JPS627450Y2 - - Google Patents

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JPS627450Y2
JPS627450Y2 JP12098384U JP12098384U JPS627450Y2 JP S627450 Y2 JPS627450 Y2 JP S627450Y2 JP 12098384 U JP12098384 U JP 12098384U JP 12098384 U JP12098384 U JP 12098384U JP S627450 Y2 JPS627450 Y2 JP S627450Y2
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JP
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rotary disk
cutter
saw
supply path
conveyance
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JP12098384U
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は大鋸屑を生産するための大鋸屑製造
機に関するものである。
従来の技術 従来の大鋸屑製造機には、第10図に示すよう
に、多数枚の丸のこを重ね合わせるとともに回転
軸2の軸線に対しやや傾斜させた状態で回転軸2
に固定したカツタが用いられていた。
この従来の大鋸屑製造機では、カツタの丸のこ
の傾斜角、のこ歯の荒さ、カツタの回転速度、原
材に対するカツタの押付力等を変化させて大鋸屑
の粒径を変化させているが、製造される大鋸屑の
バラツキが大きく、また丸のこの傾斜角等の微妙
な調節を要するため、所望の粒径の大鋸屑を得る
ための機械の調整が非常に難しいものとなつてい
た。
また、従来のカツタでは丸のこの各のこ歯が、
丸のこの傾斜分だけ傾いているため、原材に対し
て正対せず、このため、切削性能が悪く、生産性
の向上を阻害することとなつていた。
更に、各のこ歯が原材に対して傾斜した角度を
もつて当接する結果、丸のこおよび回転軸に曲げ
モーメントが作用して壊れ易くなつたり、カツタ
および回転軸にスラストが生じて回転軸の軸受と
して高価なスラスト軸受を用いる必要があつた。
発明が解決しようとする問題点 本考案は、上記のような従来の大鋸屑製造機に
おける問題点を解消するためになされたもので、
原材の搬送方向に対し直交する面に切削面を形成
した正面カツタを取り付けることにより原材がカ
ツタ面に正対して当たるようにし、もつて大鋸屑
の生産性が高く、安定した切削能力のある大鋸屑
製造機を提供することを目的とする。さらに、本
考案は、正面カツタを構成するのこ歯の組付け、
交換等、および製造、保守を容易にすることをも
目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達するために、この考案に係る大鋸
屑製造機は、原材の搬送供給路と平行に設置した
回転軸に動力手段にて回転駆動される回転盤を前
記搬送供給に直交した状態で取り付け、該回転盤
の前記搬送供給路と対向する面を円周方向に複数
区画して各収容部に分け、これら各収容部中に、
複数の帯のこを前記回転盤の回転中心部より放射
方向へ所定ピツチずつずらせて前記回転中心部を
中心とする真円とは異なる円弧状配置をもつて取
り付けることによりカツタ面を形成してなる正面
カツタを具えた構成とした。
作 用 上記のように構成したこの考案の大鋸屑製造機
によれば、駆動手段により回転駆動される回転盤
のカツタ面に、その直交方向から原材が正対して
供給されることとなり、大鋸屑の生産性が良く安
定した切屑が可能であり、のこ歯の大きさやのこ
歯の配置ピツチを変えるなどして色々な粒径の大
鋸屑の製造が可能となる。
実施例 次に、この考案に係る大鋸屑製造機の実施例を
添附図面に基づいて説明する。
この考案に係る大鋸屑製造機1は、その全体を
第2図〜第4図に示すが、正面カツタ10を具え
ている。この正面カツタ10は基盤12上に軸受
13,14にて支承された回転軸11の一端に固
定設置されている。回転軸11は、その他端に取
り付けられたプーリ15が動力手段としてのモー
タ16の出力軸16aに固定されたプーリ17に
駆動ベルト18で連結されることにより、モータ
16から回転動力を受けて回転する。
尚、図示の例にあつては、正面カツタ10は、
モータ16によつて回転される回転軸11に固定
され、これにより回転駆動される構成となつてい
るが、回転軸11を固定軸とし、この軸に正面カ
ツタ10を回転自由に支承させ、正面カツタ10
とモータ16とをプーリとベルト等で連結して正
面カツタ10のみを回転駆動させることも可能で
ある。
第2図および第4図に示すように、カツタ10
を固定する回転軸11はその軸線11aが原材2
0の搬送路19の軸線19aと平行となるように
設置されており、もつて正面カツタ10の前面1
0aの一部が搬送路19と対向した配置となつて
