JPH0238161B2 - - Google Patents
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- JPH0238161B2 JPH0238161B2 JP57058795A JP5879582A JPH0238161B2 JP H0238161 B2 JPH0238161 B2 JP H0238161B2 JP 57058795 A JP57058795 A JP 57058795A JP 5879582 A JP5879582 A JP 5879582A JP H0238161 B2 JPH0238161 B2 JP H0238161B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushing
- soil
- tilling
- rotary device
- claws
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 81
- 238000003971 tillage Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 235000002756 Erythrina berteroana Nutrition 0.000 description 1
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
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- HKPHPIREJKHECO-UHFFFAOYSA-N butachlor Chemical compound CCCCOCN(C(=O)CCl)C1=C(CC)C=CC=C1CC HKPHPIREJKHECO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、従来のナタ爪による耕耘ロータリー
装置の後部に付設し、耕耘ロータリー装置にて荒
起しした後の土塊を更に砕土してゆく為の砕土ロ
ータリー装置に関するものである。
装置の後部に付設し、耕耘ロータリー装置にて荒
起しした後の土塊を更に砕土してゆく為の砕土ロ
ータリー装置に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来からロータリー耕耘装置を2軸形ロータリ
ーに構成し、後部のロータリー装置を上下回動す
る技術は、実公昭53−20401号公報や実開昭56−
117607号公報や特公昭43−16768号公報の如き技
術が公知とされているのである。
ーに構成し、後部のロータリー装置を上下回動す
る技術は、実公昭53−20401号公報や実開昭56−
117607号公報や特公昭43−16768号公報の如き技
術が公知とされているのである。
(ハ) 発明の目的
しかし実公昭53−20401号公報や実開昭56−
117607号公報に記載の従来の技術においては、次
のような不具合いが発生していたのである。
117607号公報に記載の従来の技術においては、次
のような不具合いが発生していたのである。
即ち、前部に配置した耕耘ロータリー装置の耕
耘爪軸に対して、後部のロータリー装置を深さ調
節レバーの操作により上下して深さを決定するの
であるが、該深さの調節に際して砕土爪は上下に
回動するが、砕土カバーの部分は耕耘ロータリー
装置に固定されているので砕土爪と共に回動する
ことが無いのである。
耘爪軸に対して、後部のロータリー装置を深さ調
節レバーの操作により上下して深さを決定するの
であるが、該深さの調節に際して砕土爪は上下に
回動するが、砕土カバーの部分は耕耘ロータリー
装置に固定されているので砕土爪と共に回動する
ことが無いのである。
故に、砕土深さの調節の為に砕土爪を上下する
と、砕土カバーと砕土爪の間の間隙が変化するこ
ととなり、砕土後の礫の大きさが一定しなくなり
礫の大きさが変更され、また砕土ロータリー装置
に要する動力損失が大となり、砕土爪と砕土カバ
ーの間隙が狭くなり過ぎると、砕土カバーの下面
に泥土が付着し易くなるという不具合いが発生し
ていたのである。
