JPH0453336Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453336Y2 JPH0453336Y2 JP1986104150U JP10415086U JPH0453336Y2 JP H0453336 Y2 JPH0453336 Y2 JP H0453336Y2 JP 1986104150 U JP1986104150 U JP 1986104150U JP 10415086 U JP10415086 U JP 10415086U JP H0453336 Y2 JPH0453336 Y2 JP H0453336Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross member
- inner cylinder
- outrigger
- side member
- body mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 17
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 17
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はクロスメンバとサイドメンバとを結合
すると共に振動の吸収を行うボデー結合構造に関
するものである。
すると共に振動の吸収を行うボデー結合構造に関
するものである。
(従来の技術)
従来、自動車のクロスメンバとサイドメンバと
を結合するボデーマウントは第3図、第4図に示
す如く使用されている。図においてクロスメンバ
1の下端に接合された中央部が下方に突出したブ
ラケツト2の下方には、内筒3とその外周に装着
されたリング状の上下段のゴム4,5とからなる
ボデーマウント6が配置されており、その内筒3
はサイドメンバ7の上板に設けられた孔に緩く挿
入され、ゴム4と5とがサイドメンバ7の上板を
挟み込むように配置されている。クロスメンバ1
とサイドメンバ7とは内筒3に挿入されたボルト
8を締めつけることにより結合されている。
を結合するボデーマウントは第3図、第4図に示
す如く使用されている。図においてクロスメンバ
1の下端に接合された中央部が下方に突出したブ
ラケツト2の下方には、内筒3とその外周に装着
されたリング状の上下段のゴム4,5とからなる
ボデーマウント6が配置されており、その内筒3
はサイドメンバ7の上板に設けられた孔に緩く挿
入され、ゴム4と5とがサイドメンバ7の上板を
挟み込むように配置されている。クロスメンバ1
とサイドメンバ7とは内筒3に挿入されたボルト
8を締めつけることにより結合されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記ボデーマウントはクロスメンバ1とサイド
メンバ7との間にブラケツト2とゴム4とが介在
しているために直接ボルト、溶接等でクロスメン
バとサイドメンバとを結合するメタル結合に比
べ、図における高さHだけどうしても車高が高く
なつてしまう。
メンバ7との間にブラケツト2とゴム4とが介在
しているために直接ボルト、溶接等でクロスメン
バとサイドメンバとを結合するメタル結合に比
べ、図における高さHだけどうしても車高が高く
なつてしまう。
また、ボデーマウントのばね定数(動的ばね定
数)は振動遮断という観点から重要であり、低い
方が望ましいが、上記ボデーマウントはクロスメ
ンバの真下でかつクロスメンバとサイドメンバと
が交差する部分に配置されているのでスペース的
にその部分には1個のボデーマウントしか配置で
きず、その結果ボデーマウントの全数は自づと決
まるので各ボデーマウントの分担荷重は比較的大
きくなり、ばね定数の高いボデーマウントを使用
しなければならなくなり、防震性があまり良くな
いという欠点があつた。
数)は振動遮断という観点から重要であり、低い
方が望ましいが、上記ボデーマウントはクロスメ
ンバの真下でかつクロスメンバとサイドメンバと
が交差する部分に配置されているのでスペース的
にその部分には1個のボデーマウントしか配置で
きず、その結果ボデーマウントの全数は自づと決
まるので各ボデーマウントの分担荷重は比較的大
きくなり、ばね定数の高いボデーマウントを使用
しなければならなくなり、防震性があまり良くな
いという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案はクロスメンバとサイドメンバとを結合
すべく、内筒とその外周に装着されるリング状の
上下段の弾性ゴムとからなるボデーマウントを具
備したボデー結合構造において、上記クロスメン
バの前後面にそれぞれ背中合わせで接合された一
対のL字型のブラケツト、及び同ブラケツトに対
応する上記サイドメンバから突設されたアウトリ
ガーを有し、同アウトリガーに穿設した孔に上記
内筒を挿入し、さらに上記上下段の両弾性ゴムの
間に上記アウトリガーが挟持され得るように構成
したことを特徴とする。
すべく、内筒とその外周に装着されるリング状の
上下段の弾性ゴムとからなるボデーマウントを具
備したボデー結合構造において、上記クロスメン
バの前後面にそれぞれ背中合わせで接合された一
対のL字型のブラケツト、及び同ブラケツトに対
応する上記サイドメンバから突設されたアウトリ
ガーを有し、同アウトリガーに穿設した孔に上記
内筒を挿入し、さらに上記上下段の両弾性ゴムの
間に上記アウトリガーが挟持され得るように構成
したことを特徴とする。
(作用)
クロスメンバの前後面にそれぞれ背中合わせで
接合された一対のL字型のブラケツトとサイドメ
ンバから突設されたアウトリガーとの間に上段の
弾性ゴムがそれぞれ配置されるので、弾性ゴムが
クロスメンバの直下よりずれて配置され、弾性ゴ
ムの厚さがアウトリガーとブラケツトにより吸収
され、弾性ゴムのばね定数を低く出来る。
接合された一対のL字型のブラケツトとサイドメ
ンバから突設されたアウトリガーとの間に上段の
弾性ゴムがそれぞれ配置されるので、弾性ゴムが
クロスメンバの直下よりずれて配置され、弾性ゴ
ムの厚さがアウトリガーとブラケツトにより吸収
され、弾性ゴムのばね定数を低く出来る。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図、第2図において、クロスメンバ1の前
後面にそれぞれ背中合せで接合されたL字型のブ
ラケツト20の各々の下方には、内筒3とその外
周に装着されたリング状の上、下段のゴム4,5
とからなるボデーマウント6がそれぞれ全く同じ
に配置されており、その内筒3はサイドメンバ7
側面に接合されたアウトリガー21の上板に設け
られた孔に緩く挿入され、ゴム4と5とがアウト
リガー21の上板を挟み込むように各々配置され
ている。クロスメンバ1とサイドメンバ7とは内
