JPH0237525Y2 - - Google Patents

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JPH0237525Y2
JPH0237525Y2 JP8676882U JP8676882U JPH0237525Y2 JP H0237525 Y2 JPH0237525 Y2 JP H0237525Y2 JP 8676882 U JP8676882 U JP 8676882U JP 8676882 U JP8676882 U JP 8676882U JP H0237525 Y2 JPH0237525 Y2 JP H0237525Y2
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JP
Japan
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saw
saw body
hole
chip
drive shaft
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JP8676882U
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JPS58190101U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、木材の切断、切削等に使用するチツ
プソー(回転鋸)の改良に関するものである。
従来のこの種のチツプソーは、そのチツプソー
本体の周縁には多数の刃体を一定間隔に形成する
と共に、そのチツプソー本体の中心部には駆動軸
に挿通固定するための取付孔が形成されている。
ところが、一般的には、この取付孔が比較的小さ
いものであるために、このチツプソーの内径面、
即ち、取付孔の周面と、チツプソーの外周面との
間(以下これを半径幅と称す)が広く形成されて
いるのが普通である。このように半径幅が大であ
ることは、そのチツプソーの外径が大きいもので
あれば、避けられない必然的現象であるが、その
半径幅が大となることによつて、回転時における
チツプソー本体の内部応力が増大し、これに伴な
つて該チツプソー本体に歪を生じるといつた問題
点が発生する。そこで、このチツプソー本体の歪
を解消するための手段としては、該チツプソーの
回転数を変化させることが考えられるが、例え
ば、チツプソーの回転数を所望以下とした場合に
は、加工能率が著しく低下してしまい、またその
回転数を所望以上にすれば、被加工物に対して使
用できなくなる等の問題点がある。
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもの
で、チツプソーの回転数に左右されることなく、
安定した回転で加工できるチツプソーを提供する
ことを目的とするものである。更に本考案を具体
的に述べれば、チツプソー本体の内径を大きく設
定することによりチツプソー本体の内部応力の減
少を計り、引いては、該チツプソー本体の回転時
における歪を抑制して、回転時におけるチツプソ
ーの回転ぶれを生じない安定した回転が得られる
チツプソーを提供するものである。
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細
に説明する。
1は、外周縁に多数個の刃体2を一定間隔で取
付けてなるチツプソー本体であつて、このチツプ
ソー本体1の中心には、略三角形の透孔3が形成
されている。また、この透孔3の内径rは、チツ
プソー1の半径幅Rを比較的小さくするために、
可及的その内径rを大きく形成してある。また、
この透孔の形状は、このチツプソー本体の回転時
におけるその周縁部に生ずる反対張力を拡散且つ
吸収することによつて内部応力を減少せしめ得る
ので、これによつてチツプソーが前記反対張力に
同調するのを有効に防げ回転時の歪及び回転ぶれ
を抑制する。
以上は、チツプソー本体1の構造であるが、次
にこのチツプソー本体1に固定される治具につい
て述べると、4及び5は上記チツプソー本体1を
挟持する押え板であつて、その一方の押え板4に
は、前記チツプソー本体1に形成した透孔3内に
嵌合合致する略三角形状の突板6が、その押え板
4の側面に固着されている。また、他方の押え板
5には、上記の突板6が嵌入される凹部7が形成
されているものである。8及び9は押え板4及び
5に形成した駆動軸挿通孔である。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用
について述べると、上記形状のチツプソー本体1
の両側面に押え板4,5を当てがい、一方の押え
板4に形成されている突板6をチツプソー本体1
に設けた透孔3を通して他方の押え板5に形成さ
れる凹部7内に嵌合して、チツプソー本体1と双
方の押え板4,5を一体的に接合し、しかる後、
その駆動軸挿通孔8,9に、回転機の駆動軸(図
示せず)を挿通し、締着すればチツプソーの駆動
軸取付けが完了し、木材の切削、切断等の作業準
備がなされるものである。
このように本考案よりなるチツプソー本体1
は、その中心部に比較的大きい透孔3を形成した
ものであるから、このチツプソー本体1の回転時
における内部応力が減少し、これによつてチツプ
ソーの回転振れを抑制することができる。従つ
て、本考案によれば回転機の回転数を加減するこ
となくチツプソーの円滑なる回転が期待できるの
で、作業効率がよく、しかも加工精度の良い製材
が得られる特長がある。
また、チツプソー本体を挟持する一対の押え板
によつて、チツプソー本体の強度が確保され、耐
久性にも優れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、いずれも本考案よりなるチツプソーの
実施例を示し、第1図はその側面図、第2図はそ
の中央縦断面図、第3図はその構成部品の離脱状
態を示した断面説明図である。 1……チツプソー本体、2……刃体、3……透
孔、4,5……押え板、6……突板、7……凹
部、8,9……駆動軸挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁には多数の刃体を一定間隔に取り付け、中
    心部には、チツプソー本体1の回転時におけるそ
    の周縁部の反射張力に対して同調を防ぎ得るよう
    に、内径のrはチツプソー本体1の半径幅Rを比
    較的小さくするために、可及的にその内径rを大
    きく形成した三角円状の透孔を穿設せしめてなる
    チツプソー本体と、該チツプソー本体の片側面に
    当接され、かつ前記の透孔内に嵌合一致する突部
    を有し、更に中心には駆動軸挿通孔を穿設した一
    方の押え板と、前記チツプソー本体の他側面に当
    接され、かつ前記の突部が嵌合される凹部を有
    し、更に中心には駆動軸挿通孔を穿設せしめてな
    る他方の押え板とからなることを特徴とするチツ
    プソー。
JP8676882U 1982-06-11 1982-06-11 チツプソ− Granted JPS58190101U (ja)

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JP8676882U JPS58190101U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 チツプソ−

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JP8676882U JPS58190101U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 チツプソ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58190101U JPS58190101U (ja) 1983-12-17
JPH0237525Y2 true JPH0237525Y2 (ja) 1990-10-11

Family

ID=30095538

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8676882U Granted JPS58190101U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 チツプソ−

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JP (1) JPS58190101U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58190101U (ja) 1983-12-17

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