と、砕土カバーと砕土爪の間の間隙が変化するこ
ととなり、砕土後の礫の大きさが一定しなくなり
礫の大きさが変更され、また砕土ロータリー装置
に要する動力損失が大となり、砕土爪と砕土カバ
ーの間隙が狭くなり過ぎると、砕土カバーの下面
に泥土が付着し易くなるという不具合いが発生し
ていたのである。
また特公昭43−16768号公報に記載の従来の技
術においては、砕土カバーを砕土爪と共に上下回
動するのであるが、砕土爪を上下回動する中心
が、耕耘爪軸の中心位置ではなくて耕耘ケースの
上端位置である為に、砕土爪を上下すると耕耘爪
と砕土爪の位置関係が変更されるのである。
術においては、砕土カバーを砕土爪と共に上下回
動するのであるが、砕土爪を上下回動する中心
が、耕耘爪軸の中心位置ではなくて耕耘ケースの
上端位置である為に、砕土爪を上下すると耕耘爪
と砕土爪の位置関係が変更されるのである。
このように耕耘爪と砕土爪の回転外周間隙が相
違することによつても、砕土礫の大きさが変化
し、また耕耘爪と砕土爪の間隙が狭くなることに
より所要馬力が変化するという不具合いが発生す
るのである。
違することによつても、砕土礫の大きさが変化
し、また耕耘爪と砕土爪の間隙が狭くなることに
より所要馬力が変化するという不具合いが発生す
るのである。
本発明はこのような砕土礫の大きさと、所要馬
力が変化するという不具合いを解消する為に、砕
土爪も砕土カバーも耕耘爪軸を中心に上下回動可
能としたものである。
力が変化するという不具合いを解消する為に、砕
土爪も砕土カバーも耕耘爪軸を中心に上下回動可
能としたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
を達成する為の構成を説明すると。
耕耘ロータリー装置Dの耕耘爪軸12を左右で
軸受支持する耕耘ケース2と耕耘フレーム23の
下端に、砕土フレーム9と砕土ケース10の前端
を枢支し、該砕土フレーム9と砕土ケース10の
後端に砕土ロータリー装置Eを装着し、耕耘ロー
タリー装置Dの回転と砕土ロータリー装置Eの回
転を逆の回転とし、砕土深さ調節レバー7の操作
により砕土ロータリー装置Eを耕耘爪軸12を中
心に上下に回動可能とした構成において、砕土ロ
ータリー装置Eを構成する砕土爪18を、耕耘ロ
ータリー装置Dの耕耘爪軸12を中心に上下回動
させ、砕土爪18の上方周囲を被覆する砕土カバ
ー16も耕耘爪軸12を中心に砕土爪18と共に
上下回動可能に構成したものである。
軸受支持する耕耘ケース2と耕耘フレーム23の
下端に、砕土フレーム9と砕土ケース10の前端
を枢支し、該砕土フレーム9と砕土ケース10の
後端に砕土ロータリー装置Eを装着し、耕耘ロー
タリー装置Dの回転と砕土ロータリー装置Eの回
転を逆の回転とし、砕土深さ調節レバー7の操作
により砕土ロータリー装置Eを耕耘爪軸12を中
心に上下に回動可能とした構成において、砕土ロ
ータリー装置Eを構成する砕土爪18を、耕耘ロ
ータリー装置Dの耕耘爪軸12を中心に上下回動
させ、砕土爪18の上方周囲を被覆する砕土カバ
ー16も耕耘爪軸12を中心に砕土爪18と共に
上下回動可能に構成したものである。
(ホ) 実施例
本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は耕耘ロータリー装置Dと砕土ロータリ
ー装置Eの側面図、第2図は同じく平面図であ
る。
ー装置Eの側面図、第2図は同じく平面図であ
る。
トラクターの後面から、トツプリンクヒンジ4
が突出され、該トツプリンクヒンジ4の先端に短
かいトツプリンク5が装着されており、耕耘ロー
タリー装置、砕土ロータリー装置が回動時に上方
へ急激に跳ね上げられるようにしている。
が突出され、該トツプリンクヒンジ4の先端に短
かいトツプリンク5が装着されており、耕耘ロー
タリー装置、砕土ロータリー装置が回動時に上方
へ急激に跳ね上げられるようにしている。
トツプリンク5の後端はトツプリンクマスト6
に枢結されている。トツプリンクマスト6とロー
タリーギアボツクス8の取付部又はメインビーム
33の取付部近辺に、トラクターから左右のロア
ーリンクが突出されて枢結されているが、ロアー
リンクは図示していない。
に枢結されている。トツプリンクマスト6とロー