筒3に挿入されたボルト8をそれぞれ締めつける
ことにより結合されており、締込んだ状態でクロ
スメンバ1の下面とサイドメンバ7の上面との間
にはある間隔Dが設けられている。この間隔Dは
クロスメンバ1に接合される一対のブラケツト2
0とサイドメンバー7の側面に接合されるアウト
リガー21のそれぞれの上下方向の接合位置と、
ゴム4の厚さによる変数となる。ここで弾性ゴム
はクロスメンバの直下よりずれて配置されてお
り、アウトリガー21の上板をサイドメンバー7
の上面より十分低位置に設ければ、即ち、間隔D
をゴム4が車両の振動により最大に縮んでもクロ
スメンバとサイドメンバとが接触しない最小の値
に等しくとれば車高をメタル結合の時と同じ位に
極めて低くできる。
後面にそれぞれ背中合せで接合されたL字型のブ
ラケツト20の各々の下方には、内筒3とその外
周に装着されたリング状の上、下段のゴム4,5
とからなるボデーマウント6がそれぞれ全く同じ
に配置されており、その内筒3はサイドメンバ7
側面に接合されたアウトリガー21の上板に設け
られた孔に緩く挿入され、ゴム4と5とがアウト
リガー21の上板を挟み込むように各々配置され
ている。クロスメンバ1とサイドメンバ7とは内
筒3に挿入されたボルト8をそれぞれ締めつける
ことにより結合されており、締込んだ状態でクロ
スメンバ1の下面とサイドメンバ7の上面との間
にはある間隔Dが設けられている。この間隔Dは
クロスメンバ1に接合される一対のブラケツト2
0とサイドメンバー7の側面に接合されるアウト
リガー21のそれぞれの上下方向の接合位置と、
ゴム4の厚さによる変数となる。ここで弾性ゴム
はクロスメンバの直下よりずれて配置されてお
り、アウトリガー21の上板をサイドメンバー7
の上面より十分低位置に設ければ、即ち、間隔D
をゴム4が車両の振動により最大に縮んでもクロ
スメンバとサイドメンバとが接触しない最小の値
に等しくとれば車高をメタル結合の時と同じ位に
極めて低くできる。
また、上記クロスメンバの前後両方に配置され
たボデーマウント6はクロスメンバ1とサイドメ
ンバ7とを2箇所で結合しているので、各々のボ
デーマウントにかかる分担荷重は従来の1箇所の
時に比べ半分となり、その結果ばね定数の低いボ
デーマウントの使用が可能となるので防震性が良
くなる。
たボデーマウント6はクロスメンバ1とサイドメ
ンバ7とを2箇所で結合しているので、各々のボ
デーマウントにかかる分担荷重は従来の1箇所の
時に比べ半分となり、その結果ばね定数の低いボ
デーマウントの使用が可能となるので防震性が良
くなる。
上記実施例においては、圧縮型ボデーマウント
を使用しているがせん断型ボデーマウントの場合
にも同様に実施可能である。
を使用しているがせん断型ボデーマウントの場合
にも同様に実施可能である。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、車高をメタル結
合によるものと同じ位に低くすることが可能とな
り、さらにボデーマウントのばね定数を低くでき
るので防震性が従来に比べ極めて良くなる。
合によるものと同じ位に低くすることが可能とな
り、さらにボデーマウントのばね定数を低くでき
るので防震性が従来に比べ極めて良くなる。
第1図は、本考案の一実施例を示すボデー結合
構造の概略図、第2図は、第1図の横断面図、第
3図は、従来のボデーマウント部の概略図、第4
図は、第3図の横断面図である。 1……クロスメンバ、6……ボデーマウント、
7……サイドメンバー、4,5……ゴム、20…
…ブラケツト、21……アウトリガー。
構造の概略図、第2図は、第1図の横断面図、第
3図は、従来のボデーマウント部の概略図、第4
図は、第3図の横断面図である。 1……クロスメンバ、6……ボデーマウント、
7……サイドメンバー、4,5……ゴム、20…
…ブラケツト、21……アウトリガー。
Claims (1)
- クロスメンバとサイドメンバとを結合すべく、
内筒とその外周に装着されるリング状の上下段の
弾性ゴムとからなるボデーマウントを具備したボ
デー結合構造において、上記クロスメンバの前後
面にそれぞれ背中合わせで接合された一対のL字
型のブラケツト、及び同ブラケツトに対応する上
記サイドメンバから突設されたアウトリガーを有
し、同アウトリガーに穿設した孔に上記内筒を挿
入し、さらに上記上下段の両弾性ゴムの間に上記
アウトリガーが挟持され得るように構成したこと
を特徴とするボデー結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986104150U JPH0453336Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986104150U JPH0453336Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS639089U JPS639089U (ja) | 1988-01-21 |
JPH0453336Y2 true JPH0453336Y2 (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=30977379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986104150U Expired JPH0453336Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453336Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135089B2 (ja) * | 1980-02-25 | 1986-08-11 | Sanyo Electric Co |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135089U (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-04 | スズキ株式会社 | 車両用キヤビンマウント |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP1986104150U patent/JPH0453336Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135089B2 (ja) * | 1980-02-25 | 1986-08-11 | Sanyo Electric Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS639089U (ja) | 1988-01-21 |
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