JPH0438961Y2 - - Google Patents

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JPH0438961Y2
JPH0438961Y2 JP15349986U JP15349986U JPH0438961Y2 JP H0438961 Y2 JPH0438961 Y2 JP H0438961Y2 JP 15349986 U JP15349986 U JP 15349986U JP 15349986 U JP15349986 U JP 15349986U JP H0438961 Y2 JPH0438961 Y2 JP H0438961Y2
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JP
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mounting hole
collar
patch
circular saw
board
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、丸鋸の軸心部に形成した駆動軸嵌合
用の取付孔の径を変化させる調整具に関するもの
である。
(従来の技術) 一般に、丸鋸を製造するメーカーと丸鋸の駆動
機構部を製造するメーカーとはそれぞれ異なり、
また駆動機構部の駆動軸の外径は、各メーカーに
よつて異なることが多い。
このため、丸鋸を製造するメーカーは、丸鋸の
取付孔の径を各メーカーの駆動機構部の駆動軸の
外径に対応する如く配慮する必要がある。
ところで従来の技術として、実公昭59−24420
号公報があつた。
即ち、第5図に示すように、筒状のカラー部1
aと該カラー部1aの一端から半径方向外方に延
出する円板状の鍔部1bとを薄板の金属資材によ
り一体に形成してなる取付孔調整具1を設ける。
そして、丸鋸の基板2の軸心部に形成した取付
孔2aの径がモータの駆動軸3よりも大径の場合
には、第6図に示すように取付孔調整具1のカラ
ー部1aを基板2の取付孔2aにその右方(外
方)側から嵌挿するとともに、鍔部1bを基板2
の右側面軸心部に当接させ、次いで上記カラー部
1aの内周をモータの駆動軸3に嵌合させること
により基板2を駆動軸3に同心に位置決めした
後、駆動軸3の右端(先端)部に形成した大径の
フランジ3aと、これに対応する大径の押え金具
4とにより、基板2の調整具1の外周側に位置す
る両側を挟持するようにしていた。
この場合、調整具1の鍔部1bは、押え金具4
の左側壁軸心部に形成した逃げ凹部4aに収容す
るようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものは、調整具1が、軸方向に延出
するカラー部1aと半径方向外方に延出する鍔部
1bとを一体に形成される構造であつたため、構
造が複雑となり高価になる欠点があつた。
さらに、調整具1の軸方向の移動防止手段とし
て、押え金具4に形成した逃げ凹部4aに鍔部1
bを収容するようにしていたため、取付孔調整具
1が振動して騒音を増大させたり、あるいは上記
逃げ凹部4aの軸方向の長さ、つまり深さが異な
る機種に対しては、調整具1の脱落を防止するた
めに、調整具1のカラー部1aの軸方向長さを上
記逃げ凹部4aの深さに対応させて設定する必要
があり、調整具1の種類が増大する欠点があつ
た。
本考案は、上記欠点を解消した新規な丸鋸取付
孔の調整具を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、以下の
如く構成したものである。
即ち、円板状に形成した基板の外周部に多数の
刃を有し、基板の軸心部に駆動軸が嵌合する取付
孔を有する丸鋸を設け、基板の幅厚と略同等の幅
厚を有する硬質資材からなる環状のカラーを前記
取付孔に嵌合させ、膜状資材により外径が取付孔
よりも大径に内径がカラーの内径と略同等に形成
され、かつ一方の面に粘着剤を設けてなる円板状
のパツチを設け、該パツチを前記基板と同心状に
配置してその外周部と軸心部とを基板の軸心部と
カラーの端面とに固着する構成にしたものであ
る。
(作用) 本考案は上記構成にしたものであるから、カラ
ーを基板の取付孔に嵌合し、パツチを基板と同心
に配置して該基板およびカラーの側面に固着すれ
ば、カラーはパツチを介して基板に固定されるこ
とになる。
また、基板はカラーを介して駆動軸に同心に支
持されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
まず図面において、第1図〜第4図は本考案の
実施例を示し、第1図はカラーの斜視図、第2図
はパツチの斜視図、第3図はパツチの平面図、第