タリーギアボツクス8の取付部又はメインビーム
33の取付部近辺に、トラクターから左右のロア
ーリンクが突出されて枢結されているが、ロアー
リンクは図示していない。
ロータリーギアボツクス8より前方へ突出され
た入力軸3にトラクターのPTO軸からユニバー
サルジヨイントにて動力が伝えられる。
た入力軸3にトラクターのPTO軸からユニバー
サルジヨイントにて動力が伝えられる。
ロータリーギアボツクス8内のベベルギア3
5,36により動力伝達方向が変えられ、更にメ
インビーム33L内の連結軸34より耕耘ロータ
リー装置Dの耕耘ケース2のスプロケツト37へ
動力が伝えられる。
5,36により動力伝達方向が変えられ、更にメ
インビーム33L内の連結軸34より耕耘ロータ
リー装置Dの耕耘ケース2のスプロケツト37へ
動力が伝えられる。
耕耘ケース2の下方には、耕耘爪軸12が挿入
されており、この耕耘爪軸12の端部のスプロケ
ツト28にチエーン27にて動力が伝えられる。
メインビーム33Rの端部には耕耘フレーム23
が固設されており、この耕耘ケース2と耕耘フレ
ーム23により耕耘爪軸12の両端が支えられて
いる。
されており、この耕耘爪軸12の端部のスプロケ
ツト28にチエーン27にて動力が伝えられる。
メインビーム33Rの端部には耕耘フレーム23
が固設されており、この耕耘ケース2と耕耘フレ
ーム23により耕耘爪軸12の両端が支えられて
いる。
該耕耘爪軸12は反時計方向に回転し、耕耘爪
1が装着されている。耕耘爪1の回転外周に耕耘
カバー22が設けられている。以上が耕耘ロータ
リー装置Dの構成である。
1が装着されている。耕耘爪1の回転外周に耕耘
カバー22が設けられている。以上が耕耘ロータ
リー装置Dの構成である。
このような従来形の耕耘ロータリー装置Dに加
えて、本発明は砕土ロータリー装置Eが後方に付
設されており、その構成は、耕耘ケース2と耕耘
フレーム23より、砕土フレーム9と砕土ケース
10が略直角方向の後方へ向けて延設されてい
る、砕土フレーム9と砕土ケース10の後端部に
て砕土爪軸11を支架し、該砕土爪軸11上に砕
土爪18が固設されている。
えて、本発明は砕土ロータリー装置Eが後方に付
設されており、その構成は、耕耘ケース2と耕耘
フレーム23より、砕土フレーム9と砕土ケース
10が略直角方向の後方へ向けて延設されてい
る、砕土フレーム9と砕土ケース10の後端部に
て砕土爪軸11を支架し、該砕土爪軸11上に砕
土爪18が固設されている。
そして、砕土爪18は耕耘爪1の回転とは逆の
回転であり、実施例では耕耘爪1が反時計回転で
あるので、砕土爪18は時計方向の回転とし砕土
効果を上げている。
回転であり、実施例では耕耘爪1が反時計回転で
あるので、砕土爪18は時計方向の回転とし砕土
効果を上げている。
砕土爪18の回転軌跡の外周に接近して、円弧
状のレーキ17が砕土カバー16の内側に設けら
れており、砕土カバー16には十分に砕土され土
壌が飛散し、圃場面の上層部にはこの十分砕土さ
れた土壌Cが層を作る。
状のレーキ17が砕土カバー16の内側に設けら
れており、砕土カバー16には十分に砕土され土
壌が飛散し、圃場面の上層部にはこの十分砕土さ
れた土壌Cが層を作る。
又、レーキ17には、やや大きい伝塊や稲株、
藁、雑草等Bが抜けることができずに掛かり、砕
土爪18に送られて十分に砕土された土壌Cの下
で、荒起し層Aの上に層状に配置される。
藁、雑草等Bが抜けることができずに掛かり、砕
土爪18に送られて十分に砕土された土壌Cの下
で、荒起し層Aの上に層状に配置される。
レーキ17の先端は砕土カバー16の一部であ
る側面体に前端17aを枢支し、後端17bはレ
ーキの位置を微調節自在に締結されている。
る側面体に前端17aを枢支し、後端17bはレ
ーキの位置を微調節自在に締結されている。
砕土カバー16の先端は、砕土フレーム9と砕
土ケース10との間の上部に固設体9aを設けこ
れに固定している。
土ケース10との間の上部に固設体9aを設けこ
れに固定している。
又、砕土カバー16の後部は連結フレーム1
9,19にて砕土フレーム9と砕土ケース10に
固定されている。
9,19にて砕土フレーム9と砕土ケース10に