いる。
搬送路19は、断面視略U形の枠体にて成り、
カツタ10側端部が基盤12にて支持される一
方、他端部19bが脚21に支持され、略水平と
なつている。
この搬送路19には搬送用のベルトコンベア2
2が配設されており、このベルトコンベア22に
よつて、前記の搬送路端部19bから供給される
原材20はカツタ10に向けて搬送される。
第3図に示すベルトコンベア22のドライブプ
ーリ22aを駆動させるモータ23は、更にベル
ト24c、プーリ24b、ベルト24aを介して
原材圧送用のローラ24に連結されており、この
ローラ24はベルトコンベア22と同期して駆動
される。
正面カツタ10はカバー25にて包囲されてお
り、正面カツタ10によつて切削形成された大鋸
屑はこのカバー25に延設されたシユート26
(第4図)を介して、排出口27より収容容器2
9中に送出される。
第1図、第5図および第6図にはこの考案の第
1実施例による正面カツタ10を示す。
この正面カツタ10は回転軸11に筒状ボス部
80にて嵌着され、ボルト80等により固定され
る円形状の回転盤30を具えている。
この回転盤30の外周縁部に沿つて搬送路対向
面30a側に膨出するフランジ部33が円弧状に
形成されている。この回転盤30の中央に形成さ
れた軸受31とフランジ部33間には回転盤30
の面30aを円周方向に分割する仕切板32が放
射状配置をもつて形成されている。この実施例に
あつては各仕切板32同士の中心角は略120゜で
面30aを3分割している。
尚、仕切板32の数、相互の中心角は、図示の
例に限定されるものではなく、機械の仕様、大き
さ等に応じて適宜選択されるものである。
仕切板32により区画された各区画領域の回転
盤30の中心部近傍位置には締付け部材34が取
付けボルト35にて固定されている。この締付け
部材34の外周縁部にはベルトコンベア22側に
膨出するフランジ部34aが形成されている。こ
のフランジ部34aと各区画領域両側の仕切側の
仕切板32および回転盤30の外周縁部のフラン
ジ部33とにより、帯のこ36の収容部30b
(第1図、第6図)が画成される。
第5図に示すように、各収容部30b中の外周
寄りにはフランジ部33の内側面に沿つて、該内
側面の曲率半径より小さい曲率半径の円弧状配置
をもつて帯のこ36を設置させる半三日月形のガ
イド37が嵌入されている。なお、この実施例で
は、ガイド37は各仕切板32に対して略左右対
称となつている。
帯のこ36は複数枚(例えば24枚程度)、この
ガイド37によつて規制される曲率の円弧状に湾
曲せられて各収容部30b内に収容されている。
また、各帯のこ36間には、スペーサ38が介
挿されている。
このスペーサ38は、例えば均等厚の弾性板
(ベニヤ板等)にて成り、各収容部30b内の帯
のこ36はガイド37にて規制される曲率をもつ
て略同心円状に配置されることとなる。
第5図に示すように、各帯のこ36の両端部
は、それぞれ隣接する収容部中の同じ半径方向位
置にある帯のこ36の半径方向位置と略一致した
配置となつて、仕切板32を介して略連続してお
り、全体として非真円形の環状帯のこを構成して
いる。
このように帯のこ36を収容部30b内に設置
することにより、カツタ10の搬送路19側対向
面に多数の帯のこ36を非真円形に環状配置した
カツタ面(切削面)30c(第1図)が形成され
ている。
また、各帯のこ36およびスペーサ38には収
容部30b中に収容したときに放射方向一直線上
に並ぶ透孔39,40(第7図)が形成されてい
る。これら透孔39,40および回転盤30のフ
ランジ部33外周面に形成された切欠部41内の
透孔42および締付け部材34のフランジ部34
aに形成された透孔34b(第6図)中に締付け
ボルト44を通す。そして、この締付ボルト44
のフランジ部34a内側へ突出したねじ部にナツ
ト45を螺合させて締め付け、もつて締付け部材
34を放射方向へ引き付けて、帯のこ36および
スペーサ38を圧縮し、しかる後取付けボルト3
5により締付け部材34を回転盤30の収容部3
0b内の所定位置に固定設置してある。
このように、各帯のこ36およびスペーサ38
は、締付けボルト44によつて固定設置されてい
るので、帯のこ36を交換したいときには、締付
けボルト44および取付けボルト35を取外して
行えばよい。このように正面カツタ10の組立て
や帯のこ36の交換が容易である。
なお、上記実施例における回転盤30のフラン
ジ部33の肉厚を大きくすれば、回転盤30の回
転モーメントが大きくなり、回転盤30の回転速
度が均一化する。
また、スペーサ38の厚みを変えれば、製造さ
れる大鋸屑の粒径も変わる。
第8図および第9図において、この考案の第二
実施例を示す。
この実施例によれば、前記の各収容部30b中
に収容される帯のこ36およびスペーサ38をカ
セツト式のユニツト50として、正面カツタ10
の組立て保守を更に容易にしている。
即ち、第8図に示すユニツト50は、第9図に
示す扇形の有底フレーム51の扇形凹部50a中
に、前記した多数の帯のこ36とスペーサ38と
