JP2535715Y2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2535715Y2
JP2535715Y2 JP1987146170U JP14617087U JP2535715Y2 JP 2535715 Y2 JP2535715 Y2 JP 2535715Y2 JP 1987146170 U JP1987146170 U JP 1987146170U JP 14617087 U JP14617087 U JP 14617087U JP 2535715 Y2 JP2535715 Y2 JP 2535715Y2
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JP
Japan
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rotor
rotor holder
fixed
rotating shaft
bearing support
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JP1987146170U
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JPH01109272U (ja
Inventor
峰世 遠藤
清好 竹上
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日本電産 株式会社
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Publication date
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スピンドルモータに関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のスピンドルモータにおいては、第3図(I)に
示すように、回転軸aはモータブラケットbの軸受支承
部cに軸受dを介して枢支されており、該回転軸aの一
端には、ロータマグネットeを有するロータfが固着さ
れている。該ロータfのロータホルダgの内面nの中央
部にはブッシュhが圧入や溶接等により固着され、該ブ
ッシュhに回転軸aに一端が挿入、固着される。この場
合、ブッシュhが存在するため、軸受dとロータホルダ
gとの間隔距離mに相当するだけモータの厚さが増加す
る。なお、ロータfを組み付けるには、モータブラケッ
トbに軸受dを介して枢支された回転軸aの端部に、ロ
ータfのブッシュhの中央孔を外嵌することによって行
っていた。
また、第3図(II)に示すように、上記ブッシュhに
代えて、ロータホルダgの内面中央部に、回転軸aを挿
通する孔部を有するボス部iをプレス加工によって形成
していた場合にも、同様の問題を生じていた。
本考案は、上記問題点を解決して、全体を薄型化した
スピンドルモータを提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案のスピンドルモー
タは、モータブラケットの筒状軸受支承部の内側に軸受
を介して回転自在に支持された回転軸と、この回転軸の
一端面に軸心方向に形成された孔部と、軸受支承部の一
端側の外周面に固着されたステータと、このステータの
外径側に近接対向したロータマグネットと、鋼板のプレ
ス加工により形成され外周縁にロータマグネットを固着
した浅皿状のロータホルダと、このロータホルダの内面
の中央に該ロータホルダのプレス加工時に同時に一体成
形され他端側に突出形成されると共に前記孔部に圧入さ
れてロータホルダを回転軸に固着した挿入軸部と、前記
内面における挿入軸部の基部外周に形成され前記一端面
が当接した当り面と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
ロータホルダの内面中央に一体成形された挿入軸部
を、回転軸の一端面の孔部に圧入固着させれば、ロータ
マグネット付きのロータホルダを回転軸に取り付けるこ
とができる。
また、圧入固着した際には、回転軸の一端面がロータ
マグネットの内面に設けられた当り面に当接し、回転軸
に対してロータが正確な位置に保持される。
さらに、ロータホルダの内面には、挿入軸部及び当り
面以外には突部が存在せず、軸受支承部とロータホルダ
の内面との間の寸法を極めて小さくすることができる。
特に、挿入軸部がロータホルダのプレス加工時に同時
に形成されるので、挿入軸部の形成が容易であるばかり
でなく、小型モータに最適な構造とすることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図と第2図において、1は回転軸、2はモータブ
ラケットである。該モータブラケット2の略円筒形軸受
支承部3の内周面4には軸受5が嵌合保持され、該軸受
5を介して、回転軸1が軸受支承部3に回動自在に枢支
されている。該軸受支承部3の外周面6には、ステータ
7が固着される。そして、該ステータ7の外径側にはロ
ータマグネット8が近接対向して配置される。該ロータ