固定されている。
又、耕耘爪1の回転軌跡外周に耕耘カバー22
と前記砕土カバー16との間には、折れ曲がり可
能な連結カバー14,15が介装されており、砕
土カバー16が上方へ回動されると連結カバー1
4,15が枢支軸15a部で折れ曲がつて砕土カ
バー16の回動を可能にしている。
と前記砕土カバー16との間には、折れ曲がり可
能な連結カバー14,15が介装されており、砕
土カバー16が上方へ回動されると連結カバー1
4,15が枢支軸15a部で折れ曲がつて砕土カ
バー16の回動を可能にしている。
又、砕土爪軸11の位置で、砕土フレーム9、
砕土ケース10より側方へ向けて吊上げ杆20が
突出し、上部で一体化された尾輪支持杆の代わり
に設けた回動アーム13の後端に枢結されてい
る。回動アーム13は尾輪調節レバーと兼用した
砕土深さ調節レバー7の回動により螺子杆21が
上下して、回動アーム13・吊上げ杆20を介し
て砕土装置を持ち上げる。
砕土ケース10より側方へ向けて吊上げ杆20が
突出し、上部で一体化された尾輪支持杆の代わり
に設けた回動アーム13の後端に枢結されてい
る。回動アーム13は尾輪調節レバーと兼用した
砕土深さ調節レバー7の回動により螺子杆21が
上下して、回動アーム13・吊上げ杆20を介し
て砕土装置を持ち上げる。
該砕土深さ調節レバー7の操作により吊上げ杆
20を介して砕土ロータリー装置Eを持ち上げる
と、砕土爪18だけでなく砕土爪18と一定の間
隔を維持した状態で砕土カバー16も同時に上下
回動されるように構成したものである。
20を介して砕土ロータリー装置Eを持ち上げる
と、砕土爪18だけでなく砕土爪18と一定の間
隔を維持した状態で砕土カバー16も同時に上下
回動されるように構成したものである。
本実施例は従来の尾輪又は耕深調節輪の代わり
に砕土装置を装着したものである。
に砕土装置を装着したものである。
砕土ロータリー装置は深耕を目的とするもので
はなく、一度荒起しした後の圃場を再度耕耘して
礫を小さくするのであるから、耕耘爪1の回動軌
跡の下端よりも、砕土爪18の回動軌跡下端の方
が高い位置にあり、又、砕土爪の方が耕耘爪より
も後にあるのである。
はなく、一度荒起しした後の圃場を再度耕耘して
礫を小さくするのであるから、耕耘爪1の回動軌
跡の下端よりも、砕土爪18の回動軌跡下端の方
が高い位置にあり、又、砕土爪の方が耕耘爪より
も後にあるのである。
第3図は通常のロータリー耕耘装置を、砕土ロ
ータリーに変更可能とする為に構成した動力取出
装置の平面断面図である。
ータリーに変更可能とする為に構成した動力取出
装置の平面断面図である。
耕耘ケース2の側は、耕耘ケース2が厚いの
で、この上に更に砕土ケースを重複して設けるこ
とができず、砕土フレーム9を耕耘ケース2側に
設けている。逆に耕耘フレーム23側に砕土ケー
ス10を重複して設けている。
で、この上に更に砕土ケースを重複して設けるこ
とができず、砕土フレーム9を耕耘ケース2側に
設けている。逆に耕耘フレーム23側に砕土ケー
ス10を重複して設けている。
砕土装置を装着する為に耕耘爪軸12の耕耘フ
レーム23側に、内径にスプライン12aの刻設
された耕耘爪軸が用いられている。該耕耘爪軸1
2のスプライン12a部に砕土ケース10の歯車
24のスプライン軸30を噛合させ、逆転歯車2
5で逆転させ、スプロケツト29・チエーン26
を介して砕土爪軸11のスプロケツト40を駆動
する。
レーム23側に、内径にスプライン12aの刻設
された耕耘爪軸が用いられている。該耕耘爪軸1
2のスプライン12a部に砕土ケース10の歯車
24のスプライン軸30を噛合させ、逆転歯車2
5で逆転させ、スプロケツト29・チエーン26
を介して砕土爪軸11のスプロケツト40を駆動
する。
砕土ケースの歯車24,25の支持部10aは
突出しているが、そこより後部の砕土ケース10
はオフセツトし耕耘部の幅と同じとしている。
突出しているが、そこより後部の砕土ケース10
はオフセツトし耕耘部の幅と同じとしている。
又、砕土フレーム9をオフセツトし、耕耘部の
幅と同じとし、耕耘幅と砕土幅は同じになるよう
にしている。又、砕土フレーム9の先端は、耕耘
ケース2の外側内厚部に枢支ボルト31にて枢支
