鋼板を結合
させた振動減衰系により機械装置から架台への振動伝達
を効果的に抑制する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図は本考案の第1実施例に係る防振装置の全体構成
の斜視図を示し、第2図は本実施例の金属製ブロックマ
スに制振鋼板を接続した平面図、第3図は本実施例の金
属製ブロックマスに防振ゴムを取付ける断面図を示す。
第1図において相隣るブロックマス5同志は板面を垂直
に配置された制振鋼板(商品名ダンプレ等)6で互いに
接続する。例えばブロックマス5−1と5−2は制御鋼
板6−1で、ブロックマス5−2と5−3は制振鋼板6
−2で、またブロックマス5−2と5−4は制御鋼板6
−6で互いに接続する。ブロックマス5−1、5−3、
5−4同志についても同様の手法で接続する。また防振
ゴム3による結合箇所が4箇所以上ある場合でも上記と
同様な手法でブロックマス同志を互いに制振鋼板で接続
する。
第2図はブロックマス5−4と3枚の制振鋼板6−3、
6−4、6−6との接合状態を示す。ブロックマス5−
4に3箇所の切込みを入れ、その部分に3枚の制振鋼板
6−3、6−4、6−6の端部を差し込み接着剤にて接
合する。
第3図はブロックマス5と防振ゴム3−1、3−2との
結合状態を示す。ブロックマス5上面には防振ゴム3−
1をボルト4−2を介して機械装置に取付け、ブロック
マス5下面には防振ゴム3−2をボルト4−3を介して
機械装置の架台に取付ける。他の箇所のブロックマス5
と防振ゴム3も同様な方法で取付ける。
又、第4図は本考案の第2実施例に係る防振装置の全体
構成の斜視図を示し、第5図は本実施例の第4図V−V
矢視の組立構成の断面図を示す。
第4図の本防振装置は通常最小単位4箇所(特別の場
合、3箇所もある)の結合箇所を持ち、各々上部ブロッ
クマス15(15−1、15−2、15−3、15−4)と下部ブ
ロックマス17(17−1、17−2、17−3、17−4)との
中間を板面が水平に配置された1枚の制振鋼板16で接続
する。結合箇所は4個以上の場合それを1枚の制振鋼板
16で接続してもよいし、例えば8箇所の場合4箇所を各
々2枚の制振鋼板16で接続してもよい。
防振装置は上部防振ゴム13、上部ブロックマス15、制振
鋼板16、下部ブロックマス17及び下部防振ゴム18を積重
ねることにより構成する。ブロックマス同志15、17の接
続はその間に制振鋼板16を置き、ボルト14−3により行
う。これは接着剤によって接続してもよい。またブロッ
クマス15、17と防振ゴム13、18との接続は加硫接着によ
り行う。
〔考案の効果〕
以上、具体的に説明したように本考案においては防振ゴ
ム同志の間に新たにブロックマスを取付けたことによ
り、防振ゴムとブロックマスとの固有インピーダンスの
著しい差を利用したいわゆるインピーダンスミスマッチ
ングによりエネルギ反射を一層効果ならしめ、さらに振
動減衰能の大きい制振鋼板のエネルギ吸収作用の併用で
機械装置から架台への振動伝達を著しく抑制することが
できる。又、ブロックマス同志を制振鋼板で互いに接続
したことにより、その構造的不安定要因を排除すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る防振装置の全体構成
の斜視図、第2図は本実施例の金属製ブロックマスに制
振鋼板を接続した平面図、第3図は本実施例の金属製ブ
ロックマスに防振ゴムを取付ける断面図、第4図は本考
案の第2実施例に係る防振装置の全体構成の斜視図、第
5図は本実施例の第4図V−V矢視の組立構成の断面図
であり、第6図は従来の機械装置の据付断面図、第7図
は防振ゴムの断面図である。 1…機械装置、2…架台、3(3−1、3−2)…防振
ゴム、4(4−1、4−2、4−3、4−4)…ボル
ト、5(5−1、5−2、5−3、5−4)…ブロック
マス、6(6−1、6−2、6−3、6−4、6−4、
6−6)…制御鋼板、13…上部防振ゴム、14(14−1、
14−2、14−3)…ボルト、15(15−1、15−2、15−
3、15−4)…上部ブロックマス、16…制御鋼板、17
(17−1、17−2、17−3、17−4)…下部ブロックマ
ス、18…下部防振ゴム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川浪 満博 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (56)参考文献 特開 昭58−137634(JP,A) 実開 昭60−47938(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械装置を支持する側の複数箇所に設けら
    れた第1防振ゴムと、機械装置を支承する架台側に該第
    1防振ゴムに対応して設けられた第2防振ゴムと、前記
    各第1防振ゴムと第2の防振ゴムとの間に挟持された複
    数個のブロックマスと、上記複数個のブロックマス同志
    を結合する制振鋼板とを具備してなることを特徴とする
    防振装置。
JP1986039571U 1986-03-18 1986-03-18 防振装置 Expired - Lifetime JPH0744836Y2 (ja)

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JPS62151452U JPS62151452U (ja) 1987-09-25
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JPS58137634A (ja) * 1982-02-09 1983-08-16 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 防振支持装置

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