マグネット8は回転軸1の一端面9に取り付けられた浅
皿状のロータホルダ11の外周縁16に固着されている。ロ
ータホルダ11は鋼板等にプレス加工を施して製作され
る。なお、ロータ10は該ロータホルダ11とロータマグネ
ット8からなる。上記モータブラケット2は、上記軸受
支承部3と、該軸受支承部3と一体形成された略平板状
のフランジ部12と、を有している。
しかして、上記回転軸1の一端面9に軸心方向の孔部
13を形成し、さらに、ロータホルダ11の内面14の中央に
軸心方向内方へ突出する挿入軸部15をロータホルダ11の
プレス加工時に同時に一体成形し、この挿入軸部15を該
孔部13に圧入固着する。上記孔部13及び挿入軸部15の横
断面形状については円形とするが、勿論矩形等の他の形
状であってもよい。挿入軸部15の先端部は挿入の容易な
円錐面とされる。ロータホルダ11の内面14における挿入
軸部15の基部外周は回転軸1の一端面9と当接する当り
面17とされ、必要に応じてこの当り面17がロータホルダ
11のプレス加工後、研削等の機械加工により平滑面に仕
上げられる。これによって、圧入固着状態にて、回転軸
1とロータ10との正確な位置関係が得られる。この場
合、挿入軸部15は孔部13に圧入固着されるが、接着剤を
使用してその接着剤との併用によって固着してもよい。
第1図に示すように、挿入軸部15が孔部13に圧入固着
されれば、ロータホルダ11の内面14における軸部15の外
周には突出部が何ら存在せず、これにより、軸受支承部
3の内周面4に嵌合保持された軸受5及び該軸受支承部
3の一端面(つまり、ロータホルダ11側の端面)に、内
面14を極めて接近させた状態でロータホルダ11を保持す
ることができる。従って、ロータホルダ11の内面14と軸
受5との間隔距離Hを極めて小さなものとすることがで
き、モータ全体の厚さを小さく設定して、モータの薄型
化が可能となる。
挿入軸部15を回転軸1の孔部13に圧入するには、第2
図に示すように、回転軸1及び挿入軸部15の軸心を相互
に一致させた状態にてロータ10全体を矢印A方向に移動
し、回転軸1の一端面9に当り面17が当接したところで
止める。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
回転軸1を枢支する軸受5及び軸受支承部3の一端面
(つまり、ロータホルダ11側の端面)に、ロータホルダ
11の内面14を極めて接近させた状態で該ロータホルダ11
を保持することができ、その分、モータ全体の軸心方向
長さを短くして、モータの薄型化を図ることができる。
ロータホルダ11の内面中央部に一体成形される挿入軸
部15を、回転軸1の一端面9の孔部13に圧入固着するの
みで、ロータの回転軸1への取付けが行えるので、ロー
タ取付作業が簡単で、かつ、ねじ部材等を必要とせず、
部品点数が多くならない利点がある。
挿入軸部15を孔部13に圧入固着した際に、回転軸1の
一端面9が、ロータホルダ11の内面14に設けられる当り
面17に当接し、回転軸1に対してロータ10が正確な位置
に保持される。
挿入軸部15はロータホルダ11のプレス加工時に同時に
形成されるので、その形成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は組立
方法の説明図、第3図(I)及び(II)は従来例を示す
断面図である。 1……回転軸、2……モータブラケット、3……軸受支
承部、5……軸受、6……外周面、7……ステータ、8
……ロータマグネット、9……一端面、11……ロータホ
ルダ、14……内面、15……挿入軸部、17……当り面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータブラケット2の筒状軸受支承部3の
    内側に軸受5を介して回転自在に支持された回転軸1
    と、該回転軸1の一端面9に軸心方向に形成された孔部
    13と、前記軸受支承部3の一端側の外周面6に固着され
    たステータ7と、該ステータ7の外径側に近接対向した
    ロータマグネット8と、鋼板のプレス加工により形成さ
    れ外周縁16に前記ロータマグネット8を固着した浅皿状
    のロータホルダ11と、該ロータホルダ11の内面14の中央
    に該ロータホルダ11のプレス加工時に同時に一体成形さ
    れ他端側に突出形成されると共に前記孔部に圧入されて
    前記ロータホルダを前記回転軸に固着した挿入軸部15
    と、前記内面14における前記挿入軸部15の基部外周に形
    成され前記一端面9が当接した当り面17と、を備えたこ
    とを特徴とするスピンドルモータ。
JP1987146170U 1987-09-24 1987-09-24 スピンドルモータ Expired - Lifetime JP2535715Y2 (ja)

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JPH01109272U JPH01109272U (ja) 1989-07-24
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