されている。
幅と同じとし、耕耘幅と砕土幅は同じになるよう
にしている。又、砕土フレーム9の先端は、耕耘
ケース2の外側内厚部に枢支ボルト31にて枢支
されている。
このように枢支ボルト31を外して砕土フレー
ムを上方へ回動し耕耘ケースから離し、砕土ケー
ス10を右側へ押してスプライン12aから外せ
ば、砕土装置は簡単に外せるように構成されてい
る。
ムを上方へ回動し耕耘ケースから離し、砕土ケー
ス10を右側へ押してスプライン12aから外せ
ば、砕土装置は簡単に外せるように構成されてい
る。
外した後の耕耘爪軸端部には、砕土ケース10
のカバー41を装着しておくのである。
のカバー41を装着しておくのである。
耕耘フレーム23と砕土ケース10との間には
固着装置がないが、砕土フレーム9を耕耘ケース
2に枢支ボルト31で固定枢支すれば砕土ケース
10も間接的に固定されてしまうのである。
固着装置がないが、砕土フレーム9を耕耘ケース
2に枢支ボルト31で固定枢支すれば砕土ケース
10も間接的に固定されてしまうのである。
第4図は砕土ロータリー装置Eの上下調節装置
の斜視図、第5図はレーキ17の平面図、第6図
はレーキ17と砕土爪18の回転軌跡の位置を示
す図面である。
の斜視図、第5図はレーキ17の平面図、第6図
はレーキ17と砕土爪18の回転軌跡の位置を示
す図面である。
(ヘ) 発明の効果
本発明は以上の如く構成したので、次のような
効果が得られるのである。
効果が得られるのである。
第1に、従来技術である実公昭53−20401号公
報や実開昭56−117607号公報に記載の2軸ロータ
リー装置においては、後部に配置した砕土ロータ
リー装置を砕土深さ調節の為に上下回動する場合
に、砕土爪のみを砕土高さ調節レバーにより上下
していたのである。故に、砕土爪と砕土カバーと
の間隔が、砕土深さの調節と共に変化していたの
である。
報や実開昭56−117607号公報に記載の2軸ロータ
リー装置においては、後部に配置した砕土ロータ
リー装置を砕土深さ調節の為に上下回動する場合
に、砕土爪のみを砕土高さ調節レバーにより上下
していたのである。故に、砕土爪と砕土カバーと
の間隔が、砕土深さの調節と共に変化していたの
である。
砕土爪と砕土カバーの間隔が大き過ぎる場合に
は、砕土効果が十分に発揮されず、砕土後の土塊
や礫が大きくなり、砕土が十分に行われ無いこと
となるのである。
は、砕土効果が十分に発揮されず、砕土後の土塊
や礫が大きくなり、砕土が十分に行われ無いこと
となるのである。
また、両者の間隔が小さ過ぎる場合には、砕土
が過剰となり、中間的な土塊がなくなり、また砕
土に要する動力損失が大となり、泥土状と成つた
土塊が砕土カバーの下面に付着してしまう等の不
具合いが発生していたのである。
が過剰となり、中間的な土塊がなくなり、また砕
土に要する動力損失が大となり、泥土状と成つた
土塊が砕土カバーの下面に付着してしまう等の不
具合いが発生していたのである。
本発明においては、上記従来の不具合いを解消
する為に、砕土深さ調節レバー7による砕土ロー
タリー装置Eの砕土深さ調節に対して、砕土爪1
8と砕土カバー16との間隙を一定にして上下す
べく構成したものである。
する為に、砕土深さ調節レバー7による砕土ロー
タリー装置Eの砕土深さ調節に対して、砕土爪1
8と砕土カバー16との間隙を一定にして上下す
べく構成したものである。
これにより、砕土礫の大きさが変化し、所要馬
力が変化するという不具合いを解消することが出
来たものである。
力が変化するという不具合いを解消することが出
来たものである。
第2に、他の従来技術である特公昭43−16768
号公報に記載の技術の場合には、砕土ロータリー
装置と砕土カバーを一体的に上下回動可能として
いるが、この回動の支点が耕耘ケースの上端の位
置であり、砕土爪も砕土カバーもどちらも耕耘爪
軸を中心に回動しないのである。
号公報に記載の技術の場合には、砕土ロータリー
装置と砕土カバーを一体的に上下回動可能として
いるが、この回動の支点が耕耘ケースの上端の位
置であり、砕土爪も砕土カバーもどちらも耕耘爪
軸を中心に回動しないのである。
この構成においては、砕土爪の回転外周と砕土
カバーとの間隙は変化することはないが、耕耘爪