4図はカラーおよびパツチの使用状態を示す要部
断面図である。
第4図において、5は丸鋸であり、円板状に形
成した基板6の外周部に多数の刃(図示省略)を
有し、かつ基板6の軸心部にモータの駆動軸(図
示省略)が嵌合する円形の取付孔7を有する。
上記基板の軸心部には、本考案の特徴とする取
付孔調整具10を設ける。
この取付孔調整具10は、円筒状のカラー11
と円板状のパツチ12とからなる。
上記カラー11は、金属資材により第1図に示
すように円筒状に形成し、外周11aの径を基板
6の取付孔7に緻密に嵌合する寸法例えば25.4mm
に、内周11bの径をモーター等の駆動軸(図示
省略)に緻密に嵌合する寸法例えば20mmに、さら
に軸方向の幅厚を基板6の幅厚と略同等の寸法に
形成してなる。
また、上記パツチ12は、膜状のアルミニユウ
ム製シート資材により第2図に示すように円板状
に形成し、外周12aの径を取付孔7よりも大径
の寸法例えば35mmに、内周12bの径をカラー1
1の内周11bの径と略同等の寸法に形成し、一
方の面に第3図に示すようにカラー11の内径寸
法と外径寸法とを表示する記号、「20−25.4」を
付し、他方の面に粘着剤13を塗布してなる。
なお、14は粘着剤13の表面に固着した剥離
紙であり、不使用時に粘着剤13を被覆して外部
から密閉し、劣化を防止するためのものである。
次に、上記実施例の使用態様について説明す
る。
まず、丸鋸5の取付孔7の内径と該丸鋸5が取
付けられる駆動軸の外径とに対応する取付孔調整
具7を選択する。
次いで丸鋸5を所定の載置板上に載置し、その
取付孔7に取付孔調整具10のカラー11を嵌合
させる。
次いで剥離紙14をパツチ12から剥離し、該
パツチ12を取付孔7と同心に位置して丸鋸5お
よびカラー11の一方の面、つまり上面側に貼着
する。
次いで丸鋸5を反転させて上記載置板上に載置
し、もう一つのパツチ12を剥離紙14から剥離
し、前述と同様にして取付孔7と同心に配置し、
丸鋸5およびカラー11の他方の面に貼着する。
さすれば、上記丸鋸5の取付孔7部にはパツチ
12を介してカラー11が嵌合支持され、取付孔
7の径が実質的にカラーの内径によつて所定値な
縮小調節され、これにより丸鋸5を所定の駆動軸
に高精度に同心に取付けることができる。
なお、前述したパツチ12の材質は、銅・鉄の
他の所定の耐熱資材有する布等であつてもよい。
また、パツチ12は基板6・カラー11の一方の
面のみに貼着するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案による取
付孔調整具は、構造が簡素になるとともに、丸鋸
の基板に取付けられた際に、軸方向に大きく突出
することなく一体的に固定されることになる。
従つて本考案は、安価になるとともに、丸鋸取
付部材の形状・寸法等に左右されることなく取付
けることができ、しかもカラーの振動を防止して
騒音を低減することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図はカラーの斜視図、第2図はパツチの斜視図、
第3図はパツチの平面図、第4図はカラーおよび
パツチの使用状態を示す要部断面図、第5図は従
来例を示す取付孔調整具の斜視図、第6図はその
使用状態を示す要部断面図である。 5……丸鋸、6……基板、7……取付孔、10
……取付孔調整具、11……カラー、11a……
外周、11b……内周、12……パツチ、12a
……外周、12b……内周、13……粘着剤、1
4……剥離紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板状に形成した基板の外周部に多数の刃を有
    し、基板の軸心部に駆動軸が嵌合する取付孔を有
    する丸鋸を設け、基板の幅厚と略同等の幅厚を有
    する硬質資材からなる環状のカラーを前記取付孔
    に嵌合させ、膜状資材により外径が取付孔よりも
    大径に内径がカラーの内径と略同等に形成され、
    かつ一方の面に粘着剤を設けてなる円板状のパツ
    チを設け、該パツチを前記基板と同心状に配置し
    てその外周部と軸心部とを基板の軸心部とカラー
    の端面とに固着したことを特徴とする丸鋸取付孔
    の調整具。
JP15349986U 1986-10-06 1986-10-06 Expired JPH0438961Y2 (ja)

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JPS6360302U JPS6360302U (ja) 1988-04-21
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