が交互配置をもつて、第1実施例の場合と同様に
締付けボルト44と締付け部材34とナツト45
とにより、半径方向へ圧縮した状態で設置された
構成となつている。なお、このユニツト50の場
合、扇形の有底フレーム51の外周壁50bを予
め第1実施例におけるガイド37をも含めた形状
にしておけばガイド37を別途取り付ける必要は
ない。
そしてこのように構成されたユニツト50は、
第8図に示すように、回転盤30の各収容部30
b中に収容された状態で、外周部が外周壁50b
に形成された透孔50cを介してボルト50dに
より、また、内周部が第1実施例におけると同様
取付けボルト35により、それぞれ回転盤30に
固定設置されている。
その他の構成は第1実施例と略同様であるの
で、第1実施例と対応する構成に同一番号を付し
て重複説明は避ける。
この実施例によれば、帯のこの交換をユニツト
50単位で行うようにしているので、正面カツタ
の組立、保守を簡便とすることができる。
考案の効果 本考案によれば、原材の搬送路に正対したカツ
タ面を有する正面カツタを用いたので、カツタ面
が原材に対して必ず正対して当ることとなり、正
面カツタに不安定な力が加わることなく、切削能
力が有効に発揮され、大鋸屑の生産性が向上す
る。
しかも、非真円形に湾曲された帯のこの刃は、
正面カツタの1回転中に原材に対して軌跡を徐々
に変えながら切削するので原材の端面全体を一様
に切削できる。
また、この正面カツタは帯のことスペーサを湾
曲させて交互に同心円状に積層して設置し、締付
ボルトで固定した構成であるから製作組立てや交
換が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例による正面カツタ
の斜視図、第2図は、本考案に係る大鋸屑製造機
の平面図、第3図は、第2図の大鋸屑製造機の正
面図、第4図は同側面図、第5図は第1図の正面
カツタの要部の拡大図、第6図は第1図の正面カ
ツタの断面図、第7図は第1図の正面カツタの帯
のことスペーサを示す分解斜視図、第8図は本考
案の第2実施例による正面カツタの一部分解斜視
図、第9図は同正面カツタのユニツトの分解斜視
図、第10図は従来のカツタを示す正面図であ
る。 1……大鋸屑製造機、10……正面カツタ、1
1……回転軸、16……動力手段(モータ)、1
9……搬送供給路、30……回転盤、30a……
カツタ面、30b……収容部、36……帯のこ、
50……ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原材の搬送供給路と平行に設置した回転軸に、
    動力手段にて回転駆動される回転盤を前記搬送供
    給路に直交した状態で取り付け、該回転盤の前記
    搬送供給路と対向する面を円周方向に複数区画し
    て各収容部に分け、これら各収容部中に、複数の
    帯のこを前記回転盤の回転中心部より放射方向へ
    所定ピツチずつずらせて前記回転中心部を中心と
    する真円とは異なる円弧状配置をもつて取り付け
    ることによりカツタ面を形成してなる正面カツタ
    を具えたことを特徴とする大鋸屑製造機。
JP12098384U 1984-08-07 1984-08-07 大鋸屑製造機 Granted JPS6135804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12098384U JPS6135804U (ja) 1984-08-07 1984-08-07 大鋸屑製造機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12098384U JPS6135804U (ja) 1984-08-07 1984-08-07 大鋸屑製造機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6135804U JPS6135804U (ja) 1986-03-05
JPS627450Y2 true JPS627450Y2 (ja) 1987-02-20

Family

ID=30679779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12098384U Granted JPS6135804U (ja) 1984-08-07 1984-08-07 大鋸屑製造機

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JP (1) JPS6135804U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6284385B2 (ja) * 2014-02-18 2018-02-28 株式会社御池鐵工所 オガ粉製造装置

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JPS6135804U (ja) 1986-03-05

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