の回転外周と、砕土爪の回転外周との間隙が変化
してしまうのである。
カバーとの間隙は変化することはないが、耕耘爪
の回転外周と、砕土爪の回転外周との間隙が変化
してしまうのである。
この場合においても、耕耘爪と砕土爪の回転外
周との間に挟される土塊の砕土能力が変化し、砕
土後の礫の大きさが一定しないこととなり、また
間隙の変化により、砕土所要馬力も変化すること
となるのである。
周との間に挟される土塊の砕土能力が変化し、砕
土後の礫の大きさが一定しないこととなり、また
間隙の変化により、砕土所要馬力も変化すること
となるのである。
本発明においては、上記従来技術の不具合いを
両方とも解消することを目的とするものであり、
砕土爪も砕土カバーも上下回動可能とすると共
に、砕土爪は耕耘爪軸を中心に上下回動可能とす
ると共に、砕土カバーも耕耘爪軸を中心に回動可
能として、砕土ロータリー装置の上下動に際し
て、礫の大きさを一定とし、また砕土に要する所
要馬力を一定にすることが出来たものである。
両方とも解消することを目的とするものであり、
砕土爪も砕土カバーも上下回動可能とすると共
に、砕土爪は耕耘爪軸を中心に上下回動可能とす
ると共に、砕土カバーも耕耘爪軸を中心に回動可
能として、砕土ロータリー装置の上下動に際し
て、礫の大きさを一定とし、また砕土に要する所
要馬力を一定にすることが出来たものである。
第3に、従来の技術においては、耕耘爪の砕土
爪の間隙か、又は砕土カバーと砕土爪の間隙かど
ちらかを一定にし、他方は止むを得ず変化させて
いるので、砕土ロータリー装置を上下し砕土深さ
を変更する場合において、どちらの場合にしても
砕土礫の大きさが変化し、所要馬力が変化してい
たのである。故にどちらかだけを一定にしても効
果が薄いのである。
爪の間隙か、又は砕土カバーと砕土爪の間隙かど
ちらかを一定にし、他方は止むを得ず変化させて
いるので、砕土ロータリー装置を上下し砕土深さ
を変更する場合において、どちらの場合にしても
砕土礫の大きさが変化し、所要馬力が変化してい
たのである。故にどちらかだけを一定にしても効
果が薄いのである。
本発明は砕土深さ調節レバー7の操作に際し
て、耕耘爪と砕土爪の間隙も、砕土カバーと砕土
爪の間隙も、どちらも変化することの無いように
して、砕土深さの変更により一定した砕土状態が
得られるようにできたものである。
て、耕耘爪と砕土爪の間隙も、砕土カバーと砕土
爪の間隙も、どちらも変化することの無いように
して、砕土深さの変更により一定した砕土状態が
得られるようにできたものである。
第1図は砕土ロータリー装置の側面図、第2図
は同じく平面図、第3図は動力取出装置部分の平
面断面図、第4図は砕土ロータリー装置Eの上下
調節装置の斜視図、第5図はレーキ17の平面
図、第6図はレーキ17と砕土爪18の回転軌跡
の位置を示す図面である。 D…耕耘ロータリー装置、E…砕土ロータリー
装置、1…耕耘爪、7…砕土深さ調節レバー、1
2…耕耘爪軸、16…砕土カバー、18…砕土
爪。
は同じく平面図、第3図は動力取出装置部分の平
面断面図、第4図は砕土ロータリー装置Eの上下
調節装置の斜視図、第5図はレーキ17の平面
図、第6図はレーキ17と砕土爪18の回転軌跡
の位置を示す図面である。 D…耕耘ロータリー装置、E…砕土ロータリー
装置、1…耕耘爪、7…砕土深さ調節レバー、1
2…耕耘爪軸、16…砕土カバー、18…砕土
爪。
Claims (1)
- 1 耕耘ロータリー装置Dの耕耘爪軸12を左右
で軸受支持する耕耘ケース2と耕耘フレーム23
の下端に、砕土フレーム9と砕土ケース10の前
端を枢支し、該砕土フレーム9と砕土ケース10
の後端に砕土ロータリー装置Eを装着し、耕耘ロ
ータリー装置Dの回転と砕土ロータリー装置Eの
回転を逆の回転とし、砕土深さ調節レバー7の操
作により砕土ロータリー装置Eを耕耘爪軸12を
中心に上下に回動可能とした構成において、砕土
ロータリー装置Eを構成する砕土爪18を、耕耘
ロータリー装置Dの耕耘爪軸12を中心に上下回
動させ、砕土爪18の上方周囲を被覆する砕土カ
バー16を耕耘爪軸12を中心に砕土爪18と共
に上下回動可能に構成したことを特徴とする砕土
