JPH0616729Y2 - 積層板 - Google Patents
積層板Info
- Publication number
- JPH0616729Y2 JPH0616729Y2 JP12804588U JP12804588U JPH0616729Y2 JP H0616729 Y2 JPH0616729 Y2 JP H0616729Y2 JP 12804588 U JP12804588 U JP 12804588U JP 12804588 U JP12804588 U JP 12804588U JP H0616729 Y2 JPH0616729 Y2 JP H0616729Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bent
- flat
- portions
- elastic body
- flat portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は積層板に関し、特に、制振材として使用する
のに好適な積層板に関するものである。
のに好適な積層板に関するものである。
従来、制振材としては、第2図に示されるように、鋼板
(20)の表面および裏面にゴム(21)、(21)を
コーティングしたもの、あるいは第3図に示されるよう
に、鋼板(22)、(23)の間にゴム(24)または
樹脂などの高分子材料を装着したものが知られている。
(20)の表面および裏面にゴム(21)、(21)を
コーティングしたもの、あるいは第3図に示されるよう
に、鋼板(22)、(23)の間にゴム(24)または
樹脂などの高分子材料を装着したものが知られている。
これらの制振材によれば、曲げ振動に対してゴム(2
1)また(24)が変形するため、曲げ振動に対する制
振性能を確保することができる。
1)また(24)が変形するため、曲げ振動に対する制
振性能を確保することができる。
ところが、第3図に示されるものは鋼板(22)、(2
3)の間にゴム(24)が設けられ、曲げ振動に対して
変形するので、第2図のものよりも曲げ振動に対する制
振性能は高いが、用途によっては制振性能は不足してい
る。
3)の間にゴム(24)が設けられ、曲げ振動に対して
変形するので、第2図のものよりも曲げ振動に対する制
振性能は高いが、用途によっては制振性能は不足してい
る。
この考案は、曲げ振動に対する制振性能を高めることが
できる積層板を提供することを目的とする。
できる積層板を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、この考案は、ほぼ平板状の
板材をほぼ波形に折曲して少なくとも1以上の折曲部と
複数の平坦部を形成し、相対向する一対の平坦部とこれ
らの平坦部に挟まれた折曲部とで囲まれた空間部内に弾
性体を設けた積層板を構成したものである。
板材をほぼ波形に折曲して少なくとも1以上の折曲部と
複数の平坦部を形成し、相対向する一対の平坦部とこれ
らの平坦部に挟まれた折曲部とで囲まれた空間部内に弾
性体を設けた積層板を構成したものである。
積層板に曲げ振動が作用すると、平坦部間の弾性体が変
形するとともに折曲部が変形するため、制振性能の向上
が図れることとなる。
形するとともに折曲部が変形するため、制振性能の向上
が図れることとなる。
以下、この考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、積層板(10)は、ほぼ平板状の鋼板
(11)をほぼ波形に折曲して平坦部(12)、(1
3)、(14)、(15)と折曲部(16)、(1
7)、(18)を交互に形成するとともに、相対向する
一対の平坦部(12)と(13)、(13)と(1
4)、(14)と(15)間にゴムなどの弾性体(1
9)、(20)、(21)を装着することによって構成
されている。
(11)をほぼ波形に折曲して平坦部(12)、(1
3)、(14)、(15)と折曲部(16)、(1
7)、(18)を交互に形成するとともに、相対向する
一対の平坦部(12)と(13)、(13)と(1
4)、(14)と(15)間にゴムなどの弾性体(1
9)、(20)、(21)を装着することによって構成
されている。
上記の構成において、積層板(10)の長手方向(矢印
A方向)に曲げ振動が作用すると、弾性体(19)、
(20)、(21)が変形するとともに折曲部(1
6)、(17)、(18)も変形するため、曲げ振動に
よる制振性能が高められる。
A方向)に曲げ振動が作用すると、弾性体(19)、
(20)、(21)が変形するとともに折曲部(1
6)、(17)、(18)も変形するため、曲げ振動に
よる制振性能が高められる。
なお、前記実施例においては、弾性体の層として3層の
ものについて述べたが、弾性体を1層、あるいは2層、
さらには4層以上にすることも可能であり、これらの場
合にも前記実施例と同様に制振性能の向上を図ることが
可能である。
ものについて述べたが、弾性体を1層、あるいは2層、
さらには4層以上にすることも可能であり、これらの場
合にも前記実施例と同様に制振性能の向上を図ることが
可能である。
この考案は前記のように構成したことにより、板材を複
数回折曲して折曲部と平坦部を形成し、平坦部間に弾性
体を装着し、曲げ振動に対して弾性体と折曲部を変形さ
せるようにしたため、曲げ振動に対する制振性能の向上
に寄与することができるなどのすぐれた効果を有するも
のである。
数回折曲して折曲部と平坦部を形成し、平坦部間に弾性
体を装着し、曲げ振動に対して弾性体と折曲部を変形さ
せるようにしたため、曲げ振動に対する制振性能の向上
に寄与することができるなどのすぐれた効果を有するも
のである。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図およ
び第3図はそれぞれ従来例の断面図である。 (10)……積層板 (11)……鋼板 (12)、(13)、(14)、(15)……平坦部 (16)、(17)、(18)……折曲部 (19)、(20)、(21)……弾性体 (22)、(23)……鋼板 (24)……ゴム
び第3図はそれぞれ従来例の断面図である。 (10)……積層板 (11)……鋼板 (12)、(13)、(14)、(15)……平坦部 (16)、(17)、(18)……折曲部 (19)、(20)、(21)……弾性体 (22)、(23)……鋼板 (24)……ゴム
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ平板状の板材(11)をほぼ波形に折
曲して少なくとも1以上の折曲部(16)と複数の平坦
部(12)(13)を形成し、相対向する一対の平坦部
(12)(13)とこれらの平坦部(12)(13)に
挟まれた折曲部(16)とで囲まれた空間部内に弾性体
(19)を設けたことを特徴とする積層板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12804588U JPH0616729Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12804588U JPH0616729Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 積層板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248330U JPH0248330U (ja) | 1990-04-04 |
JPH0616729Y2 true JPH0616729Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31381015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12804588U Expired - Lifetime JPH0616729Y2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 積層板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616729Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP12804588U patent/JPH0616729Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0248330U (ja) | 1990-04-04 |
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