ロータリー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5879582A JPS58175402A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 砕土ロ−タリ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5879582A JPS58175402A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 砕土ロ−タリ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58175402A JPS58175402A (ja) | 1983-10-14 |
JPH0238161B2 true JPH0238161B2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=13094509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5879582A Granted JPS58175402A (ja) | 1982-04-07 | 1982-04-07 | 砕土ロ−タリ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58175402A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0730238A (ja) * | 1992-03-06 | 1995-01-31 | Fujitsu Ten Ltd | チップ部品の半田付け方法およびチップ部品の搭載構造 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6140705A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 2軸ロ−タリ−耕耘装置 |
JPH0441774Y2 (ja) * | 1984-10-22 | 1992-10-01 | ||
JPS61152202A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | 松山株式会社 | ロ−タリ−耕耘装置 |
JPS61265001A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 | セイレイ工業株式会社 | 変速機構付き二連型耕耘装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3545549A (en) * | 1966-03-30 | 1970-12-08 | Ary Van Der Lely | Soil cultivating emplements |
JPS5320401U (ja) * | 1976-07-31 | 1978-02-21 |
-
1982
- 1982-04-07 JP JP5879582A patent/JPS58175402A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3545549A (en) * | 1966-03-30 | 1970-12-08 | Ary Van Der Lely | Soil cultivating emplements |
JPS5320401U (ja) * | 1976-07-31 | 1978-02-21 |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JPH0730238A (ja) * | 1992-03-06 | 1995-01-31 | Fujitsu Ten Ltd | チップ部品の半田付け方法およびチップ部品の搭載構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58175402A (ja) | 1983-10